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初公開日(参考)2003年09月
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長編小説

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魔 (文春文庫)

2007年01月31日 魔 (文春文庫)

ストーカー被害に悩む女子学生、父を亡くし、拒食症を再発した女性の謎の失踪事件…。サイコセラピスト・鷺沼晶子の依頼を受けた私立探偵・飛鳥井が、現代社会を揺るがす“魔”に挑む。社会病理を鮮やかに描き、驚愕の謎解きをも達成した傑作ミステリー。単行本に付されたスペシャル・エッセイを収録。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(2pt)

スペシャル・エッセィとあとがきが面白い

作品の後にスペシャル・エッセィ、あとがき、解説が添えられている。これらが面白い。私立探偵小説と本格探偵小説の相異や、本格ハードボイルドが日本に生まれないのはなぜかなど、どうでもいいことだが、読んでいて面白い。
 しかし、そうした論争と本作品「魔」が面白いのかどうかということはまったく別のことである。読者としてのインタレストは要するに作品が面白ければいいのであって、作者が論客であるということとは無関係である。いつまで読んでも事件が起こらないというのでは、仕様がないし、起こった殺人事件もバックグラウンドの浅いチンケなものであれば、わたしは楽しいとは思わない。
魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217002
No.2:
(3pt)

飛鳥井シリーズ第3弾

ストーカー、拒食症といった現代社会の病理を抉った快作、と言いたいところですが、これらの病理に対する考察がやや甘いと思います。サイコセラピストが精神分析の見地からストーカー、拒食症を解説しているのですが、笠井ファンなら精神分析よりも現象学による解説を望むのではないでしょうか。ミステリーとしての出来は流石ベテラン笠井、そつなくまとまっています。
魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217002
No.1:
(3pt)

ハードボイルドは日本に根付くのか

本格ミステリ・マスターズと銘打たれた叢書の一編。作者は笠井潔。
笠井潔さんといえば『哲学者の密室』などに代表される思想的推理小説や
伝奇小説、本作に登場する私立探偵飛鳥井が活躍するハードボイルドなど
多方面で活躍する作家である。本作では私立探偵飛鳥井が、サイコセラピ
スト鷺沼の依頼で事件に関わっていく姿が描かれている。また、本格をも自分のフィールドにしている著者らしく、ハードボイルドと謎解きが、
巧みに作品に織り込まれ、濃密な世界を作り出している。ハードボイルド
としては食い足りないと思う向きもあるかもしれないが、十分な水準に
達している佳作。巻末のエッセイも興味深い。
魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217002



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