未来からの脱出



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初公開日(参考)2020年08月
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長編小説

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未来からの脱出 (角川ホラー文庫)

2022年07月21日 未来からの脱出 (角川ホラー文庫)

『アリス殺し』の鬼才が仕掛ける、予測不能の脱獄SFミステリ! 鬱蒼とした森に覆われた謎の施設で、何不自由ない生活を送っていたサブロウ。 ある日彼は、自分が何者であるかの記憶すらないことに気づく。 監獄のような施設からの脱出は事実上不可能、奇妙な職員は対話もできず、どこか不気味なロボットのようで……。 サブロウは諜報担当のエリザ、戦略家のドック、メカニックのミッチと協力し脱出計画を立ち上げる。 脱走劇の末に彼が直面する、驚愕の真実とは? 鬼才・小林泰三の遺作となった脱獄SFミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

未来からの脱出の総合評価:7.75/10点レビュー 16件。Cランク


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(6pt)

未来からの脱出の感想


森に囲まれた施設で何不自由ない生活を送っていた老人サブロウは自分の過去に関する記憶が残っていないことに気付く。周りの老人たちも同じような状況であることを知ったサブロウは偶然にも自身の日記帳に脱出を促す何者かのメッセージを見つける。この施設が監獄である疑いを持ったサブロウは仲間を集め脱出を試みるが森の先にあった光景は想像を絶するものだった・・・。

 長編として小林泰三氏の遺作となった作品。車椅子生活を送る老人たちが施設からの脱出を図るスリラー小説だ。そして本作はSF小説である。主人公のサブロウは20世紀生まれで100歳を迎えているのだが記憶の片隅には21世紀の記憶どころか22世紀の残像が残る。タイトルは「未来からの脱出」、本当の戦いは森を抜けた光景を見た後に始まる。

りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15:
(2pt)

設定の説明と無味乾燥な会話

中盤過ぎで読むのをやめました。

物語序盤の施設の秘密は暴いていく過程は良かったです。主人公たちが高齢者と言うのも自分としては新鮮でした。

ただ、途中でいくつかの点で我慢ができなくなり読むのをやめました。

・長すぎる心情の独白。登場人物があれやこれやと悩むのですが、考えをつらつら書いているだけで、物語としては一切進んでいません。その上キャラクターが記号的なので、この独白から性格を推測することもできません。単なるページ稼ぎにしか思えない。
・登場人物間の会話の無味乾燥さ。キャラクターが記号的と言うのもあり、登場人物間の会話が展開を進めるためだけの無味乾燥な会話です。
・キャラクターが記号的。本来であれば、キャラクターごとに考え方やポリシー、性格が異なっており、そういったものを会話の端々などから自然に読み取らせるのが小説家だと思いますが、皆同じような会話しかしない上に、キャラクター付けをある1人の登場人物の考えとして説明させてしまっています。まるで地の分の設定説明を聞いているような気分になりました。
・中盤以降の説明的描写の数々。特に中盤以降になるのですが、世界観やテクノロジーの説明等が続きます。1つ上の指摘とも重なりますが、こうした説明は、登場人物の会話の端々や見える情景などから、間接的に読み取れるようにしてほしいのですが、この小説では、字の分でそのまま説明したり、キャラクターに説明をそのまま言わせたりしています。これでは興ざめです。あとテクノロジーに関する説明については、まるでウィキペディアを読んでいるような気持ちになりました。

物語を求める人にはお勧めしません。
未来からの脱出 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:未来からの脱出 (角川ホラー文庫)より
4041128137
No.14:
(4pt)

面白い。sfファンは是非読んで欲しい。

sfは最後に纏めていくのがとても難しいものです。これもその点が解決されたとは思えませんが、でも面白かったです。
未来からの脱出 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:未来からの脱出 (角川ホラー文庫)より
4041128137
No.13:
(5pt)

迅速&丁寧梱包

特に気になることろはありませんでした。
未来からの脱出Amazon書評・レビュー:未来からの脱出より
4041096936
No.12:
(5pt)

注意、ネタバレあり

ネタバレなしに語るのは少し無理があるので既読の方だけ読んでください。

この作品はどんでん返し系の小説ではないけれど、やはりエピローグが大きく心に残るものではないでしょうか。
多くを語らず、しかし好奇心に促されるまま読み進めた本編とは違い、それぞれ読者がこのAIと人類の顛末を想像せずにはいられなくなる終わりでした。
サブロウが書き換えるのはおそらくロボット三原則ではなく人類の方なんでしょう。途方もない計画のように思えますが、全てをやり終えた後、人類のしがらみから解放されたエリザとサブロウの恋は実るのでしょうか?
それは誰にもわからない。
未来からの脱出Amazon書評・レビュー:未来からの脱出より
4041096936
No.11:
(3pt)

内容はSFホラー、一部グロテスクな表現もある

爽やかな表紙とは違い内容はどちらかと言えば、SFホラーと言ったところ、グロテスクな表現もあり、後半ミステリーな展開も一部あります。
小林泰三のファンなら一度は読んでも良いと思います。
多少ネタバレになりますが、読み終わった後、映画CUBE ZEROを思い出しました。ラストは救いがある様な無い様な感じです。
未来からの脱出 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:未来からの脱出 (角川ホラー文庫)より
4041128137



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