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天使の囀り



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【この小説が収録されている参考書籍】
天使の囀り
天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀りの評価: 4.12/5点 レビュー 342件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全342件 261~280 14/18ページ
No.82:
(5pt)

不気味ホラー

相変わらずこの作者は読みやすい物語に引き込ませる才能がある

丁寧に練られた、わかりやすい文章、よく調べられた知識

それでも人間は大きな力を捨てられない 滅びるまで繰り返すのですね

物語の終わりは恐怖と不安がぬぐいきれない
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
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No.81:
(4pt)

「黒い家」「クリムゾンの迷宮」に続き

デビュー作(?)の黒い家で、度肝を抜かれ、クリムゾンの迷宮で異世界のダーク・カニバリズム・ファンタジーを経験し、本作品は私にとって貴志作品三作品目でした。
今回は脳に巣食う寄生虫の恐怖を描いていますが、随所にとても深く取材して表現に説得力を持たせていると感じ、その丁寧な作りにとても好感が持てました。クリムゾンほどファンタジー寄りでは無いのですが、黒い家程の身近なリアリズムを感じず、丁度その中間的な作品だと思います。
終盤の、「大浴場での、最終形態まで進んでしまった犠牲者達」などは映像化したら、超グロテスクな作品になりそうです。
ホラー好きにはお勧めです。(但し、少々「グロ注意」です。)
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No.80:
(3pt)

少なくともホラーではない

ハリウッド的なスプラッターは別にして、日本的な「精神的に来る」という類のホラーを期待すると肩すかしに遭う。
素材としては使い古されたものなので、真新しさというのはない。
とにかく序盤のメール内容から、神話、心理学、線虫の説明など専門用語のオンパレードで、どこまでが本当でどこからが虚構なのか全く分からない。
この辺の徹底した描写が物語に現実感を与えていることは間違いないし、エロゲーなんかも本当によく調べてあると感心する。
ただ、それらの中にどれだけ物語の本質に関わるものがあるのかと考えると、微妙なところだ。
専門家同士の会話シーンはとてつもなく濃密なのに、行動を起こす場面になると途端にあっさりした描写になってしまうのはこの辺が理由だろうか。
つまりは主人公が主観的に感じている恐怖に、外から見ている読者が全く追いつけないというジレンマが生じてしまっているのだ。
これといった謎解きも、どんでん返しな展開も、巧妙な伏線の回収もない。
終末期治療の問題にしても、結局のところ麻薬等を使った場合と何ら変わらない結末でしかないのではないだろうか。
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No.79:
(5pt)

気持ち悪いけど、文句なしのフルスコアで

いやいや、貴志さんはすごいですね。これも再読ですが、ちっとも古くならない。

怖いといえば怖いけど、性質上怖さの中身は書けない。
なので薦めるのにも難しくて「とにかく読んで」しかないんですけど、
ストーリーテリングのうまさは、ほんと超一流ですよね、貴志さん。

メールがまとめて示される冒頭から、ちょっとずつちょっとずつ謎が小出しにされて、
本編に入ると謎が徐々に大きくなり、それが恐怖に変わっていくけど、謎解きも平行して
行われていくし、むしろこの謎解きの過程が充実しているので、「角川ホラー文庫」には
入っているものの、メインの性質はやっぱりミステリじゃないかと思うくらいです。

どうしても受け付けない人はいるでしょうが(とにかく怖いものがいやだとか、きもいのも
絶対だめとか)、ホラーはちょっと苦手と言うくらいの方であれば、怖いもの見たさを
兼ねて手を出してみてください。


楽しめ……(いや、語弊がありますね)…
いや、あえて。いろんな楽しさがありますから。
楽しめます!!!
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4041979056
No.78:
(3pt)

ホラー????

