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天使の囀り



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【この小説が収録されている参考書籍】
天使の囀り
天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀りの評価: 4.13/5点 レビュー 327件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全327件 301~320 16/17ページ
No.27:
(5pt)

先を読みたくなる本

女医さんが自分の周囲で起こっている奇妙な現象に立ち向かう話。彼女の周りで、次々と人が死んでいく。その人たちにある共通点とは何か…?生物の話なので、幽霊の類より現実味があってよいかもしれない。正直、ホラーとしてはそんなに怖いとは思わなかったが、先を読みたくなる本なので星5つ。(注意)読むと食欲が減退することがあるかと思われる。
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.26:
(5pt)

真の恐怖とは・・・

貴志祐介の作品のなかで、一番恐ろしい、いやおぞましい。ハリウッドで映画化したらB級映画になりそうだけどね。
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4041979056
No.25:
(5pt)

レビューって・・・

近年読んだ中では面白く怖く、そして驚いた作品です。他にも同種のモノを扱った話を読んだことがありましたが、こちらの方がより生々しくて閉塞感もあり、登場人物が絡め取られるように追いつめられて行く感じが恐怖をよりリアルにしている気がします。設定の面白さと共に目に見えるように書き表される情景、その卓越した筆致には感動すら覚えます。(他の方も書いてた通り、だからこそ映像化しないで欲しいと思わせるだけのものがあります。)久々にあっという間に引き込まれ一気に読んでしまいました。私としては終わり方ひとつとっても貴志さんの作品の中で一番好きな作品です
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4041979056
No.24:
(5pt)

映画化はやめてね

精神科医の女医さんが主人公だから専門用語出てくるんだけど、本当の医者はこんな専門用語使わない~と思いながらもぐいぐい引き込まれました小さな虫なのにソイツにこうもやられちゃうか!って思ったらこ、怖い。アレの生態は本当にそうなの?そういう習性を巧くつかってる。操る人間の思想の方が怖いといえば怖いんだけど。蜘蛛が大嫌いな私は蜘蛛を部屋中に集めちゃう青年の所でギャーってなりました。最後の大浴場のシーンも想像すると気持ち悪い・・けど面白い。。想像が気持ち悪さとか、ミステリーの面白さを引き出すので映画化したいような良く出来たストーリーなんだけどやめてねっておもいます。きっと原作超えられないと思うし全部描ききれないだろうから。
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No.23:
(4pt)

ワクワク

この作者の作品は詳細な描写から想像力をかきたてられる。いつも背筋がぞくぞくしてくる。ただ怖いだけではなく、次の展開にワクワクしてしまう。だから寝不足になってしまうとわかっているのに一気に読んでしまう。ただこの作品は「天使の囀り」ととても美しいタイトルなのにちょっと?中身はグロテスクだ。途中でちょっとなーと思う箇所もあったが確かに面白い。そんな箇所もやはり必要だとは思う。
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No.22:
(5pt)

ずど~ん!

この、じわじわと外堀を埋めてくる怖さ。ラストがまた…ホラーの王道ですね。天使の正体、神話における蛇の象徴するもの、などなどの蘊蓄が興味深い。京極夏彦の"京極堂シリーズ"も、このくらい怖くてもいいんだけどな…
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4041979056
No.21:
(4pt)

こわい、というかキモイ

「天使の囀り」という美しげなタイトルと表紙に騙された。こんなにオソロシイ小説だと知ってたら読むんじゃなかった。最初は全然怖くない。オカルト系かなと思いつつ、それにしちゃ怖くないなと思いながら読み進めた。途中でネタが割れる。ああ、そういう話か、意外に現実的だなと思った。まだ大丈夫だった。蜘蛛の話が出てきたあたりで嫌な予感がした。自殺の方法もだんだんエグくなっていく。え、これってそういう話なの? どんどん恐れる方向へと話が進んでいく。うわわ。はっきり言って一番苦手なジャンルだ。気分が悪くなってきた。読み始めなきゃよかったと思うが、もはや止めることはできない。そして遂にあのセミナーハウス。第四段階。うわああああああ。ネタが現実的なだけに、あそこまでエスカレートさせてくれるとは思いもしなかった。セミナーハウス以降は予想がついたし、ありがちな展開だったが、読み終わった時はもう勘弁してくれ状態だった。面白かったことは間違いない、文字通り一気読みだった。でも人に勧めるには注意が必要だ。下手をするとうらまれる。食欲もなくなる。あと、お願いですから、これ映画化だけは勘弁して下さい。
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No.20:
(4pt)

