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半落ち



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【この小説が収録されている参考書籍】
半落ち
半落ち (講談社文庫)

半落ちの評価: 3.74/5点 レビュー 344件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全344件 261~280 14/18ページ
No.84:
(3pt)

微妙です

ミステリーとして読むのであれば,厳しいな,と思います。一般に読者がミステリーを読み進めている最中に抱く興奮や期待は,最終的に裏切られてしまうところが大きいかもしれません。 また,あの章立てを利用するのなら,もっと作り込んでもらいたかったです。章ごとに分断された感ばかりが残ってしまい,1つの作品としての味が半減してしまっています。しかし,個々の登場人物たちの心の葛藤,決断の瞬間などの描き方はすばらしいと思います。
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
4062114399
No.83:
(5pt)

心からの感動

横山さんの小説は今作が4冊目。今回も心が揺さぶられました。横山さんの小説の良さは、登場人物の心の葛藤、そして躍動がありのままに伝わってくること。梶元刑事よりも私個人的には中尾記者と藤林さんの章が感動しました。誰もが心に一つや二つ弱い部分をもっているもの。その中で悩み迷う心の動揺が私の心を響かせているのかもしれません。
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No.82:
(5pt)

オススメです。

アルツハイマーの妻を扼殺した警官…私にはこの題材が心に重く押し寄せました。壊れていく自分に対する恐怖を感じ、殺してくれと懇願されたとき、人間は、いや、自分はどう対処するのだろうか。また、妻を愛するが故に扼殺という重い罪を犯してしまったこの警官に対して、真実の裏にある真実はどう明かされていくのか。そんなことを考えながら一気に読み終えてしまいました。電車の中で読むのはオススメしません。不意に涙がこぼれるので。人間の奥底にあるピンッと張り詰めている小さな"何か"を最後の最後まで考えさせられる、オススメの1冊です。
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No.81:
(5pt)

感動しました

ここ何年か読んだ作品の中で、この作品は読後の後味の良さが素晴らしかったです。ミステリーとしては性犯罪、金銭問題、異常人格が動機の作品が多い昨今、最後に梶の動機が分かった時の感動は大きかったです。彼を生かそうとした、5人の主役の、厳しい仕事をしながらも、人の心に敏感で、思いやりを持つ、その姿勢にも深く感動しました。
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No.80:
(1pt)

一体何がおもしろいのか。。。

宮部みゆみさんや、東野圭吾さん、新保裕一の作品をみて読書が好きになりました。彼らの作品に比べると、どうしてこの「半落ち」という作品がそれほどいいのかわかりません。ストーリー自体もさわがれてるほどすごいものじゃないし、ストーリーの複雑さ、伏線の張り方、ラストの衝撃度など、どれを比べてもつまらないと感じました。
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No.79:
(5pt)

真実は最後にわかる。

長編小説でこれほど面白いと思ったのはありませんでした。仕事が変わるとそれぞれ観点がこれほどまでに変わるのかと思いました。しかし、最後の最後に真実がわかったとき、ああ、あの人のあの一言にここへたどり着くヒントがあったのかと思わされた一冊です。
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No.78:
(4pt)

やや間延びした後に感涙

現職の警察官が、病気を苦にした妻を殺害し2日後に自首する。しかし、その2日間の行動について本人が頑なに口を閉ざすため、警察、検察、裁判官などが、それぞれの立場から、その2日間の空白を埋めようとする。逃げようとする気配がなく自首してきた犯人の、犯行後の行動を主題とした異色の作品。主題となっている事件だけでなく、警察や検察の取引や、立場の違う6人の男たちのそれぞれの事情などによって、読者の興味をそらさないようにしているものの、本題である空白の2日間については、最後の最後までわからないため、途中やや間延びした面は否めない。ただし、その最後の最後にわかる空白の2日間については、素直に感動し涙が出ました。少なくとも最近5年間では、本を読んで涙なんか出たことのない私がです。こんな時代だからこそ、皆感動を求めており、それが本作品を手にとる人が多い理由であることがよくわかりました。
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No.77:
(4pt)

うまいなぁ。

面白かったです。1つの事件を取り巻く人間のジレンマの連鎖。ぐいぐいひきこまれていきました。途中「これでどうしようもないオチだったらどうしよう」と不安にもなりましたが、私的には納得できる結果でした。正直、アラを探そうと思えばみつかるのですが、そんなことを抜きにして楽しめる作品でした。あと難をいえば、結末に向けてちょっと淡白かな・・・。横山さんは長編よりも短編の方が面白いかも、とも思ったので星4つです。さ、次は横山さんの何を読もうかな。
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No.76:
(5pt)

行動しないと!

「健康な自分は何が出来るか?」と考えさせられた本でした。読後、実際にある資料を取り寄せて、梶さんと同じ行動を試みましたが、そこで改めて梶さんの志の高さを感じることが出来ました。見習おうと思います。多くの方に読んでいただき、そう感じて頂ければと思います。
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No.75:
(5pt)

心に沈む

私は横山 秀夫さんの作品を初めて読みましたが、自分はこの本の中の登場人物の誰にも、状況も立場も当てはまらないのに何故だか自分のことのように読みやすいというか、沈みこんでいく感じがしました。 上の立場の人の重圧に圧され、自分の意見が通せない、どうしようもないのか、というその何とも言えない悔しい状況が、読んでいるこちらにも直に伝わってきました。気付けば拳をきつく握っているという状態でした。 そしてあらゆる立場の視点から話が分けられているのでとても読みやすいと思います。本当に最後の最後まで緊張させられ、真実にたどりついた瞬間にはりつめていたものがワッと感動となり、押し寄せてくる作品だと思いました。
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No.74:
(2pt)