ホラー要素がよくわからなかったです。感じとれませんでした。危機迫る内容もなく、淡々とした内容です。
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No.77:
(5pt)

「きかかい」って漢字が無いんだね

なので奇奇怪怪という漢字を使わせてもらう。
この物語は奇奇怪怪な死が連続して起こる作品だ。

常識で考えて、ありえない物語なのだが、ありえさせてくれる貴志の才能に脱帽した。
この作品のテーマはいささか安直な感が否めない。
だが、それを貴志の文章力、構成力によって「補う」という言葉を使うのもおこがましいくらいに
作品の世界に引き込まれた。
それには、ある一人のサブキャラクターの青年がよく効いていた。彼の弱さと無力感がこの作品の世界観を形作っている。

鬼才、貴志祐介を語る上で無くてはならない作品だ。


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No.76:
(2pt)

緊迫感がない

確かにいろんなことをよく調べられて、膨大な知識があふれている感じですが、それより、ストーリのほうをもっと早く展開してくれよって感じ。先生の「黒い家」大好きだったので、思いっきりがっかりしました。
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No.75:
(4pt)

貴志祐介さんへ

明日は、直木賞発表の日です。「悪の経典」はどうなるのでしょう。まだ読んでいませんが、相当ハードな作品のようですね。明日読んでみます。昨夜から「天使の囀り」を読み始めて、先程読了しました。貴志さんの作品を読んだのは、初めてです。ホラー、ミステリー物は苦手なので、迷いましたが、挑戦してみました。ここの皆さんのレビューにあります、グロさ は、それほど感じませんでした。カミナワ族の部分、セミナーハウスの部分も、私の感情移入が完全でなかったのでしょう、アレ?って感じでした。朝の肉も牛乳もOKでしたし。 やはり、小説って表面的なものの表現より、内面にはいってくる部分の方が、より感情に訴えてくるみたいです、僕にとっては、ですが。だから、コワイナ!と感じた部分は、蜘蛛の章でした。「明日、●●が爆発する。明日、●●が、止まったまま爆発する・・・なぜ、 かつて、 ●●と呼ばれたのか。なぜだ。それは、・・・」この文章の書き方がとても素晴らしい!対になっているカミナワ族のより、ずっと恐怖しました。 天使の囀り という表現自体も恐怖です。囀りが聞こえ始める感じとか、とっても恐怖!!  なので、こんなとこを、もっと読みたかったです。あと、エロ部分ももっとしっかり深く長く読んでみたかったです。SM的なシーンのところなんかで。 もしかしたら、貴志さんはしっかり書かれたのに、編集で営業上カットされてしまったとか?スプラッタ的なるもの、ホラー的なるものは、もういいのではないでしょうか?貴志さんの才能は、このジャンルで終わってはもったいないと思います。貴志さんのド変態性を(ごめんなさい、マジで褒めてるつもりです)更に開花させた本が読みたいです。編集者たちは、売れれば同じ路線でいいのでしょうが、新たなる貴志ワールド作品を是非読んでみたいんです。よろしくお願いします。僕は、現代の恋愛、エロ、中年、をテーマに書いてほしいです。明日、直木賞作家になられていますように!
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No.74:
(4pt)

ひたすらグロい。けどすごい。

実にグロい。意図的としか思えない。後半なんか想像するのも気持ち悪い。だから非常に人を選ぶかもしれない。映像化だけは避けて欲しい。コミカライズですら拒否したい。テーマは実に斬新。トリックというか物語の根本設定は非常に説得力がある。名作コミック「寄生獣」に通ずるテーマとも言える。この作品の真の主人公をうまく活かせば人類に取って幸せになることもあるだろう。危険ではあるが魅力的なテーマでもある。しかしこの人の作品はハズレが無いということを痛感した。
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No.73:
(5pt)

人間の弱さを浮き彫りにすべく描いていたらホラーになってしまった。そんな印象を受けた。

新聞社主催のアマゾン調査隊。その調査隊のメンバーが、次々と不可解な自殺を遂げる。死恐怖症、動物恐怖症、蜘蛛恐怖症、潔癖症・・・。彼らは、各々が今までコンプレックスを抱いていたモノに魅せられたかのように、惹きつけられたかのように死んでいた。ホラーと謳っているが、それはおまけというか、副産的なものだ。人間の”コンプレックス”や”弱さ”こそが、この話の本筋でしょう。人間の弱さを浮き彫りにすべく描いていたらホラーになってしまった。そんな印象を受けた。実際、謎解きもかなりしっかり作ってある。むしろ、ミステリー小説と言ってもいい。こんなとんでも設定なのに、無理なくすべてが繋がり、テーマまで直結している。「新世界より」もそうだったが、すごく凝った設定だ。すごいなーホラーということで敬遠していたが、読んで良かった。
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No.72:
(1pt)

