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行きずりの街
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行きずりの街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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半分で挫折しました。 志水辰夫は作家の中でも地の文に定評がある聞き、興味本位で手に取りました。 確かに上手な方です。しかしストーリーが単調で全体的に古さが漂っており、文章目当てでも今から読む小説ではないと感じました。 自分は男ですが、中年男性作家の書くおじさん文章というのが苦手で、若者に対する呪詛みたいな描写や女性への無邪気な偏見や性的な視線が年齢や社会的地位の向上とともに硬直化しているのを見るにつけ、思わず顔を背けなくなることがあります。 本作でもストーリーが動き出すと共にそうした側面が垣間見えてしまい、木村美紀というキャラクターが出てきたところで辛抱できず、相変わらずお遣いシーンが続くのを見計らって本を閉じました。 | ||||
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古い小説なので古臭い、というのは仕方ないのですが、つまり、時代を超えた魅力はないということです。 あと教え子と主人公の過去が絡んでいるところ、ご都合主義的な話です。 | ||||
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値段が安いから仕方ないけど、ちょっと状態が良くなかった(汚い)です。 | ||||
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教師である主人公が、高校の教え子と、卒業を待って結婚したが、その事を責められ、教職を失職し、地方の塾講師へと、流転。しかし、妻とも、結局離婚。更には、塾講師であった時の、教え子が失踪し、その行方を追う中で、元妻と再会を果たす。オヤジの、まだ原作者である志水氏の妄想と夢が、多いに入ってますね。高校の教え子(女性徒)に好かれ、恋愛関係に発展し、塾講師となった時も、教え子(女性徒)にやっぱ、好かれる、かなりモテモテ教師なんですね。だけど、現実には、教師は、変わり者も多いし、オヤジが、いくとこ、いくとこ、女子高生にモテて、かつ、恋愛関係(対等な)になるなんて、エロゲじゃあるまいし、そうそうあることではないですね。高校教師が毎日、学校で、女性徒を異性の対象としか見てないとしたら、問題だし、正直かなりキモい。陰謀を企む組織についても、一応、一般市民とは言えない程、暴力的で、人を殺すことをいとわないですね、ためらいがない。そう言った意味ではリアリティに欠ける作品です。 | ||||
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いままで「このミステリーがすごい」の順位は結構信頼してたんですが・・・・ ミステリーは人間の心理描写のリアリティーさも重要な要素だと思うのですが、 この作品は心理描写がいまいちです 女生徒に手を出して、結局破局して女生徒を不幸にしてしまったという主人公の過去に対して、 最後には開き直ったかのように全面肯定するのはどうかと・・・・ 主人公に幾ばくかの罪悪が残るくらいの線引きでよかったと思います あと、敵対勢力の人間が、殺人も平然と行うなど暴力的すぎて、リアリティーがないです 一応カタギの一般人なのだから、上からの命令で暴力を振るうとしても、 もうちょっととまどいみたいなものがあるはずなんじゃ? ミステリーとしては並でした 他の低評価のレビューと同様、 ミステリーがすごいで1位取るほどのものではないかと感じました | ||||
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高校教師が教え子との恋愛の末に結婚し、陰謀に巻き込まれたことで結婚も破綻し職も追われ、田舎の塾の講師に…。 そしてまた別の教え子の失踪事件を追いかけていくうちに、かつての事件の全貌が見えてくるというもの。 主人公はかなりもてる人物で、女学生との禁断の愛とか、男性の欲望を描いているようにも感じた。 生徒との恋愛を大袈裟にタブー化しているようで、それによって話を盛り上げようとしているのだろうけど、私の心は盛り上がらなかった。 | ||||
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塾の講師をしている主人公が、失踪する教え子を探す。その際に、過去の 自分のトラウマとも言える恋愛に、少しづつ絡んでいく。 このミステリーが凄いの1位と言う帯で読んでしまいましたが。 すみません。私にはあまり面白いものではなく、いつ面白くなるの?と言っている うちに終わってしまいました。 ミステリーとか、ホラーとか言う分野にはあまり詳しくないのですが、こういった 作品が批評家には受けるのか、と思ってしまいました。詳しくないと、面白く 感じないものなんでしょうね。 残念ながら、このミスなんとかという台詞は、信用しないようにしています。 | ||||
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つまらんです。 主人公のせりふが気色悪いです。 ハーレクイン何とかかと突っ込みました。(ハーレクイン何とかかは読んだことないですが) 何かマイナーな賞を取っているらしいですが、こんな作品に賞を選ぶからマイナーなのでしょう。 解説を読むとこの作家の最高傑作らしいので、この作家の作品を二度と読むことはないです。 さいならー。 古本屋の100円均一のかごでよく見ます。 売れたのかもしれませんがまあそういう評価です。 | ||||
