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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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とんでも設定が多く、アニメで刀語を見て嫌厭していた。 ただ機会があって呼んだが、キャラクタ造形が面白くて良かった 人が死んでるのに警察も来なければ罰もないと言うのは、どうなんだろうか 結局動機も明かされなかった 主人公とヒロインの共依存の雰囲気は良かった。しかしこの一冊でお腹いっぱいである また、なんか探偵役の無敵超人みたいな人が最期に登場するが、急に暴力振い始めて、一気に安っぽくなったと感じた。設定がとんでもなのはまぁ良いとして、「え? なにこいつ?」感が強く、最後らへんは好きにはなれなかった | ||||
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NOVELSではP372の哀川潤といーちゃんとの会話 哀川「名探偵登場以前にお話を終わらせるには、お兄ちゃん、まだまだ役者不足ってところだぜ。」 ここでいう「役者不足」は「役不足」の反対語として使っているのかもしれないが、 (実際そのように使っている人も多い) 広辞苑などでは単語としては存在せず、明らかな造語である。 誤解を受けないように正式な、といっては変だが、「力不足」「実力不足」と使うべきだっただろう。 と初見では思ったのだが、何しろあの西尾維新である。 言葉に重き置くことで有名な男が曖昧な言葉を果たしてつかうだろうか。 そこには何か重要な意味が・・・ と勘ぐってしまう。(笑) 真実はいかに。 | ||||
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著者のファンとかではなく、単純にメフィスト賞受賞作なので読みました。最初から推薦文書いている清涼院流水系の非ミステリーなんだろうなと思っていたので、意外と普通にミステリーの構造を踏襲したストーリーだったのは驚き。ただ、殺人事件が起こるまでに100ページ近く主人公のアレな独り言語りとラノベ的世界観を延々読まされるので、この作者の世界観が好きという人にはたまらないと思われるが、受け付けない人も結構いるでしょう。殺人事件のトリック自体はオーソドックスな仕掛けでそれは良いが、動機とかがうやむやのまま何となく世界観のキャラだけで押し切った感はある。 読む前は途中で読むの止めてしまうのではとか思ったが、最後まで退屈せずに読めたのでデビュー作としてはかなり出来がいいと思うのだが、やはり他のメフィスト賞作品と比べるとティーン向けという印象が強く、30歳以上の読者には少々キツい。他のこの著者の作品も次読みたいとは思わなかった。 メフィスト賞作家はミステリーとしての面白さよりキャラや文体の面白さを重視した作家の方が売れるという感じがするが、個人的にはミステリーとしての魅力をメフィスト賞には求めているので。 | ||||
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生活の卑小感や肉に迫ってくるような現実感覚の一切を削ぎ落としたような、虚構の為の虚構の世界。それは、自己意識が繰り出す無際限の反語化によって、現実が足元からすり抜けてしまうような、或いは足元が現実からすり抜けてしまうような、そんな主人公"戯言遣い"少年の自我の様態と並行関係ではないか、と云う気がしてならない。 これは作者自身の自我の様態を投影した姿か。或いは、作者が現代という時代を生きる読者自身の姿を見せつけるべく突きつけた鏡であるか。ここにも不可避的に"戯言"が挿し込まれずにはいないことを、この作者は当然自覚しているのだろう。 本編のような安易な終わりは、自己意識の反語的機制からすれば自己欺瞞であるに違いない。しかしそれを非難する権利が、果して当の本人ではない他者に在るだろうか。 | ||||
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トリックや人物像がどうにも現実離れというか強引で違和感のあるまま読了となった。読みにくいなとも思いながらも一気に読んでしまった。 きっとこの作品は面白く、自分は登場人物たちに魅了されてしまったのだろう。 意図的なものであるのでしょうが個性的すぎる姓・名です。それを登場人物たちが姓で呼んだり名で呼んだり。結局最後まで覚えられなった。冒頭の登場人物紹介を一番多く見た小説かもしれない。これも読み終わる事には悪くないなと感じていた。 | ||||
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友達から薦められたシリーズの1作目 西尾維新という作家自体を知らなかった僕からすると期待薄だったのだが、思いの外読めた。 といえるのも、間違いなくミステリー要素があったからだろう。(ミステリーとしては簡単すぎたが) たぶんひたすら戯言に付き合わされていたら途中でやめてただろう そういう意味では良いアクセントがあったかなって感じ しかし、この作家さん、主観が入り過ぎ いや、それによってキャラの個性を作って上手く使い分けているが、全てを結集させると西尾維新にたどり着いてしまうようにしか見えないのだ それに個人的なことを言うと、主人公のバックグラウンドがわからないから時々訳が解らなくなる それこそ最初に持ってくるか、そこに抵触する場面を減らすかすべき(それでは主人公はいないも同然になるが) 一応、友達が推しているのは次作なので、それへの期待を込めてこの評価をさせてもらいます | ||||
