■スポンサードリンク
半落ち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
半落ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーとしては、全然なってない。 多分、組織の中の男たちの姿を描いているのがいいのだろうけど、女性の私にはあまり興味がない。 男性読者が好きそうな本なのかなと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かれこれ二十年近く前に読んで脱力しました。 こんなに善人ばかり、心優しき人間ばかり出てくる話って、 滅多にないんじゃないでしょうか? 昔々のはるか以前、黒人社会ではSF小説は流行らない、 根付かない、と言われたことがありました。大昔のことです。 目の前の現実の生活がキビしいので、荒唐無稽な物語に身をゆだねる 心のゆとりがない、たしか、そういう理由からだったと思います。 本当かどうか、調べたことはありませんが、ある程度は納得できます。 その伝で言えば、この『半落ち』のような、「いい人」ばかり出てくる 小説が称賛され、「感動した」「泣いた」ともてはやされるのは、いまの 現実生活が、特に日本におけるそれが、表向きは一見、豊かで平和でも、 実際には荒み切っている、その裏返しの証明にしかなっていないと思います。 「いいね!」がはびこって、集める人が増えて、「いいね!」以外は受け付けない、 いい人が出てくる話が悪いとは言いませんが、ここまで希求されるのは、 ちょっと異常としか思えません。作り物の小説の中でくらい、いい人に 満ち溢れていてほしい、そういう感じなのでしょうか? 主人公もいい人、途中経過の登場人物もみんないい人、最後に明かされるのも、 これでもかのいい人行動、究極の善意行動。私にはとても付いていけませんでした。 げっぷです。世の中に、こういういい人がもう少しいてくれたら、悲惨な事件の いくつかは絶対に起こらずに済んだでしょうに、そんなことばかり考えてました。 善意の押し売りほど、始末に悪いものはありません。 どうしてこれで感動したり、泣いたりできるのか、私には分かりません。 直木賞騒動のことは、読んだずっとあとに知りました。 >●●●はドナーにはなれない(でもそれは原則であって「絶対に」ではない) そういうことだったと思います。私の読書には無関係でしたけど。 むしろ気になったのは、その指摘に対する横山さんの言葉です。 >この問題は承知していた。 >そのうえで、警部にどんな行動をさせたらふさわしいかを考えた。 >彼の内面を重視した物語にしたかったので現行の形で書いたのです。 これ、答えになってないですよね? だってこれ、翻訳すると、 >分かってたけど(あえて触れずに)警部の内面描写で逃げた こうなりますよね?(横山さんの内面描写は悪いクセ、ロクヨンでも炸裂するけど) 分かっていたなら、やっぱり、そのまま瓜田李下にしてしまわずに、 きっちり自分の土俵に引き上げて、きっちり解決して進めるべきだと思うのです。 さらに、横山シンパの中には「(指摘した)林真理子は小説を知らない」、 そんなバッシングにも似た発言もあるようです。私は林さんのファンでも アンチでもありませんが、でも「あまりにも善意の人に満ちていて最後が弱く、 小説としても決定打に欠ける」という指摘は至当だと思っています。 このレビューでも、「ひたすら良い人って感じで、共感できません」、 こういう発言をしてる人は、かなりいます。 いまの読者は、そんなに善い人たちの、善い話ばかりを求めているのでしょうか? サマリア人でもあるまいに。 最近、ようやっと『ロクヨン』を読んで(くどくて読み切れずに)、 この『半落ち』を思い出しました。悪いところばかり膨張している、 『ロクヨン』はそんな感じでした。すでに「警察小説の大家」として、 完全にブランド化してるので、私ごときが発言しても、 どうにもなりませんでしょうけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判がいいので、読んでみました。 以下、ネタバレ注意。 なんだよ、ただの骨髄移植が落ちかよー。 変態殺人犯が最後に絡むか、と思ったけど、掴みで使っただけ。伏線をはるというものはなく、極めて平面的。 日本の警察小説は今野敏といい、濱なんとかといい、この横山といい、なんでこんなに加齢臭がするんだろう。 安易な評価をする目の肥えてない我々読者側に問題あり! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世間的には高評価な作品のようですが自分には合いませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある事件に対して、それぞれの登場人物の目線からそれぞれの葛藤を描く。 問題は狂言回しとなる梶という人間に全く人間味も現実味もないところにあると思う。最後に空白の2日間の真相が明かされるが、そのエピソードもまた、梶という人物からより人間味をなくしている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最終章に至るまでの章のほとんどに意義を感じられませんでした。オチも、現実味の無いような、ひたすら良い人って感じで、共感できません。こんな人いるの...?って感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結末が、「ええ?!」て感じです。 長編でなくても第一章と最終章だけで話ができます。他の章はページの水増しだと思います。他の章の登場人物の言動は何の伏線もありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
