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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数572

全572件 161~180 9/29ページ

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No.412:
(7pt)

悪いうさぎの感想


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悪いうさぎ (文春文庫)
若竹七海悪いうさぎ についてのレビュー
No.411:
(7pt)

あぶない叔父さんの感想


▼以下、ネタバレ感想
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あぶない叔父さん (新潮文庫)
麻耶雄嵩あぶない叔父さん についてのレビュー
No.410:
(5pt)

叛徒の感想


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叛徒 (講談社文庫)
下村敦史叛徒 についてのレビュー
No.409: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夏への扉の感想

著者初読み。1956年に発表された、コールドスリーブ、タイムマシンにより時空を超えて行き来するSF物語。舞台は1970年と2000年なので、書かれた時点からはどちらも未来の話だった訳ですね。とにかく面白かった。熱い主人公が逆境に負けず、知恵と行動力を駆使してハッピーエンドへ向けて突っ走る。科学的な整合性とか、ご都合主義に過ぎる展開などはどうでも良い。応援したくなる、上手く切り抜けて欲しい、と強く思う、最後まで一気に読んで幸せな気持ちになる。それ以上に何か必要ですか?ただ読めば良いのです。猫好きで良かった。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A・ハインライン夏への扉 についてのレビュー
No.408:
(7pt)

ディプロトドンティア・マクロプスの感想

正統派ハードボイルド風に始まる。中盤までは、可もなく不可もなし、と言った感じで進んでたんですが、後半の展開はとんでもないです。こんな話は初めて読んだ、予備知識無く読めて良かった。この作品の良し悪しは語れ無いと思う、評価は好き嫌いしか無い。で、意外と私は結構好き(笑)。
ディプロトドンティア・マクロプス (講談社文庫)
No.407: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

倒錯の死角の感想


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倒錯の死角(アングル)―201号室の女 (創元推理文庫)
折原一倒錯の死角 についてのレビュー
No.406:
(6pt)

倒錯のロンドの感想


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倒錯のロンド 完成版 (講談社文庫)
折原一倒錯のロンド についてのレビュー
No.405: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

狂い壁 狂い窓の感想

著者〈狂気三部作〉の三作目(前二冊は未読)。あらすじを読んで無かったので、ホラーなのかミステリーなのか終盤まで全然分かりませんでした。いずれにしても、不気味な描写と狂気に飲み込まれた登場人物達が気持ち悪くって仕方が無かった。それから、誰が話をしているのか分かり辛い、そもそも読めない漢字がめちゃくちゃ多い。読者に親切とは思えない作品だったが、作家性がグイグイ主張されてる所が才能なのでしょうね。そこまでグロく無かったので耐えられたかな?、意外と面白く先が気になって一気に読み終えた。雰囲気を読む作品、凄く濃い。
狂い壁 狂い窓 (講談社文庫)
竹本健治狂い壁 狂い窓 についてのレビュー
No.404:
(7pt)

鎖と罠: 皆川博子傑作短篇集の感想

ミステリー要素は薄く、心理サスペンス短編集。死と狂気、濃密な性の匂いと戦争の影が各篇に満ちている。狂人に時代は関係無い様で、そんなに古臭さは感じずに読めたが、一遍読み終わる毎にどんどん気分が落ちて行った。男女の愛、親子の愛が全ての作品で描かれているのに、何故こんなに不快になるのだろう。そして、何故もっと読みたくなるのだろうか。つまり、この吸引力こそが皆川博子の才能なのでしょう。今から約40年前、著者デビュー2~5年位の時期に本作が書かれた事を思うと、今に繋がる本質的な物は変わっていないのだと思った。
鎖と罠 - 皆川博子傑作短篇集 (中公文庫)
皆川博子鎖と罠: 皆川博子傑作短篇集 についてのレビュー
No.403:
(8pt)

人それを情死と呼ぶの感想


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人それを情死と呼ぶ 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
鮎川哲也人それを情死と呼ぶ についてのレビュー
No.402:
(6pt)

準急ながらの感想


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準急ながら 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
鮎川哲也準急ながら についてのレビュー
No.401:
(6pt)

