わたし、ジェニー・ケインはポート・フレデリックの市民財団の所長をつとめているが、そのためかよく事件に巻き込まれる。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

不注意から足を骨折してしまったジェーンは、松葉杖片手にガーデニング講習会の講師襲撃事件を親友シェリイと調べつつ、講習会にも参加することに。

大好きな街ニューヨークが、今は涙で曇ってみえる―ニューヨークの財団の所長を務める友人のキャロルが強盗殺人にあったとの知らせに、わたしは現地へ飛んだ。

いったい、何があったの。ミセス・ポッターは、彼女が所有するアリゾナの牧場の管理人から電話を受けて愕然とした。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。

17年前の吹雪の夜、雪におおわれた放牧地で若い娘の全裸死体が発見された。

信頼できる友人たちとともに、念願だった自分の財団を設立したわたしは、初めての大きなプロジェクト「オータム・フェスティヴァル」の準備に追われていた。

たった一週間のうちに二人も、慈善家が殺された。いずれも降圧剤を致死量飲まされて。

近所にある別のホームに転居した知人から、幽霊が出るので調べてほしいと頼まれたアンジェラたちは、施設見学にかこつけて調査に出向くが……。

わたしはけしてセンチメンタルな人間じゃない。

クリスマスに催したクッキー交換パーティに感心したという新婦の願いで、結婚式のプランニングをすることになったジェーン。

わたしが所長をつとめる市民財団に、いささか風変わりな寄付がよせられた。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

わたしが嵐の真夜中に閉鎖された墓地へと向かうはめになったのは従妹のペトラのおかげだ。

【シリーズ最新刊が文庫オリジナルで登場】 40年前の吹雪の夜、彼は忽然とシカゴの町から姿を消した……偶然のきっかけで、消えた黒人青年の叔母の依頼を受けたわたしは、昔の失踪事件を調べることになる。

診療所の留守電に「殺される」という女性からの伝言。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

新聞の尋ね人広告をきっかけにヴィクが亡き母親の真実を探る「追憶の譜面」、売れっ子の女性作家との確執が思わぬ事態を招く「売名作戦」、行方不明のカメラマン探しの裏に潜む謎を追う「フォト・フィニッシュ」など、人気のV・I・ウォーショースキー・シリーズをはじめ、ユ

25年前に起こった殺人事件。

わたしが調査する保険金詐欺事件と、シカゴを連日にぎわす過激な政治運動との関連が明らかになってきた。

ある夏、コッド岬の小さな村のバス停に、緋色のブラウスを着たひとりの女性が降り立った―そこから悲劇は始まった。

血を流して横たわる被害者。何者かに頭を撃ちぬかれたのだ。

私立探偵サニーは精神科医の元夫に尾け回されて怯える女性の護衛を請け負った。

夜のニュースが、産科医の撲殺事件を報じていた。女医ロティのところの代診の医師だった。

悲惨な事件に巻込まれ、心に傷を負ったままのレベッカは、職務に復帰した法律事務所で空虚な日々を送っていた。

サニーの新しい仕事はストーカー対策のボディガード。

サニーが請け負った、家出した名家の少女ミリーの捜索は不審なにおいがした。

傷を負ったのは、身体だけではない。

夫のジェフに生物学上の息子が?ジェフの息子と主張するその少年は、わたしの人生を大きく変えてしまった。

きわめて知的で魅力的な青年ジェレミー。僕の兄にして連続殺人犯。

最初の被害者は若い男性で、死体は砂浜で発見された。次は女性で現場はモールの駐車場。

名画盗難事件の裏で暗躍する謎の組織。依頼人を殺されたスペンサーがただ一人立ち向かう。

霧に包まれたエーランド島で、幼い少年が行方不明になった。

四十歳を越え気が滅入ることの多い日々を送るわたしは、ある日、道に倒れていた女性を轢きそうになった。

28年前に母を殺した犯人を見つけてほしい―ある女性から依頼を受けたスペンサーは、迷宮入りしていた事件を調査することに。

「おれはおまえの父親だ」ロイヤル・アスコットの初日、ブックメーカーを営むネッドの前にやってきた男は、三十年以上前に自動車事故で死んだと聞かされていた父だと名乗った。

憤怒―それを糧に、ボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を。

父の妹のエレナはアル中で身持ちが悪く、昔から一家の悩みのタネだった。

窃盗の疑いを掛けられている青年オーガストが、老女優フェリングとともに失踪した。

ジェッシイたちが中学校に呼ばれたのは、女性校長が女子生徒のスカートをめくらせ、「不適切な」下着をつけていないか検査した騒動のためだった。

本当はこの事件に首をつっこみたくなかった。株券偽造の疑いをかけられたおばは昔わたしの母に冷酷な仕打ちをした張本人なのだ。

ダルジール警視は窓から目撃した光景に愕然とした。男が銃を手に女に迫っていたのだ。

一人の男がパラダイス警察署のジェッシイを訪ねてきた。男の名はウイルソン・クロマティ、通称クロウ。

従妹のペトラが働くナイトクラブは、前衛的なボディ・ペインティングのショーで人気の店だった。

事務所のあるビルの取り壊し、親友や恋人との不仲…あと四カ月で40歳を迎えるわたしの身辺は憂鬱なことばかりだった。

オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。

英国王子もいよいよ年貢の納め時。

料金は一日百二十五ドルと必要経費。

これ以上、厄介事を増やすつもりはなかった。