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粘膜人間
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粘膜人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 61~80 4/5ページ
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久しぶりに本屋で何か無いかと物色中に出会った作品。 タイトルに粘膜とそそられる文字。けれど、何故か読む機会が無く、今日2時間で読み切ったので早速レビュー。 おどろおどろしいものが好きな人は買い。 以下に初見を書き示す。(ネタバレ注意) 先ず目次をみて三章あるのかと思い、一章へ。何故か、兄弟が殺人を企てている。しかも、弟を。けれども、それはそうだろうと読み進めていくと思わされる。で、河童の登場。なんで?とも思うが、それも段々と昭和初期の頃ならそんなものと。兄弟の目論見の通りに、弟は殺害されて第二章へ。 今度は河童をそそのかす為に犠牲にされた少女の立場。少女が何故兵役拒否をした兄をかばうのか?がこれまた憲兵が用意した拷問が凄い。戦時ならではの非道さ。ただ、不思議な礼節さがあるのでさほど淫靡さはない。 三章では殺された筈の弟を殺す筈だった河童が出会い、二人で過ごす時間が弟の目線で描かれる。弟が何故暴力を振るようになったから始まる。さもありなん。 河童の弟たちとの戦いで、脳を損傷した彼は記憶喪失になっていて、自分が誰かも分からない。河童も弟たちを探す為に彼の記憶を取り戻すべく、森の魔物に彼の治療を依頼する。で、お互いの立場を知り対決。でエンド。 全般を通して、夢物語なんだけど、クリア。しかも、気持ち悪くない。たぶん、河童のおかげ。河童が出てくる世界だからと安心してよめる。そして、その河童のキャラクターがいいのだと思う。動物的な思考が潔い。 粘膜人間と言うタイトル。河童のヌメリから河童を示すのかと思いきや、人間の方の想像や想いの気持ち悪さを示しているのがだと腑に落ちて、丁度2時間。 なかなかの快作。 | ||||
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僕は今まであまりホラー小説を読んだことがなかったのですが、なかなか面白かったです。 でも、キャラにすごいインパクトがあるので、強烈なオチを期待したのですが、あまりすっきりしなかったので-1かな。 | ||||
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作品の雰囲気が異様・独特であり、ハマれば面白いが、 そうでなければ、ただのエログロ作品であろう。 生憎と私は後者の読者である。 この作品の雰囲気には、最初わくわくさせられたが、 話の内容については、個人的には特に面白いとは感じられなかった。 私は同じ作者の「爛れた闇の帝国」から読み始めたが、そちらの方はこの「粘膜人間」より、格段に面白く感じた。 私のように、この「粘膜人間」が合わなかった読者諸君も、「爛れた闇の帝国」を読んでみてはいかがだろうか。 「粘膜蜥蜴」「粘膜兄弟」も一応読んでみたいとおもいます。 | ||||
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鬱になる本を探していて通販で購入しました 内容は分かりやすく 非常に読みやすいんですが 好き嫌いがハッキリ分かれるんじゃないでしょうか? 本自体を批判するわけじゃありませんが 私は読んだ後気分が悪くなり、この本を部屋に置いておくのが嫌になりました… 精神的にきます ですがグロ専門の方にとっては最高だと思います! 私は読んで3ヶ月以上たった今も… 内容は思い出したくないです | ||||
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本作品は、2008年の日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞した作品です。著者は早くも2010年には、「粘膜蜥蜴」(未読)で日本推理作家協会賞を受賞しており、実力のある作家と判断し、読んでみました。「雷太を殺そう」の一文で始まる本作品は、殺戮と性描写が目白押しの作品。第壱章では、義弟の雷太(11歳)の横暴さに耐え兼ねた利一(15歳)と祐二(14歳)が、蛇腹沼に住む河童に殺人を依頼するというストーリー。第弐章では、前章で少しだけ登場する少女が遭遇する凄惨な出来事が綴られる。そして、第壱章と第弐章がクロスオーバーして、最終の第参章を迎える。 エロ・グロとも呼ばれる系統のホラー小説も遂にここまできたか、という感じ。日本ホラー小説大賞と言えば、1998年の第5回で、受賞を逃した「バトル・ロワイアル」が当時、中学生同士の殺し合いを描いているとして物議を醸したものです。その設定が、無理矢理ゲームに参加させられて殺し合いをさせられるというものであったのに対し、本作品の中学生は、自発的に小学生の弟を殺すことを選びます。