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愚行録
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愚行録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 21~40 2/6ページ
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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映画を観て気に入ったので買いました。(某俳優の件でこの映画はDVD化されることはないかもしれませんが) ある事件の再調査?での証言者の話で物語が進んでいく方式。 当然、映画より証言者も証言の内容も長いです。 ただラストは圧倒的に映画より後味が悪いかな。 後味が悪い小説が好きな人にはお勧め。 ただ、本文に出てくる大学名が実在するのが気になりました(映画では変更されている)。 | ||||
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ミステリーとしては決定的にダメなんだけど証言ミステリーとしてはかなり面白かった。 暗礁に乗り上げた一家惨殺事件。その周縁の人間関係を何者かが探っていくインタビュー形式で綴られていくうちに、世間では幸せな夫婦と思われていた夫婦の人物像が辛うじて常識の範囲内にいるというレベルの俗物であったということが炙り出されていく。 この夫婦それぞれのキャラクターやエピソードはとても面白く悪趣味で、とかくステレオタイプな物の見方をしてしまいがちな自分にはとても刺激的だった。 が、どうしてこの主人公の男がこんな取材をしているのか、その果てになにがあるのか...が決定的に欠けている。 犯人をサイコパスにして辻褄を合わせただけのオチ、そしてそれまでとは一変してステレオタイプにしか語られないサイコパスのトラウマと動機...やっぱりこの小説をどうしても良いとは言えないしもっと何かオチに繫がるアイデアがあったはず。 | ||||
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実在の未解決事件をほうふつとさせつつ納得のいく犯人像を提供していて違和感がない。 犯人はだれか、という謎解きに加えて、当たり前のように想像していた聞き手が実は・・・というどんでん返しもあり楽しませてくれます。 大満足でしたー。 ところでKindleの始まり方に難ありです。 とても大事な伏線であるプロローグの新聞記事をとばして、本文から始まってしまいます。 この問題点をすでに読んだ人から聞いていたため、まず1ページ戻ってから読み始めましたので私は難を逃れましたが・・・ この設定のせいでもし星を減らされてしまったら作者も気の毒です。改善をお願いします! | ||||
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取材形式で、インタビューを受ける側が一人称で語る文面は読みやすく、とても面白くサクサク読めました。どんどん終盤にさしかかり、どんなクライマックスが待っているのか期待しましたが、終盤に気持ちの悪い下ネタをブッ込んでおり、気持ち悪い結末でした 終盤までは、星5つレベルの面白さでしたが、読後感の悪さでマイナス2星としてしまいました。 | ||||
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じわじわ人の嫌なところが見える感じの小説です。 全体的に登場人物は「あぁ、いるいる、こういう人」 って思いながら読みました。 個人的にはそこまで衝撃的な小説でもなく、印象はやや薄いですが、 読みやすいのでサクサク読めました。 | ||||
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ある夫婦が理不尽にも二人の子供とともに惨殺された それぞれの過去を知る人のインタビューにより明らかになっていく夫婦の人物像 夫婦は社会的には表立って糾弾されないであろう「小さな悪事」で人を蹴落とし、すまし顔で人生の勝ち組となっていた・・・ もちろんそんな「小さな悪事」程度でこんな結末を迎えるのはおかしいし犯人にも同情する気分にはなりませんでしたが、かといってこの夫婦がこのままのほほんと幸せに暮らしていくのも何だかなあ、などなどいろいろ考えさせられる内容でした | ||||
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貫井さんの作品は最近読み始めたのですが、東野圭吾さんのような読みやすさがありますね。 (作品のカラーは違いますが) これもスイスイ読めました。証言者の話の中の、誰が犯人なんだろう?と思いながら。 犯人はただの「あの人」だと思っているレビューの方も多いですが(そういう方の☆は少ない)、 証言者(取材を受けた被害者の知人たち)の話の中に出てくる人ですよ。 | ||||
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事件の被害者と関わりがあった人たちひとりひとりにインタビューしていく形で進んでいくので、本当にすらすら読める。どいつもこいつも嫌なやつなんだけど、人間誰しも汚い部分を持ってるよね。。 映画も見ましたが、映画だと若干分かりづらいんじゃないかな?と思う場面があったので、小説を先に読むことをおすすめします。 | ||||
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人にはそれぞれストーリーがあって、この瞬間出会っているのだということを認識しました。 社会は、自己中心的な視点でみると、自分以外の人は脇役でしかないように思えますが、他人の視点に立つことで、自分もその人の脇役でしかなく、真の理解者は自分自身しかいないとも思わされました。 あるがままの自分であっても人に恨まれることがあるという恐怖を感じました。 終始、一人称で口語調の文章ですが、徐々に引き込まれ、終盤一気につながり、また予想できなかった犯人とその背景に納得して感服でした。 | ||||
