ディプロトドンティア・マクロプス
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.33pt |
ディプロトドンティア・マクロプスの総合評価:
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全3件 1~3 1/1ページ
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正統派ハードボイルド風に始まる。中盤までは、可もなく不可もなし、と言った感じで進んでたんですが、後半の展開はとんでもないです。こんな話は初めて読んだ、予備知識無く読めて良かった。この作品の良し悪しは語れ無いと思う、評価は好き嫌いしか無い。で、意外と私は結構好き(笑)。 | ||||
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帯の『真夏のミステリー』はとても広義のミステリーで捉えます。 | ||||
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もともと文章に遊びのある人だけど | ||||
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学名っぽいタイトルの意味はよくわからない。前半は普通の人探し(動物探しもあるが)。後半は突如SFが始まる。ミステリーとしてもSFとしても粗すぎだし、ユーモアは感じられるものの笑うには至らない程度でした。後日書かれた前日譚から先に読んだが、どちらも自分の好みには合いませんでした。相性の問題です。 | ||||
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我孫子氏の講談社ノベルスからは殺戮に至る病に続く作品であり、無気味なタイトル、そしてリリース時の本書のコピーが新バイオホラーという触れ込みだったこともあり、シリアスなダークホラー系の作品と思わせるが、実際はハードボイルドの体裁での奇想天外なギャグユーモア路線の作品であり、後半は80年代のこち亀でよく使っていた巨大化ネタが炸裂する。 ページ数もそれほど多くなく、快調なテンポで一気に読ませる作品である。 新本格系のミステリーから本作で新機軸を展開、ミステリーでも何でもない作品だが、他の新本格系作家がこのような作品を発表するとブーイングばかりとなるだろうが、不思議と我孫子氏だと違和感がない。 その後の幅広い作風になるターニングポイントとなった作品である。 | ||||
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著者の代表作といえばミステリ系の作品が上がると思いますが、私はひょっとしたらこの作品が一番好きかもしれません。 流行らない私立探偵の元に奇妙な依頼が舞い込み、そこから徐々に巨大な陰謀に巻き込まれていくというオーソドックスな導入です。しかしストーリーはそこからどんどん逸脱し、何故こうなった?と言いたくなるような展開になっていきます。書斎でくつろいでいたはずがいつの間にか隣りの家のトイレにいた……というような感覚でしょうか。 ストーリーは骨折してますが、奇を衒うばかりの小説ではありませんので心配はいりません。最後まで私立探偵ものらしい体裁は保たれ、すっきりと読み終えられます。著者の長所の一つである安定した読みやすい文体と軽妙なユーモアが生きた作品です。 主人公はニヒルに見えて反骨心のある男で、いかにも私立探偵ものらしくて個人的に好みです。売れない個人探偵に身をやつしているのも大手の探偵事務所のやり方に納得がいかず飛び出した故という背景があり、ツボを心得ているな〜と思います(笑) 気軽に読めて、なんとなく良い気分になれる小説です。まずは何も考えずに読んで下さい。 | ||||
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相変わらず我孫子氏の文章は軽妙洒脱でニヤリとさせられる。「殺戮にいたる病」のようなシリアスな作品から、本作のような軽いノリの作品まで本当に幅広い作家だ。絶対もっと評価されるべき作家だと思う。今までの作品はどれも面白い。もうちょっと多作になってくれないかなあ。 | ||||
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流行らない探偵事務所を開く主人公のもとに、開業以来の大記録が打ちたてられた。依頼が一日に二件も!!父親探しとカンガルーのマチルダさん探しを(後者は成り行きで)引きうけるが、それが悲劇(っていうか喜劇かも)の始まりだった。襲撃されたり、それがもとであんな事になったり。ちょっとありえないかなあ…という感想を持ちました。悲しい状況なんだろうけど、笑ってしまうという感じ。スラップスティックとしては最高ですが。 | ||||
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