感嘆。

「黒い家」や「ISORA」でお馴染みのこの方の著作、結構我が家にございます。が、これだけ長すぎるという単純な理由から読まずに今に至っておりました。しかし、読んで恐怖よりも驚愕、戦慄を覚えました。死を恐怖していたはずの者が、アマゾンから帰ってきた途端死を目を輝かせて語り、スプラッタのビデオや写真集を集めるようになりついには自ら薬物で自殺をし、子を失うことを恐れていた母親が自らその子を線路に突き落とす。猫科の動物を極端に恐れていた教授が自らサファリパークの真ん中で車を出て、地に横たわり虎にかまれることを選び、潔癖症の少女がアオコだらけの湖でほほえみながら行水する。「何よりもおそれていたこと」を好んで行うようになる人たち。その多くは死につながる。いったい何が彼らをかりたてたのか? 死者達が死の前に口にしていた「天使の羽音が聞こえる」「天使の囀りが聞こえるんだ」という言葉の意味は?行き着いた真実はあまりにもグロテクスで、物悲しくもあるもので......。とっにかくすごい。うん。正直専門用語とかにはしりすぎと言えなくもないが、なんといってもラストがいい。十六章以降、ぞっとするのか切ないのか...舞台がホスピスというのも、勉強になります。結構厚いけど挑戦してみませう。
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No.19:
(4pt)

上手いとしか言いようがない。

死を恐怖することから、死を望む変換へと、アマゾンで何が起こって、それを取り巻く真相への導き方、その全貌の見せ方は、ここ数年での日本ホラー小説の中で残っていくだけの上手さ、そして読者への面白さがある。他作品も評価が高く、これも劣ることなく満足させてくれるだろう。ただ、ラストが少し弱いのが残念だと思わせる。
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No.18:
(5pt)

実に巧妙

カテゴリー的にはホラーに分類されるかもしれないが、SF+サスペンス色の濃い作品だと思う。この作品を執筆するに当たり入念な下調べがなされたと思うが、読み手に与える情報は多すぎず少なすぎず、専門知識のない読者でも話の展開についてゆける。読み終わって暫くは、肉料理を食べるときは完全に火を通さないと食べられなくなるかもしれない…。
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No.17:
(3pt)

さすが

うまいですね、この作家は。4に近い3ですね。巧みな伏線と、膨大な知識でもって、物語をぐいぐいとひっぱって行きます。残念なのは、途中から物語がご都合主義的に展開してしまったことでしょうか。「黒い家」と比べると劣りますが、そこらへんの変なホラー(?)を読むなら、これを読みましょう。あんまり欲しくない知識が色々と身につきますよ?
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No.16:
(4pt)

ストーリーテラーの本領発揮

ホラーとしての怖さはないけれど、ストーリーの構成、細部の描写ともに秀逸であると思います。一度読んだら容易に脳裏を離れない話。ひとつ気になったのは冒頭のメールのシーンですが、アマゾンの熱帯雨林の深遠部からインターネットのメールって送れるんでしょうかね?原住民の憑依の民話、擬音も伏字も含めかなり好きです。チェッチェッ。クライマックス、セミナー会場の大浴場のシーンは圧巻。
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No.15:
(4pt)

ぞわ~っときます

 この作者の作品を読むたびに表現能力の高さに驚かされる。とりわけ「天使の囀り」は読者自身が、登場人物に成り代わったような感覚を覚え多くの方が鳥肌を立たせたことだろう。 ストーリー展開も秀逸だ。一見、無関係なことが最後には一つにまとまっていく。小説だから当然のことではあるが、ばらばらの事柄も、きちんと読者が推理すればつながりを予測できるという点がすばらしい。(但し、それなりの勘と推理力を必要とするが。ちなみに私にはわからなかった。)また、トリックにあたる部分も、前半部を読んだだけではオカルト的なホラーなのかと思わせるが、後半部で説明のつく落ちが用意されている。 全ての要素が抜群に素晴らしい。ミステリーとしては最高クラスに分類されるだろう。星が4つの理由は、描写の臨場感が生理的に受け付けない類のものであったため、じゃっかん気持ち悪すぎ、減点させてもらった。
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No.14:
(5pt)

