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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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※ネタバレ含む。御容赦いただきたい。 高校生の頃に読んで、漠然とした不快感を抱いた作品/シリーズだった。 その不快感の正体が気になり先日再読した。 キャラは立っていた。不快な人も居たが少しはいいことを言ってくれていた。 ミステリとしては改めて読むとベタなトリックを使っていた(一周回ってベタだった)。 主人公は冴えない根暗陰キャだが、わりと言ってることは等身大で理解できた(少なくとも1巻時点では読者に寄ってる)。 さて、問題はもっと別の所にあった。 作品を通しての倫理観が不愉快なものになってるのである。 いや、確かに主人公は「人を殺すなんて絶対許せない」みたいなことを言ってたので上っ面のバランスは取ろうとしているのだが、だがしかしそれだけである。 実際、物語を終えて犯人はどうなっただろう? 一方的な都合で人の命を殺めておいて、欲しかったモノを手に入れて、今ものうのうと優雅に暮らしている。警察仕事しろ。 2冊目でも殺人鬼が出てくるが、なんかこいつも人気キャラ扱いされて最後は「改心したから味方!」みたいなポジションに収まっている。 ……法治国家舐めてんのか? 六法全書の角で頭ブッ叩いてやればいいんだろうか。 とまあ、主人公が殺人反対!とか言ってる割にこの作品/シリーズを通しての世界観は非倫理的なのである。 館の主がことあるごとに警察を呼びたくないと言っていた理由も結局煙に巻かれてしまったので、そこのwhyも曖昧にされたまま、釈然とせず終わる。 警察不在という環境はジャンル文法として定番であるのは分かるにしても、孤島の中でも外でも警察が仕事しないのはあんまりにもあんまりである。 そういう歪さの対極として例の請負人がいるのかもだが、それではバランスを取ったとは言えない。キャラではなく筋書きと、その根底の倫理観そのものに歪みがあるのだから。 別にモラルのない作品を書くなと言ってるわけではないが、法治国家を舞台にしたミステリという題材で、世間的なモラルを足蹴にするだけのタテツケがあったのかというと、本作はその大半を『誤魔化し』だけで逃げてるように思われる。 ケレン味があれば読者の疑問を捻じ伏せられると思ったら大間違いである。 人命を奪うなら相応の理由を見せろ。適当にやって誤魔化すな。 | ||||
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以前、少年JUMPの巻末コメントで編集の方が最終巻を絶賛しているのを見ていて気になり本屋で書籍で全巻一気に購入しました。 文体がかなり独特で、厨二っぽい名前やセリフ、設定、正直、好き嫌いがはっきり分かれる作家さんだと思います。 個人的な感想を言うと今まで読んだ作家さんの中でも一番に近いくらい合わなかったです…。 何よりキツかったのは全体を通して主人公の発言や考え方に大半嫌悪感しか抱けなかった事です。登場人物たちも大半…というかほとんど好感は持てませんでした。 ミステリー部分に関してもうーん…と思う事が多かったです。 それでも最終巻を絶賛している編集の言葉を信じて最終巻迄読みましたが、私には素晴らしい作品とは一度も思えないままでした。正直読後の感想としては色んな意味で最低としか言えなかったです。 しかし夫はこのシリーズこそ読んでないものの西尾維新さんの大ファンなので、刺さる方には最高の作品になりうる、そんな作品だと思います。 とはいえ私には一つも楽しめず共感出来ず文体も読みづらい、刺さるところもなく、何故絶賛されているのか全く理解できない作品でしたので星1以上は付けれないな…と。 | ||||
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ラノベ!!!と全身で表しているような小説を久々に読みました。もともと本作についてはあまり調べないでメフィスト賞受賞作という看板に惹かれて購入したのが原因なんですが。一般小説と勘違いしていたんですね。そしてその勘違いは数ページ読んだだけで氷解しました。キャラ、文章、ストーリー、構成、すべてにおいてラノベ!!!だったからです。 本作をざっくり説明すると天才ばかりを集めた孤島で首切り殺人事件が発生し、主人公たちが解決するというミステリーになっています。エピローグの種明かし含めトリック自体はそこそこ納得できるレベルでした。トンデモ要素はありますがそもそもミステリー小説でトンデモ要素がない作品は少数なので、まあその点はいいとして、問題は天才しかいないという状況下なのに各々の推理や犯人のトリックがあまりにお粗末すぎるということ。 作者より頭のいいキャラはいないという至言がありますがまさにそれ。傲慢で不遜で変人で他人を見下し肩書きや学歴だけで立派さを表現しているような上っ面の天才キャラはたくさん出てきますが本当に頭が良いんだと思えるキャラは作中一人も登場しません。推理を聞いていればわかります。というか被害者と電話で話したという貴重な証言が出ても「それは幻聴」でまかり通ってしまう辺りいろいろ察することができると思います。 