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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数586件
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凄く真面目な中年探偵を主人公としたハードボイルド。今まで知らなかった事を後悔するほど面白かった。周りにいる沢山の協力者たちも皆魅力的だが、なんと言っても健気な娘が可愛い過ぎる!。信じては裏切られ、真実は隠され、誰が本当の味方なのか分からない。自分の眼で見える範囲以外には確信が持てず、疑心暗鬼と不安を強がりと軽口で吹き飛ばす。ハードボイルドのストーリーはそうやって展開して行くと思うんですが、本作はそこで娘の存在が効いてくる。絶対に捨て身には成れない探偵、シリーズの今後も読んで見たい。私も娘が欲しかったなぁ。
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著者の初短編集。「大阪府警捜査一課シリーズ」で、色々な刑事が出て来ますが、かなり面白かったです。30年くらい前の作品ですので、科学捜査の部分では時代を感じる。今では成立しないトリックも有るし。しかしそれは仕方ない所なので、大阪弁の軽快な掛け合いを楽しみながら、捻りの効いたオチで更に楽しむ、おススメです。
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二十数年振りの再読。本作はクローズドサークルでは無く、前三作とは違うテイストの作品。ずっとシリーズを読んでいる人と、本作のみ読んだ人では評価が違うんじゃないかな?。序盤からあからさまに怪しい人物が居り、それが犯人かどうかを確かめる様に読み進めました。大まかな真相は途中で気付きましたが、正直好みの作品では無かったですね。これを館シリーズとして出して欲しく無い、と思う反面、そうで有るからこそ成立するトリック、とも言え、飲み込む度量を試されてるのかも。そう言う意味では、私の許容範囲では受け入れられなかったなあ。
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【ネタバレかも!?】
(4件の連絡あり)[?]
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【ネタバレかも!?】
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30年振りの再読は大変楽しめました。覚えていたのは犯人だけだったので、改めて展開を確認しながら読みましたが、あの1行には分かっていながら鳥肌が立ちました。当時「新本格」の作品はかなり読みましたが、内容を少しでも覚えているのは本作のみです。それだけインパクトが有ったんですねぇ。余りに名作として名が通っているので、期待外れとの感想も見かけますが、それでも初読の方が羨ましい。こんなに衝撃的、かつ読み易い作品は無いですよ。ミステリー初心者の方、お若い方のレビューも多いですね、昔からのファンとしては嬉しい限りです。
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第41回乱歩賞と第114回直木賞をW受賞し、文春ミステリー1位、このミス6位と言う掛け値無しの傑作。十数年振りの再読だが初読の記憶は全く無し。ハードボイルドの王道を征く主人公のキャラには痺れたが、浅井が更に格好良い。いずれにしてもこの手の作品は文体とキャラで読ませる物なので、ミステリーとしての完成度は二の次。主人公、相棒、ヒロインまでは気に入ったが、敵役が少々私好みでは無かったかな。作中では全共闘世代は40才過ぎだが、今では自分の歳が追い越してしまった。作品は面白いのだが、それが読んでる間切なくて参った。
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本書初読は30年位前でしょうか。当時はハードボイルド、冒険小説がブームでした。日本冒険小説協会も解散し、志水辰夫も時代小説、恋愛小説等昔とは題材が変わってしまいました。北方謙三は中国行っちゃったし、佐々木譲は警察行っちゃったし、船戸与一は死んじゃったし。本作もソ連のスパイがどうとか言う話ですから、時代が違うんでしょうけどね。ただハッキリ言い切りますが、無双に面白いですよ!三部構成ですが、特に第二部は秀逸。みんな知らないのかなぁ、読まずに死ねるか!
