(短編集)
冬の保安官
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それぞれ味わいの違う(そうでもないのか?)短編集ですね。 大沢先生のSF作品っていうのも、個人的には想像の及ばないものでした。 | ||||
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冬の保安官 ハマのシェリフと言われた 別荘の管理人をしていた。 そこで、小娘に出会い、ナッツのアイスクリームが 欲しいとおねだりされる。 ジョーカーの選択 速野理麻という女の子を捜してくれと頼まれたジョーカー。 外人相手の 娼婦だった。 そして、巻き込まれる 特権的な外人たちが起こす トラブルの中に。 腹上死された 和美のトラウマ。 それが 癒されるのか。 なぜか、そちらの方がおもしろそうだが。 湯の町オプ もと 警察官。そして 弟がヤクザ。 二人の境界線があった。 カモ 売れ始めた作家と 金儲けができるようになった友人。 学生のときは 麻雀のかもだった。 友人は 種馬につかわれたと言う話。 ローズ1 小人がわらった夜 ローズ2 黄金の龍 『自分の中に死しかもっていないオトコ』 ローズ3 リガラウルの夢 近未来の都市のホテル警察ローズの活躍。 なかなか、入り込めなかった。 想像力というのが 独りよがりのような気もする。 ナイトオンファイア この短編集では 一番よかった。 亡命したコボ将軍を 殺人犯で逮捕してほしいと依頼する ロックシンガー トモコ。 黒豹をペットにする。 女主人公を 殺人することをいとわない 女に成長させる。 再会の街角 出会いなのだが、よくわからない。 ショートストーリー。 | ||||
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短編集です。それぞれ趣の違う秀作ぞろいで、後で何度も読めるお買い得な一冊です。 私が好きなのは「ナイト・オン・ファイア」。 もともとは女優の浅野ゆう子さんの写真集に掲載されたという作品です。アメリカに住む日本人女性が、恋人と恋人の息子を某国の独裁者に殺され、復讐するというお話です。 マンガなどによくありそうな話ですが、復讐を決意するまでの心の動きや、銃の選び方・訓練の様子など、さすが大沢先生という描写力です。 対戦車ロケット弾まで飛び出しますが、一番の目的である独裁者とはまったく凶器を使わずに一対一の腕力だけで渡り合います。その部分は殺人のシーンであるのに、感動的です。ハードボイルドを読んだことのない女性の方にぜひ読んでもらいたい作品です。 あの、大沢先生のファンなら、ラストの「再会の街角」を見逃せません。名前こそはっきりとは出ていませんが、大沢作品の様々なキャラクターや店が出てきます。 「佐久間公シリーズ」「新宿鮫シリーズ」「アルバイト探偵シリーズ」「氷の森」「ジョーカーシリーズ」「六本木聖者伝説」、私が確認できたのはこれだけです。 意味深な会話に、大沢ファンであればあるほどはまってしまうはず。 ちなみに、いつもは一人称の某アルバイト探偵が「少年」として書かれているだけでも買う価値充分でしょう。 | ||||
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