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半落ち
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半落ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全344件 301~320 16/18ページ
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遂に、本物がでてきた!プロらしい作家、久しぶりだよね。「映像」に押されっぱなしの「活字」だったけど、『逆襲』開始だね。まばたきひとつで、苦悩や哀愁を表現できる役者いないもんね、いまの日本に。この勝負、「活字」の勝ち!構成(縦糸と横糸)がここまで緻密に練られてると、感動もの。どれだけ推敲を重ねたんだろう・・・・。プロの仕事を、とくと御堪能あれ。ちなみに、ぼくは完落ちしました。 | ||||
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警察,検察,弁護士,裁判官それぞれの「業界」を支配している組織論理,その中で生きる職業人の卑小でもあり哀しくもある姿は,著者の経験と行き届いた取材が感じられる。刑事実務に関与する組織と個人の実情をここまで描くことは並大抵のことではないと思う。それを前提にしてあえていうと,設定にやや違和感がある。警察組織が組織防衛のために犯人の調書を捏造したとされ,その犯罪性を検察官が暴こうとするという設定が重要な柱なのだが,その点が現実性をもつかどうか疑問である。調書の「捏造」というのは,調書の全部か特定の頁を差し替えるとか,供述者の署名じたいを偽造するとかして,捜査官が全く調書をこしらえることをいうと思われるが,小説では,犯人と警察組織とがそれぞれの思惑から,事実に反する犯行後の行動状況を調書にしてしまったことをいうにすぎない。ストーリーではそのような供述を警察が強く誘導したことを「捏造」といい,とんでもない不祥事との前提で関係者が行動している。しかし,その程度の供述の誘導は,犯罪事実そのものに関して虚偽があるわけでなく,犯行後の情状に関するものにすぎないので,有り体にいえば現実の刑事実務ではありがちなことであって,不当なことではあっても「調書の捏造」とは異なり,さほど重大視されているわけではないと思われる。この点でやや現実感に欠ける設定と感じられた。 | ||||
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章ごとに一人づつの視点で描かれていて、とっても読みやすいです。こういうジャンルは一気に読めることは大切。主題として流れる「親子、夫婦の絆」の描かれ方も、甘くはありますが適度にリアルで面白い本だと思います。 | ||||
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久々に、一晩で一気に読みました。この物語のなかでは、6人の人間が事件に関わっていきます。その6人がそれぞれ、自分の意志とはうらはらに組織やしがらみに流され、自分の理想や信念を貫き通せず悔しい思いをしながらも、容疑者に関わって少しずつ何らかの変化を起こしていくさまは、本当にうまく読ませます。なぜ容疑者が「半落ち」なのか。その謎が、6人と同じように気になって気になってページをめくる手が止まりませんでした。そしてその理由は、期待を裏切らない衝撃的なものでした。大げさかもしれないけれど、人生観が変わる思いのする一冊です。 | ||||
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といった感じのラストでした。はっきり言って、かなり最初のほうに展開は読めました。この本を読む前に、かなりつまらない本を上下巻読破した後だったので、面白かったです。ストーリーの流れが変わっていて良かったですね。6人の視点からの攻めは中々斬新な面白さでした。それぞれの組織の思惑が、一人の容疑者に向かっていくといった読み応えのある作品でした。 | ||||
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純粋に「巧い作品だな」と思いました。社会の中で板ばさみになりながらも、もがきながら真実を知りたいと願う登場人物たち。被疑者の明かせない真実。男性特有の文章の硬さ、表現の硬さ等はありましたが、それを差し引いてもぐんぐん惹き込まれていきました。ただ、ラストが個人的には弱かったかなとも思います。多くの人が追い続けた真実としては…少し。読み進めるうちに期待しすぎただけなのかもしれませんが。 | ||||
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現職の刑事が痴呆症に罹ってしまった妻を絞殺し、自首して来ます。しかし、殺害から自首するまでには空白の2日間が存在し、本人もその2日間については黙秘を繰り返し、決して自供しようとしないのです。この作品の最大の売り物である“空白の2日間”は最後の5頁になるまで判然としないまま読者は緊張を強いられます。 昨今新聞で読んだ方もいらっしゃると思いますが、ミステリーとしてこの謎が成立するのか?という論争がありました。 しかし・・・私には最後に結末を迎える“空白の2日間”よりも、人情味に厚く、温厚で人に好かれ、後輩の面倒見も良いというこの主人公が、果たしてこの状況で思い余ったとは言え、愛する妻を手にかけるものか!?そんな短絡的な発想で殺人事件(ミステリメ?)の口火を切って良いのか!?と最初の段階から不思議で不思議でなりませんでした。 “善人が為になされた殺人”を最後の〆で又も“善”へと完結させるクドサは正直面白くありませんでした。 | ||||
