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毒猿 新宿鮫II
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毒猿 新宿鮫IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 41~60 3/5ページ
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シリーズ全てを読んでいますが、毒猿が一番面白いと思います。シリーズに案外共通して思うことは、続編、続々編ぐらいが一番読み応えがあるように思います。 | ||||
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構成満点、ストーリー満点、文章満点。一気に読んでしまう。ただ、毒猿が強すぎてリアリティに欠ける。そして、20人を瞬殺出来るなら、日本語は短期間でマスターしてて欲しいし、愛人一人殺されたくらいで、捨て身になるってのもねぇ、、、。お金あるんなら虫垂炎をわざわざ治さないってのもおかしい。せめて不治の病にしておけば感情移入もできたのに。 荒木の思惑の部分は良かったが、外国の警官がここまで捜査に関与することは絶対ないし、発覚すれば警視総監が国会に呼ばれても文句言えない、死なせたら確実にトップの首が飛ぶ。 | ||||
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スピード感もあって、一気読みできました。シリーズ途中からでも問題なく面白かったです。 | ||||
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小説の内容は面白いが、本の状態は紙焼けが強く価格通りのもの。 | ||||
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内容に「血統」の後半部分の模倣(現代の俗語で言えばパクリ?)が見られる。 まあ、作品全体としては良くできているので大きな瑕疵とはならないだろうが、同じ事務所でも大沢氏は宮部みゆき氏の筆力とは雲泥の差がある。 当代一といってもよい宮部氏のテーマに沿った文体の多彩さに比すれば、大沢氏には悪いが、氏の文章表現は「馬鹿の一つ覚え」である。 これは、○○協会長とやらの浅田次郎氏も同様だが。 作者の筆力に限界が見えているのだから、このシリーズはもう終わりで良いのではないか。 | ||||
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楽しめます。 読みやすい文章で展開も早いし。 ただ、読後の余韻は一作目の方がはるかに深く、強い。 「ランボー」のような超人的な登場人物にも 違和感を感じる。 読んで損はしない程度の娯楽小説という感じ。 | ||||
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台湾からやってきた殺し屋が、この平和な日本でドンパチをおっぱじめるという筋書は 荒唐無稽のようだが、新宿という街の日々の蠢きを熟知している作家の手にかかると リアリティは毀損されることがない。実際、台湾マフィアが国内で隠然たる勢力を持ち、 我が国でも跳梁していたのは事実である。親本の出版された1991年の台湾は、まだ 国民党の一党独裁が続いており、38年間にわたって継続された戒厳令が解除されて から四年しか経過していない。権力とのパイプを持った闇社会が巣食う余地があった わけである。日台ヤクザの横行を取り締まる側の緊張感は現在とは比較にならない。 自らを裏切った台湾マフィアの頭領・葉威を追って日本にやってきた歴戦の職業兇手 (殺し屋)"毒猿"。私用を装い、毒猿を追ってきた台湾のタフガイ刑事・郭栄民。郭は 毒猿の正体を、台湾最強部隊「水鬼仔」の同期で親友の劉鎮生ではないかと疑って いる。毒猿は葉威をかくまう石和組の構成員を、目的遂行のために容赦なく殺害して いく。そして彼と行動を共にする孤独な中国出身の風俗嬢・奈美との間にはいつしか 深い結びつきが生まれる。果たして鮫島と郭は毒猿の暴走を止められるのだろうか? | ||||
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殺し屋の毒猿を追って来日した台湾の警察官、ホステス、そして殺し屋である毒猿と、彼のターゲットである台湾ヤクザ。 それぞれのキャラの絡ませ方が巧く、再読三読に耐える堅固な構成を備えている。 また、ホステス奈美が勤めていたキャバレーの店長や、オーナーなど、脇を固める悪役の人物もしっかりと描かれていて、 実在感を備えている。この点にも好感を持った。 見所は、殺し屋の毒猿がターゲットを追い込んでいくプロセスだろう。 毒猿という存在が漂わせている不気味さ、禍々しさや、追い詰められるヤクザ達の恐怖感がじっくりと書き込まれていて、 実に読ませる。 最後は、(鮫島を別にして)奈美いがいの主要なキャラ達のほとんどが死んでしまうが、哀切な読後感が余韻として残る。 これは評判通りの傑作だ。本書のように、再読三読しても愉しめるエンタメなんてそんなには無い。 | ||||
