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グラーグ57
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グラーグ57の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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前作チャィルド44で真面目なソ連の捜査官レオは部下に嵌められ辺境の地から執念の殺人捜査を成功させ何とか失地回復した。 そこでもかなり酷い目に遭い続けたが、今回はスターリン政権崩壊でペレストロイカの先駆けを急に進めた結果、犯罪者と見なされた捜査官や高官の地位にあった者達が狙われ、彼自身も標的となる。 同じ目に遭えとばかり、娘を人質にされ強制収容所に潜入して囚人達から拷問を受け、やっと戻ったら命懸けで連れ帰った男はあっけなく殺され、今度は娘を連れたテロリストがハンガリーでクーデターを煽ってるとこに飛び込む羽目に。 元を質せば前作で貧しい獣医とその妻を無惨に殺し自分を陥れた部下と、レオが新人時代に命じられるまま潜入捜査の末逮捕した司祭が原因で、どちらもレオにはどうすることも出来なかったのだが、妻や娘達でさえそんな彼の境遇に同情するでもなく、言い訳を聞いてくれるわけでもない。 国家の言いなりに仕事をしたことが罪深すぎるというのだ。 よくもまあこれだけ過酷な運命を彼に与えるものだ。ブラックジョークにさえ思えてくる。 前作がヒットしたからやっつけで続編を書いたなんて書評もあるが、前作を気に入った人間なら最後まで隙がない一級の冒険小説なのは読んで分かるはず。 是非自分の目で確かめてほしい。 | ||||
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ストーリーが一本調子ではなく、様々な角度から物事を捉える奥深さがありました。話のテンポがいいので、途中で飽きずにハラハラしながら読めました。フラエラがチート主人公のようで違和感がありましたが、全体的に見れば良作だと思います。淡々とした語り口が、形式的で寒々しい旧ソ連の雰囲気によく合っていました。 | ||||
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読んだだけで寒さを感じる本です。 シリーズの2作目ですがおもしろいです。 | ||||
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疑わしき者を散々、拉致監禁、拷問、強制労働所に送り続けたレオ。 改心し懺悔し、人生を再スタートしようとするが、積年の恨みを持った被害者達は 決して許さなかった。復讐心に燃える被害者達、あるいはその娘に手によって、 肉体も精神もこれでもかと打ちのめされどん底に堕ちていくレオ。 胸が苦しくなります。 狂ったようにレオを目の敵にする、養女とも和解し、 やがて幸せな大団円を迎えますが、 艱難辛苦の道があまりに酷く、気持は決して晴れません。 中盤から後半のくだりが少々、乱暴で展開に無理があるような気がしましたが、 文章が達者な作者と、翻訳者の技量が高い点が高評価で★4つでした。 さて、寝室にこもりエージェントを読むことにします。 | ||||
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私にとって、もっともインパクトがあったのは邦題にもあるシベリア強制収容所の場面です。そこに向かう船の中から、アクションというには余りに生々しい暴力が充満し、収容所もまた暴力と狂気に満ちた描写になっています。これが事実と比べてオーバーなのか控えめなのか考察するには、類書に当たる必要があるのでしょうが、そのすさまじさにページをめくる手が止まらないことは確かです。 本編でも、これでもかと崖っぷちに立たされまくるレオですが、這いつくばって窮地を脱する過程はまさに手に汗を握ります。その原動力はこれまで無実の市民を逮捕しまくっていた過去の贖罪と家族愛への渇望になるのですが、狂気と紙一重ともいえる程の強さが、むしろ物語の救いになっているほど激しいものになっています。 本シリーズはソ連現代史を舞台とした時代小説である一方で、レオという一個人の内面の旅を描いた非常にパーソナルな小説ともいえます。一方でアクションと暴力は強烈で刺激が強く、どの側面をとっても丁寧に緻密に描かれている快作だと思います。 第1作チャイルド44 上巻 (新潮文庫)を読んでしまったからには、このレオの三部作を読まずにはいられる人がどれほどいるのでしょうか。 | ||||
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一連の3部作は必読でしょ、多少社会主義国に駐在したことあるならば。 | ||||
