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(短編集)
ジョーカー・ゲーム
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ジョーカー・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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アクションをほとんど省き、謀略のみでストーリーを作った短編集。切れ味良く、小気味良く読みすすめられました。 目立つために決して「殺さない・死なない」(死は最も目立つ行為の一つだから)という主義、結城というスパイマスターのキャラがたっていること等、スプラッタが嫌いな方にもお勧め。 | ||||
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面白かったです。さらっと読めた感じではありますが、ストーリーはきめ細かい仕掛けがあったと思います。007、ジェイソン・ボーン、ミッション・インポッシブル等の派手なアクションとは違う、スパイ物を楽しみたい読者にはお勧め、ということは、全体を通して地味ということでもあります。 | ||||
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柳広司さんの本は初めて読みました。 スパイものの短編集という初めてのジャンルでした。 あらすじを読み、結城大佐がどれほどすごい人なのか、 どのようにそのすごさが表現されているのか、 期待しながら読みましたが、 イマイチ伝わりませんでした。 どの話もそれなりにはおもしろいのですが、 淡々と読み終わってしまいました。 短編ですので仕方ないかもしれません。 | ||||
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2008年に大ブレイクしたんですね。全然知らなかった‥。 文春も長く目を通していますが、 書評やランキング見ているわりには記憶していないものですね。 面白かったです。普通に。 でもちょっと違和感があったのは、戦時中の陸軍の中に組織されたD機関という 設定。 戦時期から戦後史にかけての本をかなり読んでいるので、 時代設定の書き込みが足りないように思えて、リアル感が圧倒的に少ないんですよね。 戦時期の「御国の為に命を捧げろ」という風潮へのアンチテーゼとして D機関を設置しているとしても。 なんだろうスパイの緊迫感が全然せまってこない。 昭和15年と書かれているけど、現代的な軽さを感じるんですよね。 人物も背景も。 寝る前のエンターテイメントとしては面白かったですよ。 あとスパイ小説初心者にはおすすめかな。 | ||||
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D機関と結城中佐の存在、そしてその存在意義、故の物語展開。 面白いです。 ただ、設定と構成が面白いのに、 文章と演出がどうも今一歩だった。 面白いなこれ、と冷静に読み進めてしまった感じ。 最後まで読む価値はあるな、という感じで。 本来なら、読むほどに興奮が押し寄せ ページを繰る手が止まらないとか、 各話の最後で戦慄する、とか、そういう状態になってもいいはず。 それほどの内容なだけに、すごく惜しいと感じる。 なので続編には手が伸びていない。 | ||||
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世界大戦中の日本のスパイ行動についての物語。スパイってイメージだと、ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズや、映画「007」なんてイメージを持ちますが、この話はそんなかっこいいものではなくあくまでスパイ機関の在り方、その謎の国家機密機関を統率男のスパイとしての在り方を追って行くストーリ。どっかに潜り込んで、相手を破滅に追い込むとか、そのようなスリルさはないけど、要所要所に飛び出す「悪魔」と呼ばれる冷酷な教官の発言には考えさせるところが多し。 | ||||
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世界大戦中の日本のスパイ行動についての物語。スパイってイメージだと、ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズや、映画「007」なんてイメージを持ちますが、この話はそんなかっこいいものではなくあくまでスパイ機関の在り方、その謎の国家機密機関を統率男のスパイとしての在り方を追って行くストーリ。どっかに潜り込んで、相手を破滅に追い込むとか、そのようなスリルさはないけど、要所要所に飛び出す「悪魔」と呼ばれる冷酷な教官の発言には考えさせるところが多し。 | ||||
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スパイ物が好きなのと、「このミス」等さまざまなランキングで上位にあがっていたのでで読んでみました。 D機関設立までの経緯や、軍部との軋轢や、結城中佐の伝説化された過去などはおもしろいのですが、ひとつひとつの短編は、うーん、さらりとしすぎているかなあ。おお!と感激するところがない。 とはいえ、ダブル・ジョーカーも読むつもりです。 出番の少ない結城中佐の壮大なスパイ物をいつか読んでみたい。 | ||||