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「ミステリー二冠制覇!」ということで期待して買ったのだが、最後まで完全には心が作品に入れないまま終わってしまった。期待が大きかった分、落胆が大きくなってしまった。しかし、一人一人の人物描写・心理描写はやはりうまい。そこに重きを置く読者なら十分に楽しめるだろう。評価が人によって割れそうな作品。 | ||||
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警察官による妻殺し、梶警部はアルツハイマーで悩む妻を殺した後3日目に自首してきた、殺害後の空白の2日間について警察、検察、新聞、弁護士、裁判官、看守がそれぞれの立場から解明しようとする。空白の2日の謎が最後に明かされるが横山秀夫にしてはひねりが足りなかった。 | ||||
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組織の中で生きるということ、その日常のドラマをしみじみとかみしめさせられる逸品でした。警察官、検察官、新聞記者と、語り手の職業は変わっていきますが、組織の中で仕事をしていく上での理想と現実のギャップ、周囲との軋轢、家庭の問題等など、仕事をしている者なら誰もがどこかで共感できる心理情景が、描写の中から浮かび上がってきます。語り手たちの周囲の人間描写にもリアリティがあるんですよね。あ、こういう人ってどこの職場にもいるんだよね、みたいな。脇役にしか見えない人たちの日常にも葛藤のドラマがある。梶という存在も空白の2日間の謎解きも、事件にかかわる人々を描くための触媒なんじゃないか、と感じられました。 | ||||
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大ヒットミステリーというので、ミステリーはあまり読まないがそこまでの支持があるのなら・・と思い読んだが、期待はずれ。「空白の2日間」に焦点があたっていて、さまざまな登場人物からみた事件の流れを追う手法はおもしろいのだが、そこにこだわりすぎて「落ち」が軽くなったような気がする。たしかに、歌舞伎町というキーワードを出したからには、反対の要素を出す必要もあるとは思うが。 | ||||
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そうかあ・・・そうだったかあ。なんだー。というのが読後の思いでした。かなりよい、感動の作品という評判を元に読んでしまったからでしょうか・・・。読みはじめから結末まではぐいぐい引っ張られました。その分期待しすぎたのかなあ。だけど、芯の強い不器用なやさしさを見つけることはできました。 | ||||
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これは最悪、かなり最悪ただ長いだけでストーリーが薄い、今まで数多く読んだ本の中で一番最悪、感動させろ、ミステリーなら謎を書け! | ||||
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いきなり犯人逮捕の緊張した場面から物語が始まる。澄みきった目をした殺人犯・梶聡一郎が頑なに隠し通す<空白の2日間>の謎をめぐって、警察官・検察官・新聞記者・裁判官・看守からの視点とした連作短編で構成され、ラストの10ページですべての謎が解き明かされる。このように物語の構成はとても面白く、「2日間、何してたんだよ!」とそればかりが気になり、その大きな謎を抱えながら一気に読破しました。・・・が、その答えには納得できず、泣けもしませんでした。期待がしすぎたなぁ。 | ||||
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本を一気に読んだのは久しぶり。 実は著者の作品を読むのは初めてで、このミス03年度版で知った程度のミステリーアマチュアですが、これは周りの人にも一読を勧めたくなる本です。たまたま僕の周囲に警察、検察、弁護士関係者がいるものでそれなりにリアリティがあるなぁと感心しちゃいました。 | ||||
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犯人の空白の二日間をさまざまな角度から描写し徐々に物語が一点に固まっていくプロットは確かにうまい。但し結末がちょっと?、途中までの展開がよかっただけに。。。うまい作家、これ以上に好きな作品もあり、各ランキングの評価が良かっただけに期待しすぎで読んでしまったことがちょっと。 | ||||
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本書は警察官、検察官、新聞記者、裁判官、看守と逮捕後に刑務所へ送られるまでに出会う人たちからある秘密を守りぬく犯人を描くという警察小説なのだが、その視点は今までにないものである。 キーワードは「ベルトコンベアー」、悪く言えば「たらい回し」である。実際に読んでみて、後半は後者の感が強かった。謎解きをする人が代わる代わるバトンタッチしていくのだ、謎を解けないまま。苛立つ心を抑えることに苦労する。しかし、最後に謎が解けたときにはそんな気持ちも吹っ飛んでしまうのだが…。 犯人を見てきた各人は犯人の眼に、また権力の壁に謎を解くことを諦めさせられてしまう。随所に驚愕のラストへの布石が散りばめられているのだが、予想を遥かに超える内容であった。電車で読んでいた筆者は迂闊にも涙を溢れさせてしまった。ミステリーファン必読の書といえよう。 | ||||
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