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巡査の休日
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巡査の休日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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体力は充分で、旗を持ったダンスの振付をすぐに覚える、若い巡査。チームとの協調も素晴らしい。膨れ上がる捜査情報に当惑することなく、終始冷静に事件と向き合う。こんな胆力と信念のある女性警察官は、どれくらいいるのだろう。あんな狭い空間で、包丁を向けてきた犯人と対峙したとき、彼女は理性を失わなかった。それどころか、犯人の痩せ方に気を向けて、安全に対処した。そして、6年前の職務について自罰した。彼女の手柄を、上司は細大漏らさず評価してあげて欲しい。発砲できる女性巡査の素養を、読ませてもらった。とても満足。 | ||||
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北海道警察シリーズは面白く一気に読むことができた。良いと思います。 | ||||
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このシリーズ、2作目までかなという感想です。設定に少々強引なところがあると思いつつも1作目の『笑う警官』の緊迫感は相当なものでした。2作目もぐいぐい読ませます。3作目でだいぶ落ちて、この『巡査の休日』では完全に失速というところでしょうか。 作者はストーリーづくりに関しては高い力量を持つものの、キャラクターづくりはどうも弱いようです。何作読んでも登場人物に親近感が出てきません。例えば、佐伯刑事はジャズが好きでサックスを吹いていた(吹いている?)ことになっているのですが、単にそういう「設定」になっているというだけ、その中身が書き込まれていないのですね。小島百合さんも同様。凛とした剣士のはずが、読んでいて行動と心理にそう感じさせるものがありません。津久井も新宮もいつまでたっても、顔が思い浮かぶようにはならない。キャラクターから出来事が動き出すのではなくて、ストーリーが先にあってそこに人物が当て嵌められるのでしょうね。 という訳で、こういう作家は同じ顔ぶれが繰り返し出てくるシリーズものには向かない気がします。 いろいろ文句ばかり書きましたが、ひとときの楽しい時間を経験させてくれる読み物の作り手として、☆4つくらいには常に相当する作家ではあるでしょうね。 | ||||
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いくつもの事件がからみあっていく。今回はよさこいソーランを舞台にした札幌の夏の描写が秀逸。結末は途中でわからないでもないが、それでもぐいぐいと読ませる。 | ||||
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でも前回までの道警シリーズを読んでないと面白さが膨らまないかも。個人的には長い緊張の後の爽快感を共有出来ました。道警シリーズの中で評価が低いのは女性巡査が主要だったのが影響してるのかな?因みに私は女ですが、堪能しました。 | ||||
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この作者の北海道警シリーズが好きで集めています。状態がきれいで満足です。 | ||||
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道警シリーズ第四弾。さすが佐々木譲。ベテランの味がひしひしと伝わる傑作。冒頭から強盗事件、ストーカー、謎の白骨死体などミステリーの要素が満載で、消化不良を起こすのではと危惧したのだが、杞憂だった。テンポ良く物語は進み、バランス良く結末へと向かう。素晴らしい。 | ||||
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このシリーズの話は、クライマックスで 話がごちゃつくイメージがありましたが、 今回はスッキリさっぱりしてて、流れに沿って読めました。 そのぶん、頭の周りが速い人には物足りないかもしれません。 あと、敵は一貫して犯罪者なので、それも異色とも言え、 番外編でもあり、物足りなさでもあるかもしれません。 | ||||
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ダンスの描写や途中の経過はまわりくどかったが、 その他は楽しく読み進めることができた。 著者の警官シリーズはほとんど読んでいるが、 その中では面白くない方かもしれない。 | ||||
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道警シリーズも4作目。映画化がきっかけとはいえ、短期間で夢中になって4作読みました。佐々木譲さんの警察小説は、どれも素晴らしいと思います。残念ながら、警察小説以外を読んだ事はないのですが。 今回は、レビューのタイトルにも書いたセリフが印象的でした。本編中にある警官が言うセリフです。「キャリアどもが何をやっていようと、おれたちはくさらず、自棄にならず、まっすぐ自分の仕事をしような」そこには、諦めざるを得ない悔しさと、ほんの少しの希望を求める男達の願いが込められている気がします。警官の正義があるように感じました。 本編は、前作で小島百合が逮捕した鎌田が病院から逃亡。ストーカー被害者の村瀬香里の元に、差出人不明のメールが届く。鎌田からの可能性があることから、小島は再び警護につく。津久井は鎌田の行方を追う。 今回、佐伯の出番は非常に少ない。自分は道警シリーズといえば佐伯が主人公と思って読んでいたので、かなり残念。それで★4つ。しかし、内容としては面白かった。ラストも悪くない。 | ||||
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道警シリーズも4作目。映画化がきっかけとはいえ、短期間で夢中になって4作読みました。佐々木譲さんの警察小説は、どれも素晴らしいと思います。残念ながら、警察小説以外を読んだ事はないのですが。 今回は、レビューのタイトルにも書いたセリフが印象的でした。本編中にある警官が言うセリフです。「キャリアどもが何をやっていようと、おれたちはくさらず、自棄にならず、まっすぐ自分の仕事をしような」そこには、諦めざるを得ない悔しさと、ほんの少しの希望を求める男達の願いが込められている気がします。警官の正義があるように感じました。 本編は、前作で小島百合が逮捕した鎌田が病院から逃亡。ストーカー被害者の村瀬香里の元に、差出人不明のメールが届く。鎌田からの可能性があることから、小島は再び警護につく。津久井は鎌田の行方を追う。 今回、佐伯の出番は非常に少ない。自分は道警シリーズといえば佐伯が主人公と思って読んでいたので、かなり残念。それで★4つ。しかし、内容としては面白かった。ラストも悪くない。 | ||||
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