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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全158件 21~40 2/8ページ
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NOVELSではP372の哀川潤といーちゃんとの会話 哀川「名探偵登場以前にお話を終わらせるには、お兄ちゃん、まだまだ役者不足ってところだぜ。」 ここでいう「役者不足」は「役不足」の反対語として使っているのかもしれないが、 (実際そのように使っている人も多い) 広辞苑などでは単語としては存在せず、明らかな造語である。 誤解を受けないように正式な、といっては変だが、「力不足」「実力不足」と使うべきだっただろう。 と初見では思ったのだが、何しろあの西尾維新である。 言葉に重き置くことで有名な男が曖昧な言葉を果たしてつかうだろうか。 そこには何か重要な意味が・・・ と勘ぐってしまう。(笑) 真実はいかに。 | ||||
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なんの努力もしなくて、美女だけはキッチリ捕まえてて・・・。 太宰かな? | ||||
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※削除申請(1件)
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内容の9割が会話と主人公(いーちゃん。だってこいつの主観じゃん)の頭の中のことで、情景描写がほとんどない。そりゃそうだろうね、情景描写は難しいもんね。言葉遊びってあの文体のこと?どうでもいいね。鼻につくだけだった。20歳のにーちゃんが屁理屈捏ね回して作った妄想だ。妄想はいいんだけど、終始書いた奴の自己陶酔感プンプンだった。それだけだった。昔教育テレビでやってたしゃべり場とかいう番組で屁理屈開陳して得意顔になってる馬鹿高校生どものような。あれはまさしくセックスしたいだけなのに偉そうに社会がどうとか政治がどうとか抜かしてるチンカスやマンカスどものサバトだった。ああいう連中の気色悪さを感じる。何でこんなのが、この程度のが受けるのか?ゆとり教育で育った馬鹿ばっかになったから。あの一言で済むところを色んな言い回しをしつこく使う文体、あれが馬鹿どもには受けるんだろう。酒鬼薔薇が書きそうな文体だと思った。村上春樹の影響も受けていそうだ。主人公が「ぼく」というところなんか。どう見てもぼくってキャラじゃないだろおまえは。みんな(少なくとも5人は)天才とか言って天才が一人もいないというのも酷かった。最後のほうでは誰が天才かなんて誰にもわからないとか言い訳してるし。なんだそれ。そもそも天才を軽々しく使い過ぎる。唯一心に響いたのは玖渚友を殺さないでと赤音に懇願するところ。普段スカしてて結局それかよ。みっともね。かっこ悪 。自分はそういう人間ですって話のはじめから言い続けてたけど、バレバレの展開でねぇ。自分卑下しておきゃ、どんなに否定批判されても平気ってあらかじめ予防線張ってるところが小賢しい、作者がね。哀川潤とかいうのも何あれ?ガキンチョは強くてセクシーでカッコいいお姉さんが好みだってあのキャラ作ったのか?いきなり蹴ってくるとか、反撃口実にレイプしちゃうねオレだったら、あんな生意気な女。もうちっと現実的なもん書いてくれよ、何がペンキの川幅3メートル飛び越え不可能だよ、余裕だろ。やたら名前見るし、アニメ化された作品もあるから、何がそんなに面白いのかと思って初めて読んでみたが、大して面白くなかった。今まで読んだ中では「恋空」「リアル鬼ごっこ」に次ぐつまんなさ。もう1冊「きみとぼくのなんちゃら」いうのと同時購入したからそれは読むけど、それ以外もうこいつの作品は読まんね。読む気が起きん。時間がもったいない。それにしてもなんでこういう糞つまんない本が売れるんかね~?ほんと理解できん、まぁゆとり教育のせいだって上のほうに書いたが。それにしても。 | ||||
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ポンポン人が死に、悲しむ人もいない。大した努力もなく天才である人が多数集う。浅い、浅い本です。 | ||||
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というか、人間を書けない作者なのだろうか。 密室の動機、入れ替わりの動機、殺人の動機など、とにかく悪戯など言い訳っぽい台詞を延々と語って誤魔化してる作品。とにかく「こういうどんでん返しすれば読者は喜ぶんだろ?」と言わんばかりの無意味な入れ替わりトリックとか。何と言うか、登場人物が破綻している。人間になってない トリックがいい加減なのは別にいいが、それに対する登場人物たちの言い訳が長い。結論にいたるまでのどうでもいい会話が長い。読んでいて疲れる。 作者の「読者を愉しませたい」という気持ちは伝わってきましたが、最低限として小説には人間を書いて欲しいと思いました。 | ||||