二時間ドラマ。お色気もあるよ

現実の事件や生物のドキュメントのほうが、ぞッと戦慄を覚えてしまうような時代、ホラー小説は、もの足りなく感じてしまう自分。という前提での感想です。作者お得意のインテリ専門家である登場人物のかたる薀蓄も、ちょっとでも見識のある者からすると、表層的引用解釈で、一気に冷めてしまう。物語が作者のご都合主義下で展開されるので、二時間ドラマをみるようだ。着眼点である素材選びは面白いので、もったいないというか。この物足りなさは作家の力量なのか営業的ベストな手法なのかわからないですが、残念な読後感を覚えずにいられない。
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No.71:
(3pt)

ただ気持ち悪いです。

一言でいえば、気持ちの悪いこじんまりとしたサイエンスパニック小説、です。パニックの範囲はごく狭いです。物語の中盤までは謎の事件の羅列で突然謎の正体が明らかになります。こんなに早く謎の正体を明らかにしていいものかと疑問に思いましたが、この小説の狙いは読者に謎解きを楽しませることではなく謎の究極の姿=究極の気持ち悪さを見せることだと思いました。その究極の姿は・・・、気持ち悪すぎます。よく「グロい」という表現が使われますが、グロいかグロくないかは普通著者の書き方によって変わることがあります。しかしこの小説ではグロいことが起こっているので、必ずグロいです。もっとグロく表現することも可能なんでしょうが、表現が淡々としている分逆に起こっていることのグロさが際立っている気がして、このあたりは流石にプロだなと思います。
これは間違いなく後に残る小説です。そういう意味では限りなく★5に近い★4くらいにしようかと思いましたが、あまりにも気持ち悪い印象なのでそこから逆に★一つ減らして★3です。退屈はしないと思います。ただ、何度も言いますが気持ち悪い小説です。
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4041979056
No.70:
(5pt)

いまだに繰り返し読んでいます☆

レビューは他の皆さんのおっしゃる通り、素晴らしくて少々気持ち悪い(苦笑)です。
でもなんでしょう。この後引く面白さ。読めば読むほど、新たな発見ができます。
はっきり言って一回読んだだけではこの本の面白さの半分も理解しきれないと思います。
私はこの本を購入したのが高校1年の時(16歳)でしたが、23歳になった今でも繰り返し読んでいます。
最初は文庫版しか持っていなかったのですが、新書版を買い直したくらいです!
それほどにのめり込ませるのは一体なんなのでしょうか。やはり貴志先生の手腕でしょうか。
一気読みさせるプロですよね!
でも、3作目でこの手腕。今後も楽しみにしていきたいです。
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No.69:
(5pt)

「おそましい」の一言に尽きる

まず、グロテスクな内容に耐性の無い方にはお勧めできない。とにかくおぞましい。
話に引き込まれるにつれおぞましさが加速する。
精神科医である北島早苗の恋人がアマゾン調査隊に参加するところから物語が始まり、調査隊メンバーはアマゾンでのある出来事を期に次々と残酷で不可解な自殺を遂げていく。
それに付随して次々と繋がっていく断片、明るみになってくる真相、極限状態に置かれ狂った人間の深層心理。
貴志祐介の作品は「青の炎に」に次いで今回で二冊目だが、最初の数頁以降は頁をめくる手が止まらなかった。
非常におぞましくも面白い作品でした。
 
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4041979056
No.68:
(5pt)

