ツングース特命隊

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種別
長編
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あらすじ

1999年09月01日 ツングース特命隊 (ハルキ文庫)

1908年、中央シベリアの奥地ツングースで、謎の大爆発が発生。日本軍謀略戦の総帥明石大佐から、この謎の解明をせよとの密命を受けた武藤淳平たちは、さまざまな試練を乗り越え、“地獄”の地シベリアへたどりついた。だが、彼らを待ち受けていたものは、怪憎ラスプーチンや妖術師グルジェフたちの恐るべき陰謀だったのだ…。秘境冒険小説の傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

ツングース特命隊の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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ツングース特命隊の総合評価:

8.00/10点 レビュー 5件。

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No.5
(4pt)

1914年、シベリアの怪現象に、死と暴力を背負った日本人探索隊が見たものは?SF歴史冒険小説

坂本真綾がヒロインの役で、NHK-FMで2013年に十代向けにラジオドラマ化(2017年にも再放送。妙に気合が入ってる)。

ジュール・ヴェルヌとコナン・ドイルを、山田正紀の教養と暴力と壮大なSF奇想でくくった、歴史冒険小説。
あまりにも意外なSF要素の多さとスケールの凄まじさは、今作以前の冒険小説「崑崙遊撃隊」よりアップしています。
実在のロシアの謎のツングース爆発を題材に、実在の明石元二郎将軍、思想家グルジェフ、怪僧ラスプーチンも暗躍します。

日本軍人として、日露戦争での諜報工作の任についていた武藤。その後、彼は、朝鮮半島で、抗日の武器商人として活動していた。かつて諜報工作を教え込んだ明石将軍に脅され、ツングース爆発の原因究明のためにロシアのシベリアへ潜入する。
素性も目的もバラバラなチーム。異様に士気と練度の高い謎の襲撃者、地元民が恐れる伝承のある現地、そしてさらに異様なその先の幻想的な美しい地獄。武藤たちはいったい、そこで何を見る?生還できるのか?

オープンエンドっぽい終わり方が独特。武藤の生死はボカされてますが、エピローグの史実の日本のシベリア出兵とツングース調査の結果からして、たぶん・・・。最後の恋愛描写は冷酷にロマンチックです。
ツングース特命隊 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: ツングース特命隊 (ハルキ文庫)より
4894565714
No.4
(4pt)

1914年、シベリアの怪現象に、死と暴力を背負った日本人探索隊が見たものは?SF歴史冒険小説

坂本真綾がヒロインの役で、NHK-FMで2013年に十代向けにラジオドラマ化(2017年にも再放送。妙に気合が入ってる)。

ジュール・ヴェルヌとコナン・ドイルを、山田正紀の教養と暴力と壮大なSF奇想でくくった、歴史冒険小説。
あまりにも意外なSF要素の多さとスケールの凄まじさは、今作以前の冒険小説「崑崙遊撃隊」よりアップしています。
実在のロシアの謎のツングース爆発を題材に、実在の明石元二郎将軍、思想家グルジェフ、怪僧ラスプーチンも暗躍します。

日本軍人として、日露戦争での諜報工作の任についていた武藤。その後、彼は、朝鮮半島で、抗日の武器商人として活動していた。かつて諜報工作を教え込んだ明石将軍に脅され、ツングース爆発の原因究明のためにロシアのシベリアへ潜入する。
素性も目的もバラバラなチーム。異様に士気と練度の高い謎の襲撃者、地元民が恐れる伝承のある現地、そしてさらに異様なその先の幻想的な美しい地獄。武藤たちはいったい、そこで何を見る?生還できるのか?

オープンエンドっぽい終わり方が独特。武藤の生死はボカされてますが、エピローグの史実の日本のシベリア出兵とツングース調査の結果からして、たぶん・・・。最後の恋愛描写は冷酷にロマンチックです。
ツングース特命隊 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ツングース特命隊 (講談社文庫)より
4061834924
No.3
(4pt)

キャラ同士の腹の探り合いは、読み応え十分の面白さ。

山田正紀さんは、本当に小説の書き方がうまい。この作品も彼の本領であるSFと言うより、史実を取り交ぜた冒険活劇だけど、バラバラな6人のキャラが、互いを牽制しながら、地の果てツングースを目指すドラマが、とても良く描けている。そもそも、ツングースを目指す目的が皆てんでバラバラであり、それでも力を合わせねば、サバイバルは不可能、と言う状況設定が魅力的で、互いの腹の探り合いは、読み応えがあった。

  さらに、ラストが近付くに連れ、犠牲者も出始め、冒険の密度が加速し迫力十分。最後に物語を俯瞰し、人類の未来まで語る、SF作家らしい結末まで、見事に描き切っている。ただ、難を言えば、明石大佐、ラスプーチン、グルジェフと、史実上実在する怪人物が、途中では、物語にさほど関わって来ない事。又、襲撃されて活力を取り戻すまでが長く、キャラだけでなく、読む方も中だるみを感じてしまった。
ツングース特命隊 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: ツングース特命隊 (ハルキ文庫)より
4894565714
No.2
(4pt)

キャラ同士の腹の探り合いは、読み応え十分の面白さ。

山田正紀さんは、本当に小説の書き方がうまい。この作品も彼の本領であるSFと言うより、史実を取り交ぜた冒険活劇だけど、バラバラな6人のキャラが、互いを牽制しながら、地の果てツングースを目指すドラマが、とても良く描けている。そもそも、ツングースを目指す目的が皆てんでバラバラであり、それでも力を合わせねば、サバイバルは不可能、と言う状況設定が魅力的で、互いの腹の探り合いは、読み応えがあった。

  さらに、ラストが近付くに連れ、犠牲者も出始め、冒険の密度が加速し迫力十分。最後に物語を俯瞰し、人類の未来まで語る、SF作家らしい結末まで、見事に描き切っている。ただ、難を言えば、明石大佐、ラスプーチン、グルジェフと、史実上実在する怪人物が、途中では、物語にさほど関わって来ない事。又、襲撃されて活力を取り戻すまでが長く、キャラだけでなく、読む方も中だるみを感じてしまった。
ツングース特命隊 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ツングース特命隊 (講談社文庫)より
4061834924
No.1
(4pt)

大爆発の謎を解明せよ!!

1908年(明治41年)、シベリアで謎の大爆発がおこる。新しい爆弾の可能性を見てとった日本の軍部は、当時のロシアの南下政策と併せて脅威を感じ、シベリアへ大爆発の原因を探る調査隊をおくりこむ。人跡未踏のシベリアの地で、調査隊が目にしたものは・・・。この大爆発、実際には大きな隕石の落下によるものだったそうですが、そこは作者のこと、原因はそんな単純(?)なことではなく、異形のモノの住む不思議で妖しい世界へと読者を誘ってくれます。とてもおもしろい冒険小説なのですが、あえて難を挙げるとするなら、ちょっと短めもっと長くてもよかったのでは?と思えてしまうこと。あまりに夢中になってしまうので、どうしても短く感じてしまいます。もっともっと長い時間、作者が創りだした異世界で楽しんでいたかったな。
ツングース特命隊 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ツングース特命隊 (講談社文庫)より
4061834924

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