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スパイ物が好きなのと、「このミス」等さまざまなランキングで上位にあがっていたのでで読んでみました。 D機関設立までの経緯や、軍部との軋轢や、結城中佐の伝説化された過去などはおもしろいのですが、ひとつひとつの短編は、うーん、さらりとしすぎているかなあ。おお!と感激するところがない。 とはいえ、ダブル・ジョーカーも読むつもりです。 出番の少ない結城中佐の壮大なスパイ物をいつか読んでみたい。 | ||||
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子供の頃に空想したような「かっこいいスパイ」を 少し大人向けに書きました、といった内容。 読了後に余韻が残るとか、考えさせれるというものではなく、 ただ読んでいる瞬間ワクワクできるといった感じの娯楽本です。 | ||||
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子供の頃に空想したような「かっこいいスパイ」を 少し大人向けに書きました、といった内容。 読了後に余韻が残るとか、考えさせれるというものではなく、 ただ読んでいる瞬間ワクワクできるといった感じの娯楽本です。 | ||||
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大日本帝国陸軍に設けられた二つの諜報機関のことを評して作中使われた言葉がタイトルになっている。 ひとつひとつの話は独立して読むことができ、かいつまんで読むことも可能な作りになっている。 前作を読んでいなくても比較的楽しく読めたので、おそらく前作との関係もそのようになっていると思われる。 実際の諜報、防諜活動を考えるとぬるい部分もあり(戦時の死体の使用方法はもっと残酷だときく)、また駒でしかない一スパイがこんなに華麗に活躍できる状況はヤバイだろうとも思うが、ファンタジーとしては十分楽しめた。 でも、こういう完璧超人みたいな人を主人公に据えると、読んでいるほうは無力感に苛まれるというか、なんとなく物足りない気もするのは事実だ。 一時間程度で読めるので、通勤のお供などにはいいかもしれない。 同様の指摘を見かけるが、確かに戦時中である必要はイマイチ感じられなかった。 これなら現代の警察で外事を舞台にしても良かったのでは? アメリカの対日参戦までの過程などをもっとリアリティを持って読みたい方には『イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か』などをおすすめする。 この本はあくまで作りもので、それ以上のものを求めるのはきっと筋違いだろう。 | ||||
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大日本帝国陸軍に設けられた二つの諜報機関のことを評して作中使われた言葉がタイトルになっている。 ひとつひとつの話は独立して読むことができ、かいつまんで読むことも可能な作りになっている。 前作を読んでいなくても比較的楽しく読めたので、おそらく前作との関係もそのようになっていると思われる。 実際の諜報、防諜活動を考えるとぬるい部分もあり(戦時の死体の使用方法はもっと残酷だときく)、また駒でしかない一スパイがこんなに華麗に活躍できる状況はヤバイだろうとも思うが、ファンタジーとしては十分楽しめた。 でも、こういう完璧超人みたいな人を主人公に据えると、読んでいるほうは無力感に苛まれるというか、なんとなく物足りない気もするのは事実だ。 一時間程度で読めるので、通勤のお供などにはいいかもしれない。 同様の指摘を見かけるが、確かに戦時中である必要はイマイチ感じられなかった。 これなら現代の警察で外事を舞台にしても良かったのでは? アメリカの対日参戦までの過程などをもっとリアリティを持って読みたい方には『イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か』などをおすすめする。 この本はあくまで作りもので、それ以上のものを求めるのはきっと筋違いだろう。 | ||||
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とても軽くて読みやすいスパイ小説。 ひとつひとつ色々な趣向が採られている短編集です。 短編だから仕方がないのかもしれませんが、スパイ活動に肝要と思われる細かい仕込みがあっけないほどあっさりと、いつの間にかなされていることになっています。 つまり、どんでん返しのようですが伏線が貼られていないので、あまりびっくりできません。 そこを割り切れれば、通勤中や昼休み、就寝前に楽しむのにぴったりな本かと思います。 初出が雑誌掲載なのか、スパイ養成機関に関する説明がそっくりそのまま(コピー&ペーストみたいに)何度も出てきます。 単行本にするときにもう少し手を入れても良かったのでは…。 その辺りも含めて、長編で読んでみたいと思いました。 | ||||