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一度、読んだのですが、引越しでどっかにいっちゃったので、買いなおしです。 やっぱり、西尾先生は最高です! | ||||
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もっとラノベラノベした内容を想像していたけど、文章力自体は非常に高く、散見される博学も、アイロニックな掛け合いも小気味よい。 処女作とは思えないほど、キャラクター造型がとにかく巧く、登場人物すべてを個性的魅力的かつ有機的に描く手腕にも素直に唸らされる。 主人公とヒロインの関係性も機微をうまく拾い上げながら丁寧に描かれている。 ひとつめの密室トリックの出来はさすがに言葉に窮するが、それ以後のトリックはまあ、ミステリとして無難に楽しめた。 二転三転する真相もスリリング。後半が若干くどく、圧縮できる面もあるように思うが…孤島の連続殺人という王道ミステリを下敷きとしながらも作者一流の個性の確立をしてみせたたしかな傑作。 なにより特筆すべきは二十歳の青年がこれを書いたのだ、ということ――この才気の前には作家志望者の多くはもはや泣きを入れるほかないだろう。 | ||||
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化物語シリーズ、刀語シリーズ、「きみとぼくの壊れた世界」はお気に入りの作品なのですが、本作はどうしても読んでられない。同じ作者の作品でも好き嫌いがあるんだなあ、と再確認出来ました。 魅力が感じられない、というのが原因かな。 | ||||
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『化物語』から西尾維新さんに入りました。 そのデビュー作ということで、興味深く読みました。 はじめのあたりは少し読みにくかったですが、ぐいぐいと引っ張られて、 最後の最後の本当に最後でぐぐっと回収されて、すっきりしました。 それで、文体が好きな人ととそうでない人に分かれると思います。 一人語りみたいな部分が多いので、それに付き合えるか、付き合えないか?も 好みが分かれる部分かなあ、と。 書き手の視点から見ると、あえて簡単なというか、ひどい推理をメインの筋にした部分と、 そうでない部分があるのかなあ、と思いました。 書いていて、いまいちなミステリーだけど、最後の回収を思い付いちゃって、 その回収のスピード感を中心にして全体の構成をしたというか、そういう感じの書き方だったんじゃないかなあ、 と推測します。本当かどうかわかりませんけど。主人公の言う『戯言』みたいなものですね。 二作目のクビシメロマンチストは、この書き方を洗練させた書き方かなあ、という感じなので、 これが面白かった人は二作目もお勧めです! | ||||
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わりと評判らしいので買ってみたのだけど、とにかく面白かった、傑作、最高っ!! ミステリは詳しくないというのもあるかもしれないけど、とにかく、先がまったく読めない上に、ラストの謎解きでは、もう、納得させられまくりで、やられた〜、という感じ。や、最初の事件のトリックとか、犯人が誰かとか、そんな大きな部分はわりと解るように出来てるのだけど、それすら罠になっているというか、とにかく、読んでて、先が読めない。それで、ラストの謎解きで、もう、ひたすら納得させられまくりで、ぐぅの音もでないし。 いや、私、ミステリって、作者に都合の良い謎解きと展開から推測されてしまう犯人、という印象を持つのが多かったのだけど(<まあ、富士見ミステリー辺りは、ミステリじゃない、という話もあるけど)、この作品は、ぜんぜんそんなことなくて、もう、ほんと、とにかく、読んでて面白かったよ〜〜。考えてみれば、私が読むような小説やゲームって、ある程度、展開が読める前提で楽しむようなのが多いので、こういう先がわからないモノは珍しいってのもあるんだけど。……って、この話も、伏線やヒントは豊富なので、解かる人には解かるのかしらん(汗;。 ただ、絶海の孤島で、主人公以外はほとんど女の子というシチュエーションなのに、どうにも萌えがないとか、巫女子ちゃん出ねーとか(<間違えて、このシリーズ2作目の『クビシメロマンチスト』の第一章を先に読んじゃったのよ(^^;)、わりと不満もなくもないけど、いや〜、とにかく面白かったよ〜〜。 | ||||
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著者のファンとかではなく、単純にメフィスト賞受賞作なので読みました。最初から推薦文書いている清涼院流水系の非ミステリーなんだろうなと思っていたので、意外と普通にミステリーの構造を踏襲したストーリーだったのは驚き。ただ、殺人事件が起こるまでに100ページ近く主人公のアレな独り言語りとラノベ的世界観を延々読まされるので、この作者の世界観が好きという人にはたまらないと思われるが、受け付けない人も結構いるでしょう。殺人事件のトリック自体はオーソドックスな仕掛けでそれは良いが、動機とかがうやむやのまま何となく世界観のキャラだけで押し切った感はある。 読む前は途中で読むの止めてしまうのではとか思ったが、最後まで退屈せずに読めたのでデビュー作としてはかなり出来がいいと思うのだが、やはり他のメフィスト賞作品と比べるとティーン向けという印象が強く、30歳以上の読者には少々キツい。他のこの著者の作品も次読みたいとは思わなかった。 メフィスト賞作家はミステリーとしての面白さよりキャラや文体の面白さを重視した作家の方が売れるという感じがするが、個人的にはミステリーとしての魅力をメフィスト賞には求めているので。 | ||||
