神は銃弾
- カルト (79)
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この作家が話題になったのはもうだいぶ前の話ですが、当時の私には魅力がわか りませんでした。今回なんとなく本書を再読してみたのですが、やはりまったく 面白くなかったので、この辺の感性は変わってないという事が確認出来ました。 登場人物は皆お喋りで観念的な会話を繰り広げるのですが、どうしてもそのキャ ラクターが喋っているように感じられません。というか、意味ありげなだけで結 局よくわからない内容の話を延々聞かされたところで面白いわけがありません。 本筋となる復讐物語も、展開はスローで起伏がなく極めて退屈です。上記のよく わからない会話と唐突な場面転換(しても大したエピソードはない)の連続が感 情移入を阻みます。詩的な描写や表現とやらも私にはただ読みにくいだけでした。 要するにかなり人を選ぶ本です。個人的にはエンターテインメント小説として評 価するのは厳しいと感じます。では文学的価値がある小説なのかと言えばそれも 甚だ疑問ですが……結論としては、人物、物語、文章、全ての要素が星1つです。 | ||||
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養老孟司氏の著書にこの本が登場し、お褒めになっていたのでKindleでトライ。久々に超カルトと暴力に満ちた世界にどっぷりだった。これをブレずに書ける作者はすごい。絶望と恐怖の中で、誘拐された娘を取り戻そうとする男と、ジャンキーから立ち直った女のチェイスと鉄の意志が凄まじい。圧倒的な暴力が描かれる裏で2人の人間描写は繊細であり、切なく、最後2人が生きてくれてよかった(たぶん)と思った。次のテランを読むにはちょっとインターバルが必要なくらい満腹。 | ||||
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なんとも難しい話だ。筋書きは、カルト教の教主に拐われた娘を探しに、警官である父親が、元教徒で麻薬中毒者の女を案内役として追跡する話である。 登場人物の話す言葉に毒があり、品がなく、気分が悪くなる。暴力描写の場面にも、ここまで書かなくてはならないのか、と嫌悪感を覚える。最近、ボステン・テランの小説を読み始め、最初の作品だと言うこの本にたどり着いた。この本に出てくる表現は、この本の前に読んだ、「音もなく少女は」に似ているが、「音もなく少女は」も悲惨な話ではあったが、希望が見られた。しかし、この話には、希望があるのだろうか。 ちなみに、なんとしてもボストン・テランの小説を原文で読もうとしたが、この本も十数ページで挫折した。翻訳者の田口俊樹氏は「訳者あとがき」で、「本書ほど訳出に難渋した作品もない。」と述懐していた。私にも読めないわけだ。しかし、欧米の人たちはこの本を、アメリカ探偵作家クラブとイギリス推理作家協会、で大きく評価されているところを見ると、難解な小説ではあってもちゃんと読みこなしていると言うことだろう。 | ||||
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ボストン・テランのこの一冊から大ファンになりハマった思い出の一冊でした。 何処に無くしてしまい買い直して全冊コンプ出来ました。 | ||||
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新年の読書初めに偶然この本を選んでしまったのですが、大失敗でした。 お粗末な比喩のオンパレードで、読みにくいったらない。文学臭を出そうとしたのかもしれませんが、その10分の1でも情景描写に力を割いてくれていたら多少はましだったでしょう。 ラスボスも教祖にしてはえらく小集団のギャングの頭で、やったことに比較するとカタルシスがぜんぜん得られないエンディングでした。 これほど失敗と断言できる読書時間はありませんでした。 | ||||
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