正直本作のトリックは首切り殺人としては初歩中の初歩、ミステリーを多少読み慣れた方ならあらすじだけで本作のおおよそのトリックが解けてしまいます。ミステリーを期待して読むと肩透かしを食らうでしょう。本作はキャラクター小説として楽しむのが正解なんだと思います。 本作の登場人物は全員一言で言えば厨二病、まだ学生の頃に読めばこのノリについていけたかもしれませんが年を取った今読むと痛々しさしか感じないのが残念でした。特に語り部となる主人公はなにかある度に「ハハッ…戯言だよなぁ…」みたいなセリフを連発するのでその度にイター…と頭が冷えました。私は主にこのキャラ性が生理的に受け付けなくてマイナス評価にしているので、これがすんなり受け入れられる方ならば特に問題ないでしょう。 文章は読みやすいわりにくどめ。言い回しが独特なのでこれも人を選ぶと思います。総括して☆2。続編もあるみたいですがいいかな…。 | ||||
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なんの努力もしなくて、美女だけはキッチリ捕まえてて・・・。 太宰かな? | ||||
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※削除申請(1件)
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内容の9割が会話と主人公(いーちゃん。だってこいつの主観じゃん)の頭の中のことで、情景描写がほとんどない。そりゃそうだろうね、情景描写は難しいもんね。言葉遊びってあの文体のこと?どうでもいいね。鼻につくだけだった。20歳のにーちゃんが屁理屈捏ね回して作った妄想だ。妄想はいいんだけど、終始書いた奴の自己陶酔感プンプンだった。それだけだった。昔教育テレビでやってたしゃべり場とかいう番組で屁理屈開陳して得意顔になってる馬鹿高校生どものような。あれはまさしくセックスしたいだけなのに偉そうに社会がどうとか政治がどうとか抜かしてるチンカスやマンカスどものサバトだった。ああいう連中の気色悪さを感じる。何でこんなのが、この程度のが受けるのか?ゆとり教育で育った馬鹿ばっかになったから。あの一言で済むところを色んな言い回しをしつこく使う文体、あれが馬鹿どもには受けるんだろう。酒鬼薔薇が書きそうな文体だと思った。村上春樹の影響も受けていそうだ。主人公が「ぼく」というところなんか。どう見てもぼくってキャラじゃないだろおまえは。みんな(少なくとも5人は)天才とか言って天才が一人もいないというのも酷かった。最後のほうでは誰が天才かなんて誰にもわからないとか言い訳してるし。なんだそれ。そもそも天才を軽々しく使い過ぎる。唯一心に響いたのは玖渚友を殺さないでと赤音に懇願するところ。普段スカしてて結局それかよ。みっともね。かっこ悪 。自分はそういう人間ですって話のはじめから言い続けてたけど、バレバレの展開でねぇ。自分卑下しておきゃ、どんなに否定批判されても平気ってあらかじめ予防線張ってるところが小賢しい、作者がね。哀川潤とかいうのも何あれ?ガキンチョは強くてセクシーでカッコいいお姉さんが好みだってあのキャラ作ったのか?いきなり蹴ってくるとか、反撃口実にレイプしちゃうねオレだったら、あんな生意気な女。もうちっと現実的なもん書いてくれよ、何がペンキの川幅3メートル飛び越え不可能だよ、余裕だろ。やたら名前見るし、アニメ化された作品もあるから、何がそんなに面白いのかと思って初めて読んでみたが、大して面白くなかった。今まで読んだ中では「恋空」「リアル鬼ごっこ」に次ぐつまんなさ。もう1冊「きみとぼくのなんちゃら」いうのと同時購入したからそれは読むけど、それ以外もうこいつの作品は読まんね。読む気が起きん。時間がもったいない。それにしてもなんでこういう糞つまんない本が売れるんかね~?ほんと理解できん、まぁゆとり教育のせいだって上のほうに書いたが。それにしても。 | ||||
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ポンポン人が死に、悲しむ人もいない。大した努力もなく天才である人が多数集う。浅い、浅い本です。 | ||||
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というか、人間を書けない作者なのだろうか。 密室の動機、入れ替わりの動機、殺人の動機など、とにかく悪戯など言い訳っぽい台詞を延々と語って誤魔化してる作品。とにかく「こういうどんでん返しすれば読者は喜ぶんだろ?」と言わんばかりの無意味な入れ替わりトリックとか。何と言うか、登場人物が破綻している。人間になってない トリックがいい加減なのは別にいいが、それに対する登場人物たちの言い訳が長い。結論にいたるまでのどうでもいい会話が長い。読んでいて疲れる。 作者の「読者を愉しませたい」という気持ちは伝わってきましたが、最低限として小説には人間を書いて欲しいと思いました。 | ||||
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化物語シリーズ、刀語シリーズ、「きみとぼくの壊れた世界」はお気に入りの作品なのですが、本作はどうしても読んでられない。同じ作者の作品でも好き嫌いがあるんだなあ、と再確認出来ました。 魅力が感じられない、というのが原因かな。 | ||||
