左手に告げるなかれ

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左手に告げるなかれの評価:

2.81/5点 レビュー 27件。 C ランク

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平均点2.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1〜20 1/3ページ
No.52
(5pt)

やっと読めた名著

私の中でずっと名著になっています。世間的にもそうだろうとは思うけれど。今はカヌレを食べながら日曜日の午前を洒落た喫茶店で本書を読んでいて。

やっとそんな生活、気持ちになれました。だからやっと手に取れたこの名著です。本書が刊行された96年は私には地元の阪神大震災の翌年で、本を読むという事が為せなかった。東京ではずっとオウム教の僥倖が…という時。そしてミレニアム、明けてのシドニー五輪とそれに続く911。絶望的に世界と自分が高速でかき混ぜられて、座っていても座っていない様な感覚だった。のだと思う。それから暫くは震災からの後遺症の様な出来事が消えず(消える筈もなく)、本より映像、本より行動の年月がその後10余年の私になる。

軽く20歳、年も取って、もう私の世代ではなくなった世の中を実感して、同じスピードの筈の時間が以前よりゆっくりし始めた。読みたかった本、記憶は鮮明にこの「左手に」にあった。私自身が左利きだから、忘れる訳もなくて。そして読んでみると…私にも書けそうな気がして来る優しい文。写実性に溢れた書物はやっと17世紀ごろから現れたらしいが、小説、novel、という語は、新しいという意味があったらしいです。その頃から昔々の小説は本書の様に描写が長くて私には素敵です。昨今の何でもサクッというのしかお呼びでない、凹みもしない世代とは違い。そういう時間の流れも本書は私に合っていそうです。良かった、そんな感じが。

スリ、痴漢、手品は三大指先の出来事だと思う私ですが、昔々の私の彼女は私は放っといたら悪い方へ行く人、と私を評しました。自覚は全くない。スリ自体がそんな無自覚なのだろうか。でもスリくらい「五分の魂」なんて言い訳が効かないものもない。仕事で怒鳴り合い、殴り合いになっても幾らかは理由は認められても。その許されないものに興味が湧くのが、彼女が見抜いた私の性(たち)なんだろうか、と思いながら、それも確かめる為に読んでいる私です。スリに私を投影しているのでも決してないつもりですが。読めて幸せ感はやっぱりあります。カヌレと同じくらい良い香りの本書です。カヌレなんて言ってますが20年前にはなかったろうに。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.51
(5pt)

やっと読めた名著

私の中でずっと名著になっています。世間的にもそうだろうとは思うけれど。今はカヌレを食べながら日曜日の午前を洒落た喫茶店で本書を読んでいて。

やっとそんな生活、気持ちになれました。だからやっと手に取れたこの名著です。本書が刊行された96年は私には地元の阪神大震災の翌年で、本を読むという事が為せなかった。東京ではずっとオウム教の僥倖が…という時。そしてミレニアム、明けてのシドニー五輪とそれに続く911。絶望的に世界と自分が高速でかき混ぜられて、座っていても座っていない様な感覚だった。のだと思う。それから暫くは震災からの後遺症の様な出来事が消えず(消える筈もなく)、本より映像、本より行動の年月がその後10余年の私になる。

軽く20歳、年も取って、もう私の世代ではなくなった世の中を実感して、同じスピードの筈の時間が以前よりゆっくりし始めた。読みたかった本、記憶は鮮明にこの「左手に」にあった。私自身が左利きだから、忘れる訳もなくて。そして読んでみると…私にも書けそうな気がして来る優しい文。写実性に溢れた書物はやっと17世紀ごろから現れたらしいが、小説、novel、という語は、新しいという意味があったらしいです。その頃から昔々の小説は本書の様に描写が長くて私には素敵です。昨今の何でもサクッというのしかお呼びでない、凹みもしない世代とは違い。そういう時間の流れも本書は私に合っていそうです。良かった、そんな感じが。

スリ、痴漢、手品は三大指先の出来事だと思う私ですが、昔々の私の彼女は私は放っといたら悪い方へ行く人、と私を評しました。自覚は全くない。スリ自体がそんな無自覚なのだろうか。でもスリくらい「五分の魂」なんて言い訳が効かないものもない。仕事で怒鳴り合い、殴り合いになっても幾らかは理由は認められても。その許されないものに興味が湧くのが、彼女が見抜いた私の性(たち)なんだろうか、と思いながら、それも確かめる為に読んでいる私です。スリに私を投影しているのでも決してないつもりですが。読めて幸せ感はやっぱりあります。カヌレと同じくらい良い香りの本書です。カヌレなんて言ってますが20年前にはなかったろうに。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.50
(3pt)