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生活の卑小感や肉に迫ってくるような現実感覚の一切を削ぎ落としたような、虚構の為の虚構の世界。それは、自己意識が繰り出す無際限の反語化によって、現実が足元からすり抜けてしまうような、或いは足元が現実からすり抜けてしまうような、そんな主人公"戯言遣い"少年の自我の様態と並行関係ではないか、と云う気がしてならない。 これは作者自身の自我の様態を投影した姿か。或いは、作者が現代という時代を生きる読者自身の姿を見せつけるべく突きつけた鏡であるか。ここにも不可避的に"戯言"が挿し込まれずにはいないことを、この作者は当然自覚しているのだろう。 本編のような安易な終わりは、自己意識の反語的機制からすれば自己欺瞞であるに違いない。しかしそれを非難する権利が、果して当の本人ではない他者に在るだろうか。 | ||||
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中学生くらいの人が読んで楽しんで、大人になってから振り返ると恥ずかしいような懐かしいような。そんな作品です。鬱屈した人間が嫌いじゃない人向けかな。 | ||||
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若い子らは西尾維新がスゴいと言っているけど、自分はちょっと……とお悩みの方! そんなあなたに朗報かどうかはわからないけれど、どちらかと言えば、このような10年前の 流行本、ほとんど好きな人しか読まないだろうから、まったく有用性はない方に個人的には ベットしたくなるが、一つの読み方を提案させていただきたい。 その前になぜそんな読み方をひねり出したかと言うと、私自身、西尾氏の本を何度も中途で投げ出した経験があるからです。 しかし、そのひねり出した方法論によって、今回ようやく読み通す事に成功しました。それもすこぶる楽しんで読めました、はい。 で、その読み方というのは、端的に言えば、西尾的なところをあまり気にせず読むという方法。 この一冊だけで、全てをわかったように言うのは早計かもしれないが、西尾的なものというのは、 物語やテーマの中心に直接足を踏み入れずに、その周辺だけをさも意味ありげに語り「空虚な中心」を作り上げるという手法。この読解は、そのまんま渡部直己氏の村上春樹分析と同じ、というかパクリなんだけれど、少なくとも本作において妥当性はあるだろう。 例えば今作のテーマの一つと見なせる天才。 いっぱい天才が出て来て、天才性について語るけれど、結局この作品における天才とは何だとか、 その天才たちがどうなのだとか、そういう身の詰まった結論は出ない。ひたすらに空虚。真犯人の動機も空虚なら主人公と玖渚の関係性(何かあるという匂わせだけはある)も空虚。語られるのは周辺部だけ。これは前述した通り、いわゆるドーナツ型の小説構造と言えよう(食べられるのは周辺だけ、けど空虚な食えない中心は存在する)。 そのドーナツの中心をあれこれ想像して楽しめる読者が最良の読者だと思うけれど、そうでない人もはじめっからドーナツだと思っていれば腹が立つまい。中心にアンコが詰まっていると信じながら食べるから腹が立つのだ。 よって、西尾的な細部はとくに気にせず斜め読みして、美味しく食べられるキャラ作りのウマさや、周辺部の香りだけをそれとなく楽しめば良い。だけど、この「リアリティ」のないキャラたちがマズくて食えんとお嘆きの方は、素直に諦めて「新本格」の作家を読んだ方が、ストレスが無く寿命が伸びて健康に過ごせるでしょう。 あ、あと公平を保つために言うと、今作に限りかもしれませんが、ミステリーの謎と解答、つまり、ミステリーというジャンルにおける「中心」はきっちりロジカルに存在します。 その点は安心して食える。 | ||||
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私はミステリーなどで登場人物を覚えるのがあまり得意ではないのですが この本に出てくる人たちは一癖も二癖もあるような個性的なキャラばかりなので そういった苦労はありませんでした。 ただ、万人受けする小説ではないなという印象を受けました。 主人公は暗いし回りくどい表現が多い。また他のキャラクターたちも好き嫌いが極端に分かれると思う。 それにストーリーの根幹からぶっ飛んでるので正統派は名のれない。 個人的には嘘が多すぎて何が何だかな読後感になってしまったので残念。 とはいえ、好きな人には癖になる小説だと思う。 | ||||
