嘘
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何回読んでも感想は、悲しいです。 わかっていても、泣いてしまいます。 | ||||
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とても上手いですよね。永瀬さんは。 元々あのおぞましい事件の(名前は伏せます)殺人犯とやり取りして、フィクションとして書いた本を偶然見つけ読みその書き方にほかのよくある事件ものの本とは全く違うものを感じました。 売るために書いてるて感じがしなかった。 とても深い絞殺と作者自身のなんで?て感じがとても伝わってくる。 永瀬さんはその犯人と面会する内に、闇に引きずり込まれ、自殺未遂までしそうになるほど鬱にまで追い込まれたそうです。。 最近はもう事件の本は書いてないのかな。 この本もですね。全く違うタイプなんですけど、やっぱり永瀬さんが書いたものなんだなて感じがしました。 凄く今までと違う作風ででも本当に凄かった。。この人の才能は凄い。。山が私は好きなんですが、余すとこなく山の細かい描写も書いてくれてるのが何より嬉しかった。 最後は何とも言えない不思議な感覚に包まれました。 | ||||
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伏線はいかにもという感じだし、ラストもどこかで聞いたような話なのでミステリー好きの方には物足りないかもしれません。しかし、今まで読んだどの小説よりもとにかく怖かった。 失踪した一人の少女を探す為に、三人の少年が森へ入っていく話を軸とし、大人になり病室で向かい合う二人、語り手である少年の日常と絶えず場面が切り替わって物語は進行していきます。 物語の途中、三人の少年がそれぞれの不遇な家庭環境を明らかにします。傍から見たら気づかないものであったり、貧困などのある種ステレオタイプなものだったりします。しかし、12才の少年達は自分のそして友人の置かれた環境が自分達にはなす術がないことを理解していて、泣いたり怒ったりするのでなく淡々と受け入れていくのです。誰にも起り得る不幸に抗う術がないという閉塞感が何よりも怖いと感じました。 作者の著書は他にも何作か読みましたが、「不穏な事が起っている」or「これから不穏な事が起きる」という雰囲気を創るセンスは抜群です。故に序盤はグイグイ引き込まれるのですが、終盤にかけて一気に失速してしまうという印象が強く、これまで手放しで誉められる作品はありませんでした。しかし本作は250ページ程度と長編としては短めで、余計に話を引き伸ばすようなことはしていないので、最後まで物語の緊張感が持続出来たのが良かったです。ぶ厚めの作品が多い作者ですが、本作ぐらいの分量が最も良さが際立つのではないでしょうか。 | ||||
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題名に惹かれて買いました。登山途中の描写や、喧嘩のシーンの緊迫した雰囲気などの描写がすばらしいです。 最後は錯綜してややこしい。優のそばにおちていた金属が何なのかわからなくて、何度も読み返してやっとジッポだとわかりました。 で、家族の結末が重松清の疾走に似ていたような・・・ この人のノンフィクション物が読みたくなりました。 | ||||
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一人の男が自分の少年時代の忌まわしい思いでを回顧しながらストーリーが進んでいくが、それが恐怖というより懐かしさと友への愛おしさを持って語られる点が清々しい。大自然の中で育った少年時代、家族の問題をそれぞれ抱えた仲間どうしの気持ちの揺れが、いつのまにか共通の連帯感を生むきっかけとなってくる。最後に秘密が明かされたときの様子は、まるで白昼夢のようである。読んだ後も不思議な充実感をもたらす作品。 | ||||
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