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半落ち
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半落ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全344件 21~40 2/18ページ
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なかなか読みごたえのある短編集です。お勧めです。 | ||||
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最後まで緊張して読みました。 楽しみました。 最後、ジーンと来ました。 だけど、若干、納得できない気持ちも… エンディング、良いと思いましたが、 主人公の気持ちには共感出来ない部分も… それは、意見の違いかもしれないとも思います。 他の作品も読みたいです。 | ||||
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最後までぐいぐいと読ませるたいへん面白い作品です。ただ、私はうっかり最後の解説からの注意書きを先に読んでしまい、オチが分かってしまいました。。これから読む方は本の最後あたりを触らないように気をつけてください! でも、オチがわかってても泣いてしまいました。 | ||||
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標題の通りで、最後まで理解できなかった真相を知り、泣けたね。本来はその様な事は有り得ない事らしく、それでこの作品が直木賞最有力だったにも関わらず受賞を逃したらしいが、残念だね。本当に久し振りに良い小説を読ませて頂いた、って感じです。以上、ネタバレになるので、奥歯に物の挟まった記載しかできなかったけど、一読の価値あり。 | ||||
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犯人を取り巻く人々が迫力を持って描かれていて素晴らしい。それに比して肝心の犯人とラストが弱く思った。終盤までは文句なく素晴らしかったのに、最後にモヤっとして終わってしまった感じ。結末は無くても良いとすら思ったが、それではミステリになりませんね。 | ||||
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刑事、検事、新聞記者、弁護士など、殺人犯を取り巻くそれぞれの立場から、空白の二日間の謎を追う。組織の中の人間関係の綾、感情のもつれ、いろいろな人間をえがきつつ、真相へ迫っていく。横山秀夫らしい面白さあり、読み応えあり。 | ||||
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評判がいいので、読んでみました。 以下、ネタバレ注意。 なんだよ、ただの骨髄移植が落ちかよー。 変態殺人犯が最後に絡むか、と思ったけど、掴みで使っただけ。伏線をはるというものはなく、極めて平面的。 日本の警察小説は今野敏といい、濱なんとかといい、この横山といい、なんでこんなに加齢臭がするんだろう。 安易な評価をする目の肥えてない我々読者側に問題あり! | ||||
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この先生の文章には本当に惹き付けられる。 程よいボリュームで読みやすく。男達が熱い。 感銘したのは、「ファンヒーターとアルコールと、どちらが先に身体を温めてくれるのか比べる日が続いた・・・」みたいなことが書いてあった節。もぅ、天才。 ストーリは、それは警察の調査で分かるんじゃない?と思ったから、星を1つ減らしました。それでも非常に感動させられる物語ですよ。個人的には、第三の時効のほうに軍配を挙げます。しかし未読の臨場も読んでみようと思わせる作品でした。 | ||||
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横山秀夫さんの今から約16年前に書かれた曰くつきの長編ミステリー代表作です。ああ、やはり全ての経緯を知る為に読後に直木賞選考にまつわるごたごたの記事をネットで読みましたが正直言って誠に不運で悲しむべき出来事だと思いますね。私は素直に本書の物語を受け入れて著者を天晴れと讃えたいです。6つの章のそれぞれの語り手の熱い思いは伝わりましたし梶聡一郎の行動及び人間性を矛盾とは感じませんでした。息子の死が動機にあるのですし妻の場合は嘱託殺人で時期も異なるのですから。私は関係者全員に真実を知らせてあげたいと望みますね。 本当を言うと冗談は書かない方が良いのですが、横山さんの独特なユーモア感覚に大いに感心したのが、そうねそうねの曽根さんに続く、ああしたらこうしたらの設楽さんでしたね。という事で下手ですが私も考えました。あっそうあっそうと麻生さん、学べ学べと真鍋さん、そうしいなこうしいなと椎名さん。お粗末でした。さて、それにしても煮えたぎって沸騰した語り手達が最後には横槍を入れられて一転して気を静めてしまうのは確かに不完全燃焼で気分が良くないですよね。本音を言えば私は志木さんに高慢な伊予警務部長をぶん殴って欲しかったですね。 | ||||
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思ったほどではなかったがまあまあ楽しめた 予想の範疇を超えることのない佳作 | ||||
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世間的には高評価な作品のようですが自分には合いませんでした。 | ||||
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(一部ネタバレあり)個人的に推理小説に期待するのは、ただの悪い奴とか嫌な人間が犯人なのではないということです。この物語で犯人がどうしても言えずに隠していることは一体なんなのか?最初からただの悪ではない何かがあるに違いないと思わされます。最後まで読むと、ああそういうことだったのか、確かにどうしても言うわけにはいかないと分かります。何かほっとした感じを味わいました。この小説には根っからの悪人は出てきません。 | ||||
