魔笛
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「渋谷スクランブル交差点で発生した無差別爆弾テロ」 | ||||
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途中までは面白く読んでいましたが、最後の方の展開は少し無理があるのではないかと感じてしまいました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!二千個の鋼鉄球が一瞬のうちに多くの人生を奪った。新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。妻が獄中にいる複雑な事情を抱えた刑事鳴尾良輔は実行犯の照屋礼子を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。迫真の野沢サスペンス。 | ||||
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最後まで読めば面白かったです。 新興宗教にもぐりこんだはずの女性警察官が、テロを起こすお話。 最初は警官の名前が一気に出てくるし、ちょくちょく話し手が変わるので、かなり読みにくいと感じましたが、あらすじ自体はとても面白かったです。 | ||||
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野沢さんのファンになりました。 続編が早く出てほしいです。 展開の素晴らしさ、話の面白さ、最高です。 | ||||
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野沢尚は 読みやすく 映像が浮かびやすい文章を書く 作者だった。 ただ この魔笛は ちょっと 違った。 なぜ 照屋礼子の 手記で 書かれなくてはいけないのか。 そのことで 鳴尾と 藤子のことが 浮き彫りになるからだろうか。 照屋礼子の視点から見ると やはり全貌が見えないね。 オウム真理教という事実の中に、様々な素材があって、創作意欲を 湧き立てることになるのだろう。 自分の救済をはかろうとして、無差別殺人に 発展するのか? ということだろう。 照屋礼子は、公安の捜査員だった。 坂上輪水が創設した新興宗教に、潜入した。 それが、無差別殺人の渋谷爆発犯となる。なぜ、そうなったのか? それを追い詰める鳴尾刑事。 それに協力する獄中結婚した鳴尾の妻 安住籐子。 照屋礼子の独白で、この事件を説明して行くのだが、 意外とまだるっこしいのだ。 照屋礼子は 何をしたかったのだろうか? 坂上輪水 を慕うことで 爆発犯になったのか。よくみえない。 そして、なぜ 鳴尾をターゲットにするのか。ジェラシー? 公安としての論理が はっきりしていて、それが 魔笛の 論理を 明らかにする。 鳴尾の 情理が 打ち破る。公安の論理とヒトの情理のぶつかり合い。 この物語は 野沢尚として、よく勉強をしたあとが見える。 野沢尚の綿密な物語の作り方に、さらに、詳しくした。 野沢尚は登場人物の経歴書を作り、その人物のプロフィールから キャラクターを作り上げていことで、物語の安定性を作る。 リアリティとはそういうところから生まれる。 シナリオとは、その手法によってしか整合性と調和性を作り上げることができないのだ。 爆発犯であるが故に 爆弾のことを勉強した。 メシア神道であるが故に 神道と仏教、そして新興宗教とは。 新興宗教からいかにテロリズムが生まれるのか? 公安の仕組みと 公安捜査員が洗脳されていく様。 照屋礼子という存在から、沖縄の米軍犯罪の歴史。 照屋礼子の企みをしられないための公安の隠蔽体質。 それを追いかけるために 獄中結婚というありかた。 (ここは、ちょっと無理があるのであるが) そこまでの素材の上に組み立てられている。 読者にお勉強してもらわないと、物語が成り立たないのだ。 | ||||
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ちょっと色々詰め込みすぎな印象です。 最初に、渋谷で爆発事故が起きる。 そこで、何人も人が死ぬのですが、死ぬ人一人一人に対してエピソードや生い立ちを披露しています。 ここで、ちょっとこの小説重いかなと感じましたが、逆に丁寧な作りだなとも思いました。 詰め込みすぎだと思ったのは、警察の公安とか宗教とかを詳細に書き込みすぎていてること。 素人はここまで説明されても分からないから、早く話を進めて欲しいと感じてしまいました。 あと、爆弾とか銃器とかの描写も細かすぎて、ついていけなかった。 ライトな小説が好きな人はとっつきにくいかもです。 あと、主人公の警官が獄中にいる妻をどうして好きになったのかが、説明不足。 その妻がなんで、犯罪心理を研究してて、なんで刑事並みにプロファイリング能力があるのかも、説明不足。 犯人がなんで、公安から宗教家に心を奪われて、事件を起こしたのかも、分かり辛かったです。 | ||||
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