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風のターン・ロード
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風のターン・ロードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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はっきり言って、面白くない。芸人に例えると、あの、名前も思い浮かばない、ゲッツの人。 そもそも、飲み屋に客が金属バットを忘れて、放置するか?翌々日にでも、すぐに、取りに帰って来るだろ、店に。ご都合主義の極み。 バイクの描写以外は与太話。ただのバイク好きなら、読む価値あるかも。 | ||||
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風のターンロードは、はっきり言って、面白くない。芸人に例えると、あの、名前も思い浮かばない、ゲッツの人。 バイクの描写以外は与太話。ただのバイク好きなら、読む価値あるかも。 花園の迷宮が名作だから、ターンが⭐︎で、花園が⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎、その間をとった⭐︎⭐︎⭐︎ | ||||
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87年の江戸川乱歩賞受賞作である。 バイク乗りの青春模様にミステリーとしては衆人環視下の密室殺人をメインにしているが、このトリック自体は特に秀逸なものではない。 殺人のトリックや事件の真相にバイクの薀蓄が全く絡んでないのもいかにも江戸川乱歩賞という感じである。 80年代中期の専門特定業界知識中高年向け推理から若者向けのライトタッチの青春ミステリーに変化していた当時の乱歩賞の傾向に沿った作品と言える。 悪くはない作品だが、特に突出したところもない。選評で本年度はレベルがかなり低かったとあるが、それは事実だったのだろう。同じ低いなら最年少受賞者誕生!とでもしておいた方がまだ話題にもなるだろうという意味での受賞という感じか。 レベルの高い年度だったら、絶対受賞はできてないだろうと思う。 | ||||
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この物語の最大の魅力は、謎解きとは直接関係ないのですが、主人公がバイクで走るシーンでしょう。読者もバイクに乗りたくなる。 事件自体は、1年前に生き別れの妹が神戸のとあるカフェで殺され、その未解決事件を兄が調査するというものです。 関係者一同が偶然カフェに集合して、主人公が「何という偶然だ!」(おいおい)と言ったり、マスターがやけに渋くてモテモテだったり、ヒロインが3人登場して、それぞれが複雑な仲だったり……悪く言ってしまうと、今で言う「ケータイ小説」っぽい構成。しかし、細部までキャラを作りこんでいるので、感情移入がし易い佳作に仕上がっています。 思わせぶりな実業家や〇〇財閥のお嬢様が出て来る辺りなんか、まさにケータイ小説っぽい(苦笑)これが、物語と何の関係もなかったのは惜しいです。 殺人事件自体は、誰が犯人か(というかこの人しかいない)すぐ分かると思います。思わせぶりなシーンでモロバレ。動機は悲しかった。全然悪気がなく言った一言が、相手を(そして自分を)こんなに傷付けてしまうとは。 | ||||
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バイク好きの若者を柱に、恵子という娘を巡る推理仕立てもの。生き生きとした,感じに描かれていて良い処もあるのですが、推理が甘く、大人が読むには難あり。しかし、この時期しかない青春は、読み手に伝わってきて捨てがたい作品です。 | ||||
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週刊文春1987年 国内5位 一年前に発生した義妹の未解決刺殺事件を探るため、芹沢は現場となった神戸パブ”ルーエ”へ赴く。従業員らや、昔の仲間に温かく迎えられる芹沢は、この中に犯人がいることに気づいていく ・・・ 江戸川乱歩賞を最年少(24歳)で受賞した作品。 バイクで疾走するシーンは、臨場感があって、作者がバイク小説家と言われることが良くわかる。が、ミステリとして面白いかというとそうでもない。なんで?って気になるところが多々あったりする。もう少し書き込んでくれれば納得できるところもあるのだが、残念ながら隔靴掻痒というしかない。 選者のひとりが、はからずも江戸川乱歩賞として不作の年と評していたが、そうなんだろうなぁ。作者の若さに期待したということか。 TV向けに映像化されているようだが、サスペンス劇場の原作を読んでいるようだった。 | ||||
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週刊文春1987年 国内5位 一年前に発生した義妹の未解決刺殺事件を探るため、芹沢は現場となった神戸パブ”ルーエ”へ赴く。従業員らや、昔の仲間に温かく迎えられる芹沢は、この中に犯人がいることに気づいていく ・・・ 江戸川乱歩賞を最年少(24歳)で受賞した作品。 バイクで疾走するシーンは、臨場感があって、作者がバイク小説家と言われることが良くわかる。が、ミステリとして面白いかというとそうでもない。なんで?って気になるところが多々あったりする。もう少し書き込んでくれれば納得できるところもあるのだが、残念ながら隔靴掻痒というしかない。 選者のひとりが、はからずも江戸川乱歩賞として不作の年と評していたが、そうなんだろうなぁ。作者の若さに期待したということか。 TV向けに映像化されているようだが、サスペンス劇場の原作を読んでいるようだった。 | ||||
