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時計館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
時計館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全145件 21~40 2/8ページ
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綾辻さんの館シリーズが大好きで、こちらは一度途中まで読んだ事はあったのですが、断念してしまい10年ぶり位に読みました。 十角館から始まり、毎回驚かされてたので今回も期待していたのですが、綾辻さんから離れていた間に色んなミステリーを読み免疫が出来てしまったのか、この作品自体があまり凝っていないのかはわかりませんが、犯人の見当は早い段階でついてしまい、その他の部分でも予想がついた部分が多くとても残念でした…。 私がミステリーを読む上で醍醐味としてるのが意外な人物が犯人だったという驚きを味わう事なので、読みながらあえて推理する事もしないのですが、なんとなくこの人かな?って思いながら読み進めた結果予想外の人物だったっていう事がほとんどなのに、今回はドンピシャすぎて悲しくなりました…。 それでもトリックや動機は目から鱗で最後まで飽きずに読めたので、さすが綾辻さんだなと思いますが、これから先、昔のような驚きを味わう事はもう出来ないのかもしれないと思うとすごく寂しいです。 | ||||
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この本を読む前に『十角館の殺人』に出逢っていたので、登場人物が重複してる所などは、とても入りやすかったです。タイトルからして「時間」がキーワードになるんだろうな~とは薄々感じていたけど、、思ってたより規模が壮大でした。 | ||||
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下巻だから、少しずつ犯人の動機が見えてきて、それぞれのトリックが暴かれて、終盤を迎え…たと思った、その先に!!まだ明かされていなかった、本当の『真実』が!? 最後の最後まで気が抜けない作品でした。楽しませて頂きました♪ | ||||
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館シリーズ5作目の舞台は時計館。鎌倉に建つその館には少女の亡霊が出るという噂があった。オカルト雑誌の企画として霊能者・光明寺によって行われた交霊会。そこから始まる殺人劇が描かれる。閉ざされた時計館の舞台を十角館で登場した江南が、その外側の舞台は島田を中心として物語が進んでいく。 初の上下巻、広大な時計館、登場人物も多くて最初は不安だったけど、すらすらと読み進めさせてくれるところがすごい。二人の視点、現在と過去の事件、オカルトとトリック、そういう二面性のある仕掛けを絡ませて読ませるのはさすが。オカルトな現象かと思われたものが、現実に起きていく殺人や過去の罪に塗り替わっていく。その恐怖の質の変化がとても面白いと思う。 まだまだ殺人劇は開幕したばかり。手がかりは少ないけど、その仕掛けを探りながら読み進めるのが楽しい。近くて遠い島田と江南の距離。まさか隣の建物で惨劇が起きていようとは思わないだろうね。江南のピンチに島田の謎解きは間に合うのだろうか。 | ||||
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面白い。下巻が楽しみ! | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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『十角館』から読んだので、作者がはられている伏線で、 だいたいこの本の3分の1読んだところですが、 犯人、動機が分かります。 綾辻さん、ヒントくれすぎです! 下巻すぐで、トリックもわかるので、 さらりと読める、でも面白い推理物をお探しの方にオススメ。 『十角館』から読まれている方には、江南がどうなってしまうのか、 感情移入して読めること、間違いなし。 | ||||
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犯行の動機、トリック、すぐわかるが、 江南と島田のキャラが好きで、読み進められる。 (多分、ミステリ好きには、上巻の3分の1読んだところで、 犯人は分かってしまう。) よって最後まで、主人公たちに肩入れしながら「気づけ、気づけ!!」 と読んでしまう。 どんでん返しもないので、さらりと読める。 でも、キャラクターと造形美がよく、面白かったです。 | ||||
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可以画一两天看一看,不亏。 | ||||
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面白かった | ||||
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面白かった | ||||
