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粘膜人間



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【この小説が収録されている参考書籍】
粘膜人間 (角川ホラー文庫)

粘膜人間の評価: 3.46/5点 レビュー 95件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全95件 81~95 5/5ページ
No.15:
(3pt)

酷さ

読んでいくうち不快。だんだん疲れて、ホラーは疲れるものが多いけど、疲れて。 河童の頭の悪さや主人公の悪どさは割と良かった。 ただ思い出せるシーンは拷問のところだけども何をしたのかはっきり思い出せない
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No.14:
(4pt)

不可思議な世界・・・

これ一体何なんでしょうねぇ。まずカッパとちょっと頭のユルい人間というキャラクターたちは、水木しげる氏のマンガを彷彿させます。水木氏のマンガのような飄々とした感じも醸し出しているのですが、執拗なまでものサディスティックな描写があったりして何だかクラクラしてきます。エンディングと読後感の後味の悪さが独特です。
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No.13:
(3pt)

才能の無駄遣い

グロい描写がいただけないため全体の評価は☆3ですが
ストーリー展開などは非常に巧みで、この部分は☆5です。
グロい部分の書き方を少し軌道修正すれば、デビュー当時の
乙一に迫るような気がします、今のままでは完全に才能の無駄遣いです。
次回作に期待したいと思います。
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No.12:
(4pt)

衝撃作!

「なんだ、これ……」
それが第1章を読み終わった時点での感想でした。
河童なんて魍魎の類が平気で出てくるし、雷太は化け物の様な子供だし、後々は髑髏なる幻覚薬が出てくるし。
とにかく、滅茶苦茶で強烈な設定のオンパレード。
全編読み終わった感想は「なんだったんだ、これ……」って感じです。
良くも悪くも人を選びそうな小説でした。
こんな強烈な世界観と奇天烈な設定を思いついた飴村氏は尋常ではありません、多分。
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No.11:
(4pt)

面白かった♪

雷太と河童のキャラクターが印象に残った。 この二人に焦点を絞っていれば。。。髑髏は蛇足。
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No.10:
(4pt)

エドはるみよりも笑える!

エドはるみよりも笑える!痛快ドタバタコメディの傑作。古典落語か、故赤塚先生か、大槻ケンヂか、筒井康隆か、はたまたねこぢるか。昭和初期を思わせる村を舞台に、ムキムキ小学生、エロガッパ、お笑いコンビみたいな憲兵、ぺえぺえ中学生等、奇妙キテレツなキャラ達が、読者おいてけぼりで繰り広げる、爆笑喜劇。笑いに飢えているあなたに、オススメの一冊。焼き肉屋で、カルビやミノ、タン食べながら一気に読み切りました。読み終わった時の爽快感がたまりませんでした。ぎゃははは。あ、思いだし笑いが…
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No.9:
(4pt)

好き嫌いがわかれる作品

あらすじを読み面白そうだと思い購入。
文章もうまく、すらすら読めます。
が、内容が…。人を選びます。
好き嫌いがはっきりと分かれる作品。
私は平山夢明ファンなので全然平気でしたが、
(逆に物足りなく感じた。ヤバいですねw)
普通の感覚ならグロいと感じるでしょう。
エロ描写もありなので、生理的に駄目な人はきっと
途中で挫折するんじゃないでしょうか。
エログロ平気でファンタジー要素もOKなら楽しめると
思います。
ただ登場人物誰にも感情移入ができず、後味も微妙、
ラストもブツッと切れてるのでそれが大丈夫ならと
いう条件付ですが…。
私は次回作も読んでみたいです。
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No.8:
(4pt)

グロと劣情のエンターテイメント

3つの視点から書かれるこの物語。
最初に兄弟の話から始まるが、この二人に思い入れるほどに後に出てくる話で開いた口が塞がらなくなる。引っ繰り返し方が巧い。
最初は大柄な弟に対する兄弟が持つ劣等感。人間の内面のグロテスクさを。
二つ目の話は拷問と妹が消えた兄に抱いた感情のドス黒さ。
そして、最後の話、描写によるグロさ。
三つそれぞれ違うが、ホラーと言うには違う気がするが充分に楽しませて貰った。
惜しいのは尻切れトンボなラスト。これからどうなるんだよ。早く続編を・・・と思わせるつもりだったら筆者は間違いなく『引き』が巧い。
応募原稿の時、このオチだったら、もう筆者の度胸には敬意を表する。
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No.7:
(3pt)

