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毒猿 新宿鮫II
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毒猿 新宿鮫IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 21~40 2/5ページ
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なぜかこれだけ持ってる新宿鮫シリーズ かかと落としという一見使いにくそうな技を最高の凶器に演出するのが面白い 主人公がかっこいいのに変なとこでダメおやじなのも憎めなくて好い さすが現代の文豪 | ||||
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鮫島の追う犯人、所謂マル被の中で最も愛着が持てたので、死んだ時は悲しかったぁ〜 | ||||
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第1作よりこちらのほうが好きですね。個性的な脇役が際立っています。鮫島の出番が少なかったですね。新宿をまたゆっくりと歩きたくなりました。 | ||||
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新宿鮫シリーズで 唯一読んでいない作品だった。 第2作で 鮫島と青木晶が まだ若いなぁ。 そして、桃井も 『まんじゅう』とはいえ、 鮫島に全面的な信頼をしている。 台湾ヤクザの親分 葉。 台湾の殺し屋 毒猿 劉・鎮生。 台湾の刑事 郭・栄民の 3人が、 新宿を舞台にして、日本のヤクザ 石和組を巻き込んで闘うが、 日本のヤクザの 無防備、直情的行動にあきれてしまう。 毒猿が たったひとつの目的 葉を 殺害するために 全力を挙げ、葉の隠れ場所を 浮かび上がらせ、 徹底して たたいていく。 『ローズの泉』店長 亜木を 脳天踵落しで決める。 それは 『ネリョチャギ』。 毒猿は 台湾の水鬼仔の出身。郭と同じである。 そして、郭よりも 腕前は 上だった。 ローズの泉は 石和組の 安井が 社長だった。 葉は 石和組の組長が 隠れ場所を 提供していた。 毒猿は、ローズの泉で働いていた 残留孤児の子 奈美 の 通訳で 葉の居場所まで たどり着くのだが。 奈美は、毒猿に いつの間にか惚れ、 そして、毒猿の ために 薬を購入するのだが、 とらえられ、拷問される。 鮫島は、郭とともに 毒猿を追うが。 テンポよく、緊張感があり、毒猿のたえまない攻撃で、 葉まで 追いつめていく様は スリリング。 大沢在昌の 流石の ハードボイルド。よかった。 鮫島が人生の価値あるものを ふたつと言い切り 晶との恋愛と 警察官としての職務遂行としている。 これが、新宿鮫のコンセプトなんですね。 | ||||
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台湾の凄腕の殺し屋・毒猿が彼を裏切った台湾マフィアのボスを追って日本に侵入する。そして毒猿を追う台湾の敏腕刑事・郭も。彼等は軍隊時代の同僚であった。彼等と鮫島の攻防。残留孤児二世の奈美が悲しい。 | ||||
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台湾からやってきた殺し屋が、この平和な日本でドンパチをおっぱじめるという筋書は 荒唐無稽のようだが、新宿という街の日々の蠢きを熟知している作家の手にかかると リアリティは毀損されることがない。実際、台湾マフィアが国内で隠然たる勢力を持ち、 我が国でも跳梁していたのは事実である。親本の出版された1991年の台湾は、まだ 国民党の一党独裁が続いており、38年間にわたって継続された戒厳令が解除されて から四年しか経過していない。権力とのパイプを持った闇社会が巣食う余地があった わけである。日台ヤクザの横行を取り締まる側の緊張感は現在とは比較にならない。 自らを裏切った台湾マフィアの頭領・葉威を追って日本にやってきた歴戦の職業兇手 (殺し屋)"毒猿"。私用を装い、毒猿を追ってきた台湾のタフガイ刑事・郭栄民。郭は 毒猿の正体を、台湾最強部隊「水鬼仔」の同期で親友の劉鎮生ではないかと疑って いる。毒猿は葉威をかくまう石和組の構成員を、目的遂行のために容赦なく殺害して いく。そして彼と行動を共にする孤独な中国出身の風俗嬢・奈美との間にはいつしか 深い結びつきが生まれる。果たして鮫島と郭は毒猿の暴走を止められるのだろうか? | ||||
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石和組長…最初ゎ毒猿の怖さをしらなかったのでしょうが、自分の身の危険を察知できなくて組長か…と、多少の強引さゎあるものの、ストーリーゎ面白かったです。でも、人が簡単に死んでしまいすぎるような… | ||||
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この作品ははっきり言って主人公である鮫島の存在感が異様に薄いのですが、 その代わり毒猿という台湾人で元軍人の殺し屋が強烈な存在感を発揮していると思います。 毒猿は雇い主である台湾流マンの親分に裏切られ愛人を殺されたため、 日本に逃げた親分に復讐しようと自らも日本に密航して来ます。 驚くべきは彼の殺人の手口で、彼は台湾流マンの親分・葉威を負い詰まめるために 葉が身を寄せている東京の暴力団・石和組の構成員、準構成員たちを次々に惨殺していくのですが それが非常に残酷で容赦のないものでした。正直、小便ちびりそうでしがこんなことを言っては 不謹慎かもしれませんが何か感動的ですらあり半端のない戦慄を覚えました。 というわけで暴力的な内容や描写を好まれない方は読むことをお勧めしませんが、 逆にそういうものが好きな方にとってはかなりハイレベルな作品に仕上がっているのではないのではないかと思います。 | ||||