緻密な描写、雄大な展開

 冒頭はゆっくりした展開で、何の意味があるのかわからないようなことも多いが、読み進むにつれてちりばめられたヒントがひとつの方向に向かって集約されていく様は見事である。雄大な背景のもと一つの原因を探り、そこから徐々に恐怖をあおられ、最後は戦慄のシーンの連続である。緻密な科学的描写にささえられた事実を積み重ねながら、核心に迫っていく様子は圧巻だ
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No.13:
(5pt)

寄生生物の怖さ・・・

2003年12月7日のTBS「どうぶつ奇想天外」で寄生虫のことをクローズアップしていて、それを見ながら、しばらく前に読んだこの小説のことを思い出しました。カニに寄生してその神経系統を支配してしまう寄生虫、蟻に寄生して羊に食べられるべく仕向ける寄生虫・・・。この小説は現実にある寄生虫の生態からの類推にかなり則っていることが、改めてわかりました。よく勉強しているのだと思えました。寄生生物のことを知ったうえでこの小説を読むと、ますます怖くなりますよ・・・。
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No.12:
(4pt)

よく調べてる

著者の作品を読んだのは、本作品を含めまだ2冊だが、貴志祐介という人はよく調べていると感じる。決して知っていることをゴタゴタと並べているのではなく、作品を仕上げるために必然的に調べ上げた、そういう緻密さと説得力を感じさせる。したがって、本作品でも話がいろんなところに推移していくのだが、説明に違和感がないため素直に話にのめり込むことができるのである。そして描写が巧みな点もあげたい。この作品はホラー物にカテゴライズされるようだが、死体を描くところでは書きすぎない(あえて説明しない)ところが、かえって想像を駆り立てられるため、不気味さが倍増する。この「天使の囀り」は一気に読める、おもしろかった一作だった。
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No.11:
(4pt)

エンディングが好き

これまで「青の炎」「黒い家」と貴志作品を読んできましたが、題材とされているものに多少関わるような仕事をしていることもあり、もっとも興味深く読み終えました。クライマックスのシーンには多少誇張があるかなという気もしないではないですが、単純なホラーで終わらずエンディングを結んでいるところが特に気に入っています。これまでに読んだ貴志作品とはひと味違っていますし・・。他の方で、映画化を期待させるとありましたが、どうやってもクライマックスシーンは漫画的にあるような気がして私自身は?、です。
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No.10:
(4pt)

どんどん怖くなる

アマゾンからのメール数通で怖い長い物語が始まります。このメールの内容とその変化に物語の謎が潜んでいます。途中で出てくる「カミナワ族の民話」がとても怖いです。最後は予想通りのなのですが泣けちゃいます。私は本を買うとすぐ後ろの参考文献や解説をちらっと見てしまいますが決して見ないで読んだほうがいいです。怖さ倍増するはずです。
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No.9:
(5pt)

何が一番怖いですか?

貴志氏ほど素材を活かす事が上手い作家をちょっと知らない。少しでも、例えば藤田紘一郎氏や竹内久美子氏の著作を数冊という程度でも、この方面の知識を持っている人間は唸らずにはいられない筈である。仮定ではあるが実際に論じられている学説を、ガラス越しの恐怖として演出するのではなく「ほら、貴方の足元に、肩にも」とでもいうように身近で直接肌に触れてくるような演出で展開してくるから恐怖も一入。怖がり甲斐がある。パラサイトに対する生理的嫌悪感は(目黒の某館館長を除いて)誰でも持っていると思うが、本書はここを責めてくる。侵食から自分を守るための恐怖と侵食されたものの至福とが交錯する。北島早苗の最後の選択は物理的は寄生されなかったが、精神的には汚染されたことを示す!ようで怖い。人が何を恐れるのかは進化の過程で培った種としての資産であるのだけれど、それを克服する手段があるとしたら貴方ならどうしますか?それを望みますか?「恐怖」を克服した先に何か残ると思いますか?本書はこの問いに対する貴志氏流の答えであるのかもしれない。
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No.8:
(4pt)

自分の体も不安になります

書簡からはじまるこの小説、現代的な展開で一気によめます。身震いするほどの怖さではないけど、じわじわきます。インフルエンザの予防接種もしとかなきゃ。
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4041979056

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