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ピース
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ピースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 41~60 3/5ページ
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もうそもそも帯びにこんな事書いちゃだめだよね。 意外な犯人期待しちゃうじゃないか。 しかも「もう、参った!」って。。。 話を広げすぎなのと、ラストの坂森さんとマスターの会話がまわりくどくて、ぐだぐだしすぎ。 これじゃほんとに意外な犯人だったとしても「う〜ん」ってなんちゃうよ。 初樋口さんでしたが、他のもそんな感じっぽいですね〜 読んでみようか悩むわ〜 | ||||
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他の方も書いていますが、評価を低めにした方が「参考になった」の 投票をいただけるみたいですね。 「書店の宣伝POPを見て買った」という方に酷評が多いようですが、 デビュー作からの樋口有介ファン(樋口節ファン)としては、そんなに ダメ??という気分です。 もともとトリックで勝負するタイプというより、独特の文体、語り口、 人物や風景、料理のきめ細かな描写などがこの作家の良さなので。 この作品も主人公のバックグラウンドや犯人の最期、バーのマスターと 老刑事の関係などなど、もっと書き込んでほしい部分も多々あります。 が、それはそれでというか、曖昧なままでも悪くない気がするんですが、 まぁ書店のPOPで買われた「一見さん」には納得がいかないのかなぁ? とも思います。 ただ、ジャケットも含め、それなりの出来じゃないかと、いち樋口ファン としては思う次第です。 | ||||
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いきつけの本屋で平積み&刺激的なポップが立っていたので目について購入。結構売れている本らしい。樋口作品は初読。 埼玉県秩父地方の田舎で起きる連続猟奇殺人の謎に県警が挑む。これに女性新聞記者やら、素性の不思議な板前くんやらが絡んでくるのだ、という話だが・・・、 まず文体に引っかかった。**は****する、そして**が****する。といった語調がずーっと続く。芝居のト書きじゃないんだから、って読みづらくてしょうがない。この著者の文体の特徴なのか。 そして読み切って、、、そもそもこれってミステリといえるのか? ものがたり終盤で突如明らかになる犯人像だが、しかし犯人指摘の説明がまったく論理的でなかったり、帯紙にもある大どんでん返しも、確かにかなり意表をついたものだが、その伏線だけでここまで飛躍するか?という代物。だいたい、その手法が全然科学的じゃない。 話中で唯一なるほどと思えるのは、犯行の動機だ。あの大事件を下敷きにしているだけに、そのへんは工夫して書いている様子。だが、結局それだけ。思わせぶりな表紙絵も、ひねりもなくそのまんまストレート。伏線にも何もなってない不要なエッチシーンも頻発するし。 まぁ、どうやら相当売れているようだから一般論では良い作品と言える。が、わたし的には全然だめ。残念でした。 | ||||
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うーん、困ったな。どうやら、この作品に関しては、けなすほうが「参考になった」となるらしい。☆4つ以上はぼろぼろに評価されている。一方、☆2つ以下のレビューの評価が高い。。。うーん、なんとも不思議で仕方がない。 だから、自分の評価を下げることを考えると書かないほうがいいのだけど、でも仕方ない。 自分は素直に面白かったんだから、そうレビューしよう。 田舎の、と言うか、きっと常連さんの集まる、ちょっといわくあり気なマスターと若い厨房のやっているスナックって、こんな雰囲気なんだろうなぁ、という感じから話が始まる。ジュークボックスがあるなんて、好きだなぁ。ま、一見では、入りがたいけどね。こういう輪には。 そういう輪に入ってきた人々の、いわば群像劇のように話が進む。秩父の町で。 少し曰くあり気な人々の中で、何気ない日常が進むところは、いったい次に何が起こるのかも全くわからず(裏のストーリー読んでないからね、読む前に)、何となく田舎町のとあるスナックの群像劇なんか、と思っちゃった。表紙の絵の子供たちの「ピース」とどう結びつくのかなぁ、と。 事件が起こってからは、割にだーっと進み。 素直に、あぁそういうことだったのか、と驚き、更に、もう一回驚き。。。と、面白かった。 人にも薦めているんだな、正直。 他の人の評を読み、ぼろくそ言われていることを知って驚いた。 そういう作品を読んで面白かった、という自分は。。。だけど、やっぱ、面白かったよ。 悪いところを探すより、いいところを見たいんだな。書籍の代金に別に遜色なかったですよ。。。と、「参考にならない」クリック、となるんだろうけどね。 | ||||