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2次元の密室、3次元の密室、そして4次元の密室…謎は面白く、メイントリックも見破れなかったので面白かった。ただ、「うにー」というセリフとか、登場する『天才』たちのあまりの上っ面ぎみに、何度も本を閉じようという欲求に駆られた。若いつもりだったが、おじさんはもう新・新本格ミステリにはついていけないよ…。文化って放っておいたらどんどん幼児的に低俗になっていくんだな。中学生が読む本です。 | ||||
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ラノベ作品としては並なんだろうか。 このレベルの作品にしては妙に星が多い気がするが。 トリックも平凡なものが多いし、最後にどうにでも説明ができるようにするためか途中の細かな描写に欠ける。 なので謎解きという感じではない。そしてなにより財団の令嬢っていうのが出てきたのは爆笑した。 どアホなのかとも思った。作者にも出版社にも。文章力だけで勝負して知識の不足が露呈していました。 というか、知識の不足は調べて補えばいいのですが、面倒くさかったのでしょうか。 いずれにせよ、とても薄っぺらくかんじました。 この作者には、論理的思考能力と社会の知識が不足していると感じました。 この作家の今の力量は知りませんが、これに限って言えば駄作だと断言できます。 私にはなぜこれが売れるのかわかりません。 新品で買わなかったのがせめてもの救いです。 もう2度とこの作者の作品は買うことはないでしょう。 | ||||
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キャラ立てのためだけに付けられた設定がウザイしあまり生きていないしツマラナサ爆発だった。 森博嗣をよりラノベぽくしただけという感じ。 森博嗣もあんまり好きでない私にとってはひたすらに地雷だった。 この作品の平均星が四つであることがファンですらこの本を全く認めているわけでない証拠なのかもしれない。 ツマラナイ、読みにくい | ||||
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化物語が好きなので、他にも読んでみたいと思って読んでみました。まず、ミステリーを期待して読むと良くないと思います。分類としてはミステリーに入ると思うのですが、事件が解明されても、ふーんと言う感じで特に驚きや意外性というものがありませんでした。これは会話を楽しむ作品だと思うので、いちいち登場人物たちの会話文が長いです。そこに引き込まれるものがあるといいのですが、残念ながら引き込まれませんでした。早く展開が進まないかな、と思い、途中から読むのが苦痛になりました。主人公いーちゃんのキャラはいいと思いました。人とは当たり障りのない感じで接することはできるが、本心は読めない感じの性格のキャラの持ち主は魅力的です。続きを読むことはないと思います。 | ||||
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あまり本の批判はしないタチなのですが、この本に関しては期待していただけにがっかりしたと言わせて頂きます。 筆者は立命館大学政策科学部中退とのことですが、政策科学部で半端に得た知識を半端にひけらかしてキャラに喋らせている感が多々あります。表面上の言葉だけかっこよく繕って大した中身がない。深さが全く感じられない。そこが一番残念でした。 トリックもお粗末で、キャラクターの言葉でそのお粗末さを取り繕っているところが読んでいて痛々しかったです。 これは人を楽しませるために書いたストーリーじゃなく、半熟な筆者の考えをつらつらキャラクターの口を借りて喋らせたまさに戯言のようなもの。そう思えば何とか最後まで読めました。西尾維新が何年か後に読み返せば羞恥にのたうつ気がする。そんな小説でした。 | ||||
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これがデビュー作というので甘めに評価。 トリックは簡単すぎ、ってかタイトルでネタ晴らし。 登場人物がとっぴすぎて、脳裏に浮かばない。。 ラノベのイラストがないと、イメージすらつかめない。 最初のほうは、ぐだぐだと言葉がすべり、投げ出したくなりました。 語り手も、なにやかにや過去をかかえているみたいですが思わせぶりな文章が多いですね。 一つの言葉に「ん??」ってひっかかって前のページを繰っても答えがない、すごくもどかしい思いをしました。 サブタイトルの「サヴァン」って、いわゆる発達障害とされているものですよね。 友ちゃんがそうなんでしょうが、なんか違う。 確かに、お風呂に入れない・上下運動ができない・空気読めないってところはわかるけど これでサヴァン呼ばわりしちゃいかんでしょ。 | ||||
