【笠井潔】
三匹の猿
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43年前、二重密室から消えた幻の女が、当時とまったく同じ容姿のまま、国会前でデモをする群衆の中にいた? 謎の女「ジン」の捜索依頼を受けた私立探偵飛鳥井は過去の消失事件の関係者を探るうちに、現代日本の病巣と密接につながった忌まわしき犯罪の存在に気づく。
渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。
開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され、監視下にあった部屋で滞在客の死体が発見される。
天皇の容態悪化が伝えられる一九八八年、東京郊外頼拓市に近い媛神湖畔に滞在中の小説家、宗像冬樹は北澤雨香の別荘でナディア・モガール、鷹見澤緑と出会う。
弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。
日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。
雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。
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昭和十年、春。数えで二十歳、女子学習院に通う笹宮惟佐子は、遺体で見つかった親友・寿子の死の真相を追い始める。
再婚したばかりの資産家の中年男が首を吊って死んだ。結婚相談所で知り合った新妻は夫の数億円の預金とともに姿を消していた―。
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世界戦争、大量死、例外社会、群衆の救世主、行動的ニヒリズム、トランプ…常に“今”という時代のアイコンとしての機能を持った「ゴジラ」をめぐる論考を筆頭に、多彩な角度から「サブカル」と「ポスト戦後」を検証する著者渾身の21世紀的文化表象の思想論集。
東京・杉並区で男性の腐乱死体が見つかり、法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事が司法解剖に立ち会うことになった。
新人賞受賞が内定しながら、担当編集者と選考委員の目にしかふれぬまま失われた幻の小説「天啓の宴」―デビュー二作目が書けずに悩む作家・天童は興味を覚え、その謎を追究し始める。
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「奇蹟」の真偽を判定する奇蹟審問官アーサー・クレメンスは、世界を放浪した陶芸家・萬生こと故・五十幡典膳の館を弟の甲斐と訪れた。
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『哲学者の密室』の“悲劇”再び矢吹駆シリーズ最新作!間違われた誘拐連鎖する誘拐前人未到、永久不滅の誘拐ミステリ1978年の秋、矢吹駆とナディアは“三重密室事件”の記憶を持つダッソー家での晩餐会に招待され、アイヒマン裁判の傍聴記で知られるユダヤ
親子の救済、老人の覚醒、過去の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ……淡く美しい希望が灯る。
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聖ミレイユ学園で相次ぐ惨劇―ウォーレン神父は校庭で落雷に遭い焼死し、ベルイマン神父は密室と化した温室で、自然発火としか思えない焼死体で発見された。
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特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。
第一次世界大戦における「大量死=匿名の死」への抵抗こそが、死と生の「必然性」への希求としての「探偵小説」を興隆させたのではないか――探偵小説作家にして評論家である笠井潔によって一九九〇年に着想されたこの大胆な仮説は、「探偵小説=二〇世記小説」論として発表さ