動機がもっと強ければ★4つかも。

江戸川乱歩賞受賞作品。ミステリーとしては及第点。ただ、ミステリーの根幹となる動機が極めて薄い。こんな理由で殺人を犯すのか、と疑問。連続殺人というからにはしっかりした動機が必要。万引Gメンを主人公にした点は面白いが、ラストまでそのGメンぶりを活かしてほしかった。中盤は間延び感じもあったが、ラスト一気の謎解きは急ぎすぎかとも思ったけれど悪くはなかった。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.49
(3pt)

動機がもっと強ければ★4つかも。

江戸川乱歩賞受賞作品。ミステリーとしては及第点。ただ、ミステリーの根幹となる動機が極めて薄い。こんな理由で殺人を犯すのか、と疑問。連続殺人というからにはしっかりした動機が必要。万引Gメンを主人公にした点は面白いが、ラストまでそのGメンぶりを活かしてほしかった。中盤は間延び感じもあったが、ラスト一気の謎解きは急ぎすぎかとも思ったけれど悪くはなかった。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.48
(2pt)

終末の展開があまりにも安易過ぎます。

冒頭、保安士である主人公が万引きを監視し、捕まえ指導する導入は誠に読ませるのです。このまま、そのニヒルな性格と職業意識で物語が展開するのかと思いきや、意外な方面に話がずれていきます。「展開」ではなく「ずれる」というしかありません。そして、ストーリーが段々とまだるっこく、つまらなくなってしまいます。迷走とも言えるかもしれません。警察官・不倫相手・スーパー経営の女性・主人公の上司等、様々な人物を登場はさせるのですが、その総てが中途半端で、はたして描く必要があったのか?と思わせます。登場はさせるが・・・・ただそれだけという感じなのです。
 特に大演説と大活躍をする「探偵」なるものの存在と主人公とのからみが、行き当たりバッタリで誠に安易です。最終の場面になると完全に破綻しています。変装を過大評価し過ぎです。身近な二人の人間の外見を、まったく別人のように見分けられない? いくらなんでも、それはあるまいという感じですし、殺人の原因となった親子関係の破綻を急に犯人に告白させる。それ以前の記述の伏線は一切無しに・・・・こうなるとセリフで説明すれば何でもありの三流小説です。題名もこってはいるがわけがわからない。なんだか読んで当てが外れた作品という印象です。文章も少しまわりくどく、妙にもったいぶった言い回しが目立ちます。解説者は褒めまくっていますが・・・・。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.47
(2pt)

終末の展開があまりにも安易過ぎます。

冒頭、保安士である主人公が万引きを監視し、捕まえ指導する導入は誠に読ませるのです。このまま、そのニヒルな性格と職業意識で物語が展開するのかと思いきや、意外な方面に話がずれていきます。「展開」ではなく「ずれる」というしかありません。そして、ストーリーが段々とまだるっこく、つまらなくなってしまいます。迷走とも言えるかもしれません。警察官・不倫相手・スーパー経営の女性・主人公の上司等、様々な人物を登場はさせるのですが、その総てが中途半端で、はたして描く必要があったのか?と思わせます。登場はさせるが・・・・ただそれだけという感じなのです。
 特に大演説と大活躍をする「探偵」なるものの存在と主人公とのからみが、行き当たりバッタリで誠に安易です。最終の場面になると完全に破綻しています。変装を過大評価し過ぎです。身近な二人の人間の外見を、まったく別人のように見分けられない? いくらなんでも、それはあるまいという感じですし、殺人の原因となった親子関係の破綻を急に犯人に告白させる。それ以前の記述の伏線は一切無しに・・・・こうなるとセリフで説明すれば何でもありの三流小説です。題名もこってはいるがわけがわからない。なんだか読んで当てが外れた作品という印象です。文章も少しまわりくどく、妙にもったいぶった言い回しが目立ちます。解説者は褒めまくっていますが・・・・。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.46
(2pt)

ちょっと不可解

面白い小説ではあるが、江戸川乱歩賞を受賞した作品の中では少し見劣りする。
まず、トリックや動機、設定に「なんで?」と思わせるコジツケ感がある。ここが最も受賞を不思議に思わせるところ。キャラ設定も凝り過ぎたのか、読者として共有できない、没入できない登場人物になっている。そのあたりが気になって仕方なく、なかなか読み進められなかった。
ただ保安員として主人公が葛藤する様などは、とても面白く読めた。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.45
(2pt)

ちょっと不可解

面白い小説ではあるが、江戸川乱歩賞を受賞した作品の中では少し見劣りする。
まず、トリックや動機、設定に「なんで?」と思わせるコジツケ感がある。ここが最も受賞を不思議に思わせるところ。キャラ設定も凝り過ぎたのか、読者として共有できない、没入できない登場人物になっている。そのあたりが気になって仕方なく、なかなか読み進められなかった。
ただ保安員として主人公が葛藤する様などは、とても面白く読めた。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.44
(3pt)

最後はとてもわくわくドキドキしました!

