【柴村仁】
夜宵
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大晦日までの僅かな期間、日没とともに開き、日の出とともに閉まる、謎に包まれた市「細蟹の市」。
死体って、光るのかな。文化祭の準備中、お化け屋敷の人形を見て眩いた女子の一言を、沖津は聞き逃さなかった。
からくも一家心中の運命から逃れた少年・タカシ。辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。
絵を一枚仕上げるたびに、絵にサインを入れるたびに、もうやめよう、これで最後にしようって、考える―それでも私は、あなたのために絵を描こう。
美大生の春川は、気鋭のアーティスト・布施正道を追って、寂れた海辺の町を訪れた。
何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。
中2の夏の終わり、転校生の「僕」
13年前の夏休み最終日、僕は「裏山」でロープを首に巻いた美少女を見つける。
国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。
ねぇ、銀杏。わたしたちは確かに友達だったよね?わたしが観覧車の幽霊になって随分時間が経ちました。
中学サッカーの首都圏大会、県予
伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。
高二の木曽は生徒会副会長。なにかと面倒ごとを押しつけられることが多く、校内をかけずりまわっている。
この世ならざる和風情緒が漂う表題作ほか、流罪人に青天狗の仮面を届けた男が耳にした後日談、死神に魅入られた少女による七十七人殺しの顛末、人語を話す囚われの獣の数奇な運命…暴力と不条理にあふれた世界に生きるやるせなさを幻想的にあぶり出す、大人の
玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。
気が付くと殺風景な部屋にいた高校二年生の鐘松孝平。
二億円の絵が一夜にして二百万円に急落。鑑定人は、忘却探偵・掟上今日子。
路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月(34歳・無職)。
訳アリの遺品と「不幸」をコレクションするオギーの依頼を受けた俺は、我が子の首を切断した母親の元に赴く。
全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。
恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。
元寇の時代、すべてを操る美しき巫女がいた。傑作ダークファンタジー。
大学生の遼一は、想いを寄せる先輩・杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた。
あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。
“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。
現世から冥界へ下っていく道を、古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。
鯨井留可は完全犯罪を目指さない男。そんな彼がアリバイ工作のために声をかけたのは、白髪の美女。
“夜見師”―祀られている祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。
自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。「私、死んじゃいました。
「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。
ホラー界に新ヒロイン誕生!ホラー小説大賞初の〈大賞&読者賞〉W受賞作。毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。
ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。
すべてのページに驚きと感動があふれる、いまだかつてない短編集!ホームズがSFに? ベイカー街に住む偉大な探偵が遭遇した緑の血が飛び散る殺人事件の顛末を描くヒューゴー賞受賞作「翠色の習作」の他、空前絶後の想像力を駆使した、鬼才ゲイマンの魅