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2017年に映画公開とのことですが 小説のみのレビューです。 以下、ネタバレなしで これから小説を読む人や映画を観る人 そして小説読了後の人も大丈夫な形でレビューします。 本小説は考えオチというか、一読だけでは 良さが分からない部分も多いのではないでしょうか。 すくなくとも私はそうでした。 読了後、二度読みして構成を見直したり ネタバレ解説の記事をインターネットで読んだりすることで 良さがさらに増しました。 一読した方は、二度読みや インターネットでネタバレで解説しているブログなどを 読むとさらに楽しめるかと思います。 まず、タイトルにもなっている”愚行”について 殺害された被害者一家を知るの6名の証言を取材する形で 小説が構成されてます。 そして被害者家族(特に夫婦それぞれ)は、人の逆恨みを買うような 愚行を行っていたことが、知人の取材で明らかになってきます。 ここで面白いのが、その愚行を証言する人の心情が強く反映されていてるので 同じ行為であっても、「感じの良い」「無邪気」「親切」「目的のために努力を惜しまない」と捉える人もいれば 「ひどい」「計算高い」「貶めている」「人の気持ちを考えない」と捉える人もいるところです。 また愚行に関して、行為だけ聞けば、例えば 「二股」「人のランク付けによる差別」「相手を自分の都合の良いように利用する」 「相手を悪く言う」ことなど、本当に俗物的なことが沢山語られます。 しかしながら、それらを上手に解釈によって、あたかも親切で、合理的で、正当であり 一見、ひどいと思われることでも合理的に実行できる事があたかも高度な人間であって 賞賛されるかのように語られます。 愚行とは、考えなしに行われるものではなく 人間の詭弁や正当化によって無意識に行われるんだなぁ、 自分もやっている可能性あるなぁ、ってゾッとしました。 次に、そのことに関連することですが 被害者家族の知人を取材するという構成がとても良かったです。 そこで被害者が、周囲の怨恨を買うような行動が語られるのですが 被害者がどのような気持ち/動機で行動していたのかの心理描写が 小説の中ではありません。 なので、恨まれるような行為というものに 悪意や軽蔑する気持ちがあったのか それとも単にやっかみや逆恨みだけなのか 『結局のところ分からない』のです。 そこが 読者の想像力を掻き立てる部分でもあり、とても面白いです。 次に、最後に明かされる犯人です かなり最後まで明かされないので、 大いなるどんでん返しを期待したのですが 個人的には「あれっ?」といった あっさりさで、肩透かしを食った感じでした。 同じように感じていると思われる他のレビューもありましたので そう感じる人もいるかと思います。 しかし、犯人の分かった状態で二度読みすると 「なるほど、これは意外な犯人だ!」と 遅れて驚きました。 読了後、真犯人に物足りなさを感じた人は 2度読みすると衝撃を受けるかもしれません。 ここの部分は、映画化でより分かりやすく 直接的な驚きとなって描写されるのではないかと楽しみにしてます。 補足 本作は直木賞の候補となっているので 「第135回直木賞 選評」で、検索すると 選考委員の名だたる作家の本作に対する 鋭い論評を読めます。 さすがプロだなぁって思いました。 直木賞受賞ではなかったので ネガティブな評ではあります。 特にミステリ作家でもある選考委員の 阿刀田高さんの評は鋭く 「直木賞では、さらに上のものを求めているのか」と 驚きました。 ただ、そのネガティブな評も 大衆小説作品の文学賞の選評なので、 ミステリ作品としての評ではないです。 私自身はミステリ作品として とても面白く読めました。 | ||||
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え、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第三の衝撃。 | ||||
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ここ最近一番面白くなかったです。 何割かの人がこの人が犯人だろーな、じゃあどう関わってくるのか、を楽しみに読んだと思うのですが、人間関係に交わらないとか、それ推理小説としてあり!?記者の妹って…。助長なひとり語りを読まされた感じで不愉快です。読まなきゃよかった。 | ||||
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これぞ、いやミス!どんどん先が気になって一気に読んでしまいました。人間の醜いところが見えて複雑な気持ちになるけど楽しいです。映画も観ましたが、話が若干違うけどどちらも最高 | ||||
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わかりかにくい、犯人が。しまいまで。しかも記者の妹て?何の関係もないとこが面白いはずが、そうでもなく、手抜きぽくて伝わってこない | ||||
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1つの事件をいろんな視点から探っていき、関係者の話で殺された人物像があぶり出され、最後に犯人が自白している点が面白かった。行き帰りの電車の中でサクサク読める本。 | ||||
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映画を見てから読みました。タイトル通り愚かな人達が多く登場し、それぞれの掘り下げも映画よりも深いので、より内容を理解できました。が、基本的には登場人物の愚かな行動を延々聞かされ、最後を期待しながら何とか読みきったという印象。総合的には面白かったが、ストーリーのスピード感というか熱中度は並といったところです。映画だけでも充分かも。 | ||||
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色々な人にインタビューしていっただけの内容。そんなにいうほど各登場人物が愚行な人達とは思えない。人間なんてこんなもので、これって普通なんじゃないかと思った。 | ||||
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映画になる本は必ず原作を読みたくなるので買ってます。読み応えありました。最後のえーって感じ悲しいやらあーそういう事なんだって 満足しました | ||||
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期待通りの内容、面白かったです。作者の他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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