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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い



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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価: 3.89/5点 レビュー 158件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全158件 41~60 3/8ページ
No.118:
(5pt)

原点

西尾維新のデビュー作

主な特徴として
・個性的なキャラ
・巧みな言葉遣い
・文章から生まれる異質な雰囲気
が挙げられると思います

まずキャラについて
ネーミングもさることながら、主人公も含めてとにかくキャラの個性が強いです。
ライトノベルには感性や主義等がかなり特徴的なキャラが多く出てきますが
この物語も同様にかなり個性派揃い。
例えば主人公は極度の無気力無感動です。そのため主人公への感情移入はしずらい方が多いと思います。
なのでこの本とその続刊を読む場合、感情移入せずあくまで第三者的感覚で読むのをお勧めします。

次に言葉遣いですが
簡潔に言うと著者は言葉1つ1つの意味のとらえ方に長けています。
言葉を掛けたり崩したり、意味を重ねたりといった手法を多様しています。
そのため読み手によっては回りくどく感じ退屈だったり意味が伝わらないと思ういます。
私はそれを心地よく感じますが、意見は割れやすいでしょうね・・・

最後に雰囲気です
これは上記2つの点を含めた結果なのでしょうが、
他の多くの作家から抜け出た雰囲気、センス、感性を著者が持っていると言うことです。
なかなかちょうどいい言葉が見つかりませんが、
個性的な世界を生み出している、とでも言いましょうか・・・
世界観ではなく世界、空間と言い換えてもいいですね。
人によっては形容しがたい興奮に誘われ一気に読んでしまいますが
人によっては異質さ異常さを違和感として感じ、内容を消化できずに本を閉じてしまうでしょう。
「言葉遣い」の点とかぶりますが意見の割れやすいものだと思われます。

ちなみに推理部分のレビューですが
私しては楽しめたものの私自信その手の本をあまり読んでおらず、
まだまだ知識が少ないため割愛させて頂きます。

さて長くなりましたが
この本は「多くの本を読んできたけど、なんだか最近感動が薄れてきたなぁ。」という方に
刺激を与えるスパイスとしてお勧めします。
読書行為に慣れていない方、回りくどい文章の苦手な方には読みづらいと思われます。

レビューを読んで頂きありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.117:
(5pt)

やはりすごい!

僕は化物語シリーズから西尾維新の作品を読んでいますが、化物語シリーズとは全然違った話で凄く楽しめました。

密室トリックなどは微妙な感じがしました。
しかし、キャラが非常にたっていて微妙な部分を大幅にカバーできていました。
また、西尾維新特有の言い回しで唸らされもしました。

最後には、「え? 嘘? なにそれ!?」と思うような種明かしがされていて、かなりの衝撃があります。

厚さも十分で読みごたえ抜群!
素晴らしい作品かと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.116:
(4pt)

天才達の集い

日本から?いや、世界から隔離されたような絶海孤島に呼ばれた主人公こと『いーちゃん』 
そんな彼を出迎えたのは様々な方面に特化した『天才』と、呼ばれる人達だった。
 そんな常識とかけ離れた孤島『鴉の濡れ羽島』で起こされる謎の密室首切り殺人。
 『いーちゃん』は連れの『青色サヴァン』こと玖渚友とこの殺人事件をストップできるのか?
 天才達の天才的な頭脳で起こされる殺人事件。
 これぞ西尾維新ワールドの原点とも呼べる「クビクリサイクル」青色サヴァンと戯れ言使い。
 貴方も『天才』の頭脳に挑んでみてはいかがですか?
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.115:
(5pt)

いつもありがとうございます★

商品状態も良好・迅速な対応ありがとうございました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.114:
(2pt)

面白くない

キャラ立てのためだけに付けられた設定がウザイしあまり生きていないしツマラナサ爆発だった。
森博嗣をよりラノベぽくしただけという感じ。
森博嗣もあんまり好きでない私にとってはひたすらに地雷だった。
この作品の平均星が四つであることがファンですらこの本を全く認めているわけでない証拠なのかもしれない。
ツマラナイ、読みにくい
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.113:
(4pt)

第一巻だけ読んだ者の感想(核心に迫るネタばれはナシです)。

ところどころ日本語の使い方がオカシイのは気になりましたが(「体温が熱くなる」など)、
当時20歳の作者が書いた作品としては及第点なのでは、と思いました。語り口のスピード感は充分です。