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最終章に至るまでは面白かった。 しかし、最後の種明かしはナンセンス。 いやいや、それはないやろと内心突っ込んでしまった。 提供者の氏名を知ることはまず不可能。(何かはネタバレになるので言えませんが) 例え氏名が分かり所在のヒントがあったとしても、東京で見つけることは不可能。 しかもお互い名乗らずに、(この人だ!)と直感で分かるとかあり得ない。 もうあり得ないのぎゅうぎゅう詰めで興ざめしました。 | ||||
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ある事件に対して、それぞれの登場人物の目線からそれぞれの葛藤を描く。 問題は狂言回しとなる梶という人間に全く人間味も現実味もないところにあると思う。最後に空白の2日間の真相が明かされるが、そのエピソードもまた、梶という人物からより人間味をなくしている。 | ||||
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若年性アルツハイマー病を患う妻の嘱託殺人で逮捕された、県警警部で警察学校指導教官の梶。妻の殺害2日後に自首したが、空白の2日間の足取りを答えようとしない。「歌舞伎町に行った」という疑惑が持ち上がるが、それに対しても梶は黙して語らない。県警は、「死に場所を求めて彷徨っていた」ということにして、真相を隠蔽する。「半落ち」のまま、警察、検察、刑務所へと送られることになる梶。 物語は、事件の担当刑事の志木から、担当検事の佐瀬、事件記者の中尾、弁護士の植村、裁判官の藤林、刑務所刑務官の古賀へと、視点を変えながら、事件の経過が語られていき、梶の内面へと迫っていく。 梶が隠そうとしたものが何であったのか、それが最大の関心事となって、物語を読み進めていくことになる。 最後の章でその謎が明かされるが、これが出色の内容で、梶が隠そうとした気持ちも十分に納得のできるものであり、この真相の素晴らしさがこの作品の評価を高くしている理由だと感じた。 また、ラストの場面がとても感動的であり、深い余韻を持って、本を閉じることができた。 | ||||
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警察、検察、報道、弁護士、裁判所、刑務所のベルトコンベアーを見事なリレーに変えた仕事人たちの信念。 | ||||
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何故、皆が梶のためにそこまでするのか? 読んでいるとその部分が分からなくて苛々しましたが最後で納得。 示唆されているが描写の無い人物、立場を失ってしまったであろう人物など 突っ込みどころもありますが「創作」として実に読みごたえがありました。 | ||||
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事件の確信に迫るまで複数の人の視線が入れ替わり物語を作ります。 初めてのミステリーなので新鮮でした。 不都合な事実があり、それがどうバトンタッチされ、どういう立場で加工され、どう思われるのか、 その最終地点がオチという流れです。 次はどんな人物にこの事件がパスされるかハラハラしながら読めました。 それぞれの人物にはしっかりと組織の立ち位置や行動原理などが読み取れ、 苦悩や葛藤、仕事としての理不尽、本音と建て前、上司と部下、 この辺りのやり取りや人の感情描写が印象的でした。 | ||||
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ネダバレを含みます。 ここ最近読んだ本の中では一番感動しました。 「生きる」ということはどういうことなのかを考えさせられました。 評価が低いレビューの中には、「オチが(動機が)納得出来ない」というものが多くありましたが、私は十分納得できました。 最愛の息子の死という悲しみを共有してきた妻を手にかけてしまい絶望の中にいた梶警部が、かつて自分がドナーになって命を救った青年に会いたくなる気持ちもわかりますし、ドナーになれる可能性がある限り生き続けるという決断にも納得できます。ドナーが現れず息子を亡くした梶にとって、わずかでも再度ドナーになれるかもしれない可能性を捨てないのは当然だと思うからです。 池上青年と面会したことで、梶が改めて生きる意味を見い出し、刑期を終えて天寿を全うすると良いなと思います。 ただ、梶は、志木警視の最初の取り調べで真相を話していても、目的を達するうえで問題はなかったのではないか、とも思いました。 それぞれの章の主人公に対する感想です。 警視の志木 実際の上司でいたらしんどいと思いますが、仕事に対して真摯で、人情もあり、好印象でした。 検事の佐瀬 同じく、仕事に対する真摯な姿勢が好印象でした。 新聞記者の中尾 嫌いです。女児暴行事件をスクープしたことについて、「大義がある」などと言っていますが、結局は自分がスクープをしたいだけでしょう。報道によって危険が及んだり傷ついたりする人のことを何も考えていないように感じました。 弁護士の植村 梶のためというより自分のために行動する人物ですが、そんな自分に自覚的なので、潔くてよいと思います。 裁判官の藤林 最終的に懲役4年の実刑という判決には納得いきません。嘱託殺人はそのほとんどが3年以下に減刑されるうえ執行猶予がつくのに、梶にことさら厳しい判決を下す理由がわかりません。「現職警察官だったから」ということくらい?何のために複数の裁判官で合議するのであり、何のために過去の判例に倣うのでしょう。藤林裁判官個人の考えを判決に持ち込まれたのではたまりません。辻内裁判官の言うように、裁判は法廷でのみ行われるべきものであり、裁判官が外の不確定な情報や個人的な感情を判決に反映させるのは、どうかと思います。 刑務官の古賀 組織に対する意識、仕事に対する意識、に共感できるものがありました。誰しもが抱えるジレンマだと思います。 それぞれの章の主人公たちからも、いろいろと考えてさせられました。 | ||||
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親友に、勧められて読みました。ただ最後まで読んでください。それだけ言っておきます・・・ | ||||
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