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関係のなさそうなシーンから始まり、それが後で本筋に絡んでくるのですが、その構成と描かれる場面の面白さに魅かれて先へ先へと読みたくなる本です。結末が少し予想出来てしまうかもしれませんが、読者を納得させるので「あり」だと思います。傑作です。 | ||||
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いつもながら鮫島と絡む登場人物は非常に面白く描けているが、残留孤児の描き方が悲惨すぎて救いが無さすぎたり、その子をチクる女(くそ女)のような「悪」が甘く見過ごされるのは後味が悪い。リアリティーを追及するのは良いが、中途半端感あり。 | ||||
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この物語の大きなテーマは男の友情かと思う。男と女の愛と呼べるかどうかもわからない感情もまた胸打たれるものがあった。もちろんアクションもハラハラドキドキ。まさに手に汗握る展開で一気に読み終えた。只今、中国語勉強中の私はフリガナなくても台湾の人名が読めた。その意味でも私には大変興味深くおもしろかった。 | ||||
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第2弾は、1991年(平成3年)の作品ですが、当時、台湾人グループが存在していたとは知りませんでした。 深夜レストランがたまり場とのことですから、私とは縁がありません。 むしろ、中国本土から日本語学校に通う中国人が多く、スナックでバイトしている方が多かったと記憶しています。 第1弾に比べて「晶」の存在がかなり希薄になっていて、面白さが半減しています。 第3弾をDownloadしましたが、どんな舞台が展開されるかが楽しみです。 | ||||
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新宿鮫シリーズ2作目の毒猿。シリーズの中でもこの作品が一番好きです。魅力的なキャラクター設定、アクション、読み始めたら止まりません! | ||||
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シリーズの中でも一番の活劇満載の作品です。 初版当時に購入し、ドキドキしながら頁をめくっていた記憶があり、今回はKindle版で再読。 20年近く前とはいえ、一度読んだことがあるせいか、若しくは自分が歳をとって感受性が鈍ったせいか、今ひとつドキドキ感の再来はありませんでした。 とはいえ、ハリウッドのアクションものに匹敵する読後感は得られると思いますので、未読の大沢ファンの方にはお薦めの一冊だと思います。 | ||||
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人気シリーズと知りながら、旧刷では文字が小さく、そのため新装版での再発を 楽しみにしていました。 シリーズ第1作でボクはその魅力にすっかりハマってしまいましたが、第2作の 「毒猿」は面白さという点では前作を凌ぐ、それこそノンストップのドライブ感 を味わいました。 魅力的な主人公はもちろんですが、相手役(この場合は敵役)が魅力的であれば あるほど、こういう物語は「華」が感じられます。その点、毒猿は強烈でした。 しかも、単純な「毒猿」対「鮫島」という図式ではなく、毒猿を追って台湾から 来日した刑事を加えたことで、この小説はグッと奥行きが深まりました。 シリーズ2作目にしてこのシリーズの人気の高さを確信しました。まだこの先が あると思うと嬉しい限りです。 | ||||
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新宿鮫シリーズの2作目です。 今回は、鮫島が台湾からやってきた刑事と共に、 同じく台湾から密入国した凄腕の暗殺者を追いかけていきます。 随分昔の作品ですので、相変わらず公衆電話とかが使われているあたりに時代を感じますが、 そういう部分を除けば、今読んでも十分楽しめると思います。 | ||||
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設定、文章、構成全て特に見るべき点がなく読後感も特に大したことはないと思う。中二病的な設定の主人公と登場人物、リアリティーのない文章なぜ名作と言われているのか不思議でならない。「名作」として読むのでなければ星3つの内容だと思う。名作、傑作と聞いて読んだので辛口な評価となってしまったが、普通の読み物としてなら可もなく不可もなくという評価が公正だと思う。傑作の定義が読後に2回3回と、どうしても読み返したくなる文章であるとするなら本作は1度読めば十分という内容。公正をきすために本シリーズ別作品を読んだが評価変わらず。誰が名作と言ったのか皆目謎である。 | ||||
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10年以上ぶりに読んだが、人物描写、ストーリー展開など改めて傑作小説であることを感じた。 歌舞伎町という街のエネルギーが近年急激にダウンしてしまったが、小説の中の歌舞伎町は魅力的に映る。 | ||||
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まず、物語の構成が、しっかりしている。そのうえに、と登場人物のキャラクターの描き方、大沢在昌は、新宿鮫で、間違いなく、一流サスペンス作家のそれも、トップになった。 | ||||
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この新装版が出たのを機に再読したのだが、今読んでも全く古さを感じることがなく、間違い無く前作を凌ぐ傑作である。 台湾の殺し屋・毒猿の存在感が凄い。主人公の鮫島、毒猿、毒猿を追う台湾の刑事・郭のトリプル・キャストという感じ。 超人的な殺戮マシーン・毒猿と暴力団・石和会との全面対決シーン、毒猿の殺戮を阻止しようとする鮫島と郭の奮闘、迫力に満ちた警察アクション小説といった仕上がりになっている。それでいて、哀愁漂うようなラスト…面白い。 | ||||
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