私はミステリを読み慣れていないので、
本書における推理ゲームのトリックが真っ当なのかチープなのか今ひとつ分かりませんでしたが、
素人目には、アリなのではないかと感じました。
本音を言うとトリックの精度云々以上に犯行に及ぶ者の心理をもっと見せて欲しかったのですが、
たぶん本書ではそこには最初から重きが置かれていなかったのでしょう。
ゲーム感覚で人命を取り扱うのが持ち味のひとつなのでしょう、きっと……。

語り部の青年の、タテマエ上は没主体的なのにヘンなところで好奇心を逞しくする性格は好きになれませんでした。
ですが、それは私の好みに合わなかっただけで、作品の瑕ではないと判断しました。
この手のモヤモヤした青年像ってなぜか小説で好まれますよね。やれやれ……。

あと、ポップな感じの挿絵はとても良かったです。
この巻で仄めかされた主役の二人の過去のことが気になるので、続きの巻も読んでみようと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.112:
(1pt)

あまり楽しめませんでした。

化物語が好きなので、他にも読んでみたいと思って読んでみました。まず、ミステリーを期待して読むと良くないと思います。分類としてはミステリーに入ると思うのですが、事件が解明されても、ふーんと言う感じで特に驚きや意外性というものがありませんでした。これは会話を楽しむ作品だと思うので、いちいち登場人物たちの会話文が長いです。そこに引き込まれるものがあるといいのですが、残念ながら引き込まれませんでした。早く展開が進まないかな、と思い、途中から読むのが苦痛になりました。主人公いーちゃんのキャラはいいと思いました。人とは当たり障りのない感じで接することはできるが、本心は読めない感じの性格のキャラの持ち主は魅力的です。続きを読むことはないと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.111:
(3pt)

異質な作品

結局、この巻で語られてない色々なことが気になり続刊を全て買って読んでしまいました。続刊についても言えることだけど最後の展開はいつも読者の予想をおよそ予想しえない形で裏切っている。最初は読者を置いてけぼりにしておいて、一気に複線を回収していく展開には確かに驚かされますし、面白い。(語り手はまるで読者が彼の事情を知っている前提でしゃべります)

ただ事件と関係のない掛け合いが長すぎる。これを面白いと思わない人にとってはいささか苦痛なんじゃないかなぁと思います。あと、ところどころにある引用された偉人の言葉やひねくれた言い回しがどのような効果を発揮してるのかということはいささか疑問です。(自分が馬鹿なだけかもしれないけど)

このことが気にならない人、もしくは理解できる人にはおススメだと思います。巻を追うごとに展開がかなり面白くなる作品なので笑″
ただ、気になるかたは読んでて結構イライラが増してくると思うので続刊はおススメできません

あと、ノベライズ本より新しく文庫本サイズになったほうのが手軽で装丁もきれいです。


まぁ、なんというか、読んでて違和感は少しあるけれど何か言葉にしがたい魅力がある本だと思いました、ただ読み手を選ぶ作品だとは思います。(ちなみにでてくるのはほとんど女キャラばかりです)
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.110:
(5pt)

個性あるキャラとストーリーに魅せられました。

表紙が表紙ですから、最初は完全スルーしてました。ラノベには関心がありませんでしたし、いくら西尾さんの作品でも内容に期待ができそうにないな、と。 が、それから日を重ねる毎に広まる噂は、決して批判的なものではありませんでした。 最寄の有隣堂へいって、とりあえず自腹で購入。シリーズを通しての変わらない表紙に少し脱力しつつ、家に帰って読んでみました。 一言でいって、脱帽。圧巻、感無量。 読み終えてからの、煮えたぎる満足感。 ああ、何故私はもっと早く読んでおかなかったのかという後悔。 2作目3作目と、読んだその日にまた買いました。 無気力な主人公、引き付けられる天才、そして殺人鬼。 殺される天才、殺す天才。 色々な感想を持ったかたがいらっしゃいますが、私はこの本に批判的な意見を述べることが出来ません。 『密室殺人なんて、タネの変わらないトリックを延々と見せられているものだ』という言葉がありますが、この本はそれを覆します。 しかし、やはり若人向きかも知れません。設定とか、そういうものは。 とにかく、愛読書指定です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.109:
(1pt)