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綾辻の館ものの最高傑作というと、おそらく十角館かこの時計館を挙げる人が多いのではないだろうか。 小説としての完成度は、これは五作目で作者が成長しているから当然なのだが、やはり時計館が上回っている。 多分、本作と似たようなトリックを思いつく推理作家はごまんといるだろう。しかし綾辻行人はそのトリックを煮詰め、待ち受けるカタストロフを演出するために世界を土台から構築する。極上の映画が、爆破シーンの迫力のためだけに本物の館を新築してしまうのと同じように。 ゆえに上下巻の大著だがまったく中だるみせず、百ページを超える解決編ではただただ著者の仕掛けた美しい崩壊に酔うことができる。ミステリを読んでいてよかった、と心から思える傑作である。 | ||||
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(上下巻共通レビュー) 評価が高かった「十角館の殺人」を先に読んだせいか、既視感があっていまいち乗れなかった。 背景、登場人物の人数、意外性などはこちらの方が複雑だったが、基本構成が同じだったからかも 知れない。密室殺人のカラクリも上巻で何となくわかってしまったこともある。 ただ、時計館の方を先に読めば評価はより高くなり、入れ替わっていたと思う。 | ||||
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プロットは楽しめたが、如何せん、正くない日本語が多用されているのが、興醒めです。 どうやら、作者には、「〜ほう」という言葉使いが癖のようです。 「私のほうから」が出て来る度に、イライラさせられました。 その他にも、「と申しますと?」、「させて頂く」等、言葉を操る作家らしくないのです。 「十角館」ではそんな事が無かったのに。ミステリーは文学と違う、では済まされない問題です。 これ以上、このシリーズを読む気がしなくなりました。 | ||||
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トリックのネタがきちんと物語の内容にリンクしていて、読み終わったあとに充実感があった。これは良いものだ。 | ||||
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館シリーズの5作目ですが、第1作の十角館の殺人と、(恐らく意図的に)同じ構成で書かれています。 ただこちらの方が、長さが1.5倍くらい長い分、登場人物の数や、死人の数、手がかりの隠し方、真相に至る語りの構成、クライマックスの派手さなど、構成要素は増量され、物語もより巧みに描かれていると思います。 綾辻氏の「館」シリーズは、オーソドックスなミステリのフォーマット(事件発生→探偵が捜査→真相に至る)を拡大解釈して、小説の構成自体に大きな仕掛けを用意して楽しませてくれます。 本書は、その中では比較的オーソドックスな範疇に入るかもしれませんが、館の中と外で展開される物語に隠された仕掛けに、初読の方はきっと驚かれるでしょう。 | ||||
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『十角館の殺人』に次いで手に取った綾辻作品2作目。 『十角』の倍のボリュームながら、まったく長さを感じさせない。 上巻を読み終わって、”あれ? もう終わり?”的な読後感。すぐに下巻に向かう。 自分はあんまり謎解きなどできない方だが、この件では、”たぶん、こういうことだろうな”と だいたいの輪郭は掴めてしまう。 しかしそれは著者の自信の裏返しで、あなたの読みはだいたい合っているかもしれないが、 その先がさらに続いているんですよ。そこまであなたは見通してはいませんよね。ということ。 そして下巻を読むと、確かにそのとおりになる。 | ||||
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綾辻作品の中でも人気が高く、日本推理作家協会賞受賞作品でもある。 時計館をめぐる惨劇がいちおう収拾し、犯人とおぼしき人物も最期を迎えたところから 本格的な謎解きが始まる。そしてそれが最終章であり、なんとそれが120ページを超える。 この作品を読む愉しみは、作者が作った迷宮のようなミステリー世界の中を歩くエンターテイメント性であり、 それは作者の脳内世界をかいま見るような体験でもある。それは二重三重に、それ以上にめぐらされた緻密な 構築物で、それはミステリー小説の中でしか味わえないもの。 終わりを迎えたと思われたところから始まる、本当の終わり。 それは一篇の詩にこめられた思いの成就でもある。この場面はとても視覚的・映像的で、 もしきちんと映画化されたら見たものの記憶に刻まれる名場面となるだろう。 | ||||
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「十角館の殺人」等、所謂「館シリーズ」の中で、個人的に1番好きな作品です。 冒頭の部分で、トリックに関わるだろうな、と思う書き方がありますが、それでも、なかなか楽しく読めました。 クライマックスの場面は、映像化したら迫力あるだろうと思いますが、映像化は望みません。 | ||||
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振り子時計は振り子の長さで時刻の進行速度が決まりますから簡単には変えられません。 何言ってるんだろと思いながら読んでいたらそういう話ではなかったのはさすがです。 最後はポーのアッシャー家を想わせます。ゴシックミスですね。 | ||||
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