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江戸川乱歩賞 1986年、1987年 受賞作二編。 ■花園の迷宮 週刊文春 1986年 国内1位 当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。 ■風のターンロード 週刊文春 1987年 国内5位 バイクで疾走するシーンは、臨場感があって、作者がバイク小説家と言われることが良くわかる。が、ミステリとして面白いかというとそうでもない。なんで?って気になるところが多々あったりする。もう少し書き込んでくれれば納得できるところもあるのだが、残念ながら隔靴掻痒というしかない。 本全集は、花園の迷宮で評価した。二作品ともTVで映像化されているようだ。花園の迷宮は、映画化もされている。未見。 | ||||
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なぜバイク雑誌のカメラマンが捜査を開始するのでしょう? しかもやたらハードボイルドを気取っている。そこへ不可解なおしゃべり刑事が登場し…… 途中から飛ばし読みになってしまった。バイクの記述も大したことない。 バイクに対する熱い想いはわかるけど、作品に全然関係ないことだし。 これで受賞できたのは、三作目だったからか、それともその年、他にろくなものがなかったからでしょうか? | ||||
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なぜバイク雑誌のカメラマンが捜査を開始するのでしょう? しかもやたらハードボイルドを気取っている。そこへ不可解なおしゃべり刑事が登場し…… 途中から飛ばし読みになってしまった。バイクの記述も大したことない。 バイクに対する熱い想いはわかるけど、作品に全然関係ないことだし。 これで受賞できたのは、三作目だったからか、それともその年、他にろくなものがなかったからでしょうか? | ||||
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1年前、刺殺されたのは蒸発した母の産んだ娘だった。妹を殺した犯人を探し、カメラマンの芹沢はかつて過ごした神戸へと帰ってきた。現場であるバーの関係者から話を聞き、調査を進める芹沢だったが、再び事件が発生する。 第33回江戸川乱歩賞受賞作。 まずは、良いところから。これは、散々、作品紹介にも書かれているんだけど、バイクで疾走するシーンじゃないかと思う。私は、あんまりモータースポーツに詳しいとは言えないので、どの程度のレベルかは判断できかねるのだが、かなりこだわりを感じた。迫力もあると思う。 が、全体的に見れば、あまり出来が良いとは思えない。まず、良いところ、と書いたバイクの疾走シーンなのだが、事件の方とは一切関係が無い。メーカー名だとかを出してのこだわりは感じるのだが、本編に一切関わってこないところでのこだわりは、興味の薄い読者にはちょっと辛い面もある。また、事件に関しても、真犯人の動機はともかくとして、大きく関わるある人物の行動の理由が不明だ。全体的な人物描写、人間関係も最初からちょっと人工感が否めないし。そして、ある意味では一番大きな部分かもしれないけど、なぜ主人公・芹沢は妹の事件の真相を探ろうとしたのだろう? (作品が始まった時点では)面識の無い戸籍上の肉親というだけだし、作品を読み終えてもそこまで事件を探る理由がわからないのだ。どうもその辺りのチグハグ感がぬぐえなかった。 完成度という意味で、ちょっと劣る気がする。 | ||||
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1年前、刺殺されたのは蒸発した母の産んだ娘だった。妹を殺した犯人を探し、カメラマンの芹沢はかつて過ごした神戸へと帰ってきた。現場であるバーの関係者から話を聞き、調査を進める芹沢だったが、再び事件が発生する。 第33回江戸川乱歩賞受賞作。 まずは、良いところから。これは、散々、作品紹介にも書かれているんだけど、バイクで疾走するシーンじゃないかと思う。私は、あんまりモータースポーツに詳しいとは言えないので、どの程度のレベルかは判断できかねるのだが、かなりこだわりを感じた。迫力もあると思う。 が、全体的に見れば、あまり出来が良いとは思えない。まず、良いところ、と書いたバイクの疾走シーンなのだが、事件の方とは一切関係が無い。メーカー名だとかを出してのこだわりは感じるのだが、本編に一切関わってこないところでのこだわりは、興味の薄い読者にはちょっと辛い面もある。また、事件に関しても、真犯人の動機はともかくとして、大きく関わるある人物の行動の理由が不明だ。全体的な人物描写、人間関係も最初からちょっと人工感が否めないし。そして、ある意味では一番大きな部分かもしれないけど、なぜ主人公・芹沢は妹の事件の真相を探ろうとしたのだろう? (作品が始まった時点では)面識の無い戸籍上の肉親というだけだし、作品を読み終えてもそこまで事件を探る理由がわからないのだ。どうもその辺りのチグハグ感がぬぐえなかった。 完成度という意味で、ちょっと劣る気がする。 | ||||
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