東小金井署刑事課の上月涼子はある日、署に籍を置いたまま本庁勤務という異例の配置転換を告げられる。

伝説のカリスマ捜査官・桜井文雄の後を継ぎ、新宿署組織対策課に異動して歌舞伎町で命がけの麻薬捜査に取り組む若手刑事・高木誠之助。

妻を亡くした鹿児島県警の元刑事・古賀正之の元に一本の電話が入る。亡き妻と「息子」と呼んできた元極道の若者だった。

玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。

獄中の男に復讐は可能か!? 18歳当時、5人の女性を強姦した上で殺し、死刑判決を受けた希代の殺人鬼・穂積壱郎。

北関東の地方都市で起きた風俗嬢殺し。

お前があの男の息子なのか――? 刑事と極道が「平成の刀狩り」に封じた過去が、時を超えて牙を剥く。

閑古鳥が鳴く新宿のバー兼探偵事務所「あなたのシュガー」。

連続幼児殺人事件の捜査本部を指揮する不破は、同期の落ちこぼれ警察官・田村の失敗で真犯人を取り逃す。

小幡弘海巡査部長は、二年前に忽然と姿を消した。生活安全課に異動した矢先のことだ。

死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が、次々に殺される事件が起きた―。

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。

警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子(わたせ・あつこ)は、小金井市・小平市・西東京市連続放火事件を追っていた。

犯罪心理学者の高倉孝一が「高倉犯罪相談所」を開設した。

報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。

リンチも殺しも朝飯前、最強の「半グレ」VS.元・気弱な県警捜査一課員+豪快無敵の中年探偵。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

亜細亜プロレスの深見甚次郎は小柄で地味な中堅レスラー。

その娘、希望か絶望か。 韓国・巨額詐欺事件の遺産を継ぐ少女と、 売春島を生き抜いた女を結ぶ暗い糸。

渋谷で自警団「シティ・ガード」を率いる18歳の三枝航。

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。

中央区佃一丁目で男性の遺体が発見された。捜査一課・青山愛梨は、月島署の捜査本部に合流。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

友安小輪の人生は、二十代半ばを過ぎるまで平穏だった。

平成31年4月1日。秋に警視庁捜査一課に復帰予定の五味にとって、最後の教え子となる学生が入校してきた。

累計54万部突破の「エンマ様」シリーズ、最新刊です! 人気YouTuberが殺害され、加害者である暴力団員は道端でぶつかっただけで被害者とは面識がないというが……。

怒濤の展開と圧倒的リアリティ。

玉川パートナーズ法律事務所に所属する弁護士・一色桜子は、高級住宅街田園調布の一画に居を構える法曹一家の令嬢。

金も仕事も住処も失った元エリート・溝端了 衛は20年ぶりに故郷に帰る。

警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。

占領軍に骨抜きにされた焦土で戦地帰りの男たちが立ち上がる。

兄の名前は汐崎正義、妹の名前は持田優羽。

男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子。若くも美しくもない彼女がなぜ―。

不思議な共同生活を送る彼女たちの目的とは。

1968年、静岡県千里見町に近づく台風は、五十年に一度とも百年に一度とも言われる豪雨をもたらしていた。

神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希は、警察官僚の織田信和とのドライブで湘南にやってきた。

社会派エンターテインメントの雄が贈る衝撃作 「わたしたちの過去も現在も未来も写しとられている。

新米刑事の高木は、闇社会の人間関係を知り尽くし圧倒的な実力で事件を解決する刑事・桜井に衝撃を受けるが――本格警察長編。

能力って、そんなに役に立つものじゃないんですよ。 物を持ち上げたければ手を使えばいい。

追放された刑事だからできることがある! リアルにしてコミカル、こんな小説は初めてだ!

視聴率が低迷し始めたTBNの報道番組『ニュースイレブン』。

古新聞に頭部を包まれ、口に13本の「仁」の金属活字を押し込まれた遺体が発見された。

殺し屋組織を束ねる証である血塗られた拳銃「レッドホーク」を継承した工藤雅彦。

県警内部、全員敵!? 千葉県警の警察官が殺された。

プーチンも戦慄する重大な軍事機密とは!? 次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた警察庁公安〈サクラ〉田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。

文芸評論家・縄田一男氏大絶賛!! 「さすがは永瀬隼介、この一巻は正に亡国日本の落日と刺し違えんばかりの迫力に満ちているではないか。

太平洋戦争末期、腕利きの零戦搭乗員・陣内武一は、250キロ爆弾を抱いて“鉄の要塞”空母エンタープライズに特攻した。

ピアニストの道を挫折した高校生の岬は、司法試験をトップの成績で合格して司法修生となった。

パート勤めの田村裕美は、五年前に結婚した夫の洋平と保育園に通う娘の亜美と暮らしている。

白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室(SCS)には、日々ストーカーにまつわる相談が寄せられている。

夫を亡くした綾乃は、息子を無認可のベビーホテルに預け、クラブのホステスとして働いている。

博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。

雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。

「何があってもおまえを守ってやる」。少年は少女にこう誓った。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

2021年夏公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」完全ノベライズ! 広島の裏社会を治めていた呉原東署の刑事・大上亡き後、その遺志を継いだ若き刑事・日岡秀一。