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化物語のアニメをみて、面白かったので過去の作品を読んでみたのですが、あまりおもしろくなかったです。 私はハナからこの作品にミステリーを求めなかったのですが 何分キャラの掘り下げが甘く、天才である理由の説明とステレオタイプな天才のイメージに終始していて、いまいちキャラの内面が見えませんでした。 戯言もありきたりで特に心に残らず、独特な文体だとは思えません。 結果、ミステリーしか読みどころがなくなってしまった印象を受けました。 | ||||
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まだノベルス版しかなかった頃に、新しいタイプの小説が出てきた、と聞いて読んだところ・・・むしろ何かすごく懐かしい感じがしました。只、その懐かしい感じがどこから来るのか、当時は解りませんでした。が、後に本作が懐かしい理由が解りました。佐々木丸美の「崖の舘」に読み心地がとても似ていると。佐々木丸美も、当時は熱烈な信奉者がいる一方、文学好きな人達からは軽く見られていたし、信奉者が若者に偏っていた事も、西尾維新と共通しますね。佐々木丸美は、いつか人気作家とは呼ばれなくなり、あまり読まれなくなりましたが。近年の再評価ブームまで私も忘れていました。舘の登場人物、哲文に恋していた事を。しかし再読時の彼の印象は、口数の多い、うざったい男の子でした。彼の言葉にうっとりしていたのに、今読むと幼稚で自意識過剰。いーちゃんの言葉使いにいらっとした感じとこれまたそっくり。という訳で全然新鮮ではないので低評価です。無理解な大人を怒らないでやってください。でも、あの頃、漫画みたいな小説、少女趣味、と大人達に馬鹿にされながらも佐々木丸美に夢中でした。そんな経験を時間が経ってから思い出すと、なんとも擽ったくて面白いものです。西尾ファンの方々にも是非体験して欲しいですね。 | ||||
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作者の作品を熱心にすすめてくる人がいたので、まずは一冊読んでみようと思って手にとったのですが、正直、最後まで読むのがちょっとしんどかったです。 文章がくどすぎ、作者の自意識がくどすぎ、ネタがベタすぎる。そして作者がどこまでも広げようとしている大風呂敷は、その布の質も広げる手さばきも全然そのレベルに追いつけていないので、期待させた分、結果としてごくごく貧相な印象になってしまっている…という感じを受けました。作者の脳内イメージが先行しているだけで、それを文章に起こして読者の快感を引き出すというレベルまでつながっていない。ので、読み手は欲求不満になります。読みながら、これが大好きだという人に森博嗣さんの『すべてがFになる』をおすすめしてみたいなぁと思いました。 | ||||
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パンドラVol.1 SIDEーAで西尾維新の作品を読み この小説を読んでみたんだけど。 たぶん好き嫌いの問題なのかなぁ 言葉の表現がとてもくどい 同じような表現を2言3言つなげて書かれると読みづらい。 「無自覚で無意識で他人を踏みつけていく人間の方が、 善意で正義で他人を他人を踏み砕いていく人間の方が」本書より こーゆー表現ばっかりだと読む気がしなくなっちゃう。 | ||||
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「このライトノベルがすごい!」で非常に評価が高かったので、読んでみました。 途中から読むのが苦痛になりましたが、何とかシリーズを最後まで読み、その上での感想です。 キャラは確かに魅力があります。 それぞれ特徴的で、面白い。それを造形できた作者の力量は素晴らしいものでしょう。 しかし、それだけです。 やたら「人類最強」だの「人類最悪」だの「世界の終わり」だのという仰々しい形容詞が並びますが、それに見合う存在、事象が全く出てこない。 上っ面の言葉だけが大量に吐き出されているだけ。 ご都合主義の展開、破綻した物語の論理構成、大量に増産された馬鹿げた設定に、これほど熱狂的に一部の中高生が喝采を叫ぶのは、彼らの脳みそが刹那主義に汚染されているからなのだろうか?と思ってしまいます。 思わせぶりな描写をしながら中身や背景に説得力がなく、読み終わった後に残るものはありません。読んで「しまった!」と悔やむシリーズです。 | ||||
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去年書店で見かけた時にずらっとシリーズが平積みされていたのでどんなもんか、と思い買った 先週久々に読み、読了したので感想でも… つまらなくはないが冒頭から始まる戯言の数々―もとい台詞回しがクドイ それがこのシリーズ、或いは著者の特徴なのかもしれんが。自分には合わなかった 文学作品としての観点で見れば及第点 ミステリーとして見れば今一つ物足りない著である。トリック然り。動機然り 最後の種明かしは荒唐無稽で納得の行かないものであった ジャンルにすればライトミステリーといったところか 人に勧めるのならこれより読みやすい「三毛猫ホームズ」を勧める | ||||
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