転生の魔 私立探偵飛鳥井の事件簿
- 社会派ミステリ (199)
- 社会派ミステリー (111)
- 私立探偵飛鳥井の事件簿 (4)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
転生の魔 私立探偵飛鳥井の事件簿の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひたすら安保闘争やら学生闘争やら火炎瓶やら内ゲバやら公民権運動やらセクトやら読まされて、まったくもって左翼的信条などとうてい関心がないとしか言いようがなかった。聞きこみばかりで目立った展開もないし、ひたすら苦痛で退屈である。 さらに文章も凡庸で、こんなのがハードボイルドだとしたらガッカリだ。 あとところどころサルトルだの大女ジンだの、要するに大江健三郎が出てくるのだが、名を伏せる理由はあるのか。 ひさびさに買ったのを後悔した本だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何十年も前の闘争とか、そんなのをくどくど語られても・・・。 まったくストーリーに入り込めない。 もっと作者を引き込む展開にしないとダメじゃない? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレビュアーの方も書かれているが、登場人物たちが40年以上も前の出来事や些細な事柄を逐一詳細に記憶している点で、まったくリアリティがない。社会派のハードボイルドではリアリティこそが命だと思うのに……。文章も何だか薄っぺらい。 矢吹駆シリーズもそうだが、思想や哲学を開陳したいのであれば、評論や思想書を書けば良いのに、と思う。笠井潔の作品は、小説と思想・哲学が融合しているというよりも、小説としても思想・哲学としても中途半端な印象を受ける。 小説としての欠陥は、著者が思想や哲学に詳しいという点で免罪され、思想や哲学上の議論の不備は、娯楽小説なのだからという理由で容認されてしまう。実在の思想家や哲学者をモデルにしながら、その思想や哲学を矮小化している感がどうしても拭えない。著者も主人公も、ある思想家や哲学者の議論の水準を切り下げ、その低く見積もった内容を批判して悦に入っているように見えてしまうのだ。この点で笠井潔は、とてもナルシスティックな書き手なのだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかくウンチクが多い。一方向だけてはなく多方向からのひけらかしなのでくどすぎる。このウンチク無くすと半分のページ数でどうにかなるくらいウンチクが多い。せっかく購入したから、なんとか読むといったレベル。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
密室!墜死!フランス!活動家!本書も笠井節全開だ!…それが新規の読者に受け入れられるかはさておき! 本書のレヴューは否定的な見解が多いし、推理小説としては肩透かしを感じる点があったのは事実だ。それでも笠井作品の一ファンとしては、このシリーズの新作は嬉しかった。 もっとも、主人公も60代。この先現代劇のシリーズとして何作読めるだろうか… もう一つ嬉しかったのは批評家の杉田氏による、「解説にかえて」の一文。著者の代表的な作品群の的確な紹介と、矢吹シリーズの近況?が伝えられる。矢吹シリーズこそ、完結を見届けたいところだ。単行本の新刊を待ちたい。 本書は、一度きりしか出番のない人物がなかなか印象的な台詞を残してくれた。 「大切なのは悪を否定する意志ではなく、望んでも悪がなしえないような状況に身を置くことです」 なかなか深い。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|