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結局、この巻で語られてない色々なことが気になり続刊を全て買って読んでしまいました。続刊についても言えることだけど最後の展開はいつも読者の予想をおよそ予想しえない形で裏切っている。最初は読者を置いてけぼりにしておいて、一気に複線を回収していく展開には確かに驚かされますし、面白い。(語り手はまるで読者が彼の事情を知っている前提でしゃべります) ただ事件と関係のない掛け合いが長すぎる。これを面白いと思わない人にとってはいささか苦痛なんじゃないかなぁと思います。あと、ところどころにある引用された偉人の言葉やひねくれた言い回しがどのような効果を発揮してるのかということはいささか疑問です。(自分が馬鹿なだけかもしれないけど) このことが気にならない人、もしくは理解できる人にはおススメだと思います。巻を追うごとに展開がかなり面白くなる作品なので笑″ ただ、気になるかたは読んでて結構イライラが増してくると思うので続刊はおススメできません あと、ノベライズ本より新しく文庫本サイズになったほうのが手軽で装丁もきれいです。 まぁ、なんというか、読んでて違和感は少しあるけれど何か言葉にしがたい魅力がある本だと思いました、ただ読み手を選ぶ作品だとは思います。(ちなみにでてくるのはほとんど女キャラばかりです) | ||||
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うーん、つまらなくはないんですが他の方が書いているように、なんだか文章がくどい・・・ そして「ぼく」を含めた登場人物たちの思考、奇抜すぎて全く感情移入ができない・・・ 動機やぼくと玖渚の関係も結局よくわからないし、でもトリック自体は普通・・・ まぁでも暇つぶし程度にはなると思います。 | ||||
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ストーリーの割りに長すぎるのでは?終盤の謎解きがあまりに濃すぎてもったいない気がした。アリバイがミステリー初心者でも違和感を感じるようなしかけなのに何度も繰り返されくどい。もうちょっとコンパクトにした方がいいと思ったが、文体に荒削りな魅力を感じた。 | ||||
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中々良作だと思いますが、事件のしょぼさ、展開のしょぼさが微妙な雰囲気になってしまっていますね。 ラストのどんでん返しが個人的にツボにきたので読後感は良いものになっていますが、 やはりどうしても中盤がなぁ〜って感じ。 首切り殺人事件が起きているにも関わらず登場人物達のまったり感、展開がどうにも白けてしまいます。 とは言えソコソコ面白かったので、暇があれば続編も読みたいですね。 | ||||
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ミステリとして読むと、まあバカミスだと考えれば悪くない。 メフィスト賞受賞作ということだから、まっとうな本格ミステリなんて期待するべきもないのだから、これでいいんだと思う。 読者に解けるメイントリックは使い古されたもので、全く斬新さはなく、明らかになる真相はとうてい理解の範疇外である。理解しようと思えばバカになるしかない。 ライトノベルとして読めば、主人公、ヒロインを筆頭に、登場人物にはありすぎ位の個性と過剰な設定があり、魅力的にも映る。ただ、他は意味不明だからいいとしても、少なくとも赤音は天才と呼ぶにはお粗末すぎた。 くどい語り口はときに心地よく、ときに鬱陶しかった。 個性的な作者だということは理解できたけど、総じて面白かったと聞かれれば、答えに窮する。そんな作品でした。 | ||||
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戯言シリーズのどこがいいのか と聞かれたら私はこう答える 『戯言』だと 確かに、簡単過ぎるトリック、少しこじつけめいた真相、など イマイチな部分もあるが 主人公の『戯言』には表現しにくい魅力がある ちなみに主人公の『戯言』やキャラクターが本領発揮してくるのは 2巻以降になるので、この作品の良し悪しを 1巻でつけるのはまだ早い(というか1巻は出来が悪い) | ||||
