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巡査の休日
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巡査の休日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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体力は充分で、旗を持ったダンスの振付をすぐに覚える、若い巡査。チームとの協調も素晴らしい。膨れ上がる捜査情報に当惑することなく、終始冷静に事件と向き合う。こんな胆力と信念のある女性警察官は、どれくらいいるのだろう。あんな狭い空間で、包丁を向けてきた犯人と対峙したとき、彼女は理性を失わなかった。それどころか、犯人の痩せ方に気を向けて、安全に対処した。そして、6年前の職務について自罰した。彼女の手柄を、上司は細大漏らさず評価してあげて欲しい。発砲できる女性巡査の素養を、読ませてもらった。とても満足。 | ||||
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ちょっと前三作に比べると手抜きに思えます。出版社に無理矢理続編を書かされている感じ。話の展開もバラバラだし、収束の仕方も纏まりなし。ま、こういう事も有りますよね人気作家は。私は勿論このままシリーズを読み続けますが・・・・ | ||||
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北海道警察シリーズは面白く一気に読むことができた。良いと思います。 | ||||
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神奈川県で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまったのだ。一方、よさこいソーラン祭りで賑わう札幌で、鎌田からと思われる一通の脅迫メールが香里の元へ届く。小島百合は再び香里の護衛につくことになるのだが・・・・・・。大人気道警シリーズ第四弾、待望の文庫化。 | ||||
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このシリーズ、2作目までかなという感想です。設定に少々強引なところがあると思いつつも1作目の『笑う警官』の緊迫感は相当なものでした。2作目もぐいぐい読ませます。3作目でだいぶ落ちて、この『巡査の休日』では完全に失速というところでしょうか。 作者はストーリーづくりに関しては高い力量を持つものの、キャラクターづくりはどうも弱いようです。何作読んでも登場人物に親近感が出てきません。例えば、佐伯刑事はジャズが好きでサックスを吹いていた(吹いている?)ことになっているのですが、単にそういう「設定」になっているというだけ、その中身が書き込まれていないのですね。小島百合さんも同様。凛とした剣士のはずが、読んでいて行動と心理にそう感じさせるものがありません。津久井も新宮もいつまでたっても、顔が思い浮かぶようにはならない。キャラクターから出来事が動き出すのではなくて、ストーリーが先にあってそこに人物が当て嵌められるのでしょうね。 という訳で、こういう作家は同じ顔ぶれが繰り返し出てくるシリーズものには向かない気がします。 いろいろ文句ばかり書きましたが、ひとときの楽しい時間を経験させてくれる読み物の作り手として、☆4つくらいには常に相当する作家ではあるでしょうね。 | ||||
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いくつもの事件がからみあっていく。今回はよさこいソーランを舞台にした札幌の夏の描写が秀逸。結末は途中でわからないでもないが、それでもぐいぐいと読ませる。 | ||||
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でも前回までの道警シリーズを読んでないと面白さが膨らまないかも。個人的には長い緊張の後の爽快感を共有出来ました。道警シリーズの中で評価が低いのは女性巡査が主要だったのが影響してるのかな?因みに私は女ですが、堪能しました。 | ||||
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意外性を狙い過ぎて失敗したパターンでしょうか。 犯人に呆れてしまいました。 たしかにあの人は出てきていましたが、ちょっと無理がないですかね。 佐々木譲さんの作品はこれで3、4つめですが、自分には合わないのかなと思ってきました。 | ||||
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この作者の北海道警シリーズが好きで集めています。状態がきれいで満足です。 | ||||
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道警シリーズ第四弾。さすが佐々木譲。ベテランの味がひしひしと伝わる傑作。冒頭から強盗事件、ストーカー、謎の白骨死体などミステリーの要素が満載で、消化不良を起こすのではと危惧したのだが、杞憂だった。テンポ良く物語は進み、バランス良く結末へと向かう。素晴らしい。 | ||||
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すっかりはまってしまった道警シリーズ。 笑う警官、警察庁から来た男、警官の紋章に続く第四弾。 しかし。巡査の休日は、一体どうしちゃったのかなあ。と言う ところ。 舞台は札幌、季節はよさこい。とにかく踊り子達が溢れかえる。 かつての竹の子族、暴走族の姿かたち、メイキャップの群れが、どこの 通りにもあふれ出る。 とにかく北海道の一番いい季節。ちょっと小雨っぽい時もあるけれど。 佐伯さんも、小島さんも、津久井さんも、新宮さんも登場します。 例の鎌田を追いかける、引ったくりもあり、白骨死体もあり。 しかしながら、ちょっと残念。 ここまでの三作は、とても緻密な舞台設定。しかし、この作品は。 と言う拍子抜け。 55点。大好きな北海道が舞台でなかったら、最後まで読まなかったかも。 でも、佐々木作品は、はずれが少ない。他の作品を試してみます。 | ||||