羊頭狗肉

殺害から自首までの2日間に犯人は何をしていたか。これがテーマです。その 答えは最後の数ページでわかります。それを知ってがっくり。警察内部、検察、刑務官、新聞記者、弁護士。そう言う人たちを困惑させ、怒らせ、惑わせ・・・るようなことじゃないでしょう!その隠し事なんて。あ~あ、やはりそういうことだったのか、と思いました。それとも作者の意図は上記機関の「お家の事情」を書くことにあったのでしょうか。ようわかりません。映画にしたらそれなりにおもしろいとおもうけど、それなり、です。ドラマ性が薄いと思うな。わしは。
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No.73:
(3pt)

構成は良い作品だと思いますが。

~ 元警察官が病気によって苦しんでいる自分の妻を殺害し自供を認めるも、殺害後の2日間がアリバイがあやふやとなる。この「空白の2日間」が主題となり、謎を探るために6人の人間が真相に迫る。~~ 真相に迫る6人の一人一人がジグソーパズルのような真実の破片を拾い集め、それが物語の筋となっていくが、それに加えて6人各人の人生背景や価値観も書き綴られており、「1つの長編+6つ短編」と言った具合の構成になっていて、読む人を引きつけていくと思います。また、ハードボイルド的な文章の書き方によって、時間をかけずに読むことのできる一作だ~~とも感じました。 ただ、人によって捉え方は様々だとおもいますが、個人的には「落ち自体が『半落ち』では」、なんて思ってしまいました。良い作品だと思いますが、いろいろと考えていると矛盾点も浮かび上がってくるような・・・。  ~
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No.72:
(4pt)

社会派ミステリー/生き方を問う

被疑者の梶が、どうしても守ろうとした秘密は何か。結末を読んで、あっけない・物足りない と感じたのが正直な所です。しかし、「そんなことを守るために」「なぜそれが言えないのか」といった他人には推し量ることのできない個人の人生観こそが、この作品の肝だったのではないでしょうか。梶の事件を見つめる6人の人物は、皆 ずるく、弱く、正義感を持ち、優しく、強い人たちです。この社会に生きるふつうの人々が、「警察官の妻殺し」というものをどのように見つめ、"完落ち"に導いていったかは読後、大変心に残りました。
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No.71:
(4pt)

最高の長編作

設定はおもしろい。確かに人をひきつけるよう設定だと思う。「半落ち」の意味も話の途中で普通に分かる。しかし、やけに話がながいんで途中で半飽きになる。(笑)しかし、読む価値はあると思う。(買う価値のほどは?ときかれはっきりと「有る」と答える自信はないが・・。)まあ、最後の最後にならないと、「空白の二日間」何をしていたか分からない。その、「空白の二日間」何をしていたか知ると、結構感動する。
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No.70:
(3pt)

ミステリー小説としては評価できません

話題につられて購入してしまいましたが、読後の心残りは否めません。これってミステリー小説なのでしょうか。だとすればあまりにもあっけないラストには落胆させられますね。社会派小説としても浅すぎるし、この本の好評ぶりが理解できません。期待して読んだだけに厳しくなります。なんか最近のミステリーって浅すぎて面白くないな~~。国内ですが。
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No.69:
(3pt)

まあまあ

期待していた割には普通の出来。著者の作品は、おしなべてミステリーというより、ヒューマンドラマですが本書もそう。むしろ、「動機」や「影の季節」のほうがピリッと引き締まっている感じがします。
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
4062114399
No.68:
(4pt)

やっと。

元々読みたいと思っていた作品なのですが、中々機会が無く、先日やっと、知人に借りて読みました。内容としては(心理描写やそれぞれの人生観等が)とても分かりやすく、読みやすい作品です。また、6人の男達を通して、巧く話を進めていると思いました。其々の人生にとても入りやすく、共感できる部分も多々あります。しかし、何て言うんでしょうか・・・・・・引っ張った割には最後の“落ち”のインパクトが余り無かったような気もします。ミステリーというよりは人間小説、社会小説に近いのではないのでしょうか。その視点で読むのなら、とても期待通りの出来だと思います。
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
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No.67:
(4pt)

ミステリーというより人間ドラマです

あまりこう言った本は手にとりませんが、装丁が好きでした。確かに最後の「謎」は、ミステリーという感じではありません。でも、私はとても好きな小説でした。一人の犯罪者を巡り色んな立場の男達が考え、動く。組織は信用できない。だけどその組織で言われるままに動く男達の心は信用できる。この本のそんなところが好きでした。
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
4062114399
No.66:
(5pt)

構成力がすばらしい。

事件について動機、心境、詳細まで全て自供する「全落ち」に対し、どこかまだ秘めた部分が残る「半落ち」。それが何なのか、一つの物語を6人のさまざまな立場から迫ろうとする作品です。秘めた部分は何なのか、その内容はある意味、いい話しの部分もあるのだが、様々な立場の人間模様をフィルターとしながら迫っていく、小説の構成力は愁眉だと思います。切れ味がいい。好きな作品です。
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
4062114399
No.65:
(5pt)

ひさびさ楽しめました。

寝る前に読書をしますが、なかなか眠くならない本です!
半落ちAmazon書評・レビュー:半落ちより
4062114399

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