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神狩り2 リッパー



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【この小説が収録されている参考書籍】
神狩り 2 リッパー
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)

神狩り2 リッパーの評価: 2.86/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(1pt)

カッコとてんてんの使いすぎ

カッコいいSFを期待しましたが、これはエンタメではありません
カッコで強調したい単語を括るのは昔の流行りだし、強調のための横点やフリガナで概念を伝えようとするやり方はもう古く感じてしまいました
ハイペリオンシリーズや三体シリーズが世に出てしまったからかもしれませんが、複数のストーリーが絡み合って最終決戦に向けて徐々に接近していくという手法は相当の魅力ある表現が必要なのですね
神狩り 2 リッパーAmazon書評・レビュー:神狩り 2 リッパーより
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No.15:
(2pt)

ダラダラと長い部分が怠い。

全体のストーリーは面白いが、途中のダラダラと長い部分が読んでいて興ざめしてしまう。半分のページ数で簡潔、スピーディーな展開だったらもっと面白かったかも。
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No.14:
(1pt)

読書を選ぶ本

核心は語られていないので、読書が自分で考える余地か沢山有る本です。

考えるための基礎知識は大量の解説として提供されています。
例えば、銃撃戦中に、脳のどの細胞がどう活動して身体を動かしたを、詳細に延々と説明しています
例えば、自閉症の解釈が時代と共にどう変化したかの説明が延々と続く箇所もあります。
自閉症と脳のの関係について物知りになれますが、教科書を読んでいるかのようです。

大量の学術的解説により基礎知識を提供するものの、
神とは何かとった核心部を作者は語りません。影絵のように輪郭だけを書くだけに留めています。
影絵だけなので、読み終えてもスッキリしません。
後は自分で考えなさい、というスタンスの本です

じっくりと脳神経外科関連の解説を読み、自分で自由に考えることができれば楽しかったかもしれません
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No.13:
(1pt)

魅力のない文章

大学生時代、山田正紀のことを天才だと感じた時期があった。手に取る本、手に取る本、傑作の連続だと感じた。しかし、それから20数年経って、私の印象はがらりと変わった。
あまりにも文章に魅力がない。学生時代と違って、ただでさえ少ない時間をやりくりして読もうと思うほどの魅力を感じない。
途中で投げてしまった。
同じSF作家でも、小松左京などは、20年以上前の作品であっても、文章に魅力がある。
少ない時間を読書に投入しようと思っている我々に、もっと魅力的な文章を書いてください!!
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No.12:
(2pt)

空想科学読本のような天使あり

前作のような「神」自身のしたたかさや悪意があまり見られないのに加えて、期待したほど生き残った島田の動きもありません。苦労して苦労して「神」に一泡ふかせる・・・そんな物語を少し望んでいたからかもしれませんが、いつの間にか人類が神に触れるレベルになっていたような感じがして残念でした。

 イエス・キリストの扱い方や編集器官に過ぎない「脳」などの話は面白かったです。
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No.11:
(2pt)

空想科学読本のような天使あり

前作のような「神」自身のしたたかさや悪意があまり見られないのに加えて、期待したほど生き残った島田の動きもありません。苦労して苦労して「神」に一泡ふかせる・・・そんな物語を少し望んでいたからかもしれませんが、いつの間にか人類が神に触れるレベルになっていたような感じがして残念でした。

 イエス・キリストの扱い方や編集器官に過ぎない「脳」などの話は面白かったです。
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No.10:
(1pt)

駄作です

結論から言うと駄作です。くどくど、くどくどと、やたらとしつこい文体は老人の愚痴を聞かされているようで、うんざりします。この物語なら半分、いや三分の一の分量で丁度いいでしょう。それぐらいに切り詰めないと付き合ってられません。表現も無意味に大仰なものが多く「すごいでしょ、すごいでしょ、すごいんだよ、すごいんだよ」って繰り返されているだけのようで...だから何?あとがきを読むと「かっこいい」SFを書きたかったらしいですが、そのために振られたと思われる無意味なドイツ語や英語のルビがやたらと多く、無駄で、読み難くしているだけ。(しかも間違っているものもある)初々しさに溢れた前作の30年後に書かれた続編は、作者の老衰を際立たせ、読後には幻滅と脱力感だけが残りました。
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No.9:
(2pt)