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佐々木氏の道警シリーズは第1巻から読みました。その他にも氏の作品は数冊読みました。私の住んでいる札幌など道内が舞台になるので興味深く読んでいます。しかし、本作は全く期待外れでした。メリハリが無く、ダラダラ続く展開で面白くありませんでした。星は2つと3つの間でしょうか・・・。次回作に期待します。 | ||||
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申し訳ないが、読後に残るものがない。 作者特有の優れたエンターテイメント性で一気に読ませるが、作品自体はいたって凡庸。 他の作品でも一貫していえることだが、キャラクター設定や文章力にも疑問を感じる。 「笑う警官」シリーズに代表されるようにこれだけ優れたエンターティナ―だけに、勿体無く感じる。 | ||||
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佐々木譲さんの作品は、「丁寧だなぁ」と思って読む事が多いです。 この作品も、丁寧だ、とは思いました。 しかし、自分にとっては、”シリーズもののこれまでの3冊を記憶している事”を大前提にされているように感じられ、消化不良だ、と思いました。 過去のエピソードを、この作品の中では十分に説明されないので、登場人物のキャラクタや、拘りを理解しきれない、と思いました。 過去の作品群を読み返せば良いのだと思います。 しかし、そこまでやるほどの本作ではないようにも思いました。 すいません。私には合いませんでした。 | ||||
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このシリーズの話は、クライマックスで 話がごちゃつくイメージがありましたが、 今回はスッキリさっぱりしてて、流れに沿って読めました。 そのぶん、頭の周りが速い人には物足りないかもしれません。 あと、敵は一貫して犯罪者なので、それも異色とも言え、 番外編でもあり、物足りなさでもあるかもしれません。 | ||||
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ダンスの描写や途中の経過はまわりくどかったが、 その他は楽しく読み進めることができた。 著者の警官シリーズはほとんど読んでいるが、 その中では面白くない方かもしれない。 | ||||
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道警シリーズも4作目。映画化がきっかけとはいえ、短期間で夢中になって4作読みました。佐々木譲さんの警察小説は、どれも素晴らしいと思います。残念ながら、警察小説以外を読んだ事はないのですが。 今回は、レビューのタイトルにも書いたセリフが印象的でした。本編中にある警官が言うセリフです。「キャリアどもが何をやっていようと、おれたちはくさらず、自棄にならず、まっすぐ自分の仕事をしような」そこには、諦めざるを得ない悔しさと、ほんの少しの希望を求める男達の願いが込められている気がします。警官の正義があるように感じました。 本編は、前作で小島百合が逮捕した鎌田が病院から逃亡。ストーカー被害者の村瀬香里の元に、差出人不明のメールが届く。鎌田からの可能性があることから、小島は再び警護につく。津久井は鎌田の行方を追う。 今回、佐伯の出番は非常に少ない。自分は道警シリーズといえば佐伯が主人公と思って読んでいたので、かなり残念。それで★4つ。しかし、内容としては面白かった。ラストも悪くない。 | ||||
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道警シリーズも4作目。映画化がきっかけとはいえ、短期間で夢中になって4作読みました。佐々木譲さんの警察小説は、どれも素晴らしいと思います。残念ながら、警察小説以外を読んだ事はないのですが。 今回は、レビューのタイトルにも書いたセリフが印象的でした。本編中にある警官が言うセリフです。「キャリアどもが何をやっていようと、おれたちはくさらず、自棄にならず、まっすぐ自分の仕事をしような」そこには、諦めざるを得ない悔しさと、ほんの少しの希望を求める男達の願いが込められている気がします。警官の正義があるように感じました。 本編は、前作で小島百合が逮捕した鎌田が病院から逃亡。ストーカー被害者の村瀬香里の元に、差出人不明のメールが届く。鎌田からの可能性があることから、小島は再び警護につく。津久井は鎌田の行方を追う。 今回、佐伯の出番は非常に少ない。自分は道警シリーズといえば佐伯が主人公と思って読んでいたので、かなり残念。それで★4つ。しかし、内容としては面白かった。ラストも悪くない。 | ||||
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道警シリーズの第4弾。 一応、「笑う警官(うたう警官)」に始まる道警組織対主人公達という流れは前作『警官の紋章」でひとまず完結ということだそうで、 今作からは登場人物を発展させていく新シリーズということだそうです。 中身はスピンオフ的なライトさでミステリも一応、事件が絡み合ったりと、 なくはないのですが前半を読めば結末はわかってしまう軽いものです。 そもそもそこに重点はおかれていない様子。 当方、佐々木氏の作品はだいたい読んでいるのですが、 基本的に氏はあまりキャラクター描写が際立つといった作家ではなく、 むしろ作品全体の醸し出す雰囲気が魅力だと思うので今作のような内容は あまり向いていないのでは?と個人的には思います。 「制服捜査」シリーズなんかの方が作家のよさが巧くでているかと。 シリーズを読まれている方は天気の悪い週末なんかに読破するにはよいのかもしれません。 作者にはそろそろ「警官の血」の様なヘヴィな大作を期待してしまいます。 | ||||
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