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帯の宣伝を見なけりゃ買ってなかったと思うので・・・ 私の中での「このミステリーが凄い!」「日本冒険小説協会大賞」の評価が激しく損なわれた、そんな作品でした。 最大の要因は、主人公を始めとした登場人物に実に感情移入できない、ということ。キャラクターとしてだけでなく、危機への陥り方が「ばかですか?」的な。もう少しモノ考えて、必然性のあるピンチに陥るくらいのお膳立ては用意すべきでしょう。これでもある特定世代にとってはなにがしかのノスタルジーなど加味して「中年男のピュアな恋愛(笑)」なんかでワクワクできるのでしょうか? 「で結局どうなるの?」という興味だけをモチベーションに読了はしましたが・・・。 解説の北上次郎氏も罪です。この陳腐なハードボイルドもどきが作者の代表的作品であるかのように書いてあるのだから、他に読む気も無くします。著者に謝るべきでしょう。これならチャンドラーでも読み返した方がよっぽど満足できると思いますが。 まあ、真に金をドブに捨てた!的なものも世に溢れているので、ギリギリ☆2で。 | ||||
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映画化されたので、気になって借りてみました。この作者の本を手に取ったのは初めてでした。酷評レビュー多いですね、納得です。とにかく学園に絡む登場人物が多すぎる。そして、偶然に偶然過ぎるほどに各登場人物たちに接点がありすぎる。途中まではどう展開するのか楽しみで一気に読めましたが、暴力シーン?主人公が立ち上がるシーンに割かれるページ数が多く、作者の自己陶酔を感じ、途中から読むのが苦痛になりまして。。。最後まで物語全体の説得力が感じられませんでした。本としては何とも後味の悪い作品です。映画ではどう脚色されているのか、、、いずれDVDでも借りてみたいと思いました。 | ||||
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映画化されてるとあったので、期待して読みました。期待しすぎたのでしょうか。。私には合わなかったです。登場人物に感情移入がまったくできない……残念です | ||||
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好き好きなのかもしれないけど、個人的には正直あまり面白いとはいえない。仰々しい表現に、無理があるストーロー。まぁ、これがハードボイルドってことで、好きな人はきっと好きなのだろう。。ミステリー要素は薄いし、「このミス」一位とはいえ、いわゆるミステリー好きには進められない。「このミス」は別のも読んだことあるけど、そっちは結構面白かったのになぁ。 | ||||
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映画化されるということで手に取ったが、あまり面白くなかった。1991年度の日本ミステリー・ベスト1に輝いた作品ということだが、ミステリー作品として意外性のある物語展開は見られなかった。ハードボイルド・アクション映画に仕上がっている姿は想像できるのだが・・・ 20年前の作品であることは考慮に入れる必要があろうが、最近の「このミステリーがすごい」のノリに期待して本書を手に取ると、がっかりしてしまうかもしれない。著者志水辰夫氏の作品を読むのは今回が初めて。一人称で描かれる主人公の心の声に、著者のハードボイルド・タッチの独特のスタイルが溢れている(例えば、「おうおう道がのたうっている。明かりが宙で揺れている。まるで体が風に乗って飛んでいるようだ。この道はいつか来た道、二度と通らぬ過去の道、惨めな男の花道さ。道行く人よ、石を投げろ!」等)。このようなスタイルが好きな人にはたまらなく格好良い作品なのかもしれないが、自分の好みには合わなかった。 | ||||
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作者にとっては丹精こめた作品だろうし、あまり愚弄するのもイヤなんですけど。と、言いつつ一応お金を出して購入させてもらった者として、言いたいことは言わせていただきたいです。とにかくヒドい作品! 作者のご都合で話が進んでいくデタラメぶりと、まったくリアリティのない登場人物たち。なんら一貫性のない行動を取る登場人物たちア然、呆然。そんでまた主人公の魅力がないことといったら…。1〜2行で十分な状況描写が1ページ以上描かれていたり。ど〜しよ〜もない中学生レベルの恋愛観や人生哲学が長々とセリフで語られていたり…ハァ〜脱力。なにやら恋愛が展開するプロットも存在してますが、中2の妄想レベル、ていうか中年ジジイの妄想が一生懸命書かれているのかな。これほんとにプロ作家の作品なんですか? 自己満足満載の素人作品以下ではないですか? そういえば、敵役が死の間際に語る生い立ちが、どうやら主人公を嫌う理由に繋がってるようなんですが…また、これがほんと「しょうもなっ!!!」僕は一度読み始めると、どんなにつまらなかろうが最後まで読まなければ気がすまない質で…。辛かったけど最後まで読んでしまいましたが…。くだらない妄想と戯言に突き合わされた時間と、読むごとに溜まっていったストレスと…。この作品を読むための代償は小さくなかったと思います。 | ||||
