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なおひろ さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.85pt

レビュー数572

全572件 1~20 1/29ページ

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No.572:
(6pt)

バグダッドの秘密の感想

ノンシリーズのスパイ小説。めっちゃくちゃな話。主人公ヴィクトリアが余りにもいい加減で、このキャラ造形と破天荒な行動を受け入れるのか拒絶するのか。で、どうだったかと言うと、結構慣れると面白く読む事が出来ました。米ソ首脳を巻き込んだ壮大な物語の設定からすると、計画も行動も相当緩くて、よくヴィクトリアを頼れるなぁ、と心配になります…。と言う訳で、緊張感の有るスパイスリラーでは無く、嘘つきでハチャメチャなヒロインを温かく見守るコメディとして読めば、それなりに楽しめると思います(笑)。
バグダッドの秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティバグダッドの秘密 についてのレビュー
No.571:
(6pt)

垂里冴子のお見合いと推理の感想

垂里冴子シリーズ一作目。明るいキャラクターと軽い会話ですいすいと読ませる作品。なので、日常の謎ものかと思いきや結構重めに殺人事件が連発します。少々残念だったのは、雑誌連載を纏めた物なのか毎話同じ説明が繰り返されるので、仕方が無いですがややくどく感じた所かな。冴子さんが解く謎は、観察やちょっとした気付きで解決される物で、ライトな世界観に合ったライトな謎。面白く読めましたので、仲良し三兄弟の次なる推理も楽しんで行きたいと思います。が、冴子さんの婚期はまだまだ遠のくと言う訳なんですね…。
垂里冴子のお見合いと推理 (講談社文庫)
山口雅也垂里冴子のお見合いと推理 についてのレビュー
No.570: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

六人の嘘つきな大学生の感想

著者初読み。2部構成になっており、就活生の最終試験となるグループディスカッションと、その8年後が描かれている。学生側だけでは無く選ぶ側の視点も有り、採用試験とは何なのか?、人の本質は見抜けるのか?、がテーマでした。ミスリードの連続で、その人の見え方がコロコロ変わる所は良く書けているとは思いましたが、感情が振り回されて疲れた(笑)。自分はバブル入社世代だったので就活の苦労は特に無く(忘れただけか?)、今は大変だなー、としみじみ思った。しかし近年は入社後結構すぐ退職する子も多く、選ぶ側も大変なんだろうけどね。
六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
浅倉秋成六人の嘘つきな大学生 についてのレビュー
No.569: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

世界でいちばん透きとおった物語の感想


▼以下、ネタバレ感想
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世界でいちばん透きとおった物語
杉井光世界でいちばん透きとおった物語 についてのレビュー
No.568:
(7pt)

Y駅発深夜バスの感想

著者初読み。裏表紙に有る「ミステリ・ショーケース」の通りバラエティーに富んだ短編集。基本的には本格物ですが、テイストとしてはスリラー、サスペンス寄りか?。どれもホントに面白く読めたが、「特急富士」のスラップスティックかつ皮肉な感じが好みだったかな。「猫矢来」はシリーズでも書けそうなキャラが微笑ましく、「九人病」はこの方向で一冊別に仕上げて見ては?、とも思う異色作。トリックと言うか、謎重視の作風、動機だ何だは置いといて楽しんで読んで欲しい。おススメします。
Y駅発深夜バス (ミステリ・フロンティア)
青木知己Y駅発深夜バス についてのレビュー
No.567: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

仮面幻双曲の感想


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仮面幻双曲
大山誠一郎仮面幻双曲 についてのレビュー
No.566:
(8pt)

松谷警部と三鷹の石の感想


▼以下、ネタバレ感想
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松谷警部と三鷹の石 (創元推理文庫)
平石貴樹松谷警部と三鷹の石 についてのレビュー
No.565:
(7pt)