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叙述トリックが売り物なのではない。その動機が最大の魅力の、読みごたえある小説である。結末は、多くのレピュアーが書いているように、実は曖昧なままである。その意味では、高い評価が得られない点も、少し納得がいく。しかし、何故かそのストーリーが、ねっとりと頭にこびりついて離れない。こんなこと、あるわけがない、と言い切れないもどかしさ。きっと自分の周りに、こんな人間は確かにいる気がしてならない。だからこそ、くだらないと言いつつも、きっとこの「ピース」の「指の形」を、本書が描いた「シチュエーション」を、読者はいつまでも記憶し続けるのではないだろうか。 | ||||
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私も、新聞広告や、文庫末尾の解説に惹かれて買ったクチです。 いやー……失敗したなあ。 酷いや、こりゃ。 ミステリなんですかね、これ? 一応、括りはそうなっているみたいですが。 トリックは素人レベル。私は、トリックよりも物語や登場人物を期待して物語を読むほうなんですが、それを加点しても酷い。 最悪なのは動機。 普通、あんな理由で連続殺人を起こそうとするか? 一発、ぶん殴れば済む話でしょうに。 嘘臭いを通り越して阿呆臭い。 今年購入した本の中で、ワーストワンです。 文庫の解説や、○○氏絶賛! という帯は嘘ばかりですね。まあ、まともに売ったら売れない駄作ほどこういう代物がくっついているものですが。 けれど、それが逆に作品への信用を失う結果になってるとなぜ解らないんですかね? 謎です。 | ||||
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新聞広告の宣伝文句に惹かれて購入しました。 思わせぶりな台詞、付箋や設定が出てくるのですが、 それらの多くが投げられたままで終わってしまいます。 犯人、動機、題目の意味など解明された時は「なるほど!」と 思いましたが、あまりにも唐突で付箋もからめとられず府に落ちなかったです。 | ||||
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たまに立ち寄る本屋で「読み終わった後に思わず表紙をもう一度見直したくなる」とあり、 気になっていた本を古本屋でゲット。 半分かじりかけていた「心理学的にありえない」「メタルギアソリッド」を中断し、 早速カバン教室の帰り〜家で読了。 むむむ‥ 面白くない、ことはない。 でも、樋口有介の「枯れ葉色ララバイ」などを半分期待していたので、 若干登場人物の低体温に、戸惑い気味。 感触としては吉田修一の文体と、宮部みゆきの「誰か」を読んだ後の後味の悪さを思い出す。 ただ、結論からすると読み終わってまじまじと、表紙を見てぞっとしたのは確か。 後味の悪さを味わいたいなら、おススメです。 | ||||
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「この表紙...、よ〜く覚えておいて下さい。あとであなたはゾっとするはずです。」 ほとんどの人は、本屋さんでこのPOPを見かけて、どんな仕掛けが待っているんだろうと疑問に思い、期待を抱いて購入したはずです。 読んでいけば表紙の意味はわかりますが、一体どこにぞっとしたらいいのか、最後まで悩みます。私もそう思って買い、ドキドキしながら読みました。そして読み終わったあとでも、その疑問は消えません(爆) 多くの謎は謎のまま、登場人物の不可解な行動は不可解なまま、納得のいかないエンディングを迎えます。 正直、著者が途中でどう終わらせたらいいかわからなくなって、無理矢理終わらせたような、そんな印象すら受けます。 いい小説というのは、読者をいかに「唸らせる」「驚かせる」かにあると思います。「ああ、そういうことだったのか!」と思わせて欲しい。だからあの「あとであなたはゾッとするはずです」というPOPに、多くの人が惹かれて本書を購入するのだと思います。 ところが、残念なことに本書にそう思わせてくれる箇所は見当たりません。最初から最後まで「え、なんで?」「は?どういうこと?」という気持ちでいっぱいでした。 売り手側が小説を売りたいのはわかりますが、あまり大げさすぎるPOPは買った人をがっかりさせるだけです。活字を読むのはそれなりに時間と集中力を要しますから、がっかりさせられると、金額以上に損をした気持ちになります。 この小説も普通に買って普通に読んだなら、よくある普通のミステリーとして読み流したかもしれません。ただ、売り手の大げさなPOPがあまりにハードルを上げてしまったため、この著者がものすごく小説が下手なように思えてしまいました。 あまり大げさなPOPで売ろうとするのはやめて欲しい。そう思いました。 | ||||