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処女作はありえないような、でもソ連下ではあっただろうなという作品だったが、これもアッと驚く展開、さすが、日本の作品とはスケールが違う。初めて星5ッとした。 | ||||
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トムロブスミスの第二作「ク゜ラーグ57」は 1.フルシチョフのスターリン批判 2.シベリア強制収容所 3.ハンガリー動乱 を 歴史的背景にしている 1.ソ連共産党第20回大会におけるフルシチョフの秘密報告は講談社学術文庫に志水速雄の全訳解説で読むことができる。「人はそれぞれに誤りを犯します。しかしスターリンは、自分はけっして誤りを犯さず、常に正しい、と考えていたのであります。彼は、理論問題においても実践活動においても、多くの誤りを犯したにもかかわらず、自分が、.....なんらかの誤りを犯したということを人に認めたことは一度としてありませんでした」 この報告が引き起こした影響の一端がわかって興味深かった 2.グラーヴノエ・ウプラヴレーニエ・ラーゲリ 略してグラーグと 強制労働収容所のことを言うらしいが 日本ではラーゲリという言い方が一般的であった。私の叔父二人はシベリア抑留 下の叔父はラーゲリで亡くなった だから この話は他人事ではなかった 3.歴史の教科書ではスターリン批判の影響で起きた事件としてポーランドのボズナニ暴動、ハンガリー動乱があったと教えられていた。あまりの大活劇なのであっというまに読み終わってしまった | ||||
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文章は読みやすくて表紙も 日本語タイトルもお洒落でセンスがいい。 序盤の映像化し辛いトリックにまず唸り、 怒涛のストーリー展開に一気読みしました。 21世紀のエンタメとしてジェンダー観も素晴しいと思います。 敵対する犯罪者集団の女性リーダー、 フラエラも逞しく鮮烈でした。 | ||||
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チャイルドから一気に読みました。読まずにいられなくなるほどの緊張感。テンポよく話がすすみ、とても面白いです。 | ||||
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「チャイルド44」に続き、こちらもラストまで一気に読ませます。 人物の背景や人間関係については前作が前提なので、 読んでいない方はまずそちらから読むべきです。 本作は前作に比べ「謎」を多くの伏線から解き明かす、ということよりも、 一本の道順に従って物語が進んでいく、という印象です。 その意味では謎解き的なものをミステリーに求める向きには今ひとつかもしれません。 もっとも物語は前作に続きとても面白く、その点では期待は裏切らないでしょう。 ただ他の方が書かれているとおり、アクションシーンが非常に多く、 ちょっとやりすぎかなと思います。映像化に向いていそうです。 -以下ややネタバレです- 個人的にはアクションシーンにページを割くのであれば、 もう少しスターリン体制からフルシチョフ体制下での社会の変化、人々の実生活の変化 について掘り下げて欲しいところでした。 視点人物がソ連の人なので仕方ないですが、 ハンガリー動乱の下りについても、民衆や社会のリアルな機運が描けていると よりよいものになったのではないかと思います。 | ||||
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展開の速さはさすが、の『チャイルド44』続編。 前作に対してミステリーとしては敵わず。でもこの時代の旧ソ連への興味をかきたてるという点においては 前作と引き続き、eye opener的な作品群になっていると思う。 レオが主人公としたシリーズは、もう1冊出る予定らしい。 ネステロフがいなくなることは受け入れ難かったので、復活してくれると嬉しい。 | ||||
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1956年の共産党党大会におけるフルシチョフのいわゆる「秘密報告」(the Secret Speech)という大舞台設定の下、国家保安省捜査官時代の業と家族の分裂に翻弄される凄絶なレオの姿が痛ましい一作。 スリルとサスペンスの濃度では前作『チャイルド44』の方が上であったが、小説としての重厚さという点ではこちらの方が上であるように感じる。冒険小説としても、例えば下水道での逃走劇や囚人輸送船内での争闘場面など、手に汗握る場面も多かった。 それにしても、ネステロフは本当に死んでしまったのか。後でひょっこり復活してくるのであろうか。下巻を読むのが楽しみである。 | ||||
