破線のマリス



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初公開日(参考)1997年09月
分類

長編小説

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破線のマリス (講談社文庫)

2000年06月30日 破線のマリス (講談社文庫)

首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑤子は、虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった!?事故か、他殺か、一本のビデオから始まる、超一級の「フー&ホワイダニット」。第43回江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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破線のマリスの総合評価:7.22/10点レビュー 50件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

まあまあでした

しりきれトンボ。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(7pt)

破線のマリスの感想


▼以下、ネタバレ感想

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こぶ平
WX8C8PQZ
No.1:
(7pt)

破線のマリスの感想

大ヒットしたドラマ「半沢直樹」は、元銀行マン原作という事で、全てとは言いませんが銀行の「黒い」部分に間してはリアリティを感じながら拝聴していました。
この作品は、テレビ畑に籍を置いていた作者が、数字至上主義のテレビ局に対して一石を投じる作品になっています。
やっぱり内部告発って感じで面白いです。

汚職に関するタレコミのテープを数回見ただけで「使える」と確信しテレビで流してしまった女編集者。
「使える」とは数字が狙えるという事だろう。裏付けもろくに取らず明らかなスタンドプレイ。
内容が内容だけに、何かあった時どうなるかは大人なら分かりそうなもの。
それでも私なら出来ると思えるその自信。正直大嫌いなタイプだ。自業自得だよ。

それにしても、女編集者が好きに作成した映像がプロデューサーの了承を得ず電波に乗ってしまうという・・・
結果を出しているんで誰も文句が言えないって事?それとも「報道の自由」ってヤツですか?
ある程度分かってはいたものの、マスコミの傍若無人っぷりに怒りすら覚えました。
一番問題なのは、それを鵜呑みにしてしまう我々視聴者の浅はかさなのかも知れませんけど・・・

結末としては、発端となった事件の解決がなされておらず、刺身のツマみたいな扱いで終わっている点が少々消化不良を感じさせますが、作者の主眼はそんなとこにはなかったのでしょう。
数字に取り憑かれた人間の末路、壊れていく過程の描写がある意味恐ろしかったです。
良質のサスペンス。

梁山泊
MTNH2G0O
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未読の方はご注意ください

No.47:
(5pt)

切実にKindle化を願う

私にとって、最高の本
ほんとにほんとに切実にKindle化していただきたい
破線のマリスAmazon書評・レビュー:破線のマリスより
4062088630
No.46:
(1pt)

こんなもんをホントに選考者たちは評価したの?

オレ、選考者たちがどんな選評を書いたのか読んでみたい。p.131まで読んで離脱するけど、一応レビュー書いておく。

舞台はTV局の報道番組の製作部。
鼻っ柱が強いが'有能'だから、在籍していられるという映像担当の瑤子が主人公。
瑤子はタレコミで貰ったビデオテープを基に短い映像を作ってそれをTV放送に乗せるわけだが・・・・
 ↑ここまでがp.130までの内容。以下はオレの感想。
    * * *
段階踏んでみる。
①初対面の人間の話を鵜呑みにして、その映像をそのまま信じてしまう、なんてありえるんだろうか?具体的には、ピンボケで顔が判別できない人物たちを背格好が似ているというだけで同一人物だと信じてしまう。そして、それらしき映像を作る。そんな技術者がどう有能なんだ?
②顔が見えていない映像を比較してこの人たちが同一人物だと盲信する視聴者なんていないだろ。作者はそこまで視聴者&読者がバカだと思ってるの?
③瑤子が作ったとされる映像作品、説明を読んでも書いてないから分からない。
 p.96---男の情報はないほうがいい。この男の存在をことさら面白がってはいけない。
はあ???そんなら実名や役職は出さずに顔アップで笑っている映像を上げたってことか???

別に、「倫理」みたいなものを小説に求めていないから、何をやってくれてもいいけど、こんなのは成立しないよ。作者はおそらく『映像作品が加工されたもので、真実を映していない』というテーマで描いたんだろうけど、説得力がなさすぎて付いていけない。
    *    *    *
あともういっこ。
さきほど、この作品を2021年以降に読んだ者としての感想。
★★すごく重要だから、これから乱歩賞を読み漁ろう、とか思っている方たちは参考にしてね。
**TV番組の制作現場・内幕・機材の説明/TV局の役割・立場
↑こういうものにまったく興味がない人は読まないほうがいい。くだらないから。

発表から20年以上経って環境が変わってる。
つまりTV局というものがすでに魅力的な舞台じゃないってこと。
娯楽小説は必ず風化する。
破線のマリスAmazon書評・レビュー:破線のマリスより
4062088630
No.45:
(3pt)

スッキリ感はいまいち

謎がすべて解けていくスッキリ感や納得感はいまいちでした。
しかし、続きが気になるような構成にはなっていたように思います。
ミステリと報道がどうあるべきかという二点が軸になった作品であり、
報道にかかわる人はより楽しめる内容だったのかもしれません。
またいい意味でも悪い意味でも、すべてが明らかになるわけではないので、
その部分を自分で考えるのもおもしろいのかもしれません。

もし、ドラマ化するなら、主人公は綾瀬はるかに演じていただきたいです。
破線のマリスAmazon書評・レビュー:破線のマリスより
4062088630
No.44:
(4pt)

内部告発によって、追いつめられていく

報道番組ほどむつかしいものはない。編集者の主観がどうしてもはいるからだ。
遠藤瑤子という女性が、主人公。

タフで、視聴率のとれる編集者。「想像力と勇気」と励まされる。
麻生公彦 郵政官僚。バランスを崩している生活。器物を破損する。
やらせとは、どこまでやらせなのか?

ひとつの罠としての、内部告発。
破線のマリスAmazon書評・レビュー:破線のマリスより
4062088630
No.43:
(4pt)

初めて見るタイプのミステリー

事件が起こって、それを解決する。そう思い込んで流れに身をまかせている終盤で深い落とし穴にはまってしまった。そんな感じです。
各所に感じる違和感はありましたが、それなりに楽しめました。
破線のマリスAmazon書評・レビュー:破線のマリスより
4062088630



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