お願いだから映画化は止めて

今まで貴志さんの小説は人間の根底にある恐怖や不安に着目した所謂人間心理を巧みに付いた作品だと勝手に思っていましたがこの作品は少々違います。まあ人間心理というのはいつも通りですが今回は寄生虫です。実は私、地震雷火事親父は怖くないですが虫だけは怖い(気持ち悪い)んです。特に蜘蛛と微生物系が…理科の実験で虫を顕微鏡で見たり第二分野にあった柔毛を見た時の鳥肌と気持ち悪さは一生忘れません。話がそれましたが今回も期待通り怖かったですがお願いですから映画化だけは止めて下さい。青の炎・黒い家・イソラと映画化されてるので不安で不安で
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No.67:
(3pt)

不気味なことは不気味

確かにきちんと調べられている(のかな?)作品なんですが、貴志祐介の作品で期待していただけに肩透かしをくらったかも。あまり怖くなかったです。不気味なことは不気味なんですが。
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No.66:
(4pt)

病状と描写がリアル、感染はウィルスというより思想・・・

多くの予備知識はないまま、「黒い家」にインパクトを受け、
夢中で読んだ。
ヒロインは「強い」。そしてこの気持ち悪い出演者たちは「弱い」。
恐ろしいほど知的に生きてきた人々が、何をどう
間違ったか、あるxxxに侵入され気持ち悪くなってしまう・・・。
この作品がどこまですごいか、僕には書けない。
ただ鮮明に、悲しい末路への誘いがつきまとう。
 最後の最後・・・逃げて欲しかった。
誰にも、どんな人にも追うことのできないであろう場所へ、姿を消して欲しかった。
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No.65:
(5pt)

異質

黒い家と甲乙つけがたい作品です。設定から人物まで恐ろしく緻密に突き詰められ、計算しつくされているため疑念を挟む余地が皆無です。一冊の本に隙間なくリアリティを詰め込んでおり、伏線の回収もまた見事です。 あまりに異質な内容なため先が読めないことこの上ない、それでいて期待を裏切らない展開の見事さに、驚きます。ホラーファンの私にとって、ワクワクドキドキを伴う一般的な恐怖とは明らかに次元の違う、精神を揺さぶるような不安と戦慄を感じました。 黒い家と天使の囀りを読んでから他の作品があまりに陳腐に感じるようになってしまったのは私だけではないはずです。
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4041979056
No.64:
(5pt)

胸に迫る、タイトルの意味

つまるところ、小説とは「嘘」なわけだが、貴志氏はこの「嘘」が絶妙に上手い。
フィクション作品はどんなに面白く読んでいても、ほんの一箇所でも「嘘」が心に引っ掛かってしまうと途端にシラけてしまうものだが、素人にも理解しやすい、絶妙な設定が説得力を増し、物語に集中させてくれる。
虫が虫であるが故の不気味さ、嫌悪感を巧みに押し出しつつも、このあまりにも切ないラスト。そして気付かされる、タイトルの本当の意味。
この不思議な読後感の良さは、まさに模範的エンタテイメントだと思う次第。
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4041979056
No.63:
(4pt)

退屈な序盤を凌げば、凄絶な恐怖へいざなわれる

探検隊がいた。探検隊は調査をしていた。日本から離れて、調査をしていた。フウウウウウム。
探検隊は、アマゾンへ調査をしに行ったのだ。
探検隊は、アマゾンの奥地で、あるものに出会った。■■■■だ。
頭部に傷を負っているそいつは、やけに落ち着いている。チェッチェッ。
探検隊は悪いしるしと考えなかった。
日本に帰った後、調査隊の隊員が、次々に自殺を遂げた。
隊員が常識では考えられない方法で自殺を遂げた。
隊員が自殺を遂げたのだ。チェッチェッ。
さすがは貴志氏というべきだろうか、思わず涙腺を緩まされた荻野のラストシーンの心理描写もさることながら、グロテスクな表現も巧みで、蜘蛛やセミナーハウスのシーンは私から食欲を奪うには十分すぎた。
本書は、専門用語が洪水のようにどっと溢れてきて、貴志氏の下調べの周到さには舌を巻いたが、専門的すぎてややついていけない感じはあった。
この小説、軽い気持ちで人に薦めるのは危険かもしれない。
だが、しかしサディスティックな私は、ホラーが苦手だと公言している女性に、本書や黒い家を薦めたい。
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056

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