残奏の感想

音喜多&鳴海シリーズ三作目。前作から一年後三度コンビを組んだ事件は、飛び降り?、突き落とし?、と言う物で、殺人事件では有るがやや地味な感じ。二人がコツコツと聞き込みを続け犯人に迫るタイプで、背景に社会的なテーマが有るのがこのシリーズの作風でしょうか。そこに鳴海のキャラが浮くかハマるか、と言う所ですが、本作は非常に面白かったです。帯にある、慟哭のミステリーと言う程では無かったですが、社会派ミステリーとしてやり切れない動機が切なかったですね。何故この表紙?、と思いましたが、そう来るか!、シリーズ続編にも期待。
残奏 (中公文庫, さ83-3)
佐藤青南残奏 についてのレビュー
No.564:
(7pt)

交渉人・遠野麻衣子 籠城の感想

決定版・交渉人シリーズ三作目。本作に置いて遂に遠野は交渉人となった!、と言う感じでネゴシエーションしてました。一作目からずっと、タイトルが交渉人なんだから交渉しなよ、と思ってましたので。今回の犯人は人質を取って籠城した喫茶店経営者。なんでそんな事したのかは早めに明らかになりますが、なんとも悲惨な境遇で有り、少年犯罪、少年法がテーマとなる社会派サスペンスだった事が分かります。これに関しては、立場が変われば意見が変わる物でも有り、永遠の課題としか言えませんが。本作がシリーズ中一番交渉人らしくて良かったですね。
交渉人・遠野麻衣子 籠城 (河出文庫)
五十嵐貴久交渉人・遠野麻衣子 籠城 についてのレビュー
No.563: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夜歩くの感想


▼以下、ネタバレ感想
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夜歩く (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史夜歩く についてのレビュー
No.562:
(6pt)

火刑都市の感想


▼以下、ネタバレ感想
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改訂完全版 火刑都市 (講談社文庫)
島田荘司火刑都市 についてのレビュー
No.561:
(7pt)

蒼き山嶺の感想


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蒼き山嶺 (光文社文庫)
馳星周蒼き山嶺 についてのレビュー
No.560:
(5pt)

高層の死角の感想


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高層の死角 (角川文庫)
森村誠一高層の死角 についてのレビュー
No.559:
(7pt)

交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔(遠野麻衣子・最後の事件)の感想


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交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔 (河出文庫)
No.558:
(5pt)

交渉人・遠野麻衣子の感想


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交渉人・遠野麻衣子 (河出文庫)
五十嵐貴久交渉人・遠野麻衣子 についてのレビュー
No.557:
(7pt)

猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿の感想

著者初読み。第3回江戸川乱歩賞受賞作。昭和32年の作品と言う事は66年前、流石に社会風俗や科学的捜査はクラシカルな雰囲気です。ただミステリーとして伏線の張り方や推理のロジックは、現代でも十分に楽しめる物だったと思います。古臭くて違和感が有る、と捉えずに、作中に名前の上がっていた英米の古典ミステリーを読むような感覚で接すれば良いかと。文章も読み易く、とても面白かった。上記の点にご留意の上、是非大らかな気持ちで読んで見て下さい、おススメです。
猫は知っていた 新装版 (講談社文庫)
No.556:
(6pt)

ストラングラー 死刑囚の逆転の感想


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ストラングラー 死刑囚の逆転 (ハルキ文庫 さ 26-4)
佐藤青南ストラングラー 死刑囚の逆転 についてのレビュー
No.555:
(6pt)

ストラングラー 死刑囚の悔恨の感想


▼以下、ネタバレ感想
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ストラングラー 死刑囚の悔恨 (ハルキ文庫 さ 26-3)
佐藤青南ストラングラー 死刑囚の悔恨 についてのレビュー
No.554:
(6pt)

ストラングラー 死刑囚の告白の感想


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ストラングラー 死刑囚の告白 (ハルキ文庫 さ 26-2)
佐藤青南ストラングラー 死刑囚の告白 についてのレビュー
No.553:
(6pt)

悪意の感想


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悪意 (双葉文庫)
増田忠則悪意 についてのレビュー