前作と同じレベルを期待してはいけません

私は作者の小説は好きなので多くの作品を読んでいます。前作「神狩り」を読んだときは、読み進めるにつれて、動機が激しくなっていったのを覚えています。「早く次のページをめくりたい、先が知りたい!」と。その続編が出ているのを知って即、購入しました。前作のレベルを期待してはいけません。はやり(?)の脳科学を取り入れたのはいいですが、専門用語が多く出てくるのでイメージが沸きません。ヒットラーがユダヤ人殺戮にいたる動機の説明なぞ、飛躍しすぎて自分の理解力の問題かと思い何度も読み返しました。キリスト教の成り立ちの説明は面白かったですけど。時代が前後するのは作者の得意とするところですが、これも今回は失敗していると思います。(ミステリオペラはすばらしかったのですけどね)多くの場合、続編は失敗するというものの見本です。
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No.8:
(1pt)

神は死んだ

いつからだろう・・この人の書く小説が急激に、ホントに急激につまらなくなったのは・・
中坊時代に読んだ「神狩り」と「弥勒戦争」を読んだときの衝撃があまりに強すぎたのは確か。
醒めるきっかけになったのは、「謀殺のチェス・ゲーム 」の中に、モートン.D・デービスの「ゲームの理論入門」からのあまりに表面的な引用
(その時はそう思った。その後正確な検証をしているわけではないので悪しからず)を見つけたことかなあ・・
「ゲームの理論入門」は専門書ではなくブルーバックスだったんだから、読んでるヤツ多いことに気は回らなかったのかな・・と猜疑心を抱いたのはよく覚えている。
当時はゲーム理論を小説の形で世に問うというだけで、斬新な出来事だったのかもしれないが・・
それにしても、「神狩り2」が小説の形をなしていないことには恐れ入った。
1600枚の原稿を必死で1000枚近くまで削ったようなことをあとがきの中で書いているが
20代の頃の山田正紀ならば確実にこの三分の一いや五分の一で書けた内容だろう。
論理の飛躍、大いに結構。認知科学で神の「実在」を探るのもよし。
我々が同質のクオリアを共有できる事実も確かに興味深い。
だが、全編にわたってダラダラダラダラ同じような繰り言を羅列するのは勘弁して欲しい。
どうせ論理ジャンプを行うならば、神の言語には二つしか論理記号がない、というところから
奇想天外なストーリーを組み立てて欲しかった・・というのが個人的感想。
それと、ラスト。
ヒロインが炎だらけの異空間でオッパイむき出しでショットガン構えて神と対峙するのが「カッコイイSF」というのならば
もう私には山田正紀は必要ない。
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No.7:
(2pt)

どうかな?

脳に関する専門書ではないので、当然SFとして読むべき本です。
ですが、SFとして楽しもうとすると、脳に関する専門用語による記述がくどすぎて、楽しみにくいです。
そして、一番盛り上がる終盤、大雑把な感じがします。「『神々の埋葬』のエンディングに注文がついた」という話を聞いていますが、それをさらに雑にした感じです。
少なくとも、「神狩り」の続編として読むと、期待を裏切られることは間違いないでしょう。
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No.6:
(2pt)

うーん・・・・。

前作「神狩り」から時間が経ちすぎた・・・。そんな印象。前作は謎に満ちていた。最後は全てを失った島津が、それでも立ち向かうのだ、という決意で終わっていた。当然続きもそこから始まると思いこんでいたのだが・・・・・。島津はとうに老いていて、物語の世代は一世代先。物語のテンポはとてもいい。しかし、突然特殊能力に目覚める人間がどんどん出てきて・・・・。そんな唐突な話があるだろうか。そして、最後はやはり消化不良。結局「神」とはなんだったのか。「古代文字」の謎という伏線はなんだったのか。残念ながら成功作とは思えなかった。というか、続編ではなくて全く別な作品を読んでいるような読後感だった。
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No.5:
(1pt)