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前作チャイルド44がデビュー作ながら各誌絶賛の嵐で、ミステリー誌ランクでも1位を独占した傑作でした。スパイ小説でありながら、冒険活劇小説として比較すべき作品がないと思うほど完成度が非常に高い作品で、続編があるということで楽しみにしていた私ですが、何と一年もしないうちに続編が到着。でも前作ほどの評判にあたらないといった感じで、あまりに良く出来た作品の後で、肩透かしを食らった?そんな本作かと、おそるおそる購入し読んでみました。良い意味で予想に反し、またも素晴らしい出来。前作の旧社会主義国の暗躍とした社会を舞台ですが、主人公が1作目で構築した部分が崩壊し、前作同様スパイ、冒険小説の手に汗握る醍醐味に、復讐劇も加わり、物語の展開は急展開をつげます。アクション小説のスパイスもちりばめ、背景には究極の家族愛、家族小説としての深部がストーリーの底辺を形成づくっています。 良い意味で前作に負けない、充実作であることは間違いないでしょう。 | ||||
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衝撃の処女作「チャイルド44」が大成功を収めたイギリス冒険ミステリー界の若き旗手スミスの大河警察小説・捜査官レオ・デミドフ・シリーズ3部作注目の第2部です。本書もまた前作と似た構成で、捜査官レオの国家保安省時代の暗い過去に遡って物語を始め七年後に彼が国家の命により為した悪行の影響が現われるという形が取られています。 七年前レオが潜入捜査官として逮捕した元司祭ラーザリの件に係わった者たちが次々に殺される。今やモスクワ殺人課の責任者となったレオが事件を追う内に、嘗て収容所送りとなったラーザリの妻アニーシャが容疑者として浮上する。彼女はフラエラと名を変えモスクワに暗躍する犯罪者集団ヴォリのリーダーとなっており、レオの養女ゾーヤを誘拐して元夫ラーザリの釈放という困難な要求を突きつける。レオは部下のネストロフを伴い極寒の強制収容所グラーグ57からラーザリを脱獄させる極秘裏の作戦に挑むのだった。 本書は前作と違って警察の同胞から追われる展開ではありませんが、囚人護送船での事故による争いや強制収容所での手違いによる拷問等、周到に練られた計画が齟齬を来たす予期せぬ事態に対処するサスペンスが味わえます。全編に渡りフラエラに踊らされ下水道から収容所を経てハンガリーまで慌しく追跡する長大な冒険物語ですが、本書を流れる最も重要なテーマは「無私の愛は強い憎しみに勝てるのか」でしょう。レオの部下に両親を殺された幼い姉妹の姉ゾーヤが、レオに養子にもらわれながら心許さず親の仇と同列に考えて頑固に憎み続ける心を変える事が出来るのか、夫を逮捕された怨みから心が歪み悪党に変貌したフラエラが復讐する怨念の戦いに終止符が打てるのか。著者は今回トリックや意外性を捨てて真っ向勝負のストレートで大長編を書き上げました。「ゾーヤがレオの手を握った」という唯一事でレオの全ての苦労が報われると思える感動のラストを私は讃えたいです。 | ||||
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「グラーグ57」と言うのは、極寒の強制労働収容所です。 映像で見たら、きっとすごく迫力のある映像になるだろうなと思えるアクション・シーンの連続です。 下水道での追跡劇から強制労働収容所、そしてハンガリー動乱へと、息つく間もないような畳みかけるような展開です。 バックとしては、「スターリン体制」崩壊後、改革派と保守派の主導権争いから、国内だけに留まらず東欧の衛星国にまで動乱の広がった時代です。 そうした状況下で、考えられないような勢力同士の提携があり、それに翻弄される人たちがいます。 主人公のレオがやっと築いた「家族」も、養女ゾーヤの心をほぐすことが出来ず、そこを彼を怨むフラエラ(アニーシャ)に付け込まれ窮地に立ちます。 それもこれも彼のキャリアにおける旧悪に発端があります。 その旧悪を償うことが出来るのか?と言うのが、このシリーズを通しての大きなテーマでしょう。 ミステリー性は前作よりも劣るものの、そのアクション・人物造型など、文句なしに楽しめる作品です。 | ||||
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前作ほど評判が芳しくないこともあり読む前はさほど期待しておりませんでした。 …読み終えた今は、小躍りしています。この作家はこの先どれほど面白い小説を世界に提供してくれるのか、大いなる予感に顔もニヤけます。 時代情勢が前作で描かれた史上最悪の強権体制からすこし緩和したため、絶望的にラストまで疾走した前作ほどの緊迫感はありません。しかし、スタート時での登場人物の好感度が前作とは桁違いのため、続きが気になる、ページをめくる手が止まらないという中毒性は本書の方が上かもしれません。 前作同様、旧ソ連の行政・司法実務、国民生活のリアリティ溢れる描写は豊かな取材力、考察力を感じさせてくれます。また、一流の心理小説と比べても遜色ないような理知的な人間分析、それを驚異的にスペクタルな本筋展開の片手間にやってのけていることがすごい。そして単なる才能のひけらかしに終始せず、読者を満足させるための工夫にまで心を砕く誠実な姿勢を感じます。 その結果、本書は、きわめて純度の高い興奮、悲哀、感動、等々夥しい数の情念が痛烈に殺到するめくるめく小説に仕上がっています。前作とともに強くお薦めします。 | ||||
