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時計館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
時計館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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何故か編集者になった、カワミナミが男っていうのはどうにも十角館コミック版を読んだ私には 違和感しかない。 今回も「館」が絡む事件で、館の構造トリックを使った同じ手法なんだろうと思うと読む気が まずまずなくなっていくし。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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プロットは楽しめたが、如何せん、正くない日本語が多用されているのが、興醒めです。 どうやら、作者には、「〜ほう」という言葉使いが癖のようです。 「私のほうから」が出て来る度に、イライラさせられました。 その他にも、「と申しますと?」、「させて頂く」等、言葉を操る作家らしくないのです。 「十角館」ではそんな事が無かったのに。ミステリーは文学と違う、では済まされない問題です。 これ以上、このシリーズを読む気がしなくなりました。 | ||||
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ストーリーとしては、時計館内で起きる殺人事件サイドと、それを知らない外にいる人達サイドで進行します。 ここからはネタバレありです。 時間をコントロールするという、なかなか良くできた面白いトリックであったが、少し間違えれば成立しませんし、盗聴機があるとはいえ、10人近くをたった1人で飛び道具も無しに殺すのは無理があるかと… 2人が殺された後、全員で隠し扉見つけて脱出したらどうしてたんでしょうか…疑問が多く残ります。 レビューが良く、期待が高かっただけにがっかりしました。 | ||||
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たしかにメイントリックの着想はおもしろい。 でも、無駄に長い。 小説というよりマンガ読んでるみたいで、読後の充実感もなし。 なんでよく人気上位に入っているのか不思議です。 十角館も同様。 | ||||
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傑作か何かは知りませんが、綾辻行人の作品という地点で無理です。受け付けられません。 | ||||
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素直に面白くなかった。 時間差トリックは途中で気が付く。 犯人も予想通り。 後半の盛り上がりもない。 | ||||
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十各館の焼きまわしですね トリックも犯人も大体予想通りだったし | ||||
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タイトルからして仕掛けはバレバレじゃん、と思ったが、まさかその通りとは思わなかった。だから,本作の仕掛けは出たとたんに分かった。そんな訳で、本作に対する私の評価はそれほど高くない。そしてミステリとしての完成度もまた、「う〜ん」というものだった。 本格ミステリとしてどうか?と問われれば、伏線はフェアだしロジックはきちんとしてるしで、文句があるわけではない。しかし本書刊行当時、次々と現れた新本格作家諸氏のバイタリティ溢れた作品群と比べて、本作に一日の長があるとはいえない。破天荒なオーラに満ちた「十角館〜」のほうが、ずっと面白かった。 やはり著者には、純然たるミステリよりもホラーの嗜好が合ったのだろう。「囁き三部作」やのちの「殺人鬼シリーズ」や近年の「Another」なんかは、本当にワクワクして読み進めた。そういう意味では、本来の土壌と違うところでこれだけの作品をクリエイトできる、というとてつもない才能を、著者は持っているのだろう。 | ||||
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十角館がとても面白かったので、同じ館シリーズであり評価の高いこちらの作品も読みました。 しかし、期待が大きすぎたのか、少々残念な結末だと感じてしまいました。 おそらく同シリーズはこれ以上読みません。 悪かった点 探偵役が、真相に行き着く過程が抜け落ちている。 真犯人があれだけの大量殺人に至った動機を、一人を除いては本人の口からはしっかり聞いていないので,感情のこもらない犯罪になっている。 | ||||
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全体的に、とにかく伏線があからさますぎ、その組み立て方も簡単すぎ。 窓のない時計だらけの館、余命僅かな愛娘を幽閉紛いにそこに住まわせる父、 その娘がある日「普通の子供たち」に出会う…これだけでも大まかに真相の予想はつく。 (京極夏彦に慣れてる人なんかは特に早く気づきそう、まぁあっちのが後続だけど) 早々にピンときて時系列表を纏めて読み進めていたら、実際に後半で鹿谷さんが 全く同じ表を出してきてちょっと苦笑してしまった。 犯人の○○○ンも、そんなん明らかに○○器じゃん!という感じ。 ミステリには「そんな推理思いつかねーよおおお」「しまった、あれ伏線だったのか!」 という純粋な驚き、探偵・作者への感服、小気味よい敗北感を求める私には残念だった。 (普段真相を見抜けたためしなんか滅多に無いので、その私に判るようじゃダメだと思うのです) あと、重要な発言が途中で遮られるのは定石だが、さすがに多用しすぎで閉口。 単純にエンタメ小説として楽しめれば私はそれでも構わないのだが、その点も中途半端な印象。 谷山浩子のアレを先に知ってたので、勝手にお耽美要素を期待したのだがそれは特になく(笑) ラストシーンは、漫画的オチなわりにいまひとつ派手さ・臨場感に欠けた。 時間に関する講釈も、何か今更なこと言ってるなという感じで物足りず…。 そして瓜生君、知的イケメンで素敵なんだけど、さすがにエラリィと被りすぎじゃなかろうか。 トリックの着想や舞台はいいと思うのに、総じて書き方で損をしてる感が強くて非常に惜しい。 作詞家・綾辻行人はけっこう好きなので、そのエッセンスを小説にももっと出していただければ…。 | ||||
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本作が協会賞受賞と知って呆れてしまった。「時計館=孤島」、「隣の建物=本島」と置き換えれば、これが「十角館」の焼き直しであることは明らか。この相似のシュチエーションにおいて一方が距離、他方が時間を対象にしていることは一目瞭然。しかも「十角館」は叙述トリックだから成功したのであって、本作は本格で行こうというのだから何をか言わんやだ。 特に時計館に人々が入るシーンで各自から時計を取り上げるくだりは噴飯もの。トリックがバレバレではないか。それにこれと同工異曲のトリックが笹沢左保氏の作品に既に存在する。こうした「証言者をある種の錯覚状態に陥れ、犯人に有利な方向に持って行く」トリックはありふれている。どうして、このような作品が評価されるのか理解に苦しむ。日本ミステリのレベルを示しているようで悲しい。 | ||||
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