三度目ならばABCの感想

久しぶりの岡嶋二人。出て来る事件は殺人が多いが、余り重いテイストでは無くユーモアミステリーと言う感じ。今でも「再現ドラマ」って有りますよね?、それを制作する会社の社員2人が主人公コンビで、事件の表面上見えている奥に隠された真相、真犯人を推理する、と言う流れです。35年前の作品なので若い方には共感するのが難しい所も有るかな?、どちらかと言うと昭和を生きて来た世代に懐かしがって読んで欲しいと思います。読み易いが一々捻りが効いていて面白い、コンビでもっと書いて欲しかったなぁ。
三度目ならばABC
岡嶋二人三度目ならばABC についてのレビュー
No.400:
(7pt)

名探偵の証明の感想


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名探偵の証明 (創元推理文庫)
市川哲也名探偵の証明 についてのレビュー
No.399:
(3pt)

さよなら妖精の感想

犬はどこだ、インシテミル、追想五断章、折れた竜骨、満願。全部面白かったんで、作者だけで選んだのがいかんのだよね。青春ミステリー、ボーイミーツガールが嫌いなのに。
さよなら妖精 (創元推理文庫)
米澤穂信さよなら妖精 についてのレビュー
No.398: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マスカレード・イブの感想

「マスカレード・ホテル」の前日譚。前作のファンかどうかで評価は全く変わるであろう作品。なので、シリーズは読む順番が大事ですね。各篇に強力なインパクトは無いものの、とても読み易く、面白く、そもそも主人公二人が出て来るだけでほぼ満足している(笑)。職人東野圭吾に今回も良い仕事していただきました。いつも有難うございます。
マスカレード・イブ (集英社文庫)
東野圭吾マスカレード・イブ についてのレビュー
No.397: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

密室蒐集家の感想


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密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)
大山誠一郎密室蒐集家 についてのレビュー
No.396:
(9pt)

無伴奏の感想

地味な話、しかし私にとっては物凄く面白かった。主人公は47歳の介護士。自分の父親の過去を調べるエピソードと、高校時代の恋人の旦那さんを探すエピソードで物語は進む。ハードボイルドタッチの文章も読み易く好感が持てるが、何より出て来る人物たちが作品の中で皆生きていた。介護の現状のやるせなさと主人公の頑なな性格のせいも有り、全体的に重苦しい雰囲気では有る。そしてまた、ミステリーとしての驚きは主眼では無い。が、人間ドラマとして素晴らしいと感じた。余り苛烈な設定だと引いてしまうんで、この位が良い塩梅です。おススメ。

無伴奏 (創元推理文庫)
太田忠司無伴奏 についてのレビュー
No.395:
(2pt)

ナースの感想


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ナース (ハルキ・ホラー文庫)
山田正紀ナース についてのレビュー
No.394: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

象牙色の嘲笑の感想

著者初読み。私立探偵物のハードボイルド、1952年のアメリカが感じられて楽しめた。ライセンスと銃を持ち、警察に同行して捜査に協力する。なるほど、日本での私立探偵物が成立し辛いはずですね。物語のプロットは結構複雑で、隠された真相が虫食い穴から少しずつ見えて来る感じ。文学的な表現と言うのか、比喩に装飾された分かり辛い説明で、より混乱させられたのかも。何時の時代も皆生きて行くのは大変なんだなぁ、抑えたトーンで人間の悲喜劇を読ませて貰いました。最後までタイトルの意味が分からず他の方の感想で理解出来た、ゾッとした。
象牙色の嘲笑〔新訳版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ロス・マクドナルド象牙色の嘲笑 についてのレビュー
No.393:
(7pt)

不確定世界の探偵物語の感想

著者初読み。世界に一台だけあるタイムマシン、それを動かせる人間も一人しか居ない。すなわちその人物は自由に過去を改変出来る「神」とも言える存在な訳です。そんな世界で私立探偵をしている男を主人公としたハードボイルド。タイムマシンで過去を変える事がタブーでは無い、と言う設定は斬新で、話をしている相手が目の前で別の人物に「異化」する事もある。何も信じられない異常な世界なのに、ちゃんとSFハードボイルドミステリーになってました。34年前に書かれた作品ですが古さは余り感じず、面白かったです。まあ不思議な物語でした。
不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫)
鏡明不確定世界の探偵物語 についてのレビュー