がっかりしました

あまり本の批判はしないタチなのですが、この本に関しては期待していただけにがっかりしたと言わせて頂きます。
筆者は立命館大学政策科学部中退とのことですが、政策科学部で半端に得た知識を半端にひけらかしてキャラに喋らせている感が多々あります。表面上の言葉だけかっこよく繕って大した中身がない。深さが全く感じられない。そこが一番残念でした。
トリックもお粗末で、キャラクターの言葉でそのお粗末さを取り繕っているところが読んでいて痛々しかったです。
これは人を楽しませるために書いたストーリーじゃなく、半熟な筆者の考えをつらつらキャラクターの口を借りて喋らせたまさに戯言のようなもの。そう思えば何とか最後まで読めました。西尾維新が何年か後に読み返せば羞恥にのたうつ気がする。そんな小説でした。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.108:
(2pt)

サヴァンって(>_<)

これがデビュー作というので甘めに評価。
トリックは簡単すぎ、ってかタイトルでネタ晴らし。
登場人物がとっぴすぎて、脳裏に浮かばない。。
ラノベのイラストがないと、イメージすらつかめない。
最初のほうは、ぐだぐだと言葉がすべり、投げ出したくなりました。
語り手も、なにやかにや過去をかかえているみたいですが思わせぶりな文章が多いですね。
一つの言葉に「ん??」ってひっかかって前のページを繰っても答えがない、すごくもどかしい思いをしました。
サブタイトルの「サヴァン」って、いわゆる発達障害とされているものですよね。
友ちゃんがそうなんでしょうが、なんか違う。
確かに、お風呂に入れない・上下運動ができない・空気読めないってところはわかるけど
これでサヴァン呼ばわりしちゃいかんでしょ。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.107:
(5pt)

玖渚友に50000点

これは凄い!
ここのレビューを見させてもらったのですが何故、玖渚友についての語りがこんなにすくないのかわかりません。
この小説は確かに戯言が伏線になっていたり、新感覚ミステリなどと言われていますが個人的にこれは玖渚友のためだけにある小説だと思いました。
個々の小説には様々なヒロインが登場しますが私はこれほど独創性に溢れたヒロインを未だに知りません。自分の事を「僕様ちゃん」というのですよ?新しい3人称かと思いました。そんなヒロインが主人公の語り部に向かっていきなり「えっちーことしよ」というのですよ?それが電子工学の天才で青色サヴァンときたもんだ。完全にやられました。
よって、戯言シリーズは僕様ちゃんの登場頻度によっておもしろさが変わると断言します。
……一個人として。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.106:
(4pt)

もっと多くの世代に読んでほしい

2002年に第23回メフィスト賞を受賞した本作品は、
気にはなっていましたが、長らく読まずにいた作品です。
鴉の濡れ羽島で暮らす、赤神財団の直系、赤神イリア。
彼女は、各界の天才を島に呼び寄せます。
画家・料理人・七愚人・占術師・技術屋、といったメンバー。
主人公のぼくは、技術屋の天才、
玖渚友(くなぎさ・とも)の付添人として、やって来ました。
果たして四日目、殺人事件が起こります。
天才の一人が首無し死体となって発見されたのです。
しかも、現場は密室状態。
そして、翌日には、第二の首無し死体が発見されて…。
不思議な作品、及び作者です。
新作が発表されると、ベストセラーになったりするのに、
若い世代にしか読まれていないような感じです。
年代を限られたコアな読者層に支えられている感じを受けました。
でも、それは勿体ない。
本作品を読む限り、
その文章力は明らかに大人の読者をもターゲットに
できるだけの力を持っているように思われますし、
ミステリとしての賞を取っただけあって、
ミステリとしての骨格もしっかりした作品であると感じました。
プロローグの第一行には、
伏線のようなものがきちんと張られているし、
「クビキリサイクル」という題名のダブル・ミーニングもなかなか面白い。
ある意味でネックになっているのは、
美少女系イラストでしょうか。
「美少女系」がいけないといっているのではありません。
文章力のある小説ならば、
各キャラクターにイラストは必要ないのでは、
と思われるからです。
人物の描き分けはきちんとできているので、
あとは読む人の想像力に任せればいい。
実際、他の小説本って
みんないちいちキャラクターごとのイラストなんて付いていないですよね。
既に売れている作家なので、ここでどう言おうと、
変わるものではないのですが、
ある年代、読者層にしか認知されていないというのは、
この作者の本意でないのではと思い、感想を述べました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.105:
(3pt)

