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転生
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転生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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もっと本格的に人間の命について、哲学的な考察のある本だと勝手に勘違いして購入してしまい、後悔している。私は元理学療法士で医療畑の人間である。このように、臓器移植にともなう記憶転移を、単なるサスペンスのネタにされる事に、深い憤りを感じる。ゴッド・コミッテイーが実在するのか、小説の単なるネタなのか解らないが、実在するならノンフィクションで追求すれば良いだけの話である。小説全体としては、おそらく400字詰め原稿用紙軽く700枚を超える力作なのだろうが、いかんせん、病院内の描写がリアリティーがない。これは私以外の医療従事者は、誰が読んでもそう思うはず。例えば、11頁の医者が緑色の看護服を着ていたり、41頁の主人公の母さんが全身を緑の看護服で包んでいるという描写だが、おそらく参考文献の「記憶する心臓」の109頁に”わたしの病室に入ってくる人たちは、みなグリーンのガウン・・・誰もが同じ全身グリーンのかたまりに見えた”とあり、これをそのまま”緑の看護服”と訳したのだろう。しかし、通常、日本の病院においては医師は”緑の手術着”を着ているのであり、断じて看護服ではない。ただし、作者が商学部出身なのを考慮すれば、仕方ないのだろう。あと、一番ひどいのは解説。黒田研二という作家の解説だが、作品の解説が少なくて、作者の貫井氏に対するやっかみが書かれていて、ふざけている場合ではないと思った。 | ||||
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前半はおおよその先がわかるだけに説明がくどく、追うのが疲れます。 いらない描写、主人公の心の葛藤の説明が多すぎます。 それも意外性や伏線を期待させるものではなく、ただ状況を主人公に説明させてる感が気になる。。 ページを減らして研いだほうが完成度は増すと思いました。 毎回楽しく読ませていただいてるので、、今作は上記が気になりページが進まず少し残念でした。 | ||||
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東野圭吾の「変身」と結構かぶる。 先が読みやすいのでミステリーとしてはいまいち。 ロビン・クックの小説みたいに医学的な方向に持っていけば面白くなったかもしれないが・・・ | ||||
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この作品と、東野圭吾の『変身』って、心臓と脳の違いがあるとはいえ、主人公の変化の様子や状況設定が非常に酷似しているように思いました。 (主人公がコーヒーを飲みたくなったり、芸術的なセンスが異常に発達したり) え? ここまで似てしまうもの?と思って、 思わずいかがわしい予測が立ってしまうほど。。。 この手のテーマを扱った小説は、みんなそうゆうものなのでしょうか? | ||||
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残念なことに、本の帯に書かれているような「恐ろしい臓器移植の実態」「人類が踏み込んだ「生」の意味を問うミステリー」色はあまりありません。臓器移植、というテーマのミステリーなどなら、他の作家(帚木蓬生など)が余程「恐るべき」面白い話を書いています。それと比べると、あまりにも爽やかすぎて物足りないです。でもこれは売り方が間違っているのかもしれません。大学生の若者のある意味、爽やかな物語だと捉えれば良いかも。それにしても、主人公以外の登場人物の設定、エピソードなどが妙に中途半端で浅いのが残念です… | ||||
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