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それなりに面白いし、職人芸的な文章の上手さを感じさせます。 シミタツ本は本書がはじめてです。非常に安定した実力をお持ち の上手い作家さんなのは、よめばすぐにわかります(今野敏と同 じようなそつないうまさデス)。 マーロウみたいにハードではないが、そこそこありそうなハード ボイルド的シチュエーション、露骨にならない程度に抑えた理想 的な欲望の交感や、感情移入しやすいダメだオレ的失望感。。。 中年サラリーマン向けの「萌要素」をきちんとおさえています。 そういう意味では、本書は新幹線の往路で読むには、それ相応に 楽しめます。伊坂某のように、陳腐な似非文学臭を漂わすこともなく 読んだ時間を返せ!と思うことはありませんでした。 その意味で作品そのものへの評価は★×3ぐらい。 2時間ドラマの原作本にうってつけってレベル。 が、帯の「このミス1位」という文句に惹かれて買った経緯を勘案 すると、★1つ減点です。 それと、本編とは関係ないけど、解説が最低レベル。 「最高の夫婦小説」とか書いてるんだけど、正直どうしようもない なと思いました。「夫婦小説」としてみたら、あまりにチープで類 型的な関係描写でまったくつまんないでしょ。 こんな関係を理想の夫婦と夢想できるところになんかむなしさを感 じました。 | ||||
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『このミス』の帯に惹かれて購入。170ページまで読みましたがやめることにしました。後悔ないです。背表紙に書かれているような主人公の過去(ストーリー的には重要な位置づけ?)がいつまでも明らかにされず、また、何故そこまで追求しているのか意味不明でした。(ダラダラ引き延ばしてる感じ?)初対面の方達にずうずうしく聞く回る部分もちょっとなぁ。。。普通できないでしょう。 この出版社の帯は信用しません。 | ||||
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まず、主人公に全く魅力を感じなかった。 さめているのではなく、すべてから逃げているような姑息な人間にしか見えなかった。 しかも35円の領収書をたたんで財布にいれておくようなみみっちい人物はハードボイルド小説の主人公としていかがなものか? 名門女子高校を追われた教師といっても、そんな事位で学校をクビになっていたら殆どの名門学校でこんな事がおこっているはず。しかも結婚しているのだし、それほど問題視されたという設定に難あり。 まず主人公に感情移入できなかったこと、又彼が六本木に行く理由に説得力があまり感じられなかった事が致命的。 それ以上に、かつての妻と絡みを含め、すべてにおける安っぽいドラマ風の描写がこの小説を読んでいてイライラさせられた一番の点かもしれない。 伏線と思ったことが全くの蛇足だったり、いらない人物が多すぎるあまりよく出来た小説とは思えない。女子高のことを含め土地買収のことなど調査も甘いし、多摩ニュータウンを出した意味もよくわからなかった。 作者が自分で酔って書いた小説を編集者がもちあげ、大賞選考者がそれにのった、きつい言い方だがそんな印象を持った。 ただ、文章は読みやすい。あっという間に読めてしまうし、あとで解決できずに残ったもやもやした気持ちもない。 作者の器用さは伺える。しかし、この作者のほかの作品を読んでみる気にはなれない。 | ||||
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ハードボイルド小説の主人公がモテるのはわかる。くやしいけど格好良かったりする。 だけどこの主人公がこんなにモテるのか全く意味不明。 また、事件を起こす犯人達の動機付けが弱いばかりか、最後は腰砕けの仲間割れまでしているのは笑える。 解決へ至る道も、細い糸をたぐっていくというより(小説だから偶然性は不可欠だが)、いきなり偶然で繋がっていく。 せめてもの救いは最後のハッピーエンドと思われる結末だが、それも普通なら、この流れでそれは・・・?と思うような展開。なぜこの作品がこのミス1位になったのだろう? | ||||
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小説として面白いかどうか以前に、非常に読みにくい文章です。 作者の日本語のセンスには問題があります。 ハードボイルドタッチの作品ですが、主人公に魅力が無いのが 致命的です。まあ、それ以前に作者の日本語がおかしいんですが。 ハードボイルドと言うと、タフでクールな主人公を想像しますが、 この作品の主人公は元教師で、現在は塾の教師をしています。 暴力事は苦手なくせに、やたらと突っかかって行く印象です。 主人公の行動には理解に苦しむ場面が多かったです。 ストーリーの方も、ご都合主義の展開ですね。 作者は『私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)』みたいな作品を 書きたかったのかな。でも、全然レベルが違いますね。 この作品は日本冒険小説協会大賞受賞作と言う事です。 そんな賞があるのも知りませんでした。 このような作品に賞を与える事は、決して賞のためにはなりません。 読者のためにもなりません。 クソ小説を読んでみたいと言う人にはお勧めです。 ただ、酷い文章なので途中で投げ出すかも知れませんが。 あ、でも、表紙だけはなかなか味のある表紙ですよ。 | ||||
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帯に このミステリーが面白い第1位 とあったので楽しみに読みはじめましたが、わかりずらい文章で表現がつまらないわりにクドくなかなかストーリーも進まず途中で読むのをやめました。本は常に読んでいますがこんな事は初めてです。 | ||||
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