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雪密室
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雪密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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法月綸太郎が専業作家になって初めて発表した作品です。探偵役に作者と同名の法月綸太郎を起用しての第1弾にあたります。エラリー・クイーンを意識したその設定は、綸太郎の父親を警視として設定するところまで徹底しています。本作は第1弾であるにもかかわらず、法月警視自身が事件に深く関与しているという設定で、いきなり綸太郎の出生の秘密にまで話が及んでしまうところがユニークだと感じました。“雪密室”というのは、殺害現場の周りに雪が積もっているので逃亡した犯人の足跡が残るはずだがそれがないという広義の密室もののひとつで、密室の王者カーを始めとして数多くの作家がチャレンジしている分野です。本作はその分野の最高傑作だとは言えないものの、その分野に新たな一歩を加えた見事な作品だと思います。 | ||||
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まず何よりも、安直な2時間ドラマのような設定・展開には、読んでいて抵抗を感じます。肝心のトリックですが、「『雪の密室』の発展」に対し格別の貢献をしているとは思えません。長めの短編位に換骨奪胎したものならば、面白かったことでしょう。 | ||||
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