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多くの方のレビューの通り、なぜ書店POPであれほど絶賛されていたか 不可解です。 人物の描写や田舎の風景などは非常に丁寧ですが、本筋は荒唐無稽。 ストーリーだけなぞれば、SFかファンタジーに分類されてもよさそうです。 いささか鼻につくようなところはありますが描写は丁寧でわかりやすい。 いっそ死人出さずに田舎を舞台にした大人のヒューマンドラマにでもしたらよかったのでは ないでしょうか。 殺さなくていい人が殺し、死ななくていいような人が死ぬ、不気味な話でした。 あと黒澤の独白が気持ち悪かった… | ||||
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謎の積み残しもまた、部分(ピース)のうちと いうことでしょうか。70年前後政治の季節の 余韻のうちと考えたいです。 三億円事件の推理、ウームと唸らされました。 ちゃんと動機や背景がついています。 それだけでも、読んだ価値ありと思うのは 50代以上でしょうけど。 | ||||
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評価するのはあくまで自分なので、他人の意見は気にしないようにしよう そう思っていた時期が私にもありました。 本を買う前にアマでの評価は見ないようにしていたのですが、この本を読んで考えが変わりました。 本屋のポップに騙されこの本を買いましたが、もう信用できません。 今まで数多くのミステリィを読みましたが、これは一番面白くありません。星1個もあげたくない。 宣伝ポップを作成した紀伊国屋のなんとかさん。反省してください。 犯人の動機を知ったとき背筋がぞっとするってあなたほんとにぞっとしたんですか? 上司に言われてしょうがなく作ったんじゃないんですか? 余計で面白味もないまわりくどい文章が多くて、読むのが苦痛でした。 おそらくこの本を読んでいるときの私の目は死んだ魚のようになっていたことでしょう… | ||||
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ミステリアスな青年を中心に物語が展開するのかと思ったけど、結局、伏線っぽい事象と登場人物がイロイロと散らばって消化不良で終わったという感じですね。現場の描写など、細かで読み手は引き込まれる感じでよかった分、結末が残念でした。トリックや事件の核心に関する部分もマインドコントロール的な一言で片付けてしまい、あれだけ引っ張ってきた物語は何だったのか?これでは何でもありではないかと思ってしまいます。ちなみに、題名と表紙のイラストが購入当初から気になっていましたが、事件の本質がわかった時、なるほど!と思ってしまいました。まぁバスの中で暇つぶしに読む分には、十分楽しめました。個人的な満足度は、100点満点中66点ってところですか。(^-^) | ||||
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他のレビューにあるとおり犯人があばかれる場面は、え?という感じでしたが 一風変わったミステリーとして面白く読めました。 特に、個性的な登場人物、舞台となる田舎のスナックや山奥の集落の 描写が魅力的ですね。惹きこまれて一気に読了です。 | ||||
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「このミス」や朝日新聞書評などで取り上げられていた本です。 読後感は「新聞連載で途中からネタが尽きて苦しくなってしまった」パターンかな、と。書き下ろしですが。 それくらい、終盤に明らかにされる殺人の動機が脆弱と言うか、動機があったのかどうかさえわかりにくいです。 あと、この物語では一見主人公とも思える二十歳そこそこのバーテンダーがいるのですが(寡黙で、いろんな過去を背負っていて、若いのにセックスが上手くて、人生を見透かしたようでいて、ミステリアス)、彼にここまで焦点を当てた理由が、最後まで読むとわからなくなってしまうんです。そのあたりも「新聞小説の失敗作」のような感じがしました。もう一回読んだらわかるのかな。そうとも思えないなあ。 それでも三つ星をつけたのは、過疎地域における人間関係は丁寧だなと感じたため。 とおもったら著者の樋口さんは群馬の前橋出身なんですね。 前橋は田舎じゃないけれど、それだと秩父あたりのメンタルに共感も持てるのも納得です。 ミステリーとしてはイマイチ。忙しい人にはちょっとオススメできません。 | ||||