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トリックや人物像がどうにも現実離れというか強引で違和感のあるまま読了となった。読みにくいなとも思いながらも一気に読んでしまった。 きっとこの作品は面白く、自分は登場人物たちに魅了されてしまったのだろう。 意図的なものであるのでしょうが個性的すぎる姓・名です。それを登場人物たちが姓で呼んだり名で呼んだり。結局最後まで覚えられなった。冒頭の登場人物紹介を一番多く見た小説かもしれない。これも読み終わる事には悪くないなと感じていた。 | ||||
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2次元の密室、3次元の密室、そして4次元の密室…謎は面白く、メイントリックも見破れなかったので面白かった。ただ、「うにー」というセリフとか、登場する『天才』たちのあまりの上っ面ぎみに、何度も本を閉じようという欲求に駆られた。若いつもりだったが、おじさんはもう新・新本格ミステリにはついていけないよ…。文化って放っておいたらどんどん幼児的に低俗になっていくんだな。中学生が読む本です。 | ||||
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ラノベ作品としては並なんだろうか。 このレベルの作品にしては妙に星が多い気がするが。 トリックも平凡なものが多いし、最後にどうにでも説明ができるようにするためか途中の細かな描写に欠ける。 なので謎解きという感じではない。そしてなにより財団の令嬢っていうのが出てきたのは爆笑した。 どアホなのかとも思った。作者にも出版社にも。文章力だけで勝負して知識の不足が露呈していました。 というか、知識の不足は調べて補えばいいのですが、面倒くさかったのでしょうか。 いずれにせよ、とても薄っぺらくかんじました。 この作者には、論理的思考能力と社会の知識が不足していると感じました。 この作家の今の力量は知りませんが、これに限って言えば駄作だと断言できます。 私にはなぜこれが売れるのかわかりません。 新品で買わなかったのがせめてもの救いです。 もう2度とこの作者の作品は買うことはないでしょう。 | ||||
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友達から薦められたシリーズの1作目 西尾維新という作家自体を知らなかった僕からすると期待薄だったのだが、思いの外読めた。 といえるのも、間違いなくミステリー要素があったからだろう。(ミステリーとしては簡単すぎたが) たぶんひたすら戯言に付き合わされていたら途中でやめてただろう そういう意味では良いアクセントがあったかなって感じ しかし、この作家さん、主観が入り過ぎ いや、それによってキャラの個性を作って上手く使い分けているが、全てを結集させると西尾維新にたどり着いてしまうようにしか見えないのだ それに個人的なことを言うと、主人公のバックグラウンドがわからないから時々訳が解らなくなる それこそ最初に持ってくるか、そこに抵触する場面を減らすかすべき(それでは主人公はいないも同然になるが) 一応、友達が推しているのは次作なので、それへの期待を込めてこの評価をさせてもらいます | ||||
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この作品の物語の主人公いーちゃん(戯言使い)はかなり可哀想。 なんてったって、登場する美女のほとんど全員に、言葉で罵られ、体を痛めつけられるのだ。しかも何もしてないのに!! 優しくしてくれるのは青色の髪の毛の天才プログラマー、玖渚(くなぎさ)ちゃんぐらい。 後の登場人物達は、すべからく、主人公につらくあたる。 「ばかにしないでって言ったばかりでしょ?ちゃんと脳味噌入ってる?(中略)頭が悪いのは黙ってたらばれないことなんだから、きみ、ちょっとは口を慎んだ方がいいんじゃない?」 「他人のために感情を発揮できる人間はね、何かあったときに他人のせいにする人間だからだよ。あたしはね、きみみたいな人間が最高に嫌いだよ」 「あなたは一度死んだ方がいいと言ったのです」 「お前のせいで……畜生! クソ野郎!」 我慢するのは嫌いじゃない。 こんな殊勝な台詞でいーちゃんは耐える、耐える、耐え続ける。 ちなみに、上記の台詞は全て、別の美女の口からいーちゃんに向けられた罵倒。 (ちなみに、本編の7割型の台詞がこのような主人公への罵りで構成されている) その上、何もしていないのに、蹴られたり踏まれたり、殺されそうになったり、いーちゃん、可哀想じゃん!(涙) (いーちゃんは心の中で戯言を呟くとか事件を解決するために頑張るとか、基本いいことしかしてないのに、何故か「生き方」とか「存在」を、ほとんどの登場人物に否定されてしまう。これこそが、この小説の一番のミステリーだ。) 成程、これが『化物語』のドSの戦場ヶ原と「総受け」体質の阿良々木君のルーツなのか、と納得。 それにしても、会って数日、ほとんど初対面の人達にここまで痛めつけられるなんて……。 玖渚ちゃんがいなかったらマジで地獄!! でも、玖渚ちゃんはマジでかわいいのでいっか!!(「うにー」が口癖とかマジで萌える!) いーちゃん、よかったじゃん! 戯言ですけどね(←言いたいだけ) | ||||
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