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殺し屋の毒猿を追って来日した台湾の警察官、ホステス、そして殺し屋である毒猿と、彼のターゲットである台湾ヤクザ。それぞれのキャラの絡ませ方が巧く、再読三読に耐える堅固な構成を備えている。また、ホステス奈美が勤めていたキャバレーの店長や、オーナーなど、脇を固める悪役の人物もしっかりと描かれていて、実在感を備えている。この点にも好感を持った。見所は、殺し屋の毒猿がターゲットを追い込んでいくプロセスだろう。毒猿という存在が漂わせている不気味さ、禍々しさや、追い詰められるヤクザ達の恐怖感がじっくりと書き込まれていて、実に読ませる。最後は、(鮫島を別にして)奈美いがいの主要なキャラ達のほとんどが死んでしまうが、哀切な読後感が余韻として残る。これは評判通りの傑作だ。本書のように、再読三読しても愉しめるエンタメなんてそんなには無い。 | ||||
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この作品が出版された当時は歌舞伎町に中国系のマフィアや不法労働者が多く当時の無法振りが巧く描かれている。 台湾からやってきた殺し屋との対決を中心にストーリーが展開するが、台湾の警察と新宿鮫の(個人的な)連携が格好良かった。 結構なボリュームがあるが、挫折することのない一冊であろう。 | ||||
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この作品が出版された当時は歌舞伎町に中国系のマフィアや不法労働者が多く当時の無法振りが巧く描かれている。 台湾からやってきた殺し屋との対決を中心にストーリーが展開するが、台湾の警察と新宿鮫の(個人的な)連携が格好良かった。 結構なボリュームがあるが、挫折することのない一冊であろう。 | ||||
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新宿歌舞伎町に密かにひとりの男が潜り込んだ。「毒猿」と呼ばれる台湾の殺し屋だった。彼が狙う 人物とは?また、台湾からひとりの刑事が日本に来ていた。鮫島はその刑事の頼みを聞き、「毒猿」を 追い求めるが・・・。新宿鮫シリーズ2。 自分を裏切り、最愛の人を失う原因を作った男。その男を執拗に追う毒猿。彼を慕う奈美の存在が、 この作品の中できらりと光る。非情な彼が見せるささやかな情愛が印象に残る。 アクション場面が多く、人が殺される場面など残酷なシーンもあるが、きめ細やかな人物描写や心理描写 が、読み手をぐっとこの作品に引きつける。台湾から来た刑事郭と毒猿の因縁、鮫島に託された郭の思い、 そしてラスト、どれも胸に迫るものがあった。読みやすく楽しめる作品だと思う。 | ||||
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新宿歌舞伎町に密かにひとりの男が潜り込んだ。「毒猿」と呼ばれる台湾の殺し屋だった。彼が狙う 人物とは?また、台湾からひとりの刑事が日本に来ていた。鮫島はその刑事の頼みを聞き、「毒猿」を 追い求めるが・・・。新宿鮫シリーズ2。 自分を裏切り、最愛の人を失う原因を作った男。その男を執拗に追う毒猿。彼を慕う奈美の存在が、 この作品の中できらりと光る。非情な彼が見せるささやかな情愛が印象に残る。 アクション場面が多く、人が殺される場面など残酷なシーンもあるが、きめ細やかな人物描写や心理描写 が、読み手をぐっとこの作品に引きつける。台湾から来た刑事郭と毒猿の因縁、鮫島に託された郭の思い、 そしてラスト、どれも胸に迫るものがあった。読みやすく楽しめる作品だと思う。 | ||||
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十数年振りに読み返してみて、改めて名作であると思った。日本のハードボイルドの金字塔といえる新宿鮫シリーズの中でも最高傑作といっていいだろう。最初から最後まで緊張がみなぎり、一分の無駄も隙もない。一気に読んでもよいし、じっくりと時間をかけて読んでもよい。そんな作品はそうざらにない。 この作品の中で鮫島は狂言回しの役割に徹する。もちろん、鮫島らしい魅力は随所にみられるのだが、それ以上に台湾から殺された恋人の仇を討ちにやってきた殺人マシーン楊、その楊を追ってきた、かつて楊の親友であった台湾警察の郭のふたりの造形が凄まじくよいのだ。そして、この作品の主役はなんと言っても、孤高の殺人マシーンを愛さざるを得ないほどの深い孤独をこれまで味わってきた、中国残留孤児の娘、奈美である。 楊と奈美は孤独がゆえに会った時から惹かれあっていくのだが、奈美の楊への純粋で一途な愛が殺伐で残虐な大量殺戮のストーリーに救いを与え、読後、むしろ温かい余韻を感じさせさえする。この愛情深い中国人との混血児、奈美の存在こそが、このハードボイルド小説を希代の傑作にしている所以である。バイオレンスな描写満載だが、そんな場面に目をつぶってでも、これからも多くの人に読んでもらいたい不朽の名作である。 | ||||
