誓いの夏から
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『デッド・ウォーター』以来 永瀬隼介の作品にハマっています。 この作品も期待しながら手に取ってみました。 結論から言えば、面白いです!十分に読み応えがあった。 ただ何点を言えば、後半の廃屋アパート内での格闘とその後のストーリーかな それでも前半の青春小説+ミステリー的な感じで 一家惨殺の犯人は? なんで彼女だけ生き残ったの?との謎と少年の葛藤や焦りが 読んでいて伝わってきます。 後半の癖のある刑事も悪くないし 読んでいて引き込まれます。 ミステリーとしても意外感はありました。 十分楽しめる作品だと思います!! | ||||
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永瀬作品の登場人物は一癖ある、もっとはっきり言ってしまうと捻くれた性格であることが多い。 高飛車だったり、底意地が悪かったり、人間として難のあるキャラクターがやたらと目立つ。 それだけに第一部を読んだとき「おや?」と思った。主人公の慧一が『爽やか少年』だったからだ。 しかし高3の夏にガールフレンド(杏子)が凄惨な殺人事件に巻き込まれ、それを機に性格が一変する。 お決まりの『いやなやつ』になってしまうのだ。見下した笑い方をしたり、仲間を出し抜くような。 だから第二部で、刑事になった慧一が、青春時代に杏子と交わした約束を守るために奮闘しても、 素直に『いい話』として受け取れなかった。とはいえストーリー自体はとてもよく出来ている。 犯罪ノンフィクションも手掛ける永瀬氏ならではの緊迫感とリアリティにあふれる描写は、 本作でも健在だった。それゆえ、とにもかくにもキャラクターに共感できなかったことが悔やまれる。 | ||||
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ストーリーは面白く、純情で直情的な少年が同級の少女をずっと愛するという 切なく感傷的な主軸は良かったと思います。 しかし、ヒロインの心変わりとその後の行動はあまりにも理不尽で薄情過ぎて 全く感情移入ができない。 第二部では、主眼が老刑事に移るので、多少違和感も感じますが、少年の神秘 的な性質を表現する為にはこの変更は良かったと思います。 しかし、ラストは良かったです。主人公の、遠い日の約束を守り通した気質に は素直に感動できました。 蛇足:1988年当時、高校生の間ではポケベルもルーズソックスも流行ってい ないと思いました。(両方流行り始めたのは1993年位だった気が。。) | ||||
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日本には、数多くの刑事ドラマや映画があるが、まずこれを映像化してほしいと思う。かなりおもしろいと思う。 | ||||
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この作家さんの本は初めて読みました。 主人公の人物像がうまくできていて引き込まれました。 刑事物でありミステリーが絡み、結末は苦いのですが あくまで愛を貫き通した、主人公の悲しいまでの愚直さが 身に沁みます。 男の人の純粋な思いと対照的に、恋人だった少女のその後の行き方は あまりにも他人まかせで、自分というものがないのも哀れでした。 主人公が本当に伝えたかったことは最後にはつたわったのでしょうか? 伝わったのだと私は信じたいです。 | ||||
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