私の素人の感想は

・タイトルがすごくいい。内容にもあっていると思うけど、でももう少しタイトルの言わんとしているところを強く訴えるともっと心に残るかも。
・なんか読みづらかった。もっと文章が読みやすければもっといいです。でも、それは私の読書不足で文字を追うのに慣れていないからかも?!
・えええ?!犯人の動機がいまいちかなあ・・・。
・最後の犯人が分かるところはホント、ワクワクドキドキしました!

以上です。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.43
(3pt)

最後はとてもわくわくドキドキしました!

私の素人の感想は

・タイトルがすごくいい。内容にもあっていると思うけど、でももう少しタイトルの言わんとしているところを強く訴えるともっと心に残るかも。
・なんか読みづらかった。もっと文章が読みやすければもっといいです。でも、それは私の読書不足で文字を追うのに慣れていないからかも?!
・えええ?!犯人の動機がいまいちかなあ・・・。
・最後の犯人が分かるところはホント、ワクワクドキドキしました!

以上です。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.42
(3pt)

一日で読み切ってしまったけど・・・

途中飽きることもなく一日で読み切ってしまった。
 ストーリ展開も良かったし、真実に近づいていくこと、そしてクライマックスは読み応えがあった。

 だけど、犯人の動機が今ひとつだったことと、タイトルが結末とそんなにリンクしていないような感じがしてしまって、読後感に爽快さがあまりなかった。
 だから星は3個にした。

 読んでいて強く感じたことは、この小説が出版された時よりも現在(2014年)はずっと便利になっているということだ。

 作中に登場した『ポケットベル』は存在せず、それはさらに進化している。
 
 『実現不可能だ』と記述されていた24時間営業のスーパーもそこらじゅうにある。

 だけど便利になった反面、もしかしたらなくしてしまったものもあるのかもしれない。

 作品全体から、そして登場人物たちの数々の言動を見てそう思わされた。

 だから、それを意識するために多くの人に読んでもらい、感じてもらいたい。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.41
(3pt)

一日で読み切ってしまったけど・・・

途中飽きることもなく一日で読み切ってしまった。
 ストーリ展開も良かったし、真実に近づいていくこと、そしてクライマックスは読み応えがあった。

 だけど、犯人の動機が今ひとつだったことと、タイトルが結末とそんなにリンクしていないような感じがしてしまって、読後感に爽快さがあまりなかった。
 だから星は3個にした。

 読んでいて強く感じたことは、この小説が出版された時よりも現在(2014年)はずっと便利になっているということだ。

 作中に登場した『ポケットベル』は存在せず、それはさらに進化している。
 
 『実現不可能だ』と記述されていた24時間営業のスーパーもそこらじゅうにある。

 だけど便利になった反面、もしかしたらなくしてしまったものもあるのかもしれない。

 作品全体から、そして登場人物たちの数々の言動を見てそう思わされた。

 だから、それを意識するために多くの人に読んでもらい、感じてもらいたい。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.40
(2pt)

冗長

期待していた分、残念ながら冗長に思えました。スピード感がなく、途中で退屈してきます。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.39
(2pt)

冗長

期待していた分、残念ながら冗長に思えました。スピード感がなく、途中で退屈してきます。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.38
(3pt)

軽いミステリーだが 犯人に矛盾を感じる

若い女性の素人探偵の一人称で事件が綴られていきます。 のりぴーせんべいとか A型コートとか その時代を反映した事象が今読むと
いささか古さを感じてしまいます。 A=真犯人は かつてのいきさつから Bを憎みそのBに殺人犯の罪をなすりつけるべく 何と4人も殺人を犯し、
Bが犯人であることを警察にミスリードさせるように証拠を捏造しています。 こんなことは大変にまだるっこしいです。 
普通なら AがBを殺したいほど憎んでいたら 直接Bを殺して完全犯罪を狙うでしょう。 仮に警察がBが犯人という犯人の希望通りの判断にいたらず
別人を逮捕してしまう可能性だってあるわけです。 そういう展開をAは想定してなかったのでしょうか? 読んでいてとても不思議な気持ちになりました。
軽いユーモラスな会話や 比喩の多用でかつての トニー・ケンリックの諸作品を思い出しました。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.37
(3pt)