また、「バトル−−」ではほんの僅かであった性描写も、本作品では、凌辱的な性交シーンまで描かれています。私はもともと「殺人」を娯楽とするミステリの愛好者なので、作品の倫理的な面について、どうこういうつもりはありません。ただ、ここまで手軽に殺戮と陵辱的な性交が行われていると、登場人物への感情移入は不可能です。登場人物の行動規範が全く理解できないのです。確か、「バトル−−」の主人公は、最後まで殺意を抱くことはなかったように思えます。不条理な設定でも、その局面を打破しようという必死な登場人物の思いが、こうしたホラー小説での共感を呼ぶ一因になっていたように思えるのですが。最早、不条理な設定の世界を登場人物と一緒に彷徨い歩くという読み方しか残っていないのではないかと思いました。 | ||||
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グロ好き、ホラー好きの方であれば、大傑作としてお勧めできます! 超問題児で暴君な小学生の弟(!)を殺そうと画策する二人の兄弟。彼らが考えついた計画はなんと「河童の三兄弟」に殺人を依頼するという奇想天外なストーリーで話は進んで行きます。あくまで現代の人間が暮らすこの「世界」に「妖怪」をあくまで自然に、あたかも日本古来の生物であるかのように同化させてしまった表現は秀逸でした。河童対三男坊(小学生)の血みどろの戦い。。とても滑稽で支離滅裂、破壊的な物語なのですが、読者をぐいぐい引き込ませる展開力があり、はまりました! 続編「粘膜蜥蜴」など、シリーズ化されているのでそちらも必読ですね! | ||||
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レビューで☆1つをつけている「人間ちゃん」さんと同じような意見なのですが、私は☆3をつけたいですね。 たしかに、ホラーではなくエンタメ文章というか、ホラーやグロを書きたいのでしょうけれど、何処か諧謔といういうか、そういうものを感じて笑ってしまいます。こういうのって、「グロ・ギャグ・ホラー」、「B級ホラーギャグ」と言えるのではないでしょうか。 ただ、第壱章では、その世界観の中でバランスがとれていて、楽しく読めましたよ。 第弐章は少し冒頭が構成として重くて、いらない部分も多かったように思えますが、プロットも結構練ったんじゃないですかね。 第参章は……。矛盾がたくさんありすぎて、気になってしまいました。 文章も、レトリックも、パッと見ると、これといった素晴らしさや、美しさ、特徴といったものはないのですが、全体として何処となくゴツゴツとしたものを感じて、男が日曜に作ったカレーのようでそれが心地よい部分もありました。 戦時下のディティールもなんだか、あやふやで、雰囲気で書かれていて、あんまり読みこむとボロが出ますが(河童などの世界観とのバランスなのかもしれません)、ゆったりと読んでやれば楽しく読み切れるのではないでしょうか。 飴村行さんの作品はこれからも読んでいきたいと思いました。次や次の次の作品ではもっと面白くなっていくのではないでしょうか。 | ||||
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表紙見ればある程度エログロ耐性がある方しか買わないと思うので。 衝撃的な展開と土着的などす黒い雰囲気の中でぐいぐい読まされ ひさしぶりに文章に巻き込まれるという浮遊体験ができました。 読書好きな方にはそれだけで読む価値は充分だと思います。 ただ視点がころころ移り変わるため感情移入しにくく 章が変わるたびに我に返ってしまうのは勿体ない。 長い長い髑髏の拷問シーンに至っては、拷問が終わった頃には それまでの話をすっかり忘れてるといった有様。 もう少し本筋に重点おいてもよかったような。 ああでもこれが書きたかったんだろうしなぁ。 これほどグロくぐちゃみちゃな話なのに 脳が半分無い弟や河童の描写が妙に愛嬌あったりして 何でも書けそうな筆力を感じます。 早い話が凄ぇ!巧い!グロい!気持ち悪い!以上です。 | ||||
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かなり、読み手を選んでいるようだが、個人的には悪くない。 この手のジャンルを読み慣れてないせいかもしれないが、世界観がよくも悪くも強烈で、読み終えたあとはボーッとして仕事がなかなか手につかなかった。要するに、引きずりこまれた。 これはエンターテイメントとしては必須の要素と思う。小さく上手にまとまった、どっかで読んだような凡庸な作品よりよほど良い。 新人賞応募作たるもの、こうでなければならない。 選考者もその独自性を評価したから強く押したのだろう。 文章や構成は、はっきりいってうまくない。文章は子供の作文みたいだし、エピソードはぶつ切れで、登場人物は出しっぱなしの未回収。エログロの類は、それを好む人も多いわけでサービスの一環としてありだと思うが、男性の性器〜自慰に関する描写が多いのには、まいった。 そんなもの、一体誰が読みたいだろうか。 女の裸や暴力(人体破壊)に対する需要は、はっきりいってあるので、商業作品がそれを扱うのはオッケーだ。しかし男の性器や自慰描写の需要なんて、ある? ごく一部の特殊な性癖の人間以外、誰が好む? 読者サービスでなく作者が書きたいから書いたとすれば、これは作者の自慰行為であって、あまりよろしくない。選者の林真理子氏は 「この作者は酔っており危険な領域へ入りかけている」 と評しているが、これはより解りやすくいえば、「この作者は書きながら感じている」 という意味だろう。 これは、あまりよろしくない。 まあデビュー作だから不問に伏すとして、二作目からはよりプロ的な姿勢が望まれる。この欠点を差し引いて、星4つ。 なおこの作品を読まされた林真理子氏は仕事とはいえ、お気の毒。 逆にいえば、他の2人の選者の評価がよほど高かったのだろう。改めてこの作品のパワーを感じさせる。 | ||||
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何せ相手が河童ですし、やっつけたい弟もグチャグチャになっても記憶がないまま生きてるわけですから・・・ 解説の通り、グロテスク・スプラッター・ホラーとして読めば異色な面白い小説だと思う。 ホラーを読まない私でも、奇妙で摩訶不思議なストーリーが好きでした! | ||||
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いやはや。 何とも不思議なお話。 タイトルが不気味で、ちょっと引き気味でしたが これが以外に面白かった。 冒頭は、小学生なのに195センチ/105キロ…という、異形の弟「雷太」を 兄2人が殺そうと目論むところから始まります。 そこで、登場するのが河童たち。 残虐シーンは、かなり気持ちが悪いです。 が、個人的には「清美」に焦点を当てた第2章の方が 痛々しくて、顔をしかめる回数が多かった。 全体的に摩訶不思議で幻想的な話なのに 戦時中の日本を背景にしているので 「憲兵」から受ける虐待が、妙な現実感があり やたらと怖い。 そして、何とも言えない妙なエロ感が不思議です。 第3章は、頭を半分無くした雷太と 河童のモモ太のやり取りが展開する。 これが一番面白かった。 DVチルドレンの雷太が、モモ太に比べると なんだかまともになってる! モモ太のバカさ加減が、何とも言えない可笑しみとなり つい口元が綻ぶ。 しかし、さすがの雷太さえ 引く程”残虐”にもなる。 モモ太は河童だから、人間とは根本的に違うのだ。 全体的に、ブラックであるが この河童のモモ太がいい味を出してくれているので ダークな感じはなく、むしろ突き抜け感さえあります。 ある意味、派手な残虐シーンが出てくる割には 「毒」が無いとでもいいましょうか。 付箋の回収も無く、又「清美」は一体どうなったのか? 最後のオチは…。 等と、色々 突っ込み所はありますが そんな小難しいことはさておいても 十分に”楽しめた”そのエンタメ度に★4つ! | ||||
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グロい表紙にグロいタイトルに惹かれ買いました読み出すとオイオイ、それはないだろうってな展開でも、章が変わると人物それぞれに事情があったりでフムフムと頷き、ありえないというより「絶対ない」世界で逆に安心したり、読み終えて嫌な気分は不思議となく、スゴイ本でした。 | ||||
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友人のススメで読みました。 ホラーじゃなくて、エンタメ文章です。 コメディでしょうか。 途中から、怖さではなくて、 エロ表現を期待して読み進めている自分がいました。 グッチャネとか独自の表現にクスッと笑えます。 そして、スイスイ読めます。 テンポは良いのですが、その分内容は薄いです。 独特のグロ表現は、まだ味わえますが、 全然怖い部分が全くありません。 たぶん、感情移入できるキャラがいないから、 読者は傍観者の立場に立たされ続けます。 べかやんが好きですが、モモ太はカッパですしね。 人間とは違ってw なぜ、雷太が急に変わりだしたか、 母と父の事、清美の背景などの設定が薄いため、 グロい描写も「それで?」となります。 私が不感症なのでしょうか。 特にすごいとは感じませんでした。 ストーリーが淡々としています。 求めるモノが違ったのでしょうか。 確かに、ホラーと言うより子供向け妖怪マンガの小説版です。 ホラーじゃなくて、エンタメ文章です。 水木さんにスプラッターを加味したものが近いかもしれません。 | ||||
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こういう、「好き勝手に書いてる」作品が一番面白いです。 誰かに読ませたいんじゃなかくて、「俺はこういうの書きたったんだけど、君はこういうの読んでみたくなかった?」みたいな。 それで「はい、読みたかったです、有難う!」って。 ラストのブツ切り感覚は最高にセンスがいいと思う。 粘膜蜥蜴と、同時に買いました。 | ||||
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奇抜なタイトル、おどろおどろしい装丁でいかにもグロいホラーを予感させます。 しかし読んでみるとちょっと印象が違いました。 確かに残虐度は高めで猟奇的な人体破壊の微に入った光景が活写されてはいるのですが 設定が特異でリアルなホラーというよりは残酷な場面の多い和風怪奇談と言った感触です。 人と河童が普通に共存していたり時代が戦時下に設定されていることも特異性を際立たせております。 陰惨な描写とどこか牧歌的な片田舎の雰囲気があいまって不思議な感覚です。 3篇から成る物語は登場人物の相関関係でゆるくつながってはいるのですがストーリーそのものは特に意味や工夫がある訳でもありません。 本書はあくまでブラックユーモアに富んだスプラッタチック(?)なイマジネーションの奔流を楽しむべきものですね。 特に読者を選ぶ要因になっていると思われるのが性的な要素が多い点だと思います。 ですがその粘着質な描写が盛り込まれることで突飛なお話の中に人間の生臭い一面が生まれており、 結果として一定のリアリズムをもたらしていると感じました。 設定はすっとボケているのに残虐描写はやたらとリアル。 そういう意味でかなり「変なホラー」ですが面白いちゃあ、面白いです。 | ||||
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なんとなく雰囲気から読むのを敬遠してたけど、今回思い切って読んでみたら予想外に面白かったので一気に読んでしまった。文章が読みやすく、描写が具体的なので分かりやすかった。物語も行き当たりばったりではなく、前後がちゃんと関連していてよくできていた。ただ全編に漂うエログロは個人的には受け付けられないけど。読み終えて気づいたけど主人公は河童のモモ太だと思う。ただ良かったからと言ってもこの手の小説はひとに薦めにくいのが難点ですね。 | ||||
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非常に独創的な世界です。河童が出てきたと思ったら憲兵。憲兵が出てきたと思ったら殉教者。殉教者が出てきたと思ったら……。と世界観は独創的ですが、黒い家、玩具修理者、鼻のような最後にあっといわせるような落ちはなくそのまま終わります。作者の夢がそのまま文章になったような感じです。 | ||||
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内容は難しい言葉もなく読みやすかったがもう一度読みたいと思えるものではない。エログロだとか聞いた割には普通でした。ただ続きがとても気になる終わり方をしていたのでもし続きがあるなら読んでみたいと思う。もう少し内容が深かったら言うことはなかったです。 | ||||
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読むのを躊躇していましたが、ここの評価を読んで、勇気を出して購入しました。 読んでいる最中、思ったことは、「次のページをめくったら、絶対に私は後悔する・・・。」ということでした。でも手を止めることができませんでした。こんなに必死で本を読んだのは久しぶりかもしれません。でも、どんなにグロかろうが、たとえ蕎麦がしばらくは食べられなくなろうが、続きが気になる!どうしても読みたい!という気になります。読み進めていけばいくほど、兄弟や父の真実もわかり、雷太が何故、凶暴になったかも理解できます。人間て一番怖いです。読んでて河童が一番だって思いました。モモ太と雷太の交流は昔話を読んでいるみたいな不思議な気持ちになりました。しかし、並行して残虐でショッキングな饗宴は尽きません。そしてもうひとつの魅力は、モモ太の滑稽さでしょうね。ところどころの台詞や単純な思考回路には何度も笑わされました。個人的には、兄弟がモモ太をおだてるシーンが好きです。ああ、やっちゃた…(苦笑)って思いました。意外に読後感は爽快でした。個人的には、拷問のエピソードちょっと長すぎって思ったんですが、だから、蕎麦なのか…!!っていう衝撃と「髑髏」のアイディアの高さは感心します。結末は、読者の想像に任せる気なのか、続編が出るのか。いずれにしても新人の域はとっくに超えている作家さんだなぁと思いました。次回作「粘膜とかげ」ですか?楽しみです。審査員の一人の林真理子さんのように不愉快とまでは感じませんでした。たいがい、林さんが不愉快に感じられるものって、好評なものが多いって思うのは私だけでしょうか?「バトルロワイヤル」とか。 | ||||
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実際に、戦時中、ああいったことはあったんだと思う。 その恐怖シーンをきちんと書き上げたことは評価されるべき。 しかし、その他のシーンでは、お遊びが目に付きすぎた。 テーマが何だったのかもはっきりしない。 ただ単にエログロをだせばホラーというほど、現在の読者は甘くないのではないでしょうか? | ||||
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