平凡

読後の私見。
全体的にはいい感じにまとまっていると思います。
内容としては、2人の義兄がカッパに義弟の殺人依頼をするところから始まります。
1章ではカッパ対義弟
2章ではカッパへの贄である女の話。
3章では頭部を半分なくした主人公(義弟)が、
不思議な術で体が元に戻る話。
第二章の髑髏という自白剤を使うシーンやその前あたりから、
久作のドグラマグラを直感的に意識したが、
内容はその足元にも及んでおらず、
だらだらと間延びした内容で退屈しました。
もう少しコンパクトにまとめた方が、
恐ろしさ、怖さ、なんかヤな感じがよく伝わったと思います。
残酷な話を書けば皆が恐怖するわけではなく、
日常に潜む狂気やぼんやりとした不安を恐れる人もいますよね。
そういった種類の人間には第二章は甚だ退屈ですね。
あと身長195センチ、体重105キロの筋骨隆々の小学生、
ホラー小説だったら何でも許される、
どんな奇抜であり得ない設定でも許される、
なぜならそれはホラー小説だから。
という書き方、考え方は作者がホラー小説を建前に、
安易に逃げているように思えます。
その辺が残念なところだと思います。
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No.6:
(4pt)

絵本の世界+戦中

かなりグロテスク。
内臓がああだこうだ書かれてるんで、読み人を選ぶ作品かと思います。
拷問シーンは、綾辻著の殺人鬼くらいにひどかった。
他にも下ネタ等、不快感を覚えた箇所がいくつか。
嫌な人ははじめの数ページで読むのやめるかも。
私にはホラーとは映らず、奇妙な話だなあと思いました。
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No.5:
(3pt)

独走する世界

河童や、拷問薬の「髑髏」にまずやられてしまった。
今まで読んだことの無い、世界がこの本の中では広がっている。
しかもこの世界はどうやらちゃんとした民族学の知識に基づいているらしいのだ。
所々、途中で切断されてしまったようなエピソードと最後の結末の箇所が納得できなかったので星を3つとしたが、完全に書ききっていれば文句なしの星5つだった。
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No.4:
(5pt)

グロいのにたまらない爽快感

とにかく凄い作品としか言いようがない
書かれている内容はどうしようもないくらい凄惨なのに乾いている
むしろ、もっとやれと心の中で思いながら読み進めている自分に驚かされた
河童や義理の兄弟には民族学の要素が巧みに取り入れられており、この著者の巧みな作品の構成には舌を巻くばかりだ
是非「粘膜蜥蜴」と共に一人でも多くの人の手に渡って欲しいと思う。
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No.3:
(4pt)

ぬああ強烈! ホントに衝撃の問題作

ホラー大賞選考会史上、もっとも物議を醸した長編賞受賞作ということで興味津々購入。
文章が読みやすく、ストーリー展開もはやいので一気に読んだが、本当に衝撃を受けた。
角川ホラー文庫の中でここまで強烈なのは、正直ないと思った。よくここまで書いたと。
新人作家のデビュー作とのことだが、独創的な作風のため、固定ファンがつく気がする。
全体的に怖い雰囲気だが、河童のモモ太の馬鹿さかげんが笑いをさそっておもしろい。
少し愛嬌もあるため、作者はエンターテイメントも考えているようだ。
女性にはおすすめできないが、こわいホラー好きの自分は久しぶりに楽しめた。
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No.2:
(4pt)

ちょっと待って・・・あ、いたたた!

なんじゃ、こりゃー!?
これがまず読み終わっての感想です。
ホラー小説大賞の入賞作ですが、帯の文句にもあるとおり確かに問題作ですね。
読んでいて身体がムズムズしてくるような描写が多く、人によっては嫌悪を示すと
思いますが、エンターテイメントとしてはよくできていて一気に読めてしまいます。
独特の世界観も面白いです。ただ、この村には住みたくありませんねw
あと、蕎麦食えなくなりますから。
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No.1:
(3pt)

親切なタイトルと表紙

まず「粘膜人間」というタイトルと表紙の不気味さで読む人を
うまく選んでくれているというか振り落としてくれていると思います。親切です。
うかつに手を出すとものすごく後悔する本だと思うので。
たぶんベタベタしていて気持ち悪い話なんだろうなあと予想して読みましたが
予想以上にグッチャグチャのドッロドロな内容でした。ベタベタどころの騒ぎじゃない…
このご時世によく出版したなあといっそ感心したほどです。
何度途中で読むのをやめようとしたかわかりません。最後まで読みましたけど。
読了後は軽く虚脱状態でこの本をぼんやり眺めていたりしました。
伏線だと思っていたことがまったくスルーされていたり、なんでこのエピソードに
こんなにページを割くのかとよく理解できない部分があったり、え?これで終わり?
というラストだったりなど気になるところもいくつかあるんですが、全部軽く吹っ飛ばすほど
とにかく凄絶に次ぐ凄絶のオンパレードでした。
媚びも容赦も救いも一切ありません。(たぶん)
これが著者のデビュー作のようですが、残虐描写に関して言えば並大抵のホラー作家は
この人にぺろっと食われてしまいそうで空恐ろしいです。
あまり前に出すぎず、一部の濃いファンに熱く支持を受けて変に丸くなったりせずこの味を
ガッツンガッツン高めてどんどんやばいところまで突っ走っていくのが幸せなタイプの作家
ではないかなと思いました。
とりあえず大きい声でおすすめ!とは言い難いです。
でも需要のあるところにはしっかり届いてほしいと思う。そんな本でした。
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