軽いミステリーだが 犯人に矛盾を感じる

若い女性の素人探偵の一人称で事件が綴られていきます。 のりぴーせんべいとか A型コートとか その時代を反映した事象が今読むと
いささか古さを感じてしまいます。 A=真犯人は かつてのいきさつから Bを憎みそのBに殺人犯の罪をなすりつけるべく 何と4人も殺人を犯し、
Bが犯人であることを警察にミスリードさせるように証拠を捏造しています。 こんなことは大変にまだるっこしいです。 
普通なら AがBを殺したいほど憎んでいたら 直接Bを殺して完全犯罪を狙うでしょう。 仮に警察がBが犯人という犯人の希望通りの判断にいたらず
別人を逮捕してしまう可能性だってあるわけです。 そういう展開をAは想定してなかったのでしょうか? 読んでいてとても不思議な気持ちになりました。
軽いユーモラスな会話や 比喩の多用でかつての トニー・ケンリックの諸作品を思い出しました。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.36
(3pt)

結局何を強調したかったのかよく分からない

万引きGメンが主人公ということもあって、小売業の業界もの社会派推理かと思いきや、みぎ手というダイイングメッセージ要素や不倫の恋愛劇の要素やらやたら思わせぶりな序盤の展開は面白いが、ラストで事件の真相が明らかになると、推理小説以前のようなトリックですらないみぎ手のダイイングメッセージのがっかりの意味や、あまり書いてしまうとネタばれになってしまうが、ある人物の変装トリックは幾らなんでもこれ主人公会った瞬間気づくだろうよと思ってしまった・・・。結果、読後は何が言いたかったかったのかよく分からない焦点の定まらない作品になってしまっている。標準以上の作品であるが、この回の乱歩賞最終作には高嶋哲夫氏や野沢尚氏の作品もあったのだが、それらを押しのけて受賞した作品の割りに何でこれが乱歩賞なのかよく分からない。80年代くらいまでの単行本には巻末に最終候補作ごとの各審査員の講評が記載されていたのに、後に掲載されなくなってしまったが、本書ほどこの審査員の講評を読みたいと思った作品はない。この頃くらいから乱歩賞作の回による出来の優劣の差が大きくなってきたような感じがする。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.35
(3pt)

結局何を強調したかったのかよく分からない

万引きGメンが主人公ということもあって、小売業の業界もの社会派推理かと思いきや、みぎ手というダイイングメッセージ要素や不倫の恋愛劇の要素やらやたら思わせぶりな序盤の展開は面白いが、ラストで事件の真相が明らかになると、推理小説以前のようなトリックですらないみぎ手のダイイングメッセージのがっかりの意味や、あまり書いてしまうとネタばれになってしまうが、ある人物の変装トリックは幾らなんでもこれ主人公会った瞬間気づくだろうよと思ってしまった・・・。結果、読後は何が言いたかったかったのかよく分からない焦点の定まらない作品になってしまっている。標準以上の作品であるが、この回の乱歩賞最終作には高嶋哲夫氏や野沢尚氏の作品もあったのだが、それらを押しのけて受賞した作品の割りに何でこれが乱歩賞なのかよく分からない。80年代くらいまでの単行本には巻末に最終候補作ごとの各審査員の講評が記載されていたのに、後に掲載されなくなってしまったが、本書ほどこの審査員の講評を読みたいと思った作品はない。この頃くらいから乱歩賞作の回による出来の優劣の差が大きくなってきたような感じがする。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X
No.34
(4pt)

丁寧に読めばー社会派の佳作

あまり評価しない作品の様ですが、丁寧に読めば社会派の優れた佳作だと思います。不倫と万引きを巡る、推理ものですが、中々の書き手です。やはりプロの技を生かした文です。味のある作品なので呼んでみてください。
左手に告げるなかれ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれ (講談社文庫)より
406264620X
No.33
(4pt)

丁寧に読めばー社会派の佳作

あまり評価しない作品の様ですが、丁寧に読めば社会派の優れた佳作だと思います。不倫と万引きを巡る、推理ものですが、中々の書き手です。やはりプロの技を生かした文です。味のある作品なので呼んでみてください。
左手に告げるなかれ Amazon書評・レビュー: 左手に告げるなかれより
406208385X