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強烈な面白さの「チャイルド44」に続く続編です。もし前作を読んでいない人は必ず前作を読んでからこちらを読むことをお勧めします。 前作がスターリンの死ぬ直前から死後(序章は1920年代のロシア飢饉) 今作は序章を抜かすと、フルシチョフの1956年の第20回党大会の「スターリン批判」から始まり、同年10/11月のハンガリー動乱までが舞台の背景です。 読む前、読み終わった後、どちらでも構いませんが、一度それらの時代背景の内容をウィキなどでさらっとでも読んで置くことをお勧めします。 当時のとんでもない政治に翻弄される一般市民や政府側の人間、これらが実際に起きたわけですから、本当に怖いです。 さて前作と変わらずジェットコースターのような話の流れです。(実際にソビエトの歴史がそのようにジョットコースターにしてしまったのですが) だんだん読んでいると、何か、どこかで同じ感じが・・・拷問、脱出、救出、身内との苦悩、死、しかし主人公はどんな拷問でも死なない・・・そ!そうだ!これは「24」と同じだ。 時代背景、国の違いはあるものの、レオ=ジャック・バウアーです。(見ていない方は申し訳ございません) そのレオ君は昔犯した過ちと家族に翻弄されながら、進みます。この小説の悲しくも悩ましいのは、レオは過去は明らかに間違っていた行為を行ってきているので、敵と思われる相手も実は良い人だったりするので、非常に悩ましいです。政治に翻弄されほとんどの登場人物が実は被害者だったりします。 上巻は忍び寄る恐怖、絶体絶命の状況、テンポよく話は進みます。ただ前回に比べてアクション食が強くなった分、精神的な圧迫が少なくなってきています。 (前作はジャック・バウアーを思い起こさなかったものの、このアクションの豊かさが、今作はそう思わされるのでしょう) ちょっとアクションに偏った点が少し残念でした。内容は他の方や帯などで分かると思いますので、割愛しますが、よくもまあここまで巻き込まれちゃうのでってくらい大変です。ただ無理やりな設定ではなく、非常に説得力があるのが素晴らしいです。 アクションに偏りすぎたので、前作より評価を1つだけ下げましたが、それでも素晴らしい作品ということは間違いはありません。 | ||||
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’08年、「このミステリーがすごい!」海外編第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第2位に輝いた『チャイルド44』の続編。三部作になるということなので、本書は<レオ・デミドフ>シリーズのちょうど中間点に位置するのだろう。 前作から3年後という設定で、スターリン亡き後実権を握ったフルシチョフのスターリン批判で幕を開ける。スターリン時代に横暴を極めた秘密警察が今度は復讐の標的となるのだった。念願の殺人課を開設したレオとても例外ではなかった。しかも彼は前作で養女としたゾーヤが一向に家族に心を開こうとしないことに悩んでいた。 ストーリーは、このゾーヤがからみ、不当な扱いを受けてきた者たちの復讐の標的となったレオの苦難がこれでもかと描かれてゆく。 モスクワの下水道の追跡シーン、オホーツク海の囚人護送船上の死闘、強制労働収容所での熾烈な拷問、そしてラストのハンガリー動乱まで、愛する家族であるゾーヤを救うために波乱万丈のレオの冒険がハード・ボイルドタッチで展開してゆくのだ。 本書では、一気読み必至の面白さを秘めた、派手なアクションシーンが目立つが、根底にあるのはレオの家族愛である。きのうまでの常識がきょうは非常識になるという苛酷な運命に翻弄されながら闘うレオの姿には心打たれるものがある。 ヴォリ(強制労働収容所で兄弟の絆を深めた犯罪者集団)の女性リーダー・フラエラの存在感も強烈に胸に響いた。 | ||||
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家族愛がテーマだったと思うが、 失敗していると思う。 親子の愛を描くには、ハードすぎるキャラクターばかり登場する。 この「人は結局独り」的な手触りが好きな人には堪らないだろうが、 例えばトムクランシーのジャックライアン的な家族愛&バイオレンスの世界が好きな人には、 辛口過ぎる作品だと思う。 ストーリーは中々面白いし、 ラストの盛り上がりもまずまずだが、 暗い話なので、 感情移入すると落ち込みます。 作者の意図がその辺にあるなら、 ある程度せいこうしているのかもしれない。 | ||||
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