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神狩り
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【この小説が収録されている参考書籍】
神狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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三体を読んだ後だったので、期待過多だったのかもしれない。とっかかりは面白かった。古代文字は、現生人類とは論理が異なる。まったく別の論理を持った存在によるものだ。そこから「神」の存在を追っていく。はずなのだが、全然追いかけてない。主人公が「よし、これから追いかけるぞ!」というところで物語は終わる。『三体』が宇宙の終焉まで描ききったのと比較すると、あまりにも…。『異常』とかの方がよっぽど面白いよ。 | ||||
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これが名作なの? 私にはSFはわからないですね。 | ||||
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導入から初段にかけての設定の披露や主人公が何事かに巻き込まれていく辺りは非常に面白く読めたが、中盤から冗長になり終盤、結末に至っては正直物語としての魅力を感じない。設定がしっかりしていて導入は魅力的なのだけど、物語をうまく膨らませることができないため尻すぼみになりがちな日本SFの典型のような作品と感じた。 | ||||
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評価の高い日本産SFだと聞き読んだが、非常に稚拙でつまらなかった。ウィトゲンシュタインとかわざわざ出す必要もないし、特に最後のバトル?みたいなのが興ざめ。恋愛描写や特殊機関みたいな設定ももなんかうすら寒く、今でいうラノベあるいはなろう小説レベルの本だった。 | ||||
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SF史上に残る名作と聞いたので、久しぶりに読んだSFだったが、結果的には残念な作品だった。序盤に情報工学の天才である主人公が「連想コンピューター」を使って六甲山のトンネルから発見された古代文字の解読を通して神に迫ろうとするのだが、肝心の文字の解読手法が無茶苦茶で、読んでいる途中で白けてしまった。論理記号が二つしか使われていないが。13重に入り組んだ関係代名詞が使われている?単語の意味が一つも分からないのに、なんでそれが分かるのか?文を音素レベルに分解する?未知の文字を解読するためにはまずそれがどんな言語で使われていたのかを推測しないといけないのに、まったくそれが書かれていない。作者は記号論理学と言語学から難しそうな単語を取り出して並べれば読者を煙に巻けると考えたのかもしれいが、作品の肝の部分だけにもう少し勉強してから書いたほうが良かったと思う。 内容的には本当の大名作である小松左京の「果しなき流れの果に」と光瀬栁の「百億の昼と千億の夜」の亜流と言う感じだ。でもあれほどの構想の壮大さと緻密はない。ただ一人称の語り口と場面展開が素早くて無駄が無く、ストーリーテリングの面白さがある。44年前に書かれた23才の時のデビュー作だそうだが、後年ハードボイルドを書いていれば読んでみたいと思った。 | ||||
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私には向いてない。もっとファンタジー色が強い物語化と思っていた。 哲学を語る、というか、文章のこねくりまわし方がしつこいというか。 科学への理解力に自信ある人にはよろしいのかも。 | ||||
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他の方も書いていますが、内容が浅いです。 また、Kindle版を購入しましたが、誤字がかなりあります。 その点でも、かなり気が削がれます。 | ||||
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ひどい。神と戦うというプロットからして間違いだったのではないかと思わせるぐらい。キャラクターは面白いのにストーリーが具体的でないからちっともリズムが出ない。 | ||||
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内容はあまりありません、名作とのレビューもありますが、今の時代に載せるには酷だと思います | ||||
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中高生の頃読んだことがあったのですが、忘れているのでKindleで買い直して見ました。 プロットは面白いのですが、全体的にやはり古くさく、色々な機関が出てくるあたりは非常にいまでいう厨二病状態で、読んでいて気恥ずかしくなってきます。平井和正あたりもこういう雰囲気だったので、当時はこういうものなのかも知れません。 山田氏のデビュー作ということらしいですが、やはりキャラクターのかき分けなどがこなれておらず、登場人物がみな同じ顔に見えてくるのは、デビュー作故仕方ないのでしょう。たいしたバッグボーンのスクリプトも無く、一人称語りなのに主人公からして「僕は情報工学若手ナンバーワンだ」という書き方ですし、部屋があるとはいえ、たかが大学の一研究者なのに始終ニヒルな語り口でウルフガイかよという台詞回しなので、感情移入しては読めませんでした。 言語分析から入るあたり「デビュー作にしては」凄い、とは言えますが、読後感は今風に言えばちょっと「痛かった」です。 | ||||
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導入から前半部は面白い。 しかし話の壮大さを予感させながら 中盤以降は尻すぼみ。 狭い限定された人間関係の中で話が終わってしまい 前半に感じさせた壮大さは微塵もない。 | ||||
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神という存在を認めるのに、13重の関係代名詞と2つの論理記号しか持た ない言語の存在を前提としていますが、それだけで神を認めてしまうの は強引な気がします。 特に、その言語の解読は不完全なものでしかなく、推測に過ぎないため 論拠としては弱いと感じました。登場人物が死んでいく理由も「神」の 一言で片付けられるのは、ちょっと勿体無い。 神が見えるという霊能者の存在を付加しても、その存在を認めてしまう のはやや無理があると思いました。 主人公が科学者であるなら、安易に神を信じるのではなく、もう少し理 論の通った存在証明が欲しかったです。 また「高次元の存在である神に人間のロジックが当てはまるとは限らな い」とあるのに、作中の登場人物は神を人間と同等に扱っている点も気 になりました。 作品のテンポは非常に良い。しかし、逆に言えば描写不足ともいえる。 特に言語学や哲学に関する専門用語の説明が不足していたので、その点 はもっと説明がほしいところでした。 全体として読みやすい作品であるが、謎が謎のままで完結していない点 と、あとがきを読むと不快になる点は大きなマイナスであろう。 | ||||
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名作SF小説というのは、1・まず人を驚かせるような着想があって、2・その着想にリアリティーを与える緻密さがあって、3・さらにそれを活かしたストーリー展開がある、というのが定石だと思う。 この小説の場合、タイトルにもある「神」の存在と、その根拠について言語学から迫っていく着想は素晴らしいと思う。上で言えば、最初の1と2は満たしている。だが、その後の展開がいまいち。どころか、霊能力者のようなアヤシゲな存在がどんどん出てきて、せっかく前半で構築したリアリティーをスポイルしてしまう。 たとえば、ジュラシックパークの後半半分が、霊能力者と恐竜がひたすらケンカする話だったらどうだろう。琥珀から恐竜を復活させる素晴らしい着想にもかかわらず、ジュラシックパークは名作とはいわれていなかったと思うんだけど、この小説は、丁度そんな感じです。 | ||||
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