奇抜

うーん、つまらなくはないんですが他の方が書いているように、なんだか文章がくどい・・・
そして「ぼく」を含めた登場人物たちの思考、奇抜すぎて全く感情移入ができない・・・
動機やぼくと玖渚の関係も結局よくわからないし、でもトリック自体は普通・・・
まぁでも暇つぶし程度にはなると思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.104:
(3pt)

愛情の対義語は無関心

ストーリーの割りに長すぎるのでは?終盤の謎解きがあまりに濃すぎてもったいない気がした。アリバイがミステリー初心者でも違和感を感じるようなしかけなのに何度も繰り返されくどい。もうちょっとコンパクトにした方がいいと思ったが、文体に荒削りな魅力を感じた。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.103:
(1pt)

キャラがつまらない

化物語のアニメをみて、面白かったので過去の作品を読んでみたのですが、あまりおもしろくなかったです。 私はハナからこの作品にミステリーを求めなかったのですが 何分キャラの掘り下げが甘く、天才である理由の説明とステレオタイプな天才のイメージに終始していて、いまいちキャラの内面が見えませんでした。 戯言もありきたりで特に心に残らず、独特な文体だとは思えません。 結果、ミステリーしか読みどころがなくなってしまった印象を受けました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.102:
(4pt)

クビ〜の三つの中では一番好きです。

シリーズ最初ということもあり、結構キャラ説明的なシーンが多発するのかと思いきや、そうではなく、いきなりストーリーが始まります。
一番最初のページだけ、「いきなり感」が強すぎてとっつきにくい感じがしますが、後はすいすい読めて、読後感もさわやかなものでした。
読みながら、ニヤニヤしてしまう一冊だと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.101:
(4pt)

化物語→戯言

活字なんてほとんどラノベくらいしか読まない僕
この作品の作者の別作品「化物語」がアニメ化されたことで
この作品群「戯言シリーズ」を知りました。
あえて分類するのならミステリーになると思います。
普段ミステリーを読まないので、
一般的な作品がどの程度、読んでいく過程で推理できるか、
もしくはトリックに気付けるのかがわかりませんが
頭の悪い僕でもこの作品のトリックは気付くことができました(最後のネタバラシ部分では驚くところがありましたけど)
おそらくミステリー好きの方には簡単すぎて面白くないのでしょうが
僕にはトリックに気付いたときの喜びが新鮮で次の作品も買おうと思いました。
化物語で西尾さんを知ったミステリー初心者の方は楽しめるんじゃないですかね。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.100:
(3pt)

ミステリとしてはやや微妙か

中々良作だと思いますが、事件のしょぼさ、展開のしょぼさが微妙な雰囲気になってしまっていますね。
ラストのどんでん返しが個人的にツボにきたので読後感は良いものになっていますが、
やはりどうしても中盤がなぁ〜って感じ。
首切り殺人事件が起きているにも関わらず登場人物達のまったり感、展開がどうにも白けてしまいます。
とは言えソコソコ面白かったので、暇があれば続編も読みたいですね。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.99:
(2pt)

新鮮というよりも

まだノベルス版しかなかった頃に、新しいタイプの小説が出てきた、と聞いて読んだところ・・・むしろ何かすごく懐かしい感じがしました。只、その懐かしい感じがどこから来るのか、当時は解りませんでした。が、後に本作が懐かしい理由が解りました。佐々木丸美の「崖の舘」に読み心地がとても似ていると。佐々木丸美も、当時は熱烈な信奉者がいる一方、文学好きな人達からは軽く見られていたし、信奉者が若者に偏っていた事も、西尾維新と共通しますね。佐々木丸美は、いつか人気作家とは呼ばれなくなり、あまり読まれなくなりましたが。近年の再評価ブームまで私も忘れていました。舘の登場人物、哲文に恋していた事を。しかし再読時の彼の印象は、口数の多い、うざったい男の子でした。彼の言葉にうっとりしていたのに、今読むと幼稚で自意識過剰。いーちゃんの言葉使いにいらっとした感じとこれまたそっくり。という訳で全然新鮮ではないので低評価です。無理解な大人を怒らないでやってください。でも、あの頃、漫画みたいな小説、少女趣味、と大人達に馬鹿にされながらも佐々木丸美に夢中でした。そんな経験を時間が経ってから思い出すと、なんとも擽ったくて面白いものです。西尾ファンの方々にも是非体験して欲しいですね。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304

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