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「2時間サスペンスドラマ」としては確かに星1〜2は納得。動機は弱いし,真犯人の殺害方法はSFだし,キャラの言動はくどすぎ。 しかし,廃村に一人住む老人の「(人生は)じっとしていればいいべ。」の台詞を中心に考えると「一体誰がじっとしていたのか。」 が読後すごく気になる。老成してしまったように描かれている梢路なのか。贖罪を絵に描いたようなマスターなのか。いきなり秩父弁 を話し出したり,息子の自慢をしてしまうが,目鼻の効く坂森なのか。他のレビューでとことん嫌われている麻美が実は一番じっとし ているという可能性もある。老人の「じっとしていることこそ人生の極意」というシーンは神々しさがあり,そういう風に生きていけ ればと憧れさえ感じさせる。でも,この小説の登場人物達は(鼻につくシーンも多いけど)結局少しずつじっとしていられなくて,そ れが物語を進めている。でもそれが生きているということなのかなと,思わせる描写は秀逸。どっちつかずの最後の「ラザロ」のシー ンでは人生の縮図をまざまざと見せつけられているようで思わず感動してしまった。梢路の「非常に個人的であっても,やっぱり普遍 的なこと」の動機がもう少ししっかり描けていれば迷わず星5つだったのだけど。 | ||||
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酷評が続いているので、私なりレビューを書かせていただきました。 樋口有介の作品は初めてです。 書店でたまたま手に取り、読むことになりましたが、こんな作風のミステリーもあるのだなと、感心してしまった一品です。 文章が味わい深く、描写に気をとられているうちに、ミステリーであることを忘れることもありました。 ミステリーの本質については、どのように謎が展開されていくのかが最後まで判りませんでした。 定年間近の刑事もなかなかよい味付けだと思います。定年先送りにしてシリーズ化をして欲しいぐらいです。 他の作品も読んでみたくなりましたので、Amazonで早速購入しました。 | ||||
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書店店員の帯にやられて買ったクチです。 そんなにどんでん返しというわけでもなく、殺人の動機としても弱く、 すっきり感が少なめの小説です。一気読みはできましたが・・・ 人物の描写として謎は謎のまま残しておく方が人物のおくゆき、深みが出て良いのかもしれませんが、 全体のストーリー描写も謎は謎のまま残してしまっているがため、ミステリー作品としては大味です。 ミステリーを読み、「ああ、なるほど納得!」といった腑に落ちる感覚を 得たい人にはもの足りません。 読み終わってもなぞだらけ。 もう、参った!という感じです。 | ||||
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本屋大賞からの流れなんでしょうね。本の売り手(本屋)のほうが推す本が売れることがわかり、今回のPOPの手法が用いられたと思います。この作品自体そこまで悪いとは思いません。ただハードルを上げすぎたと思います。POPを見ると少なくともはっきりとした答えがでるような作品と思えるのですが、全く違いました。黒幕と実行犯がいるのですが実行犯は元はピースをする側で被害者側だったのですが、なぜバラバラ殺人を行うまでになったのかがわからない。黒幕のマインドコントロールということですがもっと説明がほしかったです。 今回のPOPで失ったものは大きいでしょう。ただでさえ活字離れが進んでいる中本屋さんへの不信は持ちたくないものです。 | ||||
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100ページくらいまで、結構だらだらと バーの描写や山の描写がつづいています。 意味深に細かく状況を書き込んであるので、 「おっ、これが後々なにかつながっていくのかな!?」 と、期待をふくらませながら 読み進めて行きましたが… うーん 正直、「え・・・これで終わり・・」というスッキリしない感じ。 なんか、もっともっと面白くなりそうな予感はする内容なのに なんか、なんかスッキリしない(--; 「あれはなんだったの!?」という感じの、謎の伏線が解決しないまま 終わっていったからでしょうか。 ネタバレになりますが 結局 ショウジとバーのアル中女の子との関係、 ショウジのしたかったこと、人間性がいまいち伝わってこなかったから 気持ち悪かったのかな・・・ 一帯誰に感情移入して読めばよかったのかわからなかった。 なんか、面白い予感はする本だったのに 不完全燃焼でモヤッとする読後感でした。 残念! | ||||
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