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十数年振りに読み返してみて、改めて名作であると思った。日本のハードボイルドの金字塔といえる新宿鮫シリーズの中でも最高傑作といっていいだろう。最初から最後まで緊張がみなぎり、一分の無駄も隙もない。一気に読んでもよいし、じっくりと時間をかけて読んでもよい。そんな作品はそうざらにない。 この作品の中で鮫島は狂言回しの役割に徹する。もちろん、鮫島らしい魅力は随所にみられるのだが、それ以上に台湾から殺された恋人の仇を討ちにやってきた殺人マシーン楊、その楊を追ってきた、かつて楊の親友であった台湾警察の郭のふたりの造形が凄まじくよいのだ。そして、この作品の主役はなんと言っても、孤高の殺人マシーンを愛さざるを得ないほどの深い孤独をこれまで味わってきた、中国残留孤児の娘、奈美である。 楊と奈美は孤独がゆえに会った時から惹かれあっていくのだが、奈美の楊への純粋で一途な愛が殺伐で残虐な大量殺戮のストーリーに救いを与え、読後、むしろ温かい余韻を感じさせさえする。この愛情深い中国人との混血児、奈美の存在こそが、このハードボイルド小説を希代の傑作にしている所以である。バイオレンスな描写満載だが、そんな場面に目をつぶってでも、これからも多くの人に読んでもらいたい不朽の名作である。 | ||||
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素晴らしい。ラストのカスみたいな日本人を皆殺しにする展開は非常に爽快だった。 | ||||
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このシリーズの本当の主人公は「新宿」という街そのものだろう。 新宿・銀座・六本木・ススキノ・大阪のキタ・ミナミなど日本を代表する繁華街の 中でも、新宿でのみ成立する物語であると思う。 まるでブラックホールのような街に警察・やくざ・不法滞在の外国人などが飲み込まれ、 混沌としたカオスの中での物語り、それが新宿鮫というシリーズだろう。 この「毒猿」のよさは、前作よりも、新宿を強烈に感じさせるところにあると思う。 同じ新宿を舞台にした「不夜城」を書いた馳 星周が、前作の出来に疑問符をつけ、 この「毒猿」には大賛辞を贈ったというのも、この本に新宿を強く感じたからに違いない。 大沢在昌には、ミナミを舞台にした「走らなあかん夜明けまで」という傑作があるが、 あれも、ミナミという街でのみ成立する物語であった。 大沢在昌は、街をうまく使うことの出来る作家といえるだろう。 | ||||
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このシリーズの本当の主人公は「新宿」という街そのものだろう。 新宿・銀座・六本木・ススキノ・大阪のキタ・ミナミなど日本を代表する繁華街の 中でも、新宿でのみ成立する物語であると思う。 まるでブラックホールのような街に警察・やくざ・不法滞在の外国人などが飲み込まれ、 混沌としたカオスの中での物語り、それが新宿鮫というシリーズだろう。 この「毒猿」のよさは、前作よりも、新宿を強烈に感じさせるところにあると思う。 同じ新宿を舞台にした「不夜城」を書いた馳 星周が、前作の出来に疑問符をつけ、 この「毒猿」には大賛辞を贈ったというのも、この本に新宿を強く感じたからに違いない。 大沢在昌には、ミナミを舞台にした「走らなあかん夜明けまで」という傑作があるが、 あれも、ミナミという街でのみ成立する物語であった。 大沢在昌は、街をうまく使うことの出来る作家といえるだろう。 | ||||
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1作目をさらにパワ−アップした、シリ−ズ最高傑作といわれる名作。 新宿の暗部を今回は悲しい暗殺者を通して描いている。 毒猿のキャラクタ−も深く描いてあり、追い詰める鮫島との対比も 緊張感があふれている。 やはり、特筆すべきはクライマックスの新宿御苑の対決シ−ン アクションを余すところ無く、描いているところは作者の筆力のすごさを感じます。 このシリ−ズは是非、発表順に楽しんで欲しいものです | ||||
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1作目をさらにパワ−アップした、シリ−ズ最高傑作といわれる名作。 新宿の暗部を今回は悲しい暗殺者を通して描いている。 毒猿のキャラクタ−も深く描いてあり、追い詰める鮫島との対比も 緊張感があふれている。 やはり、特筆すべきはクライマックスの新宿御苑の対決シ−ン アクションを余すところ無く、描いているところは作者の筆力のすごさを感じます。 このシリ−ズは是非、発表順に楽しんで欲しいものです | ||||
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