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著者初読み。文春ミステリー1位、このミス2位の作品ですので、期待値はかなり高かったですが、流石の面白さでした。高評価の理由には、警察学校と言う馴染みの薄い題材を取り上げた点が大きいのでしょうが。実際にこんな犯罪者集団では無いと思いますが、あまりに強いストレスの中で生活していると歪は出て来るのかも、と思わされるのが上手い所。警察官には高いモラルや強い精神力が求められる、様々な技術や体の強さも。本作には結構批判的な感想も見かけますが、私は警察官に対する見方が多少変わったかな、と思わされた良書でした。おススメ。350冊目。
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著者初読み。とにかく読み辛かった。私はクリスティ、ポアロシリーズを読み込んでいる訳ではありませんので、本家と比べてどう、とかは分かりません。本作をただ1冊のミステリーと見て、読み通す事が物凄く苦痛だったのです。単純に、登場人物が多すぎて整理できないし、感情移入するキャラも居ない。謎解きも、伏線を拾って行けば辿り着ける、と言う物でもない気がするしなぁ。みんな嘘つきばっかりなんで、分かる訳ないよ。そのせいで複雑なストーリーに感じ、面白く思えなかったです。余計なことはせず、ポアロはクリスティが書いたのを読もう。
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著者初読み。幕末の二大ヒーロー、土方歳三と坂本龍馬を「相棒」とさせる為に、事件は後付けで考えたんでしょうね。良く出来た設定で、西郷、桂、岩倉等々オールスターが集合し、中々楽しめました。ただ、事件解決の為に出来る事は聞き込みだけなので、中盤まではやや単調だったかも。敵対する二人が、二日間と言う限られた時間の中で徐々に認め合う関係になる、その会話の変化なんかが面白かった。物語の始まりは龍馬暗殺直前の時期、新選組も終焉に向かい出す時期。幕末は切ない。敵も味方も文字通り命を懸けている。なので、ラストは蛇足だよな。
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先日「坊ちゃん」を読んだので、内容忘れないうちに本作を続けて読了。前半は文章といい、登場人物の行動といい、まんま続編を読んでいるかの様に楽しめました。中盤から後半はミステリー色が濃くなりますが、段々つじつま合わせが苦しくなったかな?。しかしながら、本家をかなり気に入った私としては、あの世界にもう一度帰れた気分だけで、かなり満足しました。ただミステリーとしては、ラストはあまり好みじゃ無いねぇ。途中の伏線も、回収仕切ったかどうか微妙だし。いっその事ミステリーにせず、作者には「続坊ちゃん」書いて欲しいなぁ。
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医療系ミステリーの短編集。前半の2篇は事件自体がいまいちで、デフォルメされたキャラクターのドタバタに醒めてしまった。27歳で600床ある病院の副院長?こんな病院無いだろうって。しかし後半の2篇は中々緊迫感があり、引き付けられましたね。全体を通して、事前に思ったより面白かったです。設定がかなり強引なので、今後のシリーズ展開がどうなるのか、続けて読んで見たいですね。ただ、一つ気に入らないのは、主人公の医師が誰でも「お前」呼ばわりする事。患者やその家族に対して言うのは、違和感では無く不快感を感じた。そこは残念。
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著者初読み。残念ながら超辛口になります。ご支持されてる方すみません。作中方言で話されるのですが、全く何を言っているのか分からない。それでまず乗れませんでした。3篇の主人公だけで無く、それに賛同する人、敵対する人誰一人と共感出来ず、何が面白いのか理解できないまま読了。読みかけた本は必ず読み終える、と言う自分のルールの為だけに頑張りましたが、辛い1か月でした。ただ、作者は非常に多彩な作品を書かれている様です。作者に対する私の評価は、他の作品も読んで見てからにしたいと思います。
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著者初読み。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。ホラーと言うよりは、異世界迷い込み系のファンタジーでした。シンプルな文章で淡々と物語は進むのですが、途中で大きく事情が変わる出来事があり、急に先が見えなくなってしまう。そしてラストにたどり着いた私達は、切なさに胸を締め付けられる事になるのです。迷い込み系+切ない系ファンタジーでした。主人公があんまり怖がらないから、何か安心感は感じるんですがね。それと、異世界なのに、現世の現金を要求されるシーンがあるのが、妙に印象に残ったな。2編共、しんみりしたけど面白かった。
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