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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数600件
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警視庁文書捜査官シリーズ第1作。このシリーズを読むのは始めてだが、警視庁殺人分析班シリーズと何となく感じが似ているのは、作家性と言う事なのかな?。やはり本格推理のテイストは無く、地道な捜査と強引なこじ付けでストーリーは進みます。ただ、文章は読み易く、キャラクターにも好感が持てましたので、出張のお供にには丁度良かった。ドラマは未見なので、機会が有れば観てみたいですな。
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作家アリスの国名シリーズ第一弾。最近本格ミステリーの短編集は余り読まないのですが、短編ならではの楽しさが有った。事件が起きると、ごちゃごちゃ捜査せずにすぐ解決。これはこれで良いもんですが、短いページ数で必ずひとネタ入れるんだから書くのは大変ですねぇ。そう言う意味ではシリーズキャラクターは重要、設定の説明が短くても世界にすぐ入れるからね。各篇それぞれ楽しめました、いっぱい持ってるんで、作家アリスもボチボチ読んで行こう。
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阿南シリーズ第三作。作中で6年が経過し、更に性格も生活も変化が見られる阿南ですが、まだまだ普通の人にはほど遠い(笑)。前作で出会った探偵事務所の面々から遠く離れて、北陸でコンビニの店員をしております。そして、今回は事件に巻き込まれたと言うよりは、自分から積極的に関わって行った感じかな?。やはり親子の問題が根底にあり他人の介入が難しく、阿南は事件を通して自分の家族に思いをはせる。シリーズの色合いが鮮明に付いていると感じた。舞台はいつも冬だなぁ、本作がシリーズで一番好きな作品、出来れば多くの方に読んで欲しい。
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阿南シリーズ第二作。前作より3年後の阿南の姿を描く、ハードボイルドミステリー。阿南の少し変化(成長?)した性格は少し受け入れやすくなっていた。読み易くなった原因は、所長と藤森凉子の存在も大きい。前作は余りに陰鬱な人物ばかりで、読んでいて疲れてしまった。ただ、今作は「Jの少女たち」と言う意味深なタイトル、その意味が分かった時、残念ながら正直うんざりしました。個人的に全く共感も理解も出来ない世界(まあ、男性はほとんどそうじゃ無い?)、20年以上前から有ったんですねぇ。まだまだ続く阿南の人生、更に追いかけるよ。
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阿南シリーズ第一作。何気なく読んだ「無伴奏」が凄く良くて、遡って読んでみたいと思った。が、売れて無いんだろなぁ、古書で探すのに丁度1年かかりました。内容は青春ミステリー(成長譚と言う意味で)、もしくは変格ハードボイルド(主人公がブレるんで)、と言う感じであるが、いずれにしても雰囲気が暗い。何せ阿南が変人過ぎて怖いよ、考え方が独特過ぎる。ミステリーとしては結構派手で結構ざっくりしてる、本格では無いかな。つまり本作の魅力は、阿南のキャラに尽きる。気持ち悪いが目が離せない男、シリーズを追いかけ変化を見てみたい。
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見事な連作短編集。被害者は特に出ていないが、やっている事は完全に違法で有る為、クライムノベルの範疇に入るかと思います。こういった設定ですので、短編をそれぞれ独立させて長くシリーズを続ける事も出来たはず、ところがラスト2話での幕の引き方は本当にお見事!。家族関係がテーマの人情話みたいなのが多くてしんみりとして良かったが、余り犯罪集団が主人公の設定は好きでは無い事も有り、丁度良い「潮合い」だったと思います。スタートからラストまでの流れが気持ち良く、連作短編集のお手本の様な作品でした。面白かったです。
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著者初読み。第22回日本ホラー小説大賞<大賞>受賞作。各章で視点が変わり、登場人物の印象がどんどん変わって行く構成が面白かった。ホラーは普段読まないので比較出来ないが、本作はミステリー風の感じでも有るのかな?。ただ、ぼぎわんの造形が想像し辛く、ちょっと画が浮かばなかったからでしょうか、余り怖く無かったとも言えるかも。出て来る人がみんな裏表が凄いので、イヤミスっぽい感じも受けたけど(私はイヤミス超嫌い)、ギリギリ耐えられる範囲かな(笑)。いずれにしても、デビュー作でこのクオリティはヤバいねー。続編も読むよ。
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第57回直木賞(昭和42年上期)受賞作。元刑事を主人公とした正統派ハードボイルド。タイトル通りに、凄まじい執念で犯人を「追いつめる」姿が描かれています。ただ、私には余りハマらなかったです。主人公のキャラに優しさやユーモアがほぼ無く、身勝手な執念のみが強調されている様で感情移入出来なかった。ストーリーはミステリー的な仕掛け、どんでん返しも含め悪く無かったと思います。しかし、このタイプの作品はキャラが重要なんでねぇ、好みの問題なんでしょうけど。芸能(興行)とヤクザが一体の時代の話、今読むと逆に新鮮やね(笑)。
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著者初読み。昭和40年に発表された作品だが、物語の舞台は大正12年の中国上海なので、今読んでも逆に違和感は無かった。「冒険小説の時代」とかつて呼ばれた頃、船戸与一、志水辰夫、北方謙三、佐々木譲らの、冒険、ハードボイルド小説をかなり読んだ。でも著者は昔の人と言う感じがして、読まなかったね。主人公紅真吾の行動の規範はハードボイルド的であるが、作品の文体や会話の雰囲気は冒険小説寄りな感じ。次々と襲い掛かる危機をどう乗り越えるのか、出会いと別れ、友情と裏切り、秘密や嘘。凄く面白い冒険活劇、読まずに死ねるか!。
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泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋愛はどうなるのか?。一応冒頭で起きた殺人事件を解決するミステリーでは有るのですが、この設定ですからねぇ、真面目に考えちゃダメでしょ。正直そちらは付けたし見たいな物なので、犯人が誰でも、動機が何でも、警察の動きが不自然でも、全然気にならないです。ハートウォーミング・ホームコメディと捉え、二人の行く末を見守ろうじゃありませんか。最後は上手く行くと良いなぁ、どうすればハッピーエンドになれるのかなぁ?、是非そこだけ注目して読んで下さい。私にはとても面白かったよ。
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烏賊川市シリーズ3作目。久しぶりのこのシリーズでしたが、会話を含めたユーモア部分をメインに楽しみました。本格部分は、メイントリックが分かれば犯人が特定出来、まずまずフェアだったかな。動機に関しては…ちょっと微妙。価値観は人それぞれだけど、殺すまでの物ですかねぇ。全体的には探偵役が二組居るせいか、話が少々長かった感じはした。ただ、ユーモアが空回りし過ぎず(多少はすべるけどねー)、本格推理としても納得出来る作品は、貴重。今後も読み続けて行きます、面白かった。
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極悪人専用マンションの住人は殺し屋等々でいっぱい、しかし家賃はバカ高いがセキュリティは万全で、外部からの干渉を受けずにすむセーフハウスとなっております。ただ、そこで事情が有り無理やり管理人助手として働く主人公にとっては、毎日が命懸け。いつ死体袋の側になるのか、全く気の抜けない毎日が続きます。と言う訳で、大沢版「ダイナー」と言う感じ。10篇の連作短編は徐々に流れを作って行き、最終的に物語は大きな区切りを迎えます。グロ少な目、笑い多めなので、読み易くて気軽に楽しめます。内容は軽くて薄いのに面白い。上手いなぁ。
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