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主人公のやや鬱屈とした内省感情に入り込めない方には、数ページで見切りがつけられるのかもしれない。プロローグ以降に登場する個性豊かなキャラクターたちも、二分した考え方をすれば、アクが強い。 探偵小説の名著に当たっている方にはお勧めできないが、平板なテーマの多いライトノベルからは、一つ抜け出ているだろう。その点では、新進のエンタメとして押されるのにも頷ける。 著者は言葉の汲み取り方に長けており、調度良い具合に装飾のある文章はベーシックでありながら技巧的。 ただ、話の構成・展開に関して言えば、めくるめく事件というよりも、「思考するプロセス」が長いので、単調さに飽きるところもある。そして、予定調和的な完結の仕方は、著者側がシリーズとしての戦略を考えていたのだろうから仕方は無いとしても、1冊ではいーちゃんと玖渚の関係性に没入できず、置いてけぼりの感が少しある。その為、もう少し説得力のあるハイライトへの感情が欲しかった。 著者の嗜好からか、「ブギーポップ」へのオマージュを感じるのは私だけだろうか? | ||||
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戯言シリーズの第1作。本シリーズは後に行くほどミステリ味が薄れる(作者がそう言っている)ので、本作が一番ミステリ味が濃い筈である。しかし、ミステリとして読むと苦しい。孤島に天才が集められる中、2つの密室&首切り殺人が起こるという設定。しかし、いくら警察(鑑識)がいないからといって第1のトリックは無理でしょう。第2の殺人では「天才」に肉体労働させるのはどうかなぁ。凡人にもできる技でしょう。しかし、作者の文章には不思議なリズムがあって、スラスラと読み進めてしまう。「青春エンタ」と銘打って若者向けにアピールしているのは正解。小難しいトリックなど気にせずに、楽しい読書タイムを過ごしたい人には好適。 | ||||
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本格好きとしてはこのミステリーなんだか、そうじゃないのかよくわからないところが少し不満はある。でもストーリーの展開、登場人物の描写や主人公の戯言は飽きることなく最後まで読み続ける原動力となったという点で評価できるし、実際よかった。 孤島というキーワードから連想していたような大層なトリックはなく、「天才」の凶行と銘打っているわりにはと感じたが、最後の最後でそう断言するには早計すぎだぞとカウンターパンチをくらわされた。綾辻行人の『十角館の殺人』のような誰が犯人で誰が生き残るのかという切迫感はないが、「鴉の濡れ羽島」の住人・客人たちの人間模様は読んでいて面白い。推理小説でなくちょっと個性的な人々出会いたい方にはいいと思う。 | ||||
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うわさの西尾維新氏の今作を読んでみたのですが、森博嗣氏を意識しつつ、キャラ萌えに特化した作品であり、皆さんの言われるようにライトノベル的感覚を(まあ絵の印象もあるだろうけど)受けました。狙いすぎというか、あざとい印象をちょっと受けてしまったので、自分には合わない感じでしたが、文章も軽快で読みやすいし、好きな人は好きだと思います。リアリティはありませんが、それほど気になりませんでした。 | ||||
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上手くまとまっていると思う。トリックにしろ、全体の構成にしろ、この作者のバランス感覚の良さはもっと評価されてもいいと思う。けれども、最後のどんでん返しは余計だろう。詳しくは書かないが、一応本書は本格物として売っているのだから、ああいうのは色々な意味でアンフェアだ。本人も認めているように、森の『すべてがFになる』へのオマージュもあるのだろうが……『インパクトを強めるためにひっくり返しておきました』感が拭えない。良い作品ではあると思う。オタ要素に抵抗がないならば、普通のミステリファンが読んでも楽しめると思う。 | ||||
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やや古典的な密室ミステリーを美女揃いで演出したらこうなりましたという感じ。最後の最後までどんでん返しの連続です。終わったと思ってもまだ終わっていない、ただ遅れてきた名探偵があそこまで一気に解決するのはちょっと無理がありすぎるのではと思う。素直にやられた、というよりはそんなのあり!?って反発してしまう。あり得なさ200%の小説です。 | ||||
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活字を追いながら、まるで漫画のコマ割りを追いかけていくような感覚。推理小説としては、内容を一層分だけ上乗せした読後感。ただ、以前の新本格ほど鼻につかず、読ませるための技術がキチンとしている。定価で買うほどではないが、推理小説の流行を追いたい人にお勧め。 | ||||
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鴉の濡れ羽島で発見された首無し死体は天才画家だった!?”戯言遣い”こといーちゃんが、事件を無事解決?天才相手に、戯言遣いはどうなるのか...読まなければわかりません。 | ||||
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