30年越しの悪意。

神=絶対創生者=作者による30年越しの悪意と取らずに、どうやってこの本を遇すればいいというのか。
前作において、『決してあなたの死を無駄にはしない』と誓った主人公、島津圭介に痺れたSFファンなら、この凄まじく主体のぶれた語り口(意識しての配慮と思いたい)と、延々と続く仕掛けの解説、完膚なき程に貶められたかつてのヒーロゥの姿に、自分自身を(そして幸福な読書体験を)侮辱されたような怒りを覚えたのではなかったか。『宝石泥棒2』にも既にその片鱗は見えていたけれど、このときは『作者のオトシマエ』として受け流すことができた。書かずにはおれなかったのだろうな、と作中の自虐的キャラクターに同情することもできた。しかし、『神狩り』においては、やって欲しくなかった、決して! 
70年代の山田氏の文体は硬質でとても美しかった。ご本人もインタビュウで語っていたと思うが、同世代の丸山健二、マイクル・クライトンや矢作俊彦を意識した、どうかするとレン・デイトンまで連想させるような、若くて、シャイで、抑制の効いた、陰影を秘めた美しさを持っていた。
それがこの作品においてはどうだ。
これが本当の意味での『オトシマエ』なら諦めもつくが、『あとがき』を読むとそうではないと仰る。(最後に嘆息してしまった)
カッコイイSF、大いに結構!我々には何年でも待つ覚悟がある。だが、語られる文体が鈍らでは、我々はせっかくのイマジネーションに取り込まれる幸福感を味わえない。
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No.4:
(2pt)

つぎのブーメランはいつ?

30年前日本SFがその輝きを失っていなかった時代わくわくしながらストーリマスターたちの作品を読んだものです。その後自分の感性がにぶってしまったのかおもしろみを得られなくなりその世界から離れてしまいました。風の便りに日本SFは衰退し、アニメ、ゲームにその魂が再生したと聞きます。30年後かつての興奮の再来を期待しつつ本書を手に取りました。結果は評価に示したとおりです。文字で表現するSFってなんなんでしょうね。中途半端で興ざめする擬似哲学でも、ビジュアル的にはアニメや映画には到底かなわないアクションでもないと思います。つかい古された表現ですが、ひとことでいうとやはり「センスオブワンダー」だと思います。少々「とんでも」がまじっていてもいいじゃないですか。「おいおい。いったいどうなるんだこの先」という高揚感が得られるのがSFというものではなかったのでしょうか。ということで、わたしのSF読者としてのブーメランが次にもどってくる時期は現状未定ですね(笑)。
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No.3:
(2pt)

うーん

 30年前、15歳で名作「神狩り」を読んだときには、これぞ日本SFの傑作中の傑作だと感激し、SFがもつ「センス・オブ・ワンダー」「未知への好奇心」を圧倒的に味わい、山田正紀に魅せられて、弥勒戦争や宝石泥棒などを次々に読みあさったものでした。 そして、満を持して神狩り2が出版されました。 大きな期待をもって読み始めましたが、残念ながら30年前の感動は味わえませんでした。読んでる自分の脳が老化してみずみずしく読み進められなくなったのか、少し悲しい気分でさえあります。 作者はあとがきで、SFは格好良くなければならない、そして今またカッコイイSFに帰ってきたと宣言しています。 たしかに科学技術の進歩によるあたらしいガジェットや、意外なアクションはカッコイイのかもしれないけれど・・・僕が読みたいのはそんな「カッコイイSF」ではなく、不思議な感覚で読者を幻惑するような新たな水平線を進むSFです。 カッコイイSFはギブソン達にまかせて、骨太の作品を読ませてください。
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No.2:
(1pt)

05年のガッカリ

前作の価値すら貶めるのではないかと。
脳科学的な意匠は、あんまり感心しなかったです。
物語りも全然・・・。ちょっと落胆の度合いがひどいです。
最後まで読むのが苦痛でした。
「おかしい。こんなハズはない」と思って前作を読み返してみました。
前作はやはり面白かった。しかし創元文庫の新版「あとがき」で続編が
つまらなかった謎が解けたような。
著者は、自分が小説の物語に意匠として施す言語哲学や脳科学に迷い込
んでしまっているんでしょうね。
駄目だ、こりゃ。
投げたブーメランは、どこかに飛んでいってしまったようです。
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No.1:
(2pt)

あらずもがなの続編・堕ちた宝石

十三重の関係代名詞、唯二つの論理記号という素晴しい発想の「神狩り」を継いで発表された小説。喜んで手に取るも、完全に裏切られる結果となった。衒学的な物言いはいつもながら、生半可な断片的知識はあちこちで破綻。脳の皮質と皮膜の混同、天使の位階と大天使の不整合など、要所要所にボロが出る上、外国語のカタカナ読みの連発や主体不明の疑問文や詠嘆文の連続に辟易した。ハードSFとして秀逸な発想で読ませる小説を何篇も書いてこられた山田氏だが、この度は発想も前作に到底及ばず、展開や結末は元より?つきである。「宝石泥棒」の頃が懐かしい。とはいえ、最後まで一気に読んでしまうのは筆力なのかも?
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4198619905

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