企業の炎上鎮火を請け負う裏仕事人の西澤奈美は、筋力トレーニングを日課とし、冷蔵庫にはビールと栄養ゼリー。

都会の片隅で生きる人々の切なく苦味に満ちた人生。

「おまえは出来は悪いが、うちの娘だ」 思いつめたら突き進む“跳ねっ返り”女性警察官の真情。

「女の人の声が聞こえるんです」。 殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。

『アリス殺し』の鬼才が仕掛ける、予測不能の脱獄SFミステリ! 鬱蒼とした森に覆われた謎の施設で、何不自由ない生活を送っていたサブロウ。

昭和29年、大阪城付近で政治家秘書が 頭に麻袋を巻かれた刺殺体となって見つかる。

初夏、名人戦の最中に詰将棋の矢文が見つかった。その「不詰めの図式」を将棋会館に持ち込んだ元奨励会員・夏尾は消息を絶つ。

吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ“力”によって、見たい風景を「見る」ことができる。

第66回江戸川乱歩賞受賞作! 綾辻行人氏(選考委員)、推薦。

娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。 一見、平穏に流れる日々――。

「君の選択肢に『No』はない。

バブル末期、巨大自動車会社の最新モデルの部品製造を下請けした飯野電気。

頼むよ。俺を、鬼にしてくれよ 親を失い、貧しさに喘ぐ少年。

ラスト、せつなさ迫るミステリー 「知ってる? 川上さん、親に殺されたらしいよ」僕が通う小学校で広がった、少女の死の噂話。

第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。

第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。

TBS「THE TIME,」で話題の、青春バイオレンス文学! K-POPダンスが人気のユーチューバー「江崎瑛里華」。

名作には、こんなにも尽きせぬ謎があったとは！ホームズの相棒ワトソンの知られざるミドルネーム。

目立った手柄もないのに、なぜか警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。

埼玉県警の何森(いずもり)は、昔気質の一匹狼の刑事である。仕事一筋ながら協調性はなく、県内の警察署を転々としていた。

圧倒的なオーラを放つスター、堀尾葉介。彼の「光」に触れると運命が動いていく。

「なかなか夜が明けなくて、明日にならなくてつらかった。

〜ミステリ作家からの挑戦状〜 登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

「亘君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し！昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。

料理は、作られなくなったら死んでしまう。

E病院で入院患者の連続不審死が発生。噂を聞きつけた週刊誌のフリー記者は、独自に調査を始める。

名門・師団坂法律事務所には刑事事件専門の部署がある。

父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

四ツ角三年二組の一番美しく人気もあった生徒・更紗が突如自殺する。 遺書もなくいじめがあったわけでもない。

２人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。

男は22年前の友人たちに憑依する。迷宮入り殺人事件の真相を追って。

公安部のエリート刑事・幣原は、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。

虫たちが次々に襲い来る！超弩級パニックホラー！スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。

リーマン予想の証明で壁にぶつかっていた上杉和典は、夏休みに伊那谷の学生村を訪れる。

探偵・茶畑徹朗の許にもたらされた、奇妙な依頼。

昔、中国は「疑」の国の竹林に、世俗と権力を厭う七人の賢人が集った。

2022年、雪と氷に閉ざされた北方領土の離島。

アフリカの漁村からはじまり、全世界規模へ拡大したワクチンの無い新型炭疽菌の感染症災禍。

母子二人暮らしのアパートで発見された、女性の変死体。

悪女の私を殺そうとしているのは、誰? 幼い頃からクラスのヒエラルキーの頂点に君臨してきた光岡めぐみ。

なぜ犯人の服の目撃証言は、 「赤」「緑」「白」「黒」「青」と五通りなのか 食い違う目撃証言、見つからない凶器の謎。

南極遊覧中のチャーター機がシステムダウンを起こし不時着。

警視庁捜査一課の箕島朗は、小菅の東京拘置所に向かった。 面会相手は死刑囚・明石陽一郎。

稲城検事の命で、警視庁の青山陽介が調査に向かった武蔵野東署では、行方不明者が続いている。

休業中のホテルで深夜、死体が発見された。

終戦間もない日本。戦災孤児の草野瑞樹は、ひょんなことから、探偵・九条響太郎の助手を務めることになる。

出版社課長・秋吉の耳に衝撃的な情報が届いた。梶原局長の息子が謎の転落死を遂げたという。

日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。

明治38年8月30日。『時事新報』の号外で、 それまでの戦勝の喜びが消え去り、 世間に失望と怒りが広がっていった。

ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして九年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた。

『このミス』大賞作家の最新作。