引っ張るだけ引っ張って、最後のおちがこんなもんなの?と、拍子抜けしました。 買わない方が良いです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
章ごとに、語り手が変わるので、群像劇みたいなものですね。 その語り手達はみな権力者ばかり。 男性ウケしそうな内容です。 私のような主婦がこれを手にとって楽しい!とか言ってたら見てみたいものです。 最後のオチで感動するかどうかは人によるでしょうね。 私は感動というより驚きが欲しかったですが、それもなかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある警察官が、自分の妻を殺めた。 自首するまでまで空白の2日間があったが、この警察官は、頑なに供述を拒み、この間何があったのかを様々な関係者の視点で描かれていく。 ずいぶん引っ張ったあげくに、「はあ?」という理由だったのだからたまらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中から何となく結末が想像出来る様な内容でした。 使い古された言葉ではありますが 七人の敵が居る… 抗えないものと闘いながら皆生きているのだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
暗くて重たい。我慢して読み続けたがラスト50ページで諦めた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの登場人物にも感情移入しにくく、また、読み勧めても大きな展開があるわけではなく『空白の2日間』に関して同じようなことを違う人物の目線から何度も繰り返し言われるだけ。途中で何度も本を閉じてしまい最後まで読むことが困難だった。しかしどんなオチがまっているのかと期待しなんとか最後まで読むも、あまりに普通な結末に拍子抜け。しかも自分の妻を殺し自殺を考えている人物が、あと一年生かせて欲しい、と思う理由としては違和感を感じる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯行後二日空いても自首が成立するのなら、「二日間は自首すべきか考えていました。」「ナルホド一件落着」というところから物語が始まるべきだった。 最初から思わせぶりに黙秘する主人公。 それに乗せられてどうでもいい二日間に直ぐに興味を持つ人々。 モチベーションの無い人間が段取り芝居をしていくだけ。 小説は行動を読むのではなく、その行動のモチベーションの出所を読むものだと思う。 浅田次郎ファンから見るとマーケティングが作ったベストセラーだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で言うと「浅い」です。1日で一気に読んでしまいました。 しかし、なんと言うのか、「はじめにオチありき」といった感じで、 あとから肉付けして膨らませましたといったような、ただそれだけの話です。 様々な人物が次々と語っていく形式で、飽きさせないうまさはありますが、 さんざんひっぱっておいたあげく、オチにたどりついてガッカリさせられます。 単なる美談で終わってしまってます。 人間の深い部分や、本質的なものがまったく描けていません。 まあ、初めからそのつもりで読めば、時間つぶし程度にはなると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現職警察官・梶聡一郎がアルツハイマー病に苦しむ妻を苦悩の末に扼殺し、2日後に自首する。この2日間に何をやっていたのかを明らかにしようとしない梶を巡り、警察、検察、マスコミそれぞれの思惑と駆け引きが交錯する。 物語の大半はこの空白時間の謎にのみ焦点が絞られて進行する為、いやが応にも真相解明への期待が高まるものの、最後の最後まで引っ張った『真相』は、(どんな理由があろうと)妻の「命」を奪った人物の心理とは相容れない内容であるように思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
捜査の過程はすごく面白かったのですが・・・ 面白かった分、肩すかしをくらったというか、 え?それがオチ?というような終わり方でした。 同じ横山秀夫さんの「クラマーズハイ」の方が 臨場感があり、個人的には断然お薦めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでる途中でオチがみえちゃいました。期待していただけにしらけてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューのタイトルどおりです。さんざんっぱら、オチを引っ張っておいて、最後の最後で明かしたオチが、「えー、それなの???」という感じ。詳しくはネタばれになるけど、オチを楽しみにするのではなく、途中の登場人物達の心の動きを楽しむつもりで読まないと、痛い目を見る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お涙頂戴という結末が途中で見え隠れしたところでストーリーのあざとさが見えて萎えました。中ほどで結末が薄々分かったところでアホらしくなりました。読者に善人であることを強要するような「これで泣かなければ、あなたは善人じゃない」みたいな、あざとさが萎えます。 なぜこの小説が評価が高いのか?分からない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!