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とても軽くて読みやすいスパイ小説。 ひとつひとつ色々な趣向が採られている短編集です。 短編だから仕方がないのかもしれませんが、スパイ活動に肝要と思われる細かい仕込みがあっけないほどあっさりと、いつの間にかなされていることになっています。 つまり、どんでん返しのようですが伏線が貼られていないので、あまりびっくりできません。 そこを割り切れれば、通勤中や昼休み、就寝前に楽しむのにぴったりな本かと思います。 初出が雑誌掲載なのか、スパイ養成機関に関する説明がそっくりそのまま(コピー&ペーストみたいに)何度も出てきます。 単行本にするときにもう少し手を入れても良かったのでは…。 その辺りも含めて、長編で読んでみたいと思いました。 | ||||
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日本にも本当にあったのかと思わせるスパイ小説。 ちょっと近代歴史に興味を持っている人には楽しめる作品なのではないか。 小難しくなく、すぐ読めてしまう。 あまり後味が残らない作品かと。 | ||||
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日本にも本当にあったのかと思わせるスパイ小説。 ちょっと近代歴史に興味を持っている人には楽しめる作品なのではないか。 小難しくなく、すぐ読めてしまう。 あまり後味が残らない作品かと。 | ||||
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諜報員養成学校、通称「D機関」で養成されたスパイ達のミッションが、いわゆる「連作短編」という形で全5作収録されています。 中でも最初の「ジョーカー・ゲーム」では、実際のミッションのみならず、そのD機関に参謀本部から出向させられた佐久間の目を通し、D機関のあらまし、訓練の様子が描かれています。 そして佐久間の目に映るスパイ達は、佐久間のように「名誉」や「愛国心」のために働くわけではなく、彼らにあるのは「自分ならこの程度のことはできなければならない」という自尊心だけ。この「自分なら〜できなければならない」という言葉は全5作の中で数回出てきますので、頭に留めて読まれるとよろしいかと思います。 ただ、私個人的な感想としては、残念ながら全5作のストーリーの作りに関し、話の展開、結末と悪くはないのですがイマイチのめりこめませんでした。 徹底したエンターティメントスパイ小説だと思うのですが、ハラハラドキドキ感がなぜか気薄。そして、主要人物にも心をつかまれるものがなく、読んでいてどうしても注意力が散漫になってしまうんですよ(もともと面白い小説だと周囲が見えなくなるほどのめり込む人間なんですが…)。 唯一、存在感らしきものを感じたのはD機関の発案者、結城中佐なのですが、それも「もうちょっと人物像を詳細に描き、読むだけで身震いするほどのカリスマ性を感じさせてほしかった」と思いました。 | ||||
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諜報員養成学校、通称「D機関」で養成されたスパイ達のミッションが、いわゆる「連作短編」という形で全5作収録されています。 中でも最初の「ジョーカー・ゲーム」では、実際のミッションのみならず、そのD機関に参謀本部から出向させられた佐久間の目を通し、D機関のあらまし、訓練の様子が描かれています。 そして佐久間の目に映るスパイ達は、佐久間のように「名誉」や「愛国心」のために働くわけではなく、彼らにあるのは「自分ならこの程度のことはできなければならない」という自尊心だけ。この「自分なら〜できなければならない」という言葉は全5作の中で数回出てきますので、頭に留めて読まれるとよろしいかと思います。 ただ、私個人的な感想としては、残念ながら全5作のストーリーの作りに関し、話の展開、結末と悪くはないのですがイマイチのめりこめませんでした。 徹底したエンターティメントスパイ小説だと思うのですが、ハラハラドキドキ感がなぜか気薄。そして、主要人物にも心をつかまれるものがなく、読んでいてどうしても注意力が散漫になってしまうんですよ(もともと面白い小説だと周囲が見えなくなるほどのめり込む人間なんですが…)。 唯一、存在感らしきものを感じたのはD機関の発案者、結城中佐なのですが、それも「もうちょっと人物像を詳細に描き、読むだけで身震いするほどのカリスマ性を感じさせてほしかった」と思いました。 | ||||
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スパイが様々な任務を遂行するスパイ小説です。ひとつの話が50ページで5話収録されています。ひとつの話が1時間程度で読めてしまいますので、読みやすい小説だと思います。登場するスパイが皆人間離れしている人物ばかりでキャラクター小説としても面白く読めると思います。ただ、トリックについてはそれほどすごいというわけでもなかったので評価は普通です。 また、わたしは連作短編集で5話目に大きなトリックが用意されていると思い、読んだのですが、普通の短編集で最後に何かが起こるというわけではありませんでした。それぞれの話は独立していて、あまりつながりはありませんでした。 最後に帯に書かれている書店員の感想は正直おおげさであまり参考にならないと思います。 | ||||
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