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ミッキーマウスの憂鬱
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ミッキーマウスの憂鬱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 101~120 6/9ページ
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これで松岡圭祐なの?松岡圭祐を読み続けてきた者としては、驚きです。いつになったらマジックが始まるのかと思いながら読んでいても、マジックはついに出てこない。いつになったらトリックに入るのか待っていてもトリックはない。松岡圭祐の作品なのに、マジックもないし、トリックもない。新しい傾向の作品を目指したんだろうと思いながら、読み終わる頃に、気づきました。マジックを演じる舞台が大きすぎて、始めからマジックの中にいたことに気づかないのです。マジックやトリックを行うのはマジシャンだけでないのです。この作品は日本でまた世界でも最大級のマジックを題材にしていたのです。まさに松岡圭祐でした。ミッキーマウスが住む世界、それはマッジクキングダムです。ディズニーランドの内幕を描くことは、マジックの解説なのです。そして、このマジックの王国で事件が起きる。スケールの大きな松岡作品です。 | ||||
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作者が実際に働いたのかと思うほどリアルに描けてる。 裏方の働いてる感じがよく出ていて自分も一員になった気持ち。 ただ主人公の無駄に熱い&空回り感が痛々しいのですが、最後はこいつはすごいなと。 序盤で主人公に対して甘くみていたが、ラストには一端のキャストになってました。 これを読んだらますますディズニーが好きになりました。 | ||||
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ディズニーランドの内部のことが事細かく書かれていて、想像力が書き立てられました。 ホントかウソか知らないけど、ディズニーランドのネタバレなんじゃないかと心配になるぐらいでした。その分、読むのが面白かった〜! 特に、ランド内の構造が書かれている個所では、ホントにそんな建物や道があるのか気になって、グーグルマップで確かめてしまったぐらいです(苦笑) あまりにドラマチックな展開や、子供っぽい主人公には、読んでて恥ずかしくなってしまいますが、読み終えた後、仕事に対する熱い気持ちが湧いてきました。自分もディズニーランドで仕事してみた〜い!もしくは、それぐらい楽しく仕事に気持ちを注ぎたい!って思いました。 | ||||
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ディズニーランドに派遣されることになった派遣社員・後藤。 夢と希望の国に対する情熱にあふれているものの やることは微妙にからまわり。 憧れの場所で働くうちに、その内情を知り、失望するが。。 暴露本?と思うほど、リアルに描かれるディズニーランドの舞台裏。 正社員と準社員の間の争いや、そこで働く人々の軋轢を描きながら ミッキーマウスの着ぐるみ紛失という「事件」が描かれます。 後藤はちょっとずうずうしくて、夢見がちな主人公ですが ディズニーランドへのあこがれがいっぱいで、 ディズニーランドの内幕を知る感想は、共感させられました。 読後は「青春小説」のあおりにふさわしい、さわやかな印象です。 | ||||
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ディズニーランドの裏側という点ではほとんどフィクションですね クラブ33で会議とかありえない 物語としても面白みがないなあ 他の方が書いているように踊る大捜査線を参考にしてるのかな? | ||||
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主人公・後藤の何にでも食いつく性格にイライラしてしまった。出勤初日から、ミッキーマウスの担当になりたがったり、現場を仕切ろうとしたり、理想が高すぎて、自分が良かれと思って行動することが、周りの迷惑になってることが、全く分かってない。正に、自己中人間。 最後はその行動力で、組織が動かされるのが、救いなんだけど・・・。でも、一緒の職場に彼みたいな人間がいたら、ウザくてしょうがないだろうなぁ。 | ||||
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ディズニーランドの裏側を書いた小説。 主人公があまりにも直情的かつ独善的で、 大人の立場から見ると感情移入できなかった。 途中から斜め読みしたので、暴露本として楽しめた。 | ||||
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これ、ディズニーランド好きには、ちょっとつらい小説かも^^; ミッキーマウスの中に入ってるのは・・・人間??? え、ミッキーは、ミッキーで着ぐるみではない!?? そんな裏話から、 ディズニーランドで働くスタッフの話、 正社員と準社員の歴然とした格差。 とてつもなくテンションの高い「ジャングルクルーズ」のお兄さん。 実は、そうなれるまでには、厳しい厳しいテストがあったり カワイイ服着て、お掃除するスタッフさん。 この人たちは、どこから来るんだろう?とディズニーランドに行った人なら 1度は疑問に思ったりするはず。。。 あのショーで踊ってる人たいは、パレードで踊ってる人たちは いったい何者!!??って。 そんな夢見る王国、ディズニーランドの裏側を描いた小説。 さて、どこまでが現実のことなのだろう・・・・・ | ||||
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娘がディズニー物にはまり始めてから親もついついディズニーランド教に入信してしまいました。 キャストのさわやか過ぎる笑顔や、ゴミ一つ落ちていないパーク、ちょっとやそっとじゃ名前が覚えられないアトラクションやショップの名前・・・ そういうものに取り囲まれているうちにトリップしちゃうんですよね。 そんな時この本に書店で遭遇。 暴露本を手に取ったようなワクワク感でした。 中身もワクワク感をうらぎらないテンポのいい展開。 新人キャストが自分の夢や希望とランドを支える「仕事」の現実との間で傷づいたり怒ったり、怒られたりしながら「それでも、この世界が好き。この世界は私たちが作ってる」という誇りが彼らキャストを支えてるんだなあ。 それにしても、ミッキーマウスの中の人に会ってみたいなあと思いました。(え?そんな人いない?笑) | ||||
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ディズニーランドの裏側にリアリティがあって読み応えがありました。 アミューズメント産業に限らず、全ての業界に裏側があります。 初読時は今ひとつでしたが、社会人になって再読して不思議と味わい深くなった作品です。 | ||||
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というよりは、ディズニーランドの裏方の話ですね。 暴露話を期待していると、肩透かしにしかならない。 なかなか面白かったけれど、 主人公の暴走ぶりというか、 周囲の見えなさ加減が「若気の至り」にしては 「いい加減にしろ!」と一喝したくなるのと、 どの辺りが「憂鬱」なのかが伝わってこなかった。 | ||||
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タイトルが気になって手にとってみました。 ディズニーランドの裏側の世界が見えてよかったけど、主人公が結構生意気で、そこがまた面白かったです。 ミッキーマウスはきぐるみじゃないという規則なんて本当にあるんですか・・・? 読み終わると、ディズニーランドで働きたいorディズニーランドに行きたくなります。 | ||||
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年季の入った本読みが読むものではないとか抜かしている奴はいっぺん脳みそを見てもらえ 表紙と冒頭の数ページでどんな趣旨の小説なのか予想できなかったのか 気軽に読めるわかりやすいメッセージ性の本を好む人間が、自分より劣っているなどと思うのは愚の骨頂である。 TDLに興味がない時点で読者対象外であるが、爪弾きにされるとすぐに怒りだす人がいる。 「こんな単純なもの喜びやがって」みたいなことを言う人である。 その種の人はたいていイマイチな人生を送っていていつもイライラしているせいでそうなるのだが、 そういう人間をあぶりだすのには最高の本である。 | ||||
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ディズニーランドで働く準社員を語った痛快小説。 自分のことしか考えていない役員,正社員と対立して 同僚の準社員の仲間を守る純粋で不器用な主人公。 実際どこの会社でもあるような話だけど夢を売る所での 設定が変わっていてGOOD。 最後の場面では思わず『よっしゃー』と叫んでしまった。 読後感すっきり、会社内での人間関係に疲れた時に読む元気出るかも。 | ||||
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どんな話なのか知らずに読み始めたので、初めの部分は専門用語が多くでてきて、少しキツかったのですが、内容が簡単なストーリーだったので、最後までパッと読めました。簡単だし、ディズニーが好きな私には満足いく終わり方でした! | ||||
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ある雑誌のレビューで、「衝撃の作品」「ディズニーの赤裸々な舞台裏」なんて、書かれてたので、期待してたんですよ。どんな恐ろしい現実でどんな赤裸々な舞台裏なのか。そうしたら・・・ヘナチョコもいいところ。これのどこが「赤裸々」な舞台裏だというか。これは、どこにでもあるただの現実です。ディズニーにも宝塚にも学校にも職場にもある人間関係です。わたしたちがディズニーに入園するときに高い入場料を払うのは、ディズニーがどこにでもある現実を入園料と引き換えにプロ意識で忘れさせてくれるからであり、現実そのものがなくなったわけではないのです。そのへんを分からないで「ディズニーは夢と魔法の王国だから現実生活なんてない」と思わないほうがいい。現実はしっかりと認識して、しかし入園料払ったんだから現実をそのときは忘れてしっかり楽しんでくるのが「気分転換」てもの。 しかし、ディズニーという巨像に真っ向から取り組んだ作者の姿勢は見事!今まで誰もやらなかったことです。もっと赤裸々な憂鬱を書いて欲しい。この作者の度胸ならできる気がします。 | ||||
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ちょっとディズニーランド卒業しかけてるのかな…って感じの思いが、頭をかすめたなら、最高に読むのに適したタイミングと思います。現実とのギャップから、新しい希望に目覚めるまでのドラマが小気味よく描かれてて、爽快です。たっぷり楽しめました。 | ||||
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思わず自分の青年期の「痛さ」を思い出してしまった。初登場の時の主人公は、愚鈍というほかはない。ディズニーランドの表舞台で働きたかったものの、テーマショーを覚えることができないために裏方に配属されてしまう。その理由も理解できず、与えられた仕事には不平ばかり。しかも、新人の身だというのに部署や階級を越えて意見するなどの勘違い。ああ、自分にも覚えがあるある。若いというのは愚かなこと。いや、今だって同じようなものだけどね。痛みを覚えるだけに、かえって感情移入しにくかったかな。ディズニーの裏事情のトリビアを知りたいという目的で読む人もいると思うけど、要注意。書いてある情報やデータの信憑性はかなり疑わしい。この小説のディズニーランドは現実のディズニーランドとは別。なにしろ経営主体が、実在の「オリエンタルランド」ではなく、「オリエンタルワールド」だもんね。 | ||||
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とにかくおもしろかった!特にラストシーンは痛快!!でも、現実の世界では、、、もしも、もしもだよ、正社員は沼丘とか柿崎みたいな人ばっかりで、(アルバイトの純粋な心を利用して、安い時給でこき使う)ラストに中村専務が、お代官様のように出てこないんだったら、、、、ちょっと、こわいよね(^^;、と思った。私は TDR 大好きだけど、この裏舞台小説で、幻滅するどころか、ますますTDR好きになりました(^^) | ||||
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この作品はキャストの話であることが最初からわかるので、裏舞台が知りたくない人は、というよりも、経営や労働に興味がない人は、読まなきゃいいです。ある部分で、夢からの卒業を迎えた人のために書かれている小説ですから。演出された世界への夢から現実への脱却、そして新しい夢を現実の中でつかむというのがこの小説のテーマと思います。それが判らないと、なぜTDLという実名を使っているのかもわからずチンプンカンプンでしょう